ネタ系ローカルアイドル since 2019   作:松浦南北

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春の近鉄祭り第3回です。さて、今度こそ由美ちゃんはVVVF車に乗れるのか…?

視点は渡辺曜とします。


Aqours春の近鉄祭り2021 #3 笑ってはいけない二見遠征

由美「またか」

 

私「由美ちゃん、私が近鉄に乗ったことはあったかな?」

 

由美「だからって俺まで呼ばなくても」

 

千歌「由美ちゃんがいないと落ち着かないの。この気持ち、わかってくれるよね?」

 

私たちは今名古屋駅の金時計の下にいます。これから近鉄に乗るんだ♪

 

千歌「そういえば果南ちゃんは?」

 

由美「アイツなんだけど近鉄にボロって言ったからロケに呼んじゃだめだってマルが言ってた」

 

私「仲喜くんはどうなの?」

 

由美「あっちもあっちで同じように近鉄にキチガイとか言ってたからだめだってさ」

 

私「えっ…仲喜くんいないの…?」ウルウル

 

由美「それくらい我慢しろ」チョップ

 

私「むー…別にいいけど…」

 

とりあえず近鉄名古屋駅に移動しよう。

 

〜※〜

 

ホームにて。

 

由美「あれがVC42!!乗るぞ!!」

 

ガシッ!!

 

千歌「由美ちゃんはVC42と私とどっちが大事なの?」

 

由美「いいから乗るんだ!!」

 

千歌・私「嫌だあああああ!!」ズルズルズル

 

とりあえず乗った。

 

千歌「私を無視してこの電車乗ったでしょ?」

 

由美「それは…その…」

 

千歌「オシオキダネ♪」カチャリ

 

千歌ちゃんは由美ちゃんをロングシートの端に座らせ手錠をかけた上でアイマスクに耳栓をさせた。

 

由美「LCD見たかったし日立GTOも聞きたかったし最悪だよ…」

 

千歌「千歌に乱暴した罰だよ♥♥♥」

 

とりあえず撮影であります。いっぱいLCDの写真撮って由美ちゃんを喜ばせないと。

 

千歌「由美ちゃん大好きー♥♥♥」ぎゅーっ

 

もうあのヤンデレみかんは放っておこう。とにかく撮影であります!!

 

〜※〜

 

列車は発車。普通列車津新町行きである。

 

どうしよう…乗ってたら四日市にまで行っちゃうよ…。

 

しばらくしてからのこと。

 

自動放送「近鉄八田、八田に到着します」

 

千歌「由美ちゃん、曜ちゃん、降りるよ」

 

由美「おっ、明るい」

 

そう言って千歌ちゃんは由美ちゃんの手錠とアイマスクと耳栓を外す。

 

〜※〜

 

八田下車。直後に由美ちゃんはカメラを構える。

 

VVVF音を奏でて発車した。

 

由美「これでよしと」

 

私「…で、これからどうする?」

 

千歌「ちょっとくらいキセルしてもいいよね」

 

私「だよね」

 

由美「そうしちゃおう」

 

こうして名古屋までと言わなくても米野まで折り返すことにした。

 

反対側のホーム到着。

 

由美「動画を確認してみよう」

 

そうしたら録画していますって扱いになってる!!

 

由美「これはまずい…」

 

そうして止めて再生してみたら…、

 

行っちゃったあとだった。

 

由美「オルア近鉄ふざけんなよVC42のスジ公開しろやぁ!!」

 

私「どうする…?」

 

由美「もう米野駅戻る」

 

というわけで米野駅に戻ろう。

 

〜※〜

 

米野駅からは名古屋駅まで歩く。

 

千歌「今日は何食べる?」

 

由美「やっぱりラーメンが食べたい」

 

私「私も」

 

とりあえず一風堂で1杯いただく。豚骨ラーメンは美味しいよね。

 

〜※〜

 

食べ終わってからのこと。千歌ちゃんの目から光が消えた。

 

千歌「ねえ由美ちゃん」

 

由美「何だよ」

 

千歌「さっきの乱暴は許していないから」

 

由美「もうしません…」

 

千歌「もっと何かほしいなぁ」

 

由美「今度みかん買ってきてあげるから許して!!」

 

千歌「由美ちゃんがそれを言ったところで今の千歌が許すと思う?」

 

そしたら由美ちゃんは土下座を始める。

 

由美「申し訳ございませんでした!!できる限りのことはしますから!!」ドゲザッ!!

