ネタ系ローカルアイドル since 2019   作:松浦南北

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前回の続きです。


【虹ヶ咲練習回】PDPで10のミッションをクリアして爆破阻止!!

見慣れない9体の人影は9人の少女となって現れた。その人たちは確実にμ'sではなかった。

 

???「ここは…どこ…?」

 

1人は言う。

 

???「もしかして…あなたたちは…Aqoursと大地の物語の皆さんですか?」

 

私「そうだけど」

 

名前の知らない9人「えぇ〜っ!?」

 

〜※〜

 

歩夢「はじめまして!私たちは虹が咲学園スクールアイドル同好会です!私は上原歩夢といいます!」

 

私「私は高海千歌。Aqoursのリーダーだよ!」

 

由美「そしてあたしが青山由美です。大地の物語リーダーです」

 

歩夢「とりあえず、サインください!」

 

私・由美「いいですけど」

 

歩夢さんはまず19人全員からサインをもらうことになった。

 

その後、全員が自己紹介をしてくれた。

 

〜※〜

 

由美ちゃんは言う。

 

由美「もしかして…未来のスクールアイドル!?」

 

仲喜「鞠莉さん!もしかしてこのコンピュータって…」

 

鞠莉「so―、このコンピュータは未来から人を呼び出すコンピュータなのデース!」

 

27人「えぇ〜っ!?」

 

せつ菜「ということは、5年前の沼津駅に私たちは来てしまったのですね…」

 

愛「そんなの気にせずに楽しく行こうよ!!」

 

せつ菜「そうですね」

 

〜※〜

 

10分後、さらなるスペシャルゲストがやってくるとは思ってもいなかった。

 

???「おーい!由美ー!約束通り9人連れて来たぞー!」

 

由美・聡平「健!葵ちゃん!博士!」

 

曜「あの、その3人って誰ですか?」

 

由美・聡平「紹介しましょう。まずあたしたちの兄の健です」

 

健「よろしく」

 

仲喜「そして、中部高速鉄道社長の藤原葵ちゃんです」

 

葵「よろしくお願いします」

 

勇輝「最後に、大喜利で重要な役割を果たす中部高速鉄道の社員の博士です」

 

博士「よろしくです」

 

ダイヤ「そういえば葵さん、聞きづらいのですが年齢って…」

 

葵「満1167歳よ」

 

この一言で全員がまた驚いてしまった。しかも20歳の頃から不老のまま10世紀以上が経過しているというからさらに驚いた。

 

〜※〜

 

落ち着いたところで次の話題へ。

 

「あの、健さん、9人ってまさか…?」

 

「そのまさかだよ!」

 

由美「俺たちも知ってるからさ」

 

健「それでは登場してもらいましょう。どうぞ!」

 

〜※〜

 

登場したのはどこかで見たことのある伝説のスクールアイドルのようだった。その予想は的中した。

 

???「1ヶ月ぶりだね、仲喜くん、由美ちゃん、勇輝くん」

 

私「まさか…えぇ〜っ!?高坂穂乃果さん!?」

 

穂乃果「そうだよ!はじめまして!千歌ちゃん!」

 

勇輝「驚くのはまだ早いですわよ」

 

???「仲喜、元気にしてた?」

 

仲喜「もちろんですよ絵里さん!」

 

ダイヤ「ということは…エリーチカですのね?」

 

絵里「そうよ。はじめまして」

 

ダイヤ・ルビィ「ピギャァーーーーーー!!」

 

由美「そう。今回の事件をきっかけに、元μ'sの9人を呼び出しました」

 

私を含めたAqours・虹が咲学園の21人「えぇ〜っ!?」

 

〜※〜

 

30分経ってようやく場は収まった。

 

由美「とりあえず、元μ'sの9人はあの頃の姿に戻ってもらいましょう」

 

真姫「えっ?あの頃って?」

 

