ネタ系ローカルアイドル since 2019   作:松浦南北

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予定通り、第2回夏の近鉄祭りを開催します。今回は初の非名古屋線回です。視点は青山由美とします。


Aqours夏の近鉄祭り2021 #2 南海電車は楽しいなぁ〜

俺「しかしなんでまた…」

 

ダイヤ「あら?もう飽きたんですの?」

 

ルビィ「由美ちゃんは近鉄が大好きなんでしょ?」

 

俺「違う。ちょっとくらい一人旅させてよ。近鉄乗るって言ったらみんながついてくるしちょっと呆れた」

 

本日、一人で近鉄に乗って大阪に行こうとしたらまたあのへんがついてきてもう泣きそうなんですけど…。

 

ダイヤ「それは嫌ですわ。私たちの大事な由美との旅はいつでも楽しいのですもの」

 

ルビィ「そうだよ。ルビィたちを置いた旅なんて認めないんだから!!」

 

俺「俺には一人旅の権利はないのか…」

 

ルビィ「ないです」

 

俺「もうやだ…」

 

とりあえず行くか。

 

ダイヤ「実はひのとりに乗るのは初めてでして」

 

ルビィ「ルビィもそうなんだ」

 

俺「まあ俺は千歌っちとマルと仲喜くんと乗ったことがあるからね」

 

ダイヤ「それなら安心ですわね」

 

さて、5番線にひのとりがやってきた。

 

真っ赤に輝く車体はいつ見ても美しい。

 

俺「そろそろ乗るぞ」

 

ダイヤ「そうですわね」

 

ルビィ「ひのとり楽しみ〜♪」

 

こうして今回の近鉄祭りは始まった。

 

【♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

空は曇っているが、ひのとりは力強く走り続ける。

 

そして津を出ると鶴橋まで停車しない。

 

俺「おっ!高安の通勤車が見えてきたぞ!!」

 

ダイヤ「大阪に入ったのですね!!楽しみですわ♪」

 

さて、その後も列車は止まることなく走り続け、布施より先からは複々線の区間に入っていく。

 

そして鶴橋停車後、上本町駅から地下に入る。

 

その後まもなく難波着。2時間近くの長旅だった。

 

そんなときだった。嫌なことを思い出してしまった。大学の単位?それよりひどい話だよ。

 

ダイヤ「あら?何を悩んでいるんですの?」

 

俺「そういえば仲喜くんが降板の危機に瀕しているんだった…」

 

ルビィ「えっ?お兄ちゃんが!?」

 

ダイヤ「なんでそれをもっと早く言ってくれなかったんですの!?」

 

俺「千歌っちとマルがむちゃくちゃ腹を立てていたから薄々気づいていたかなって」

 

ダイヤ「千歌さんと花丸さんに何かあったんですの?」

 

俺「ほら、仲喜くんが近鉄馬鹿にしてマルに喧嘩売った話は知ってるでしょ?」

 

ルビィ「うん」

 

俺「アイツ今度は阪神電車を冒涜して千歌っちに喧嘩売った挙げ句千歌っちは今謝っても許せないとか言っているからこれはまずいんじゃないかなって」

 

ダイヤ「阪神電車まで侮辱するようではたちが悪すぎますわね…」

 

俺「でしょ!?ちなみにアイツはE231系とかE233系とかが大好きだって言ってたからクロスシートと鋼製車体に恨みでもありそう」

 

ルビィ「今度は阪急と京阪馬鹿にしそうで怖いなぁ…」

 

俺「こんなこと思い出すなら来るんじゃなかった。帰るか…」

 

ダイヤ「何を言っているんですの?せっかくの5000円が無駄ですわよ?」

 

俺「こんなんじゃ帰るしかないよ…」

 

ダイヤ「そうやって逃げるんですの?」

 

ルビィ「大阪なんてなかなか行けないんだよ!?」

 

ダイヤ「だから今回は忘れて楽しむのですわ!!」

 

俺「…うん。そうするよ」

 

ダイヤ「それでこそ私たち、いや皆さんの由美ですわ!!」

 

こうして南海電車に乗りに行くことになりました。

 

〜※〜

 