 

千歌「嫌だ。できる限りじゃなくてもっと由美ちゃんが欲しい」

 

由美「許してください何でもしますから!!」

 

あーっ!!由美ちゃんそれ言っちゃだめ!!

 

千歌「ん?今何でもするって言ったよね?」

 

由美「まずいなこれ…」

 

千歌「じゃあさ…」

 

ゴクリ。

 

千歌「今から笑ったらお仕置きね♪」

 

私「私はやらなくていいんだね。やったー!!」

 

千歌「えっ?何言ってるの?曜ちゃんも私もやるんだよ?」

 

私「何かやられるの?」

 

千歌「こちょこちょこちょこちょ!!」

 

私「アハハハハハハハ!!」

 

デデーン!!渡辺、OUTー!!

 

えっ…何されるの…?

 

オイデオイデ…

 

バッチーン!!

 

私「痛っ!!」

 

黒服のお兄さんがやってきて頭差し出したらぶっ叩かれたんですけど!!

 

私「これを帰るまでやるの!?」

 

千歌「そうだよー♪」

 

音符つけて言うなであります!!

 

私「もう曜ちゃん怒ったからね!!お返しだー!!」コチョコチョ

 

千歌「あはは!!くすぐったいよぉ〜!!」

 

デデーン!!高海、OUTー!!

 

オイデオイデ…バッチーン!!

 

千歌「痛っ!!」

 

そういえば由美ちゃんどこに行ったっけ?

 

千歌「由美ちゃん見かけないね」

 

私「どこに行ったんだろう」

 

千歌「なんかLINE来てる」

 

――近鉄撮ってます(12:51)

 

千歌「これはちょっとお仕置きが必要なんじゃないかなぁ…?」

 

私「とりあえず近鉄名古屋駅に行こうか」

 

〜※〜

 

由美ちゃん発見。

 

千歌「ねえ由美ちゃん」

 

由美「何だよ」

 

千歌「千歌たちから逃げたでしょ」

 

由美「それがどうした?」

 

千歌「今からお仕置きしてあげるからね。曜ちゃん、やろう」

 

私「うん!!じゃあ謎かけ。お題は歌丸師匠」

 

千歌「整いました!歌丸師匠とかけまして、予土線のある駅と解きます」

 

私「その心は?」

 

千歌「どちらも、ハゲです!!」

 

由美「…とりあえず笑わせる気だな」

 

千歌「うん」

 

私「じゃあ千歌ちゃん、由美ちゃんが笑わなさそうだから由美ちゃんのGPS発信機に毒電波入れて」

 

千歌「了解!!」

 

これができるのも鞠莉ちゃんのおかげなのであります。

 

私「これでどうかな」

 

【着信音♪柏木広樹『PRECIOUS TIME』♪】

由美「はい」

 

??『私はこの世に蘇ったお前の呪いの分身。I'm Yumi.アハハハハハハハッ!!』

 

【通話終了】

デデーン!!青山、OUTー!!

 

バッチーン!!

 

由美「いやなんでだよ!?」

 

千歌「呪いの電波を入れたからこれからいっぱい苦しみを味わってね♥痛そうにしている由美ちゃんも可愛くて素敵だよ♥♥♥」

 

由美「なんかやばい方向走ってるんですけど」

 

とりあえず傍観しておこう。

 

私「とりあえずこの急行乗って行こうか」

 

千歌「じゃあ二見を目指して、全速前進〜?」

 

3人「ヨーソロー!!」

 

〜※〜

 

四日市駅にて。

 

【着信音】

【通話開始】

由美「はい」

 

??『私は呪いの女。I'm Yumi.アハハハハハハハッ!!』

 

デデーン!!青山、OUTー!!