仲喜「まあ見ててください。皆さんも注目です!」

 

由美ちゃんのコンピュータ操作によって元μ'sの9人は…

 

 

 

5年前の音ノ木坂の制服姿となった。

 

 

 

由美ちゃんは言う。

 

「こうして集まってもらった、そしてμ'sに音ノ木坂時代に戻ってもらったのは、ウイング団という反社会アイドルによる施設の爆破を阻止するためです。阻止するにはこの40人で10のミッションをクリアしなければなりません。期限は平成31年4月30日午後3時です。オペレーターはあたし、青山由美がお送りします」

 

ミッションが始まる前に健さん、葵さん、博士から宣言があった。

 

「このミッションをすべてクリアした場合、すぐに私たちは正式に大地の物語に入ります!」

 

「よしそれじゃあ頑張ろう!というわけで、最初のミッションは…」

 

【ミッション1.VRマリオカートで対決せよ in 沼津市駅大深度ゲームセンター】

 

ということでまずは沼津市駅に移動。ゲーム台は8つあった。

 

ゲームを始めるにあたって、μ'sからは穂乃果さんと凛さん、私たちAqoursからは私と善子ちゃん、虹が咲からはせつ菜ちゃんと愛ちゃん、大地の物語からは由美ちゃんとはまかぜくん(*1)が選ばれた。

 

走るコースは名古屋高速都心環状線(C1)3周、排気量は2000ccだ。

 

それぞれの選んだ車がこちら↓。

 

由美ちゃん→トヨタ・プリウス

 

はまかぜくん→トヨタ・プリウスα

 

私→トヨタ・86・AT車

 

善子ちゃん→スバル・BRZ・MT車

 

穂乃果さん→マツダ・CX-5・ディーゼル

 

凛さん→マツダ・アテンザ・ディーゼル

 

愛ちゃん→フォード・エクスプローラー・ターボ4WD

 

せつ菜ちゃん→トヨタ・エスクァイア・ハイブリッド

 

スタート地点に着く。ジュゲムの合図が聞こえる。

 

ピッ、ピッ、ピッ、ポーン!

 

〜※〜

 

結局、6位だった。1位はせつ菜ちゃんだった。

 

すると由美ちゃんに通知が届いた。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

由美ちゃんは言う。

 

「次のミッションは…」

 

【ミッション2.PVを1つずつ再生せよ in 名古屋南駅大深度ホール】

 

とりあえず六番町駅に移動。

 

アイドルにとってPVは大事。選ばれたPVは…。

 

μ's→本戦出場曲『KiRa-KiRa Sensation!』

 

私たちAqours→本戦出場曲『WATER BLUE NEW WORLD』

 

虹が咲→デビュー曲『TOKIMEKI Runners』

 

大地の物語→カバー曲・セカンドシングル『JOY OF LIFE』作曲:葉加瀬太郎

 

すべてを流し終えると、また由美ちゃんに通知が届いた。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…

 

【ミッション3.楽器を使って1曲ずつ演奏せよ in 名古屋南駅大深度ホール】

 

楽器の演奏ができる人がいない。これはスクールアイドルにとって致命傷だ。

 

やると言った人は…。

 

μ's→真姫さん(ピアノ)、絵里さん(ギター)

 

私たちAqours→梨子ちゃん(ピアノ)、花丸ちゃん(バイオリン)、清ちゃん(ギター)

 

虹が咲→しずくちゃん(ギター)(*2)

 

大地の物語→仲喜さん(ギター)、真奈ちゃん(ピアノ)、勇輝くん(チェロ)

 

…えっ?今花丸ちゃんが変なこと言わなかった?