まず乗るのは高野線、いや泉北線の和泉中央行き。南海電車に乗るのも去年の冬に南海泉北ラインさんと一緒に乗ったときだなぁ…。

 

ダイヤ「なんとなく相模鉄道を思い出しましたわ」

 

ルビィ「えっ?お姉ちゃん相模鉄道にも乗ったことあるの?」

 

俺「俺と一緒に乗ったんだ。横浜に着いたあと相模鉄道と小田急乗り継いで小田原まで出たことがある」

 

ルビィ「写真見せてよ」

 

ダイヤ「ごめんなさい私が全部消してしまいました」

 

ルビィ「お姉ちゃん、それはやりすぎだよ」

 

ダイヤ「申し訳ありません…」

 

俺「あのときはダイヤと果南のダブルパンチだったから逆らえなかったぞもう…」

 

ダイヤ「まだ怒っているんですの?」

 

俺「怒ってはいないけど…苦すぎる思い出だったなって」

 

ダイヤ「本当に反省しております。二度としませんので」

 

ルビィ「本当だね?」

 

ダイヤ「はい…」

 

こうしてあっさり許してもらえた。てか果南とマルのときもそうだったけど写真全消しってやりすぎなんだ…。

 

そして堺東駅まで乗る。

 

〜※〜

 

堺東駅ではとにかく撮ろう。

 

長老の6000系やVVVFの泉北5000系、そして最新鋭の8300系etc…

南海は難解だから何回も乗りたくなる電車、やな。

 

ダイヤ「何平然とオヤジギャグを置いているんですの?」

 

俺「えっ?心の声聞こえてた!?」

 

ダイヤ「それくらいは思いつきますわよ!!」

 

俺「ダジャレ行ったから写真全消しとかは…」

 

ダイヤ「するわけ無いでしょう?別にダジャレ程度でウケるのはあなたと作者程度なので」

 

おいこら作者さん執筆中に下卑た笑い浮かべるんじゃねえぞこの野郎。

 

さてと。

 

ダイヤ「次どこにします?」

 

ルビィ「ルビィは水間線も見たいなぁ」

 

俺「じゃあ天下茶屋経由で貝塚行くか」

 

こうして6200系急行に乗り天下茶屋に戻る。そして待つこと数十分、

 

ルビィ「やったぁ8300だぁ!!」

 

空港急行に8300系がやってきた…そういえばルビィちゃん前無骨な521系に愚痴こぼしていませんでした…?

 

まあ本当はJRにいい印象がないらしいけど。

 

ダイヤ「さあ、乗りますわよ♪」

 

【♪SOUND BANK『231_33』♪】

 

空は曇っているけど、列車は俊敏に駆け抜ける。そして貝塚まで乗って列車は去っていく。

 

ルビィ「あれが水間線の列車だ!!」

 

改札を出てすぐ、水間鉄道を見に行く。だけど帰れないのは嫌だから乗らない。

 

俺「しかしここからどうするか…」

 

ルビィ「一度なんばパークス行くのはどうかな?」

 

ダイヤ「それいいですわね!!」

 

こうして帰りも空港急行、しかも1000系に乗って難波まで戻る。

 

〜※〜

 

難波からはなんばパークスに行こう。その前にラピートを撮影させてくれたダイヤには感謝したい。

 

なんばパークスはサントムーン柿田川よりずっと大きなショッピングモール。葉加瀬太郎さんのLoving Lifeがテーマ曲になるというほど。

 

ルビィ「こういうところ一度来てみたかったんだぁ♥」

 

俺「ルビィちゃん嬉しそうだね」

 

そして見回ったあとのこと。

 

ダイヤ「とりあえず日本橋を歩いてみませんか?」

 

ルビィ「うゆ!!」

 

あ、これ嫌な予感がするわ。とりあえず歩くけど。

 

その予感は的中した。

 

俺「あのさぁ…ここ来て僕がまた買うとでも思ってんの?」

 

ルビィ「えっ?買うんだよ?」

 

ダイヤ「買わずに出るなど有り得ませんわ」

 

よりによってアニメイトに寄ったら旅のお供のグッズを必ず買わされるわけですよ…。また数千円なくなっちゃったよこの野郎。

 

