「奇跡を祈る千歌大喜利」は終わった。
その後だが…、
エリーチカいじりをしたという理由でダイヤさんから説教を受けた。
ダイヤ「瀬戸さん!どうして私の大事なエリーチカをいじったんですの!?私の前でμ'sいじりをするなんて…片腹痛いですわ」
僕「すみません。ネタが尽きたんですよ」
ダイヤ「これからはネタが尽きてもμ'sの人を私の前ではいじらないように。下ネタの方がよっぽどマシですわ!!」
僕「これから気をつけます」
その日はこれで終わったが、その日の夜はひどい夢を見た。
それは…
僕のWALKMANが突然コノハズクに取られ、何台もの車に踏み潰され、更には工事員のおじさんたちによって粉々になってしまう夢だった。
この災難は絶対に避けたい。
〜※〜
そして朝を迎えた。
この日はJR東海沼津駅でWALKMANの中身を見せ合うことにしていた。集まったのは千歌さん、由美さん、仲喜さん、鞠莉さん、そして僕の5人だった。
今回はそれぞれが1曲ずつ紹介する。
千歌「じゃあ私から」
千歌さんはまずこの曲から流し始めた。
【♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】
これは僕のWALKMANには落としていない。だから聴けるのはかなり貴重だ。
次は鞠莉さん。
【♪B'z『Ultra Soul』♪】
鞠莉「私、ロック系が好きでこういうのには親しいの〜☆」
そういえば鞠莉さんロックはキラキラしていて好きだって言ってたもんな。
次は僕の番だ。
【♪Aqours『キセキヒカル』♪】
僕「俺さ、劇場版の収録に使われた曲に感銘を受けたからそれ以降入れてるんだよ」
千歌「なるほど」
次は由美さん。
【♪葉加瀬太郎『船上にて』♪】
由美「俺は葉加瀬太郎とか柏木広樹とかの音楽が好きでいつも入れてるんだ」
このとき、僕は感じた。その曲が欲しいと。そのためには僕のWALKMANと交換する必要があるのではないか。あとで提案してみよう。
最後は仲喜さん。
【♪菅野祐悟『Half of the Sky』♪】
仲喜「俺は由美ちゃんの影響を強く受けてこういう曲をよく入れてるんだよ」
恐らく由美さんもこの曲を入れてる可能性がある。あとできいてみよう。
全部紹介し終えたあと、千歌さんから提案があった。
千歌「なんか気になった曲とかない?」
僕は早速手を挙げた。
僕「俺は由美さんの入れている曲に感銘を受けたんだ。ぜひ俺のWALKMANに入れて聴きたいんだ!」
すると由美さんは言った。
由美「実は俺も同じこと思ったんだ。『キセキヒカル』は俺のWALKMANには入っていない。でもいつでも聴きたいって思ったのよ」
僕「じゃあ由美さん、WALKMANの中身を見せてくれないか?」
由美「いいよ」
そして僕は由美さんからWALKMANを受け取り、中身を見る。
中を見るとコブクロ、SEKAI NO OWARI、柏木広樹、葉加瀬太郎、押尾コータロー、image、サザンオールスターズ、スギテツなどジャンルが多彩だった。
僕「一度聴いてみていいか?」
由美「構わないよ。ほい、イヤホン」
僕「ありがとう」
例えば、
【♪柏木広樹『Bom Dia!』♪】
これを聴くと沼津港の夕日を思い浮かべる。
こんなのもあった。
【♪押尾コータロー feat. 葉加瀬太郎『Big Blue Ocean』♪】
これを聴くと晴れた日の三津海水浴場を思い浮かべる。
他にもこんなのや↓、
【♪葉加瀬太郎『風の向こうに』♪】
【♪沖仁『スペイン(Band ver.)』♪】
【♪古澤巌『Fine Day!』♪】
こんなのや↓、
【♪SEKAI NO OWARI『スターライトパレード』♪】
【♪コブクロ『今、咲き誇る花たちよ』♪】
【♪サザンオールスターズ『ピースとハイライト』♪】
こんな変わったもの↓まであった。
【♪初代林家木久蔵『いやんばか〜ん』♪】
【♪秋山裕和『Dear Childhood Friend』♪】
【♪RADIO FISH『PERFECT HUMAN』♪】
読者の皆さん、これらを聴いてみたかったらCDを買ったり、YouTubeで検索したりしてください。
こうして聴いてみて僕は言った。
僕「やっぱり俺は柏木広樹と葉加瀬太郎、そして押尾コータローの曲をいつでも全部聴けるようにしたいなぁ。あとできればimageシリーズもな!更には『HAPPY PARTY TRAIN』や『恋になりたいAquarium』とか俺が入れていないAqoursの曲もお願いだ!」
由美「了解!じゃあそっちのWALKMANと俺のWALKMANの両方を貸して。俺も『キセキヒカル』はいつでも聴けるようにしたいからな」
僕「どうぞ」
由美「Thank you!」
そして由美さんは地下にある中部高速鉄道沼津港線沼津駅に行く。
1時間後に帰ってきた。
由美「約束通り、入れてきたよ。逆に『キセキヒカル』も入れさせてもらいました。ありがとう」
僕「こっちこそ!」
由美「さあ、返すよ」
由美さんは僕にWALKMANを返そうとするが…、
悲劇が起きたのはその時だった!