 

善子ちゃんも同じことを思っていた。

 

「ズラ丸あんたどうしたのよ!急にバイオリン弾くとか言って!!」

 

「みんなには言ってなかったかな。オラ、運動が苦手でも格好良くなりたいって思って今月からバイオリン始めたんだ。もう何曲かは演奏できるずらよ」

 

この一言でAqours全員が驚いた。

 

ルビィ「お婆ちゃんとか反対しなかったの?」

 

「全然そんなのもなかったずら」

 

また驚いてしまう。

 

一方、μ'sでも同じことが起きていた。

 

希「えりち、いきなりギターとか言ってどうしたん?」

 

「仲喜を見ていて私思ったの。自分もギターをやって格好良くなりたいって。それで去年の6月から始めてみた。もう何曲かは弾けるわよ」

 

μ'sのみんなも驚いたのは言うまでもない。

 

そして、演奏する曲も決まった。それがこちら。

 

μ's→押尾コータロー『A Wonderful Day』

 

私たちAqours→葉加瀬太郎『ひまわり』

 

虹が咲→鳥山雄司『shining monument』

 

大地の物語→柏木広樹『Bom Dia!』

 

μ's以外は伴奏付となった。これは1人や3人では演奏できないからである。

 

すべてを流し終えると、また通知が由美ちゃんに。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…。

 

【ミッション4.全力で自分たちの曲を2曲ずつ踊れ in 名古屋南駅大深度ホール】

 

アイドルにとって踊れないのは致命傷。ただ、これは全員参加ではないとのこと。というわけで、参加者は…。

 

μ's→全員

 

私たちAqours→現1年生以外の9人

 

虹が咲→彼方ちゃん、エマちゃん

 

大地の物語→葵さん、健さん、博士の3人を除く現行7人

 

踊る曲も決まっている。

 

μ's→僕らは今の中で(全員で踊る)、それは僕たちの奇跡(全員で踊る)

 

私たちAqours→MY舞☆TONIGHT(全員で踊る)、MIRACLE WAVE(全員で踊る)

 

虹が咲→眠れる森に行きたいな(彼方ちゃんが踊る)、Evergreen(エマちゃんが踊る)

 

大地の物語→MORNING SHOW(全員で踊る・カバー曲・作曲:葉加瀬太郎)、Road of Happiness(由美ちゃんが踊る・カバー曲・作曲:仙道さおり)

 

よく考えてみるとMIRACLE WAVEを踊るということは…またバク転を決めないといけないんだった!緊張するなぁ…。

 

そんなことを思っていると大地の物語の心音ちゃんは言った。

 

「私もMORNING SHOWで後方伸身宙返り3回転ひねりを決めないといけないから同じ仲間として頑張りましょう!」

 

「うん!」

 

そして始まる。やっぱりμ'sは輝きを失っていない。

 

私のバク転も決めることができた。

 

心音ちゃんの後方伸身宙返り3回転ひねりも決まっていた。

 

そしてすべてを終えるとまた通知が。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…。

 

【ミッション5.ポケモンバトルで我々ウイング団に勝て in 名古屋南駅大深度ホール】

 

ポケモンバトル、それは善子ちゃんでも手こずる分野。

 

選ばれたのは善子ちゃんと大地の物語の由美ちゃんだった。

 

ルールはマルチバトルの制限無し。

 

ついにバトルが始まる。

 

【バトル 開始】

ウイング団ののぶにゃんとみおぴょんが勝負をしかけてきた!

 

ウイング団ののぶにゃんはタルゴ(*3)を繰り出した!

 

ウイング団のみおぴょんはエセパノラマカー(*4)を繰り出した!

 

堕天使のヨハネはシャンデラを繰り出した!

 

ゆけっ!G3014F(*5)!

 

善子「ちょっと由美!何チート使ってんのよ!」

 

由美「ウイング団はチートを使ってくるからこっちもチートでやり返すのさ!」

 

由美はどうする?

 

ヨハネはどうする?

 

シャンデラのおにび!

 

(タルゴに当たる)

 

相手のタルゴはやけどを負った!

 

相手のタルゴのはねる!

 

しかし何も起こらない!

