ある日、私は勇輝さんと2人で名古屋駅のスターバッ●スでお茶していました。
勇輝「こうしてダイヤちゃんと一緒に居られて私は幸せですわ」
私「それは私もですわよ」
勇輝「ありがとうございます。ところでダイヤちゃん」
私「何ですの勇輝さん?」
勇輝「私のお母様には乗りたい気動車があるらしいのですが」
私「はい」
勇輝「その気動車の形式名を忘れたらしくて」
私「気動車の形式名はまあよく忘れがちですわね」
勇輝「何を聞いてもわからないのです」
私「そうですか。では私があなたのお母様の乗りたい気動車を一緒に考えてあげますのでどんな特徴かを教えていただけませんか?」
勇輝「確か高山駅で見られる3つドアの気動車だと言っていました」
私「なるほど。キハ25でしょうそれは!!その特徴はもう完全にキハ25ですわよ!!」
勇輝「キハ25ですか」
私「3ドアで高山駅に乗り入れるといったらキハ25しかありませんわ!!」
勇輝「でもこれちょっとわかりませんわ」
私「何がわからないんですの?」
勇輝「いや、私もキハ25だと思いましたけど」
私「そうでしょう?」
勇輝「お母様が言うには、敷居が高いように見えると言っていましたの」
私「それならキハ25とは違いますわね」
勇輝「はい」
私「キハ25は内装も明るくて、親しみを感じさせる外装ですから」
勇輝「そうですわよねぇ」
私「そうでしょう?キハ25側も敷居が高い車両と言われたら鉄道ファンの皆様が怒ってしまいますわ」
勇輝「そうですわよ」
私「キハ25はそういうものですから。ではもう一度特徴を教えていただけませんか?」
勇輝「500馬力以上のエンジンを積んでいると言っていましたわ」
私「キハ25でしょうそれは!!1エンジン500馬力以上といったらキハ25しかありませんわ」
勇輝「はい」
私「それでキハ25のエンジンは出力が520馬力出るそうですが、普段は450馬力まで出力を落としているそうです」
勇輝「それでもわかりませんわ」
私「何がわからないんですの?」
勇輝「いや、私もキハ25だと思いましたけど」
私「そうでしょう?」
勇輝「お母様が言うには、いつもものすごい黒煙をあげて発車すると言っていましたの」
私「それならキハ25とは違いますわね」
勇輝「はい」
私「キハ25は発車するときに爆音を立てますが、ものすごい黒煙はあげませんから」
勇輝「そうですわよ」
私「黒煙をあげるといったらキハ201系くらいですわ」
勇輝「そうですわよねぇ」
私「キハ25は黒煙はあげませんから違いますわ。他に特徴はありませんか?」
勇輝「真っ白な顔に銀のボディ、そこにオレンジのラインが入っていると言っていましたわ」
私「キハ25でしょうそれは!!キハ75は前面にブラックアウトが入っていますからもうそれは完全にキハ25ですわ!!」
勇輝「それでもわかりませんわ」
私「何がわからないんですの?」
勇輝「確かに私もキハ25だと思いましたけど」
私「そうでしょう?」
勇輝「お母様が言うには、快速みえや特急ひだ・南紀の代走にも使われると言っていましたの」
私「それならキハ25とは違いますわね」
勇輝「そうですわよ」
私「キハ25は普通列車かせいぜい使われても区間快速程度ですから特急の代走には使われませんわ」
勇輝「そうですわよねぇ」
私「他に特徴とかは?」
勇輝「313系によく似ているとか言っていましたわ」
私「キハ25でしょうそれは!!313系に似ている気動車といったらキハ25しかありませんわ!!」
勇輝「はい」
私「まあ、ステップがついていないことが少し異なりますわね」
勇輝「それでも引っかかるところがありますわ」
私「何が引っかかるんですの?」
勇輝「確かに私もキハ25だと思いましたけど」
私「そうでしょう?」
勇輝「お母様が言うには、前照灯が4つついていると言っていましたの」
私「それならキハ25とは違いますわね」
勇輝「そうですわよ」
私「キハ25は腰の部分にHIDの前照灯が2つついていて上にはついていませんから」
勇輝「そうですわよねぇ」
私「では他に何か言っていらっしゃいませんでしたか?」
勇輝「円錐積層ゴム式のボルスタレス台車を履いていると言っていましたわ」
私「キハ25でしょうそれは!!これまでの特徴も合わせるとキハ25しかありませんわ!!」
勇輝「はい」
私「ですからお母様の乗りたい気動車はキハ25に決まりですわ!!」
勇輝「でも根本的な間違いを思い出しました」
私「それは何ですの?」
勇輝「お母様が言うには、キハ25ではないと」
私「それなら違いますわね」
勇輝「はい」
私「先に言いなさいよそれを!!」
勇輝「すみません…」
私「私がキハ25の説明をしているときどう思っていたんですの!?」
勇輝「申し訳ないなと…」
私「これではわかりませんわね…」
勇輝「すみません…」
私「どうなっているんですのこれ!?」
勇輝「それでお父様が言うには」
私「お父様?」
勇輝「GV-E400系ではないかと」
私「絶対違いますわそれ!!…ん?」
そんなとき、私はひらめきました。あの化け物電気式気動車ではないかと。
私「勇輝さん、とりあえずホームに行きましょう!」
勇輝「なんでですの?」
私「私はひらめきました。それは名古屋駅に来ている可能性があると」
勇輝「よし!行きましょう!!」
2人で頷き、残っていたカフェラテを全部飲んでホームに向かいます。すると…、
私「これだと思いますが…」
勇輝「313系…?いや違うモハ610だから。これはDEC611系…ですか?」
私「はい。これだと思いますが…」
勇輝「ん…?これでしたわ!!DEC611系ですわ!!」
私「やれやれ。勇輝さんは相変わらずですわね…」
勇輝「えへへー♥ロクちゃ〜ん♥」
私「ロクちゃん!?」
勇輝「鉄道ファンからの通称ですわよ」
私「なるほど。覚えておきますわ。今度鞠莉さんや果南さんにも聞いてみようと思います」
そう。DEC611系でした。313系ベースの電気式気動車で、エンジンは1200馬力のものを搭載。前照灯も4つ付き、最高時速は140km。新快速に使われるので、特急ひだや南紀の代走にも使われます。黒煙も実はひどいらしく、これまでの勇輝さんが言った特徴に合っています。
私「さあ、これに乗って帰りましょう♪私は今とても幸せですわ♥」
勇輝「はい♪」
今夜はいい気分で寝られそうですわね♪
次回こそヤンデレμ'sの再投稿か…?