ネタ系ローカルアイドル since 2019   作:松浦南北

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今回は本編に戻り、新シリーズ「迷列車で行こう」を書こうと思います。

【2021年7月11日追記】
当該車両のイラストが完成しました。CC-BY-SA 3.0のライセンスを取得済みです。

【挿絵表示】



迷列車で行こう Aqours編 第1回 京阪2代目600系

とある日のこと。私は中部高速鉄道の沼津駅に呼び出された。そこには由美ちゃんがいた。

 

由美「さあ、今日ここに来てもらったのは新シリーズの撮影をするためです」

 

私「新シリーズって…?」

 

由美「迷列車で行こうシリーズをやろうかなって。あっ、そうそう。カメラもう回ってるから」

 

私「もう始まってるの!?」

 

由美「ああ。それから君を呼んだのはいつも俺のことを応援してくれるからだよ」

 

私「ありがとう由美ちゃん!」

 

由美「いえいえどうも。さて、今日紹介するのは京阪2代目600系です」

 

私「えっ?京阪600系って形式は何度も使われているんだね!!」

 

由美「そのとおり!現在は3代目で、今回のは先代ということになります」

 

私「なるほど。やっぱり興味が湧いてきたよ!」

 

由美「じゃあ説明しましょう」

 

そして説明が始まる。その前にOPが流れる。

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

〜※〜

 

京阪600系は1961年に登場した、在来車からの機器流用車です。

 

当時京阪線ではラッシュアワー対策として1959年に2000系24両を投入し、1961年以降も増備計画が立てられていましたが、直ちに十分な両数を確保できるほどの財力はありませんでした。

 

そこで登場したのが在来車の機器流用による京阪600系です。

 

〜※〜

 

私「どんな車体や機器を使用していたの?」

 

由美「今から説明します」

 

〜※〜

 

車体はこの車両の登場前に存在した1650形のものを踏襲した、両開き1200mm幅のドアを3ヶ所持つ18m級の準張殻構造の車体です。

 

前照灯は貫通扉の上に白熱灯2灯のものが設置されていました。

 

主電動機は在来車の出力72kWのものではなく、それを改修した出力90kWの直流直巻電動機を使用していました。

 

駆動方式は吊り掛け駆動、歯数比は66:23で2.87です。

 

制御方式は抵抗制御。在来車にはなかった弱め界磁制御を改修により搭載しました。

 

ブレーキ方式はA動作弁の自動空気ブレーキで、後に電磁排給弁が追加されました。

 

台車は種車のものを流用した金属バネ台車ですが、改修により枕バネを板バネからコイルばねに取り替えました。

 

こうして1965年までに41両が製造されました。

 

この他に1650形10両全車が本系列の630形に改造されたので、1973年時点で本系列は51両になりました。

 

この10両の歯数比は車輪径が異なることから67:22で3.045です。

 

全車両が揃ってからは、幅広く運用に充当され、特に急行や一部の準急では、後発特急から逃げ切るために、MT比を5:2とした上で複々線区間のほぼ全区間においてフルノッチで走行するという、低出力の吊り掛け駆動車としては極限に近い運転が実施されました。

 

編成は7両編成が基本で、他に支線用の4両編成が存在しましたが、適宜編成を組み換えることが多かったようです。

 

主に4両編成は本線、宇治線、交野線の普通列車に主に充てられ、7両編成は本線の普通列車の他、朝ラッシュ時の区間急行や準急などにも充当されました。さらに1982年の秋にダイヤが乱れ、その際に鳩マークをつけた上で特急運用に駆り出されたことがありました。

 

経年が比較的浅いことから今後も活躍が期待される…

 

 

 

〜※〜

 

 

 

由美…はずでした

 

私「えっ?まさか…?」

 

由美「そのまさかです。続きをどうぞ!」

 

〜※〜

 

1974年に京阪線の昇圧が決定されると、吊り掛け駆動車は全廃されることになりました。

 

また、初代1800系と2000系はカルダン駆動車でしたが、こちらも昇圧非対応だったので廃車が決定しました。

 

ここで、後に登場した700系は吊り掛け駆動でしたが、こちらは車体強度も十分で、冷房装置が取り付けられるので、44両中42両が昇圧工事の対象となり、1977年から1978年にかけて新造名義で工事を施行、1000系となりました。

 

この1000系には2019年8月現在、廃車は出ておらず、全車が現役です。

 

残る2両は後で説明します。

 

しかしながら本系列は徹底的な軽量化を施した構造が祟り、冷房装置が取り付けられず、昇圧工事の対象外となり、昇圧時の廃車が決定されました。

 

ここで、700系の昇圧工事の間、未改造の700系3両を600系の4両編成に連結した7両編成も見られました。

 

その後、1978年に前述の700系のうち昇圧工事の対象外となった781・799の2両は600系に編入。690・691と改番され、本系列は53両となりました。

 

ところが、昇圧時の絶対的な車両数が不足することから、初代1800系の機器と本系列の車体を組み合わせて応急車両の2代目1800系が1982年から1983年にかけて14両つくられました。

 

それ以外の39両は1983年12月4日の昇圧をもって廃車になり、しばらくしてそのまま解体処分されてしまいました。この中には700系の編入車が2両とも存在し、どちらも落成からわずか13年と短命に終わってしまったということです。

 

なお、運用末期には同じく昇圧対象外の1300系のT車と本系列のM車を入れ替えて運用することもあったようです。

 

残った14両は1988年から1989年にかけて廃車となり、うち1両分のカットボディが保存されています。

 

この結果、現存するのは1両分のカットボディのみということになります。

 

〜※〜

 

由美「今回は以上です。いかがでしたか?」

 

私「やっぱり関西私鉄の電車は面白いね!」

 

由美「でしょ?さて、次回は何が出るか、お楽しみに!」

 

私「じゃあ今回はこの辺で」

 

2人「ありがとうございましたー!」

 

【ED♪葉加瀬太郎『風の向こうに』♪】

 

これで由美ちゃんがカメラを止めて今回はお開きとなった。

 

やっぱり電車は面白い!!




参考文献↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%98%AA600%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A_(2%E4%BB%A3)
次回は未定です。コラボ企画の可能性もあります。
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