ネタ系ローカルアイドル since 2019   作:松浦南北

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題名はとある映画のパクリです。今回は津島善子ちゃん及び青山由美、そして高海千歌ちゃん視点で書きます。


ヨハネの名は。

【由美 side】

俺は今夢の中の地下駅にいる。なんとなくリニモの藤ヶ丘駅に似ている。

 

そんなとき、善子ちゃんが向こうから走ってきた。

 

「そこどいてーーーーーー!」

 

しかしながら、俺は避けることができず、善子ちゃんとぶつかってしまった。

 

「ぎゃあーーーーーー!!」

 

「痛ーーーーーーい!!」

 

そして気がつくと、

 

「何すんのよ由美…ってなんで私がそこに!?」

 

「そっちこそ…ってなんで俺が!?」

 

「「私(俺)たち…入れ替わっちゃったのーーーーーー!?」」

 

そこで目が覚めてしまう。電車乗りたかったな…。

 

〜※〜

 

目が覚めると部屋の様子が変だと気づいた。

 

とりあえず、鏡を見てみよう。

 

「なんで善子ちゃんが鏡にーーーーーー!?俺は青山由美だったはずじゃ…!?」

 

おや?仲喜くんからLINEが来てるぞ。ってリトルデーモンナメクジになってるし!!

 

読み上げよう。

 

「『由美ちゃんへ

 

君がこれを読んでいるということは君はよっちゃんと入れ替わったことになる。このことはバラしてもいいよ。

 

仲喜より』」

 

やっぱり…俺は夢の中で善子ちゃんと入れ替わってしまったんだ…。花丸ちゃんやルビィちゃんには何と伝えればいいかな…?

 

〜※〜

 

「おはよう、ズラ丸、ルビィ」

 

「「おはよう、善子ちゃん」」

 

「だからヨハネよ!」

 

これでいいのかな?

 

「善子ちゃん、なんか朝から様子が変だけど何かあったずら?」

 

ギクッ!何と答えれば…。

 

「な、何でもないわよ!」

 

「じゃあさ、堕天使になってみてよ」

 

堕天使モードか…。どうやれば…?

 

「ニッポンはこのままでは滅びるであろう。人々は天からの雷に打たれもがき苦しみそして人類はすべて滅びるのじゃ!」

 

「やっぱりこんなの善子ちゃんじゃないずら。なんとなく由美ちゃんに似たところがあるずら」

 

とうとうバレてしまったか…。バラすか。

 

「花丸ちゃん、ルビィちゃん」

 

「「どうしたの?」」

 

「実はあたし、善子ちゃんと由美ちゃんで入れ替わってしまったの」

 

「「えぇ〜っ!?」」

 

「ってことは、善子ちゃんが由美ちゃんで…」

 

「由美ちゃんが善子ちゃんに…なっちゃったの!?」

 

「そうなのよ…」

 

「じゃあ今日は由美ちゃんになった善子ちゃんと仲喜さんを呼び出して新居町に行くずら」

 

「そうね」

 

そして花丸ちゃんとルビィちゃんとで新居町に行くことになったが沼津駅で千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃんと出会った。

 

「あっ、千歌先輩、曜先輩、梨子先輩、おはようございます」

 

「「「おはよう善子ちゃん」」」

 

「だからヨハネですよ!」

 

「善子ちゃんの様子…なんか変だね…」

 

「なんとなく由美ちゃんに似ているところがあるような…」

 

「花丸ちゃんは何か知ってる?」

 

「実は…カクカクシカジカ」

 

「「「えぇ〜っ!?」」」

 

「本当に善子ちゃんと由美ちゃんが入れ替わっちゃったの!?」

 

「実はそうなんです。朝起きたらここ沼津に…」

 

「でも善子ちゃん、このままだと善子ちゃんにも由美ちゃんにも見えないからいつもの喋り方でいいよ」

 

「ありがとうございます。じゃあこれ以降はそういうことで」

 

「ところでみんなは今からどこに行くの?」

 

「新居町駅ずら」

 

「私たちも一緒に行っていいかしら?」

 

「「「もちろん!」」」

 

こうして従来メンバー6人で新居町へと向かうことになった。

 

【由美 side out】

 

善子ヨハネ side】

 

酷い夢を見て朝起きたら青山由美になっているなんて最悪よ!!

 

まあ仲喜が知っていて良かったけど。

 

「あっ」

 

「どうしたの仲喜?」

 

「マルちゃんからLINEが」

 

「じゃあ読み上げて」

 

「えーっと…『マルたちは新居町に向かうからそっちも今から向かうずらよ』だって」

 

「ここはヨハネの名にかけて行くわ!」

 

「そう来ると思ったよ!」

 

こうして仲喜と二人で新居町へと向かうことになった。

 

善子ヨハネ side out】

 

〜※〜

 

そして新居町に到着したときには仲喜さんと由美ちゃんが待っていた。

 

仲喜さんは早速言った。

 

「ちょうどよかった!早速で悪いけど善子ちゃんは向こうから、由美ちゃんはあっちから走ってそのままぶつかって」

 

「えっ!?」

 

「いきなり!?」

 

「大丈夫。痛いのは一瞬だから」

 

そう言って二人は走ってぶつかる。

 

「痛ぁーーーーーー!!」

 

「ぎゃあーーーーーー!!」

 

そして…

 

「…あれ?戻ってる?」

 

「本当よ!戻ってるわ!」

 

「「ありがとう!仲喜(くん)!」」

 

「いえいえどうも」

 

そして今度は私たちに話し始めた。

 

「今回はよっちゃんと由美ちゃんを入れ替えた犯人がいてそいつはウイング団のみおぴょんだ」

 

私は言う。

 

「えっ?みおぴょんさんって逮捕されたんじゃなかったの?」

 

「実はウイング団の4人は全員逮捕されてから2日後に全員釈放されてしまったんだ。それで何か企てていると思ったら今度はこの入れ替え事件だったわけよ」

 

「それで善子ちゃんと仲喜さんは仲良さそうに話していたけど何かあったの?」

 

「それは、互いにファンだったからさ。つい我を忘れて…」

 

なんとなく怒りが込みあげてきた。

 

「………」

 

「あれ?千歌さん怒ってる?」

 

「当たり前だよ!!」

 

「…あれ?みんなも?」

 

「「「「「「当たり前(ずら)!!」」」」」」

 

これにより仲喜さんは私たちから集団リンチを受けたというのは言うまでもない。




入れ替わりネタ書くのは難しかった…。

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