もうそろそろLiella!の方にも手を伸ばしていかないと。
6月某日。僕、鳳来寺シオンはとある人物と待ち合わせしていた。
??「シオンちゃんこんにちは」
僕「こんにちはかのんちゃん」
常連視聴者のかのんちゃんだ。
かのんちゃんの本名は澁谷かのん。ちゃんと自己紹介してくれた。東急東横線の5000系電車がお気に入りなんだって。
この日は2人で撮り鉄をしてこの日は解散した。LINEは交換していない。
数日後のこと。今度は小田急ロマンスカーに箱根まで乗るために新宿駅に来ていたんだけど…、
かのん「こんにちは、また会ったね♪」
僕「え、かのんちゃんなんでいるの?」
かのん「シオンちゃんが大好きだから♪」
僕「でもどうやって僕の場所を…」
かのん「愛の力はこうやって居場所を当てることができるんだよ?」
僕「…で、僕はどうすればいいの?」
かのん「うちのカフェ上がってく?」
僕「じゃあお言葉に甘えて」
とりあえず計画変更。お茶だけしていこう。
〜※〜
僕「ここのコーヒーは美味しいね♪」
かのん「シオンちゃんありがとう!!」
僕「えへへ」
…あれ?いきなり体がむちゃくちゃ重くなっていくんだけど…
かのん「ふふっ♥」
そして意識が遠のいていった。
〜※〜
目が覚めると、ベッドの上だった。
かのん「おはようシオンちゃん、寝顔が可愛かったよ♥」
なんと、ご丁寧に手は紐で縛られていた。
僕「その前にこの紐を解いてよ!!」
かのん「だめ。だって逃げちゃうでしょ?」
かのんちゃんの目に光は灯っていない。
僕「なんで逃げちゃだめなの?」
かのん「私、あなたのことがずーっと好きだった。チャンネルで初めて動画を視聴したとき、こんな広い鉄道の世界があるんだって憧れてたの。それでこの前会ったとき、私すごく楽しかったんだ。それから1週間弱、私はシオンちゃんに会えなくてすごく寂しかったの。夜中ずっと泣いていた。だけどこうしてシオンちゃんを監禁しちゃえば、シオンちゃんとずっといられるって。悪い話じゃないでしょ♥」
僕「だからって縛るまでしなくても!!僕はそんな今のかのんちゃんのことが大嫌いだ!!」
ここは怒りの火種を撒いて逃げるしかない。
かのん「なんでそんなことを言うの!?私たち相思相愛じゃなかったの!?…それならこうするしか…」
そうしてかのんちゃんがギターを用意している間、紐を引きちぎろうとしていたら紐が解けた。今のうちに逃げよう。
かのん「あっ!!逃げた!!なんで逃げるの!?なんでなんでなんでなんで!?」
とりあえずごちそうさまでした。新宿駅まで戻ろう。
ありあ「お姉ちゃんどうしたの?」
かのん「シオンちゃん逃げちゃった」
ありあ「自業自得だね」
こんな会話を知る由もない。
〜※〜
というわけで本題に入ろう。そして計画変更。はこね号乗ろうと思ったけどえのしま号に終点まで乗ってしずくに迎えに来てもらおう。
この間にかのんちゃんのチャンネルはブロックした。そしてしずくにはLINEを投げておこう。
HORAIJI『ごめんしずく、いきなりで申し訳ないんだけど、1時間後に片瀬江ノ島駅来れる?』
返事は一瞬で返ってきた。
しずく『えっ?またシオンさんと会えるの?嬉しい♥♥♥』
しずく『ところで、私に頼りたいって何かあったの?』
返そう。
HORAIJI『副都心歩いてたらまたやばいのに捕まっちゃって…詳しいことは着いたら話すね』
しずく『うん♥』
〜※〜
片瀬江ノ島着。しずくはちゃんと待っていてくれた。
僕「うわあああああんしずく怖かったよおおおお!!」
しずく「怖かったって本当に何があったの!?」
僕「新宿の街を歩いていたら澁谷かのんちゃんって言う常連視聴者にいきなり捕まってしかも家に案内された挙げ句監禁までしてきたんだよ!?ひどくない!?」ポロポロ
しずく「ちょっと落ち着いてシオンさん!!」
僕「当面の間僕副都心には行きません!!」ポロポロ
しずく「わかったからとりあえずかき氷食べて落ち着こ?ね?」
僕「うん…」
こうして近くのかき氷屋で食べることにしました。
〜※〜
しずく「…で、話をまとめると、シオンさんが新宿に行ったらヤンデレな常連視聴者に監禁されたから逃げてきたと」
僕「そういうこと」
しずく「あのね、私からお願いがあるんだけど」
僕「何?」
しずく「渋谷とか新宿には行かないでほしいんです」
僕「何かあったんですか?」
しずく「そんなヤンデレに捕まったって言ったら嫉妬しちゃうの。シオンさんに普通に接してくれるならまだいいけど、わざわざ私から引き離そうって子がいたら私は心から許さないんだから!!」
僕「しずくちゃん…うわあああああん!!」ポロポロ
僕はしずくちゃんに抱きついてしまった。
しずく「ふふっ♥こうして抱きついてくるシオンさんも可愛い♥私も抱きしめたくなっちゃう♥♥」
やっぱりしずくにはヤンデレの素質があるね。
僕「本当にしずくありがとう…やっぱりしずくはいつでも温かいね♥♥」
しずく「私も、シオンさんと会えて幸せだよ♥」
〜※〜
…しかししずくは温かいけど江ノ島は暑い。
しずく「じゃあ今日もシオンさんと一緒に居たいんだけど…」
僕「お願いとにかく泊めて!!本当に怖かったんだから!!」
あんな怖い世界嫌だ。新宿嫌い。原宿嫌い。渋谷嫌い。
しずく「ふふっ♥ありがとう♥」
こうしてまたもう1泊させてもらった。…今回はこれ以上ひどいことにはならなかったから良かったけど。
次回から7月に入るかもしれませんがネタが常に枯渇しています。
ただ、工学部の意地を見せて電車でわかる材料力学とかやれたらいいと思った次第。
8月以降になったら大量にネタが舞い込む予定です。
さて、次回作について今計画中です。理由はすでに200話をオーバーしているためです。
なお、向こうのコラボ企画が終わり、その後一区切りになったところで次回作に移るつもりでいますが、キャラはオリキャラ含めほぼ全員引き継ぎ、題名は『Rainbow Train』を予定しています。