 

バッチーン!!

 

千歌「はぁ…可愛い…♥♥♥」パシャパシャ

 

完全に病んでますね千歌ちゃん。

 

由美「とりあえず携帯切るか」

 

私「ところで由美ちゃんは何を聴いているの?」

 

由美「近鉄乗ったらいつも初めにHAPPY PARTY TRAIN聴いてるんだ」

 

私「やっぱり由美ちゃんも大好き!!」ぎゅっ

 

仲喜くん以上に由美ちゃんは私たちを推してくれている。こんなに嬉しいことはないよ!!

 

〜※〜

 

津でもまさかの悲劇が起きる。

 

【着信音】

由美「何で?俺携帯の電源切ったはずなのに!?」

 

【通話開始】

由美「はい」

 

??『私は呪いの女。I'm Yumi.アハハハハハハハッ!!』

 

ついつい私も千歌ちゃんも吹き出してしまった。

 

デデーン!!全員、OUTー!!

 

バッチーン!!

バッチーン!!

バッチーン!!

 

由美「これどうやったら切れるの?安心してVVVF聞けないやん」

 

千歌「なんでそんなにVVVFを大事にするの?」

 

由美「あのVVVF好きなんだよ」

 

千歌「由美ちゃんも近鉄は千歌と一緒に抵抗制御を推してよ。花丸ちゃんだけだと…千歌寂しいよ…」ポロポロ

 

由美「それは…無理だ」

 

千歌「えっ…そんな…うわあああああん!!」メソメソ

 

私「由美ちゃんの気持ちもわからなくはないよ」

 

千歌「曜ちゃんまで!!」

 

私「私もVVVFが大好きだもん。東海道線だって211系よりは313系を選ぶかな」

 

千歌「もーう!!」

 

とりあえず松阪までは乗り通そう。

 

〜※〜

 

松阪到着直前のこと。14時46分になった。そういえば今日は2021年3月11日。ちょうど10年という節目だ。

 

黙祷。あの頃の三陸鉄道や常磐線に思いを馳せると泣けてくる。

 

今は山田線の一部区間も三陸鉄道に転換され、日本一長い三セク路線になった。

 

〜※〜

 

14時47分、松阪着。

 

すると由美ちゃんが2人いることに気づいた。由美ちゃんの瞳の色は黄色だったからもう一方の瞳が両方とも紫だったので一発でわかった。

 

由美「お前は誰だ!!」

 

??「私はお前のドッペルゲンガーさ。さっきまで電話をかけていたのも私。おそらく私は消えてしまうだろう…」

 

由美「…で、何がしたいんだよ?」

 

??「最後に一言言わせてもらいたい。私はこれで消えるが、お前がまた誰かとぬるい触れ合いをしていれば私はまたどこかに現れるぞ。アハハハハハハハッ!!」

 

ドッペルゲンガーを名乗る者は消えた。

 

デデーン!!青山、OUTー!!

 

由美「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!」

 

あ、快速みえ行っちゃった。

 

バッチーン!!

