俺「とうとうこの日が来てしまったか…」
千歌「仕方ないよ…コロナで乗客は減るし、浦の星女学院も廃校になったんだし…」ポロポロ
俺「千歌っち泣いてるよ?」ウルウル
千歌「それは由美ちゃんもでしょ?」ポロポロ
俺「もうね…沼津港とか三津から見る夕日も大好きなのに沼津はもうバスしかないのか…」ポロポロ
一応1日3本しかなく、19時台が最終であったが、今日はコロナ禍であるにもかかわらず最後に23時台に1本運行し、完全に廃止となる。
千歌「とりあえず最後の始発見に行こう!!」
俺「うん!!」
沼津駅の始発は6:38。新居町を4:59に出る普通列車の直通である。
車両はG3200系3連。電車モードで運転される。ロングシートではあるものの一応トイレ付きというのが有り難い。
〜※〜
沼津着。ここから沼津港方面に入っていく。実は沼津港線は全線地下で、最高速度も95km/hとしている。実際1952年の新規開業路線だから仕方ないか。
そして6:42に沼津港着。
美渡「遅いぞバカチカ!!」
千歌「ごめんなさい」
仲喜「しかしこの路線も今日で最後だもんな…」
俺「だな…」
葵社長「でも電化からたったの3年というのも悲しすぎるわね…」
俺「そりゃね…もう大赤字の極みでしたから…」ポロポロ
みんな揃って集まっていた。
聡平「とりあえず準備を始めるわよ!!」
全員「おー!!」
そして準備すること約半日。19:16の本来の最終列車も行ってしまった。
〜※〜
迎えた本当の最終臨時列車。準備は終えた。
葵社長「只今より、沼津港線、お別れイベントを始めたいと思います。まずは中部高速鉄道の若手代表、青山由美より、ご挨拶を伺います」
俺「藤原葵社長よりご紹介に与りました、青山由美です。この路線は1952年の中部高速鉄道改軌時に開業し、2018年に電化されました。それ以降名古屋や南国急行鉄道からの直通列車も運用を開始し、かなり賑わいました。しかしながら、このコロナ禍で乗客が激減。更には社内で不祥事も相次ぎ、以前から大赤字だった末端区間についてはこの運用をもって廃止とすることになりました。私も沼津には思い入れがかなりあり、この路線の廃止には反対していましたが、まさに世間は甘くないということでしょう…。69年間という短い間でしたが…本当に今でも大切な思い出です。ありがとうございました…」
葵社長「それでは、最終列車出発です!!」
汽笛が鳴ると、さようならの声が飛び交い、2両編成の列車はゆっくりと去っていった。
そして閉会後のこと。
俺「うっ…ぐすっ…うわあああああああん!!」メソメソ
千歌「泣いちゃ嫌だよ…」ポロポロ
するとギターを鳴らした人がいた。仲喜くんである。
【♪Monty Python『Always Look On The Bright Side Of Life』♪】
そしてスピーカーから音楽が流れると男子勢5人全員が歌い出す。
2番に入るとAqoursメンバーまで歌い始める。
3番に入ると俺以外全員歌っている状態になった。
そして最後…、
千歌「Hey Yumi, Let's sing together!!」
こうして俺を含めたみんなで斉唱する。
ここで放映分の収録は終了し、しばらく歌ってお開きとなった。この日俺と聡平は千歌っちの家に、それ以外も沼津市内に泊めさせてもらった。
【ED♪SOUND BANK『006_35』♪】
さあ、明日も頑張ろう!!