 

相手のエセパノラマカーのじしん 攻撃!

 

(全員に当たる)

 

相手のタルゴに効果はバツグンだ!

 

相手のタルゴの急所に当たった!

 

(タルゴのがんじょう)

 

相手のタルゴは攻撃をこらえた!

 

G3014Fとシャンデラに効果はバツグンだ!

 

(G3014Fのちょうごうきん)

 

G3014Fは半分耐えた!

 

シャンデラはたおれた!

 

善子「ちょっと!私のシャンデラ死んだじゃない!!どうしてくれるのよ!!」

 

由美「それは…あいつらが強すぎるんだ」

 

善子「…でしょうね」

 

G3014Fのバッテリードレイン(*6)!

 

(エセパノラマカーに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手のエセパノラマカーはたおれた!

 

相手のタルゴはやけどのダメージを受けた!

 

相手のタルゴはたおれた!

 

善子「アンタのタウルスじしん使わないわよね…?」

 

由美「いや、使う。申し訳無い」

 

善子「それでもこれ使うわ。我がビッグデーモン1号、さあ出でよ!」

 

ヨハネはビッグデーモン1号(*7)を繰り出した!

 

ウイング団ののぶにゃんはSD7(*8)を繰り出した!

 

ウイング団のみおぴょんはE10(*9)を繰り出した!

 

由美はどうする?

 

ヨハネはどうする?

 

相手のE10のかえんほうしゃ!

 

(G3014Fに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

(G3014Fのちょうごうきん)

 

G3014Fは攻撃をこらえた!

 

ビッグデーモン1号のストーンエッジ!

 

(E10に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

急所に当たった!

 

相手のE10はきあいのタスキで持ちこたえた!

 

相手のSD7のきあいだま!

 

(ビッグデーモン1号に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

ビッグデーモン1号はたおれた!

 

善子「またーーーーーー!?」

 

G3014Fのこごえるせかい!

 

(相手方全員に当たる)

 

相手のSD7に効果はバツグンだ!

 

相手のE10に効果はいまひとつだ。

 

相手のE10はたおれた!

 

相手のSD7はたおれた!

 

善子「もう最後はこれしかないわね…。出でよ!最後の砦(ファイナルサターン)!」

 

ヨハネはファイナルサターン(種族名:ギラティナ、オリジンフォルム)を繰り出した!

 

ウイング団ののぶにゃんは911(*10)を繰り出した!

 

ウイング団のみおぴょんはN700A(*11)を繰り出した!

 

由美はどうする?

 

ヨハネはどうする?

 

ファイナルサターンのシャドーボール!

 

(911に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手の911のあやしいかぜ!

 

(ファイナルサターンに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

ファイナルサターンはたおれた!

 

善子「…由美、あとは任せたわよ」

 

由美「…わかりました」

 

相手のN700Aのきあいだま!

 

(G3014Fに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

G3014Fはたおれた!

 

(N700Aのかそく)

 

相手のN700Aの素早さが上がった!

 

任せた!DP101・23号(*12)!

 

(DP101・23号のすなおこし)

 

砂あらしが吹き始めた!

 

由美はどうする?

 

相手のN700Aのきあいだま!

 

DP101・23号には効果が無いようだ…。

 

DP101・23号のバッテリードレイン!

 

(N700Aに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手のN700Aはまひして技が出にくくなった!

 

相手の911のだいもんじ!

 

(DP101・23号に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

DP101・23号はやけどを負った!

 

砂あらしが相手のN700Aを襲う!

 

(N700Aのかそく)

 

相手のN700Aの素早さが上がった!

 

DP101・23号はやけどのダメージを受けた!

 

由美はどうする?

 

DP101・23号のストーンエッジ!

 

(N700Aに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手のN700Aはたおれた!

 

相手の911のVジェネレート!

 

(DP101・23号に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

DP101・23号はやけどのダメージを受けた!

