ある日のこと。ダイヤさんから電話がかかってきた。
『千歌さん!大変ですわ!』
「ダイヤさん、いきなりどうしたんですか?」
『私が…
振り込め詐欺に引っかかったのですわ!!』
「一体どうやって…?」
『実は…』
【ダイヤ 回想】
4時間前に私に一本の電話がかかってきました。番号は052から始まっていて、見たことがありませんでした。
「もしもし、どちらさまでしょうか」
『お姉ちゃん?ルビィだよ』
「ルビィ!どうしたんですの!?」
『ルビィさ、名古屋に来たんだけど、そしたら携帯と財布の入ったカバンを網棚に置いて来ちゃって…』
「本当に置いて来たんですの!?」
『そうなの。それを示すために今から駅員にかわるからね』
そう言ってルビィは駅員にかわりました。
『もしもし、黒澤ルビィさんのお姉さんでしょうか』
「そうですわよ」
『ルビィさんは携帯と財布を入れたカバンを網棚に置いて来たと届け出をしました』
その後、またルビィにかわりました。
『それで今からね』
「何ですの?」
『宿泊費と交通費などを合わせて100000円をルビィのセ●ンイレブンの口座に振り込んで欲しいの。暗証番号は"9869"だよ』
「…わかりましたわ。ルビィのためなら何でもしますわ!」
そうして電話を切って近くのセブンイ●ブンに行って100000円をルビィの口座に振り込みました。
【ダイヤ 回想 終了】
『気づいたのはそれからでした。慌てて花丸さんの携帯に電話をしました』
【ダイヤ 回想】
「もしもし、ダイヤですけど、花丸さん?」
『そうですけど』
「ルビィはそっちに…」
『いるずら。でもどうしてそんなことを聞くの?』
「実は、私が振り込め詐欺に引っかかったみたいでルビィと確認を取りたくて」
『じゃあすぐかわります』
その後、ルビィと連絡が取れました。
『お姉ちゃん、どうしたの急に?』
「ルビィは私に『●ブンイレブンに行って100000円振り込んで』とお願いしてきたみたいですけどもちろんそんなことしてませんわよね?」
『してないよ』
「あー、どうしましょう!私は振り込め詐欺に引っかかりましたわーーーーーー!」
『とりあえず、千歌ちゃんと仲喜さんに連絡を取った方がいいよ』
「わかりましたわ。ルビィの言う通りにしますわ」
【ダイヤ 回想 終了】
「そして現在に至る、というわけですね」
『はい。それで千歌さんの意見としては?』
「犯人はウイング団の人だと思います。とりあえずコメット団の人に連絡を入れてください」
『わかりましたわ。千歌さんを信じてあなたの言う通りにしますわ』
そこで電話は切れた。その後、私はコメット団の由美ちゃんに電話をした。
「もしもし、由美ちゃんですか?」
『もしかして千歌ちゃん?この前のドッキリは本当にごめん!お詫びに今度名古屋に来たらみかんあげるからさ、許して!』
「それは別に怒ってないよ。でもいきなりなんだけど、ダイヤさんが振り込め詐欺に引っかかったみたいで…」
『えっ!?あの堅物生徒会長のダイヤさんが!?』
「由美ちゃんは何か知ってる?」
『何も情報はないけど、ただ現在仲喜くんがダイヤさんと話しているから仲喜くんなら何か知っていると思う』
「りょーかい!」
通話終了。それから10分後、今度は仲喜さんから電話がかかってきた。
「もしもし、千歌ですけど」
『ダイヤさんの振り込め詐欺の件だけど、犯人はウイング団のきよっぴーだ。同じように昨日は勇輝くんにのぶにゃんから詐欺電話がかかってきたし、一昨日には俺と由美ちゃんにそれぞれみおぴょんとあっきーから詐欺電話がかかってきたから俺たちは今からそいつらを通報する』
「ありがとう!」
こうしてコメット団はウイング団の4人を警察に通報した模様。
〜※〜
翌日、のぶにゃんときよっぴーが逮捕され、その翌日には残る二人も逮捕された。だからといって反ウイング勢力としての活動に終止符が打たれたわけではない。不起訴になったらまだ私たちは闘わなければならないのだから。
ちなみにダイヤさんは仲喜さんにこっぴどく叱られたとのこと。皆さんも詐欺には注意しようね。
作者は振り込め詐欺に引っかかったことがないので書くのは難しかった…。
次回も未定です。