前回、座布団はルビィちゃん1枚、花丸ちゃん6枚、ダイヤさん3枚、果南ちゃん3枚、幸恵ちゃん6枚、月ちゃん0枚、由美ちゃん4枚、仲喜くん0枚で終わった。
3問目に入る前にステージ上に誰かが現れた。
由美「ややっ!ウイング団!俺を斬りに来たのか!?」
きよっぴー「違うわ。大喜利を見に来ただけよ」
由美「ならいい。戦う気満々だったら大喜利は中止だったからな」
これは取っておかないとまずい。ウイング団が退場したところで、
私「曜ちゃん、由美ちゃんの1枚持っていきなさい」
由美「なんでーーーーーー!?」
由美 座布団 −1枚
さて、3問目に本当に行こうとしたら台本が…見つからない!!
ダイヤ「千歌さん、あんなミス犯す位ですから台本は私が取っておきました。司会は代わりにやりますからさあ、回答席へ!!」
私「ちょっと待って!!そんなルールどこにあったの!?」
ダイヤ「ルールもなにも、先代の圓楽師匠も歌丸師匠もみんなそうやってやめていきましたのよ?」
私「とにかく台本返して!!」
そう言って私はダイヤさんから台本を没収した。
すると私の座布団がなくなっていた!!
由美「あれ?仲喜くんの座布団の色違うじゃないか!!」
私「仲喜くん!!戻して!!」
そう言って私は