 

DP101・23号はたおれた!

 

あと少しだ!頑張れ!D2377F(*13)!

 

D2377Fはどうする?

 

D2377Fのどろだんご(*14)!

 

(911に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手の911はじめんタイプになった!

 

相手の911のバッテリードレイン!

 

(D2377Fに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

D2377Fはまひして技が出にくくなった!

 

由美はどうする?

 

相手の911のはどうだん!

 

(D2377Fに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

D2377Fのヒョウガキュウコウ(*15)!

 

(911に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

D2377Fの防御ががくっと下がった!

 

D2377Fの特防ががくっと下がった!

 

D2377Fの素早さががくっと下がった!

 

相手の911はたおれた!

 

ウイング団ののぶにゃんとみおぴょんとの勝負に勝った!

 

【バトル 終了】

善子ちゃんは言った。

 

「私の仇討ちをしてくれたこと、本当に感謝するわ。というわけで由美、アンタは今から私のビッグデーモン2号になりなさい!」

 

「ありがとう!」

 

由美ちゃんは善子ちゃんのビッグデーモンになりたかったらしい。

 

すると由美ちゃんには通知がまた届く。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…。

 

【ミッション6.昼食をとれ in 名古屋市】

 

普通すぎる。

 

とりあえず解散、2時半に六番町駅に戻ることになった。

 

交通費はすべて中部高速鉄道が立て替えてくれるらしい。

 

〜※〜

 

私は曜ちゃん、果南ちゃんと一緒に栄のど真ん中で昼食をとった。

 

昼食後、テレビ塔を見に行こうとしたら…。

 

「えぇ〜っ!?テレビ塔閉まってる!?」

 

「千歌、知らなかったの?」

 

「うん…って果南ちゃんどうやって知ったの?」

 

「由美から聞いたんだ。テレビ塔がこの前行ったら工事中だったって」

 

曜「…ってことは…しばらくのぼれないんだね…」

 

「らしいよ…」

 

テレビ塔は諦めてとりあえず六番町駅に戻った。

 

〜※〜

 

最初に着いたのは私たちだった。

 

結局、予定より30分早く全員集合。また由美ちゃんに通知が届く。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…と思った矢先。

 

「おーい!千歌ー!」

 

「美渡姉!どうしてここに!?」

 

「全国各地での爆破予告のニュースを聞いて会社自体が休みになったし心配だったんだ」

 

「来てくれてありがとう!」

 

すると見たことのある人影が8人。

 

「お久しぶりです、皆さん」

 

Aqoursのメンバー「聖良さん!」

 

Aqours2年「そして理亞ちゃんも!」

 

「別に、あんたたちが心配になって来たわけじゃないんだから」

 

花丸「理亞ちゃんは素直じゃないずら〜」

 

「あはは…」

 

 

 

「曜ちゃーん!」

 

「月ちゃん!どうして来てくれたの?」

 

「暇だったから」

 

 

 

「皆さん、元気にしてました?」

 

穂乃果「ツバサさん!お久しぶりです!」

 

「今日は突然の爆破予告のニュースをきいてここに駆けつけたの」

 

海未「ありがとうございます」

 

 

 

「お姉ちゃん!」

 

絵里「亜里沙!そして雪穂も!」

 

雪穂「爆破予告のニュースを聞いたら心配になったんだ」

 

絵里「ありがとう」

 

 

 

ある程度話したところで次のミッションへと進む。次のミッションは…。

 

【ミッション7.我々ウイング団のパソコンをサイバー攻撃せよ in 名古屋南駅大深度実験室】

 

とりあえず地下80mの実験室に移動。

 

サイバー攻撃、それは大変難しいもの。受けた側も大変な目に合う。

 

ところが、仲喜さんが突然こう言った。

 

