【由美 side】
今日は何もないし帰りに大須に寄って帰るか。そんなことを思っていると後ろから誰かが俺の胸をわしわししてきた。
すぐに誰かわかった。静真高校1年生、Aqoursの
「ちょっとさやちゃん!何をしてんだよ!」ペシッ
「師匠、痛いよ!」
「だからって人の胸を揉むのはよくないと思うよ?」
「ごめんごめん」
「…で、なんで名古屋に来たんだい?」
「それは…師匠を愛するため。だめ?」
さやちゃんの目は昏くなっていた。こんなのには慣れっこだ。
「いいけど、その代わり俺のこと師匠じゃなくて、『由美ちゃん』って呼んで」
「了解!じゃあ一緒に沼津行くぞ♥」
「沼津って…明日も学校あるから困るんだけどなぁ…」
その瞬間に手に冷たい感覚が走った。見ると手錠がかかっていた。
「
…はい。あたし、青山由美はおとなしくついていくことにしました。
【由美 side out】
【以降、特記事項がない限り仲喜 side】
由美ちゃんが帰ると言って1時間後、俺も帰ることにしたが…またあのときのような感覚に襲われた。
やっぱりAqoursの感じがするなぁ。
「仲喜…私を…愛して…♥」
「る、ルシファーちゃん!?いきなりどうしたんだよ!!」
ルシファーちゃんの目は昏くなっていた。明らかにヤンデレだ。
「私と一緒に沼津に来てほしいんだけど…ダメ?」
「いやいや…明日も学校だよ?」
「仲喜にはね、『はい』か『
「もうわかったよ!行けばいいんだろ?」
ヤケになった俺はついていくことにした。
〜※〜
沼津到着後、清ちゃんと光希ちゃんが由美ちゃんを取り合っていた。
清「いいか光希ちゃん!由美ちゃんは俺のものだ!由美ちゃんは俺のことだけを愛してくれ!」
光希「いやいや彼女は私のものです!清さんは邪魔しないでください!繰り返しますが由美さんは私のものですから」
由美「2人共よせよ!!仲喜くんとルシファーちゃんがそこで見てるじゃないか!!」
清「仲喜さん、ルシファーちゃん、由美ちゃんは俺のものだよなぁ?」
光希「いやいや私のものじゃないですか?」
俺「ちょっと待て!俺に聞かれても困るよ!!」
ルシファー「私はそんなのどっちでもいいわよ。私が大好きなのは仲喜なんだから!!」
すると、ややこしいことに千歌が割り込んできた。
千歌「いい加減に…しろーーーーーー!!」
由美「ビビるじゃないか!!」
千歌「由美ちゃんが困ってるのになんてことするの!?私も由美ちゃんが大好きだから…悲しいよ…」
千歌は目を昏くしている。
由美「とりあえず今のAqoursの状況を言っていいですか?」
5人「いいよ」
由美「Aqoursは…現役の人のヤンデレ化率100%を達成しました」
5人「えぇ〜っ!?」
由美「千歌っち、ルビィちゃん、マルちゃん、さやちゃん、みっちゃんは俺への愛が重いし、月ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん、よっちゃん、ルシファーちゃんは仲喜くんへの愛が重いということがこれでわかった。後はダイヤちゃん、鞠莉ちゃん、果南ちゃんだけど、ダイヤちゃんは俺への愛が重いからもしかするとAqoursの俺たちへの愛はものすごく重くなると思う。自覚があるなら…まあ俺は別にいいけど」
俺「俺も構わないよ」
千歌「やっぱり…私たちのこと…愛してくれるんだね…♥」
由美「当たり前じゃないか。仲間だろ?」
全員「あははは…」
こうしてこの日はお開きとなった。最終電車で名古屋に帰ることができた。
〜※〜
次の日、学校には遅刻しなかった。ヤンデレはやっぱり嫌いにはなれないな。
それでもあの争いを止めてくれた千歌には、感謝の念しかない。
現役Aqoursのヤンデレ化率100%を達成しましたね。後は鞠莉ちゃんと果南ちゃんだけか…。どうヤンデレに持っていくか迷うなぁ…。
あとグダグダですね。
次回は未定です。この作品は夏休みに入るかもしれません。