そして夜はラーメン一択。やっぱり家系ラーメンは美味しい。

 

ダイヤ「このあとどうします?」

 

ルビィ「ルビィは最後に551蓬莱の豚まん買って帰りたい」

 

俺「…あれ?ハルカスとか言わないんだ。高いところではしゃぐとかあるかなって」

 

ルビィ「そんなこと言わないでよ!!ルビィももう大学生なんだから、由美ちゃんに子ども扱いされたら傷つくよ!!」

 

俺「ごめんなさい…」

 

ダイヤ「それならとりあえず行きましょうか」

 

こうして百貨店の地下にある551蓬莱の豚まんを大量購入しました。

 

俺「そろそろ名古屋に帰るか」

 

ルビィ「待って!!」

 

俺「どうしたの?」

 

ルビィ「これだけ時間があるなら西九条まで阪神電車に乗って折り返してくることもできるんじゃないの?」

 

俺「阪神電車行ってみたい!!」

 

ダイヤ「それなら乗っていきましょうか」

 

難波駅まで戻り、直後に阪神尼崎行きに乗る。

 

ルビィ「これが1026系なんだ…」

 

俺「さすが近鉄」

 

いつ乗っても1233系列は素敵だ。

 

俺「そういえばダイヤは近鉄の通勤車だとどの系列が好き?」

 

ダイヤ「私はどちらかといえば1430系ですわ。日立より三菱のGTOインバータのほうが好きなので」

 

ルビィ「ルビィはやっぱり1233系かな」

 

俺「こらこら姉妹同士で争わないの」

 

2人「争うつもりはないよ[ありませんわ]」

 

なんとも言えない…。

 

しばらくして西九条、そこから改札を出て折り返そう。

 

帰りは西九条から上本町、鶴橋と乗り継ぎ、20:36の特急で帰る。

 

帰りの列車にて。

 

俺「なんかさ…」

 

ダイヤ「どうしたんですの?」

 

俺「俺さ…未だに不謹慎発言とか、子供っぽいはしゃぎ方とか、まだまだ未熟なところが多いなって思うんだ。こんなんじゃ他の企業に派遣されてもすぐ捨てられるさ…」

 

ダイヤ「そんなことはありませんわ!!」

 

俺「えっ?」

 

ダイヤ「いつもは怠惰な由美ですが、仕事をする際はテキパキやっているというふうに伺いましたし、多くの社会で十分に通用すると思いますわ。あとは知識くらいですが、それは長い間かけてしっかり身につけていけると個人的には思っています。たとえ留年しても、必ず卒業する。あなたならそれができると信じていますので」

 

俺「ダイヤ…ありがとう…うわあああああん!!」

 

ダイヤ「よしよしですわ…」

 

俺は泣きながら寝てしまった。目が覚める頃にはもう名古屋駅に到着していた。

 

俺「しかしもう遅いなぁ…そろそろ家に帰るか」

 

ダイヤ「何を言っているんですの?まだ開いている店はあるのでそこに寄りましょうよ」

 

俺「えっ…それは…あーもう終わり!!閉廷!!以上!!みんな解散!!」

 

まあ千歌っちやマルは許してくれなかったけどいつも厳しいダイヤならこのあたりは寛容だろう。

 

そう思ったら大間違いだった。

 

ダイヤは俺の腕をガシッと掴んできた。

 

ダイヤ「なぜそんなことを言うんですの?帰しませんわよ?」ハイライト消し

 

俺「いや、千歌っちやマル、果南は許さなかったけどダイヤならここは許してくれるかなぁって」

 

ダイヤ「許すわけないでしょう!?ふざけるのも大概にしなさい!!」ハイライト消し

 

俺「ゴメンナサイ…」

 

ダイヤ「そうなったらルビィ、決まっているでしょう?」

 

ルビィ「いっぱいいじめようね、お姉ちゃん♥♥」

 

俺「ちょっと待てよおおおお!!」

 

近鉄祭りは俺にとっていつでも地獄の結末だよ…。




次回は初となるSaint Snow×鉄道回です。ちなみに先日315系に乗ったのは内緒。
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