「俺はウイング団対策としてアクアウイルスを作った。このウイルスの入ったファイルをダウンロードし、実行すると、パソコン内にある各種データの多くが千歌ちゃんや曜ちゃんといったAqoursのメンバーのイラストが描かれた画像に切り替わった上で、そのデータはおろかパソコン自体を使えなくしてしまうのさ」

 

梨子「それって、イカタコウイルスのパクリに近いような…」

 

仲喜「とりあえずウイング団のパソコンのメールアドレスは********@********だからそれにアクアという偽動画ファイルを添付して『5分以内にこのファイルを開かないとウイング団の誰かが不幸になる』というメッセージをつけて送信してくれ」

 

曜「了解であります!」

 

そして曜ちゃんがすべて操作した。

 

曜「送信!っと」

 

それから5分後、由美ちゃんに通知が届く。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

サイバー攻撃は成功したようだ。

 

次のミッションは…。

 

【ミッション8.数学のテストを受けよ in 名古屋南駅大深度多目的室】

 

私たちも勉強できないでは済まされない。人のこと言ってられないんだけどね。

 

問題作成者はウイング団ののぶにゃん。彼が作る問題はかなり難しいという。

 

各グループから1人ずつ選ばれた。選ばれたのは…。

 

μ's→穂乃果さん

 

私たちAqours→私

 

虹が咲→歩夢ちゃん

 

大地の物語→由美ちゃん

 

穂乃果「数学とかやめといた方がよかったよーーーーーー!」

 

海未「仕方ありません穂乃果!これを受けないと音ノ木坂は爆破されますよ!」

 

 

 

由美「ここで60点以上取らなかったら数学部として恥だ」

 

 

 

そんなこんなで制限時間45分で全部で4問の問題を解く。試験監督は健さんだった。

 

〜※〜

 

「はいやめ!この解答はウイング団ののぶにゃんに届きます」

 

それから10分後、結果が届いた。

 

〈結果は…由美ちゃん39点、穂乃果ちゃん18点、千歌ちゃん23点、歩夢ちゃん51点。クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

由美「…終わった…」

 

健「まあこの問題は難しかったから仕方ないさ。次行くぞ!」

 

由美「了解」

 

次のミッションは…。

 

【ミッション9.48人でパプリカを歌って踊れ in 歩行者天国 of 秋葉原】

 

とりあえず秋葉原の歩行者天国に移動した。

 

パプリカ、それは2020年東京五輪応援ソング。この時点でスクールアイドルの多くが歌えるようになっていた。大地の物語メンバーも全員歌える。

 

みんなで歌う。踊る。この感覚が私は好きだ。

 

終わると最後のミッションの通知が。最後は…。

 

【最終ミッション.我々ウイング団の怪物を倒せ in 歩行者天国 of 秋葉原】

 

その瞬間に怪物が現れた。

 

「時間切れだーーーーーー!!」

 

私、曜ちゃん、果南ちゃん、大地の物語メンバー以外は逃げていく。

 

私たちヒーローじゃないしどうすればいいんだろう…?

 

そんなとき、由美ちゃんが言った。

 

「俺たちに任せろ!」

 

えっ?まさか…?

 

大地の物語のうちの7人「プリキュア・エンジン始動!!」

 

そう言って変身が始まる。

 

由美「翼を越えて次の世代へ!政治思想は中道右派!キュアエンデバー!」

 

キュアエンデバーは緑。

 

仲喜「2720psのパワー!キュアスカイラブ!」

 

キュアスカイラブは紫。

 

心音「横浜の椎名さんを尊敬する!キュアディスカバリー!」

 

キュアディスカバリーは桃色。

 

勇輝「インタークーラーで氷点下に!キュアアトランティス!」

 

キュアアトランティスは青緑。

 

はまかぜ「海の声が聞こえるよ!キュアエクスプローラー!」

 

キュアエクスプローラーは青。

 

真奈「考え方はやや保守的!キュアエンタープライズ!」

 

キュアエンタープライズは赤。

 

葵「415年の歴史!キュアアポロ!」

 

キュアアポロは黄色。

 

大地の物語のうちの7人「アンチウイングプリキュア!」

 

えぇ〜っ!?由美ちゃんたちってプリキュアに変身できるの〜!?