由美「コノハズクがー!!」バシッ
なんと!僕のWALKMANはコノハズクに奪われたのだった!!
僕たち5人はとっさに走るが…、
さらに悲劇は続く。
仲喜「落としたー!!」ヒューン
僕のWALKMANは仲見世商店街北側入口にある横断歩道のど真ん中に落ちた。
千歌「あそこに落ちたよ!」
由美「取りに行こう!」
千歌さんと由美さんはそれでも走ってWALKMANを取りに行く。
しかし、着いた途端に赤信号になってしまった。
その後、WALKMANは何台もの車によってグシャグシャにされた。その中には大型トラックやバス、ダンプカーもあった。僕たちは驚きが隠せなかった。
信号が青になってから拾いに行こうとするが、それでも悲劇は続く。
なんと!拾おうとした瞬間に工事のおじさん2人がやってきたのだ!!
工事員A「さあ、穴掘るっペー」
工事員B「おー!」
そしてグシャグシャになってしまったWALKMANの上から工事用の掘削機を使う。
カリカリカリカリカリカリカリカリ…
千歌さんたちは真っ青のデスラー状態になった。
工事員B「おーい、穴掘るのそこじゃないぞー」
工事員A「あーっ、いけねぇー」
工事のおじさんたちは去っていった。WALKMANは粉々になってしまった。
由美さんは粉々になったWALKMANを瞬間接着剤でくっつける。
WALKMANはオブジェ状の物体と化した。
由美さんは嘆く。
アーーーーーー!アーーーーーー!
そんなとき!仲喜さんが新しい使いみちを思いついて2人を呼んだ。
「おめえ、それiPodじゃなくて、WALKMANだなぁ!(*1)」
「WALKMAN使いたい♪WALKMAN使いたい♪WALKMAN使いたい♪コード付きイヤホン古い(*2)」
「ねえねえ、なんでWALKMANはWALKMANって言うの?(*3)」
「WALKMANです…。粉々になってしまいました…。どうすればいいんでしょうか…(*4)」
「ボーッと生きてんじゃねーよ!」
「山田君!全員のWALKMAN全部持っていきなさい!!(*5)」
「WALKMANがWALKMANって言うのは…歩いて使う目的で作られたから〜!」
千歌さんは目を光らせた。
グッドアイデア!