 

由美「痛っ!!」

 

でも呪い解決だね♪

 

千歌「でも笑顔の由美ちゃんも素敵だよ♥どんな由美ちゃんも千歌には可愛いんだ♥♥♥」

 

このバカみかんは放っておこう。

 

私「…で、次どれ乗る?」

 

由美「確か次の参宮線の普通列車が特別料金なしで一番早かった気がする」

 

千歌「じゃあそれ乗ろう♪」

 

〜※〜

 

一度改札を出て切符を買い直す。二見浦までだ。

 

乗る車両はキハ25。カミンズ製の450馬力の音が響き渡る。

 

最高時速は95km/h。夕日が眩しい。二見の夫婦岩に着く頃には日没を見られると私は信じたい。

 

〜※〜

 

二見浦到着。反対側の快速みえも去っていった。おそらくさっき松阪駅で乗りそこねたやつだと思う。

 

とりあえず歩こう。

 

雨は降っていないけど周りには何もない。

 

しばらく歩いていくとそこにあったのは海鮮バーベキューだった。

 

だけど時間上今回はパス。

 

そして更に足を進めると夕暮れ時の海が!!

 

その後に更に足を進め、人生で初めて夫婦岩を見たのであります!!

 

由美「これは初めてだ!!」

 

由美ちゃんも嬉しそう。

 

私「どうか良いことが…」

 

有り難く拝んでおかないと。

 

〜※〜

 

さて、夫婦岩を過ぎると…、

 

困ったのであります。

 

由美「ここからどうやって鳥羽まで…」

 

二見浦駅に戻るよりは鳥羽駅に出たほうが良い。しかしそこに出るためには…、バスしかないのであります。

 

さあ、どうやって出るか。

 

千歌「あっ!バス停あったよ!!」

 

時刻を確認してみよう。

 

現時刻:16時56分

それ以降のバス:17時00分

 

3人「やったー!!」

 

これに乗って帰ろう。

 

〜※〜

 

バスがやってきた。ここから鳥羽までの少し長い旅だ。

 

山を越え街に出て鳥羽駅に到着する。

 

とりあえずおみやげ屋を見回ろう。

 

赤福とかベビースターラーメン、伊勢うどんも定番だ。

 

だけど私たち全員が選んだのはこれ。

 

伊勢海老のインスタントスープであります。

 

千歌「今日は色々楽しかったよ!!」

 

私「ありがとう由美ちゃん」

 

由美「いえいえ」

 

千歌「そうだ、最後に『ふたみがうら』であいうえお作文やろうか」

 

私「誰やる?私やります」

 

千歌「じゃあ千歌がやります」

 

由美「俺やります」

 

2人「どうぞどうぞ」

 

そしてひねり出したのは…、

 

千歌「ふたみがうらのふ!!」

 

由美「ふらふらと出かけ」

 

私「ふたみがうらのた!!」

 

由美「楽しい仲間に出会い」

 

千歌「ふたみがうらのみ!!」

 

由美「見たいものを見ている」

 

私「ふたみがうらのが!!」

 

由美「我田引水な俺だが」

 

千歌「ふたみがうらのう!!」

 

由美「裏切ることもなく」

 

私「ふたみがうらのら!!」

 

由美「ランランルー!!」

 

全員「アハハハハハハハ!!」

 

デデーン!!全員、OUTー!!

 

バッチーン!!

 

バッチーン!!

 

バッチーン!!

 

さあ、18:00の特急で帰ろう。

 

〜※〜

 

19:36名古屋着。

 

千歌「このあとどうする?」

 

由美「新居町戻って夜飯食べたら寝るぞ」

 

私「えっ…仲喜くんは…?」

 

由美「一応新居町には帰り着いてるらしい」

 

私たち「じゃあ新居町まで付き合ってもいいよね」

 

由美「それは…あーもう終わり!!閉廷!!以上!!みんな解散!!」

 

ガシッ!!

 

千歌「嫌なの…?千歌寂しいよ…」ポロポロ

 

由美「もうわかったよ…」

 

千歌「やったー由美ちゃんだ〜い好きっ♥♥♥」ぎゅっ

 

私「やっぱり千歌ちゃんはこうでないと」

 

とはいえ新居町に帰り着いたところで今回はお開きとなった。

 

いや〜、二見はいい場所であります。みなさんもぜひ行ってみてはいかがでしょうか?




春の近鉄祭りはあと1回となります。

ただし次回は3月14日の185系騒動とします。
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