 

その後、攻撃開始。

 

ところが…。

 

「ぎゃあーーーーーー!!」

 

すると由美ちゃんは私に言った。

 

「千歌ちゃん、あの怪物は強い。倒すには君たちの力が必要だ。これを使って曜ちゃんと2人でプリキュアに変身してくれ」

 

「りょーかい!」

 

果南「私はー?」

 

私「一時的に帰ってきてるだけだから選ばれなかったと思うよ」

 

果南「そんなーーーーーー!!」

 

私・曜「プリキュア・ゼロから1へ!」

 

そう言って変身を始める。

 

私「みかん大好き!キュアマンダリン!」

 

みかん色のプリキュアに変身。

 

曜「全速前進ヨーソロー!キュアセントローレンス!」

 

水色のプリキュアに変身。

 

私・曜「アクアサンシャインプリキュア!」

 

私たちも…プリキュアになれたんだ…。

 

早速攻撃開始。

 

なんと、倒れる寸前までにすることができた!

 

由美「じゃあ行くよ!」

 

アンチウイング・由美以外の6人「うん!」

 

由美「1!」

 

仲喜「8!」

 

心音「15!」

 

勇輝「22!」

 

はまかぜ「29!」

 

真奈「36!」

 

葵「43!」

 

アンチウイングの7人「50!プリキュア!Zステンレスギロチン!」

 

ズドーン!!

 

その音を聞いて戦いは終了し、怪物は消滅した。

 

「千歌ちゃん、曜ちゃん、ありがとう!君がいなかったらこうしてミッションをクリアできなかったからさ」

 

「いえいえどうも」

 

すると由美ちゃんに通知が。

 

〈クリア成功!すべてのミッションが完了!これにより、すべての爆破装置を停止することができました!〉

 

そんな中、全員が戻ってきた。

 

すると、虹が咲の9人は光になっていく。

 

「あれ?歩夢ちゃん?」

 

「どうやら時間が来たみたいですね」

 

「きっと未来で会えると思うよ!」

 

「それじゃあまた会いましょうね!」

 

「うん!またね!」

 

虹が咲の9人は消えていった。

 

すると今度はμ'sの9人が光となり、

 

 

 

もとの姿に戻った。

 

 

 

海未「それじゃあ私たちも帰りましょうか」

 

ダイヤ「あの、最後に…」

 

海未「ダイヤさん、何でしょうか」

 

ダイヤ「サインをいただけませんか?」

 

海未「別にいいですけど」

 

ダイヤさんは元μ'sの9人からサインをもらった。

 

ダイヤ「ありがとうございます!私の大事な宝物にしますわ!」

 

私「あの、穂乃果さん」

 

穂乃果「どうしたの千歌ちゃん?」

 

私「また…会えますよね?」

 

穂乃果「きっと会えると思うよ!」

 

こうして別れの挨拶を交わし、元μ'sの9人とA-RISEの3人は帰っていった。

 

「姉様、このあとどうします?」

 

「それはもちろん、函館に帰りますよ」

 

ルビィ「理亞ちゃん、また会えるよね?」

 

理亞「もちろんよ!」

 

そして元Saint Snowの2人も函館に帰っていった。

 

すると由美ちゃんからお知らせが。

 

「君たちみんな協力してくれてありがとう。今日は記念としてジュースを1人1本奢るよ」

 

「えっ?いいの?ありがとう!」

 

私たちはお金をもらって近くのコンビニにジュースを買いに行く。

 

「やっぱりジュースはおいしいね〜。ありがとう、由美ちゃん!」

 

「いえいえどうも」

 