〜※〜
そして千歌さんたちが粉々になったWALKMANを僕に見せるが…、
僕は心の中が絶望と悲しみでいっぱいになり、なんの言葉も出なかった。
しばらくして、由美さんは言った。
由美「今回は本当にごめん!新しいの買ってあげるから許して!!」
僕はこれはみんなのせいではないことがわかってたから、
僕「謝る必要なんてないし、買うのも自分でやるからいいよ」
由美「そんなに悲しんで断るなよ。君のイケメン顔が台無しじゃないか」
僕「えっ?」
由美「こんなにもこだわる理由は2つある。1つは俺は中部高速鉄道で稼いでいるからさ、奢る金はある。もう1つは皆さんの悲しむ顔を見たくない。大切にしてるのは、金よりも、皆さんの笑顔なんだから!!」
僕「…由美さん…」
今回はいつか僕のWALKMANを買いに行く約束をして、お開きとなった。
この日、由美さんは十千万に泊まることにしていた。仲喜さんはこの日に帰る予定だったが、僕のWALKMANを壊したときに新たな使いみちを思いついた罰としてもう1日沼津に滞在することになった。彼は結局ホテルオハラに泊まった。
〜※〜
この日はヒアリに刺される夢を見てしまった。この災難も避けたい。
〜※〜
次の日、本当にWALKMANをエディ●ンサントムー●柿田川店に由美さんと買いに行った。自分の欲しいタイプのSシリーズ・16GB・サファイアブルーが手に入った。
とりあえず沼津駅に戻り、中部高速鉄道の駅で一部の曲を入れさせて貰う。
それから歩いて沼津港に向かおうとする途中…、
僕の携帯が鳴り出した。鞠莉さんからだった。
【通話開始】
僕「鞠莉さん!どうしたんだ?」
鞠莉『想夜!聞いてよ!私のWALKMANがコノハズクに取られたのー!』
僕「えぇ〜っ!?」
鞠莉『淡島の海には沈んでいないみたいだから沼津市街で見つけたら拾って持ってきて!!』
僕「わかりました」
【通話終了】
するとバイオレットのWALKMANらしき物体が大手町交差点の横断歩道の上に落ちた。
僕「恐らくあれは鞠莉さんのWALKMANだぞ!」
由美「いかんいかん!取りに行こう!」
ところが…、
またここで悲劇が起きるのだった!!
着いた途端に赤信号になる。
その後、そのWALKMANは何台もの車によってグシャグシャにされた。その多くがバスだった。また僕たちは唖然としてしまう。
さらに悲劇は続いた。
昨日見かけた工事のおじさんが青信号になった途端にやってきて工事用の掘削機を使う。
工事員A「さあ、穴掘るっぺー」
工事員B「おー!」
カリカリカリカリカリカリカリカリ…
僕たちは真っ青のデスラー状態となった。由美さんに至っては涙を流していた。
工事員B「おーい、穴掘るのに邪魔なものがあるぞー」
工事員A「あーっ、いけねぇー」
鞠莉さんのWALKMANは粉々になってしまった。
すると工事のおじさんはほうきを使って粉々になった鞠莉さんのWALKMANを塵取りに入れる。
工事のおじさんたちはその後、もう一度穴掘りを再開する。
地下には中部高速鉄道沼津港線が通っているが大丈夫なのだろうか…?
さらに悲劇は続く。
なんと!穴を掘った場所から僕たちのところをめがけて急激にヒアリの行列がやってきたのだ!!
工事のおじさんたちは言わずもがな、車の中にいた人、バスの乗客、近くの歩道にいた人までヒアリの犠牲になった。どれほどたくさんいるんだって話なんだが…。
もちろん僕も由美さんもヒアリに刺された。
僕「痛えーーーーーー!!」
由美「マジかよーーーーーー!!」
とりあえずそれぞれが近くのトイレの洗面所で毒を吸い出す。
これで1つ事無きを得た。手が腫れてしまったが…。
さて、問題は鞠莉さんのWALKMANだ。
WALKMANを入れた塵取りは工事のおじさんたちによって回収されていた。どこを探しても見当たらない。すでに工事のおじさんたちも撤収してしまっている。
すると鞠莉さんからまた電話が。
【通話開始】
僕「鞠莉さん!どうしたんだ?」
鞠莉『家の物置き部屋探してたら別のWALKMANが見つかったのー!一世代前のだけど容量が大きいしまだ使えるからいいと思って連絡したのよ』
僕「なるほど」
鞠莉『ところで想夜、元気ないけどどうしたの?Cheer upよ!』
僕「それが…、鞠莉さんのWALKMANが俺のと同じように粉々になったのを大手町交差点で見てしまったんだ。そのWALKMANは捨てられ、さらに俺たちはその場でヒアリに刺された」
鞠莉『えぇ〜っ!?WALKMANは別に構わなかったけど沼津の市街地にヒアリが出るなんてunbelievableだわ!!あっ、そうだ!』
僕「どうしたの?」
鞠莉『仲喜と千歌っちと一緒にそっちに向かうから待ってて!』
何が起きるんだろう…?
〜※〜
1時間半後、3人が駆けつけてきた。
僕「仲喜さん、ハチアブジェット持ってるけどどうやって持ってきたんだい?」
仲喜「マリーの車で一緒に来たんだ。で、ヒアリの出た場所は?」
僕「あそこだ」
僕は工事のおじさんに穴を掘られた場所を指さす。
仲喜「あそこか…。車も通るし厄介だなぁ」
青信号になったところで仲喜さんはヒアリの出た場所に向かい、ハチアブジェットを噴射する。
信号が点滅したところで戻ってくる。
これを繰り返すこと30分、ヒアリは全滅した。
そして戻ってきてから、
全員「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」
喜んだはいいものの…、
仲喜「なあ想夜さん」
僕「どうしたんだ仲喜さん?」
仲喜「なんというか…君は無理して喜んでる気がするんだ」
僕「そんなことはないから!」
仲喜「いや、なんか雰囲気的に恐怖が漂うんだ。君も男だけどさぁ、思いっきり、泣いていいんだよ?」
僕「う…うぅ…うわぁーーーーーーん!!怖かったよぉーーーーーー!!」
仲喜さんのお言葉に甘えて思いっきり僕は泣いた。なんか…恥ずかしいなぁ。
落ち着いてから、
僕「しかし、なんで泣いていいなんて言ったんだよ」
仲喜「俺、思ったんだよ、女装を始めてから。性別に関係なく泣くのは当たり前だって。男でも涙を見せながら生きていいんだって。性別になんて囚われてはいけないのさ!一番大事なのは負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くことなんだから!!」
僕「…ありがとう。なんか、自分により自信がついた気がする!!」
仲喜「そう言ってくれると嬉しいです」
すると鞠莉さんと千歌さんは言った。
鞠莉「なんか、素敵ねぇ」
千歌「そうだね」
全員「あははは…」
こうして今回はお開きとなった。
家に帰ってから、前のWALKMANに入れていた音楽を全部入れた。由美さんと一緒に買ったものだからぜひ大切にしよう。
〜※〜
翌日、由美さん、仲喜さんが帰ることに。
僕「由美さん、仲喜さん、また…会えるよね?」
由美「きっと会えると思うよ」
仲喜「よかったら名古屋市にもおいでよ」
僕「おう!ぜひ行かせてもらうよ!」
3人「じゃあまたねー!」
こうして2人は帰っていった。
いや〜、この4日間貴重な体験をさせてもらったよ。でも読者の皆さん、自分のものが粉々になっても慌てふためくことはないからな。あとヒアリが出たらすぐに警察を呼ぶんだよ。
これをもってコラボ企画は完結を迎えました。文字数は過去に2番目に多い約5800字くらいになりました。ちなみに過去最高は10000字を超えています(整理のため削除済み。その後8000字や9000字の量産を実施中)。
今回は渉矢さんから皆さんにメッセージがあります。
【読者の皆様へ】
僕はコラボ企画を初めて達筆しました。最初はダメもとでコラボ企画をしませんか?という活動報告を書いていてそれを書いてから数日後に【是非やりましょう】と声をかけてくださったのが秋水線降細さんでした。秋水線降細さんが書く二次創作はとても面白くこちらまで楽しい気持ちとなりました。小説の才能のない僕はいつもそれで頑張ろうという気持ちになれました。秋水線降細さん、読者の皆様本当にありがとうございました。
これからも【奇跡を祈る少女に僕は…】を引き続きお願いいたします。
自分からもメッセージを送ろうと思います。
【読者の皆さんへ】
コラボ企画、その存在を知ったのは私がハーメルンを知ってからまもなくのことでした。それは薮椿さんとちゃん丸さんによるものでした。
そしてラブライブの二次創作小説を書き始めて以降、べーたさんや七宮 梅雨さん、アドミラルΔさんが特別コラボ企画を執筆なさっているのを見て自分もぜひやってみたいと思いました。
しかし自ら情報を発信しても誰も読んではくれないだろう。そう思ってためらっていたときに偶然見かけたのが渉矢さんの活動報告でした。
今思うと渉矢さんには感謝の念しかありません。また、今こうやってコラボ企画ができているのは読者の皆さんのおかげでもあります。渉矢さん、読者の皆さん、本当にありがとうございました。
あと私の作品である「ネタ系Aqours&大地の物語 in 2019」も引き続きよろしくお願いします。
次回からまた本編に戻りますが、場合によれば休載するかもしれません。
また、このネタがわからなかった人はこちら↓を参照。
https://youtu.be/FCn1FwJ-5Qs
https://youtu.be/xOZG07DSiv0
https://youtu.be/A0n2fjiucQA