そして月ちゃんからお願いが。

 

月「僕もAqoursに入りたいけど…いいかな?」

 

曜「どうして?」

 

月「今回みたいに協力することの大切さを学んだから。あと吹奏楽部も引退したし」

 

私「じゃあ月ちゃん!」

 

9人「Aqoursに、入ってください!」

 

月「うん!わかったよ!」

 

こうしてAqoursは10人になった。

 

ダイヤ「…で、このあとどうするんですの?」

 

果南「とりあえず沼津に戻ろうよ」

 

鞠莉「そうね」

 

ダイヤ「大地の物語の皆さんは?」

 

由美「あたし、仲喜くんは5月4日、聡平、健、勇輝くんは5月6日まで出張扱いだから一度沼津に戻ります」

 

心音「それ以外は名古屋に今日中に帰ります」

 

ダイヤ「…なるほど。わかりましたわ。Aqoursの皆さんはもちろん沼津に戻りますわよね?」

 

私「もちろんです」

 

こうして沼津市駅へと向かい、そこで別れ、みんなで家に帰ることに。

 

出張扱いの5人のうち由美ちゃんは私の家に泊まり込み。それ以外の4人は沼津港線沼津駅で泊まり込みとなった。

 

こうして爆破予告事件は収束したのでした。めでたしめでたし。

 

(ED♪柏木広樹『HALF TIME』♪)

*1
本名は浜坂香住だがそのままだと虹が咲の中須かすみと名前が被るため渾名で呼ぶことが決まった。

*2
降細「作者の予測に基づくものです。あまり気にしないように」

*3
作者のオリジナルポケモン。RENFEタルゴ客車ベース。タイプ:はがね、特性:がんじょう、HP:常に1。

*4
作者のオリジナルポケモン。名鉄7300系電車ベース。タイプ:じめん、特性:すながくれ。

*5
種族名:タウルス。作者のオリジナルポケモン。中部高速鉄道G3000系電車ベース。タイプ:はがね・じめん、特性:ちょうごうきん(残りHPが2以上のときは一撃で倒されない。残りHPが4以上のときは一撃目で半分耐え、二撃目で1耐える。一撃必殺を受けると必ず1耐える)。

*6
威力170、命中100、PP10、タイプ:でんき。必ずまひの状態にし、ダメージ量の4分の1のHPを回復する。この技はノーマル・さかさバトルいずれにもかかわらず、でんき・じめん・はがねタイプにも効果バツグンになる。

*7
種族名:デゴイチ。作者のオリジナルポケモン。蒸気機関車D51形ベース。タイプ:ほのお・はがね、特性:ほのおのからだ。

*8
作者のオリジナルポケモン。EMD SD7ディーゼル機関車ベース。タイプ:いわ・ドラゴン、特性:かたやぶり。

*9
作者のオリジナルポケモン。蒸気機関車E10形ベース。タイプ:ほのお、特性:よわき。

*10
作者のオリジナルポケモン。新幹線911形ディーゼル機関車ベース。タイプ:いわ・ゴースト、特性:いしあたま。

*11
作者のオリジナルポケモン。新幹線N700A電車ベース。タイプ:ひこう、特性:かそく。

*12
種族名:東風。作者のオリジナルポケモン。中部高速鉄道DP101形ディーゼル機関車ベース。タイプ:はがね・ゴースト、特性:すなおこし。

*13
種族名:東方紅。作者のオリジナルポケモン。中部高速鉄道D2300系気動車ベース。タイプ:はがね・みず、特性:ヘビーメタル。

*14
威力30、命中100、PP10、タイプ:じめん。相手をじめんタイプにする。

*15
威力170、命中100、PP5、タイプ:こおり。必ず使用後自分の防御・特防・素早さのランクが2段階下がる。




文字数が初めて10000字を超えました。
本当は全員出したかったのですが、…力量不足ですね。
次回は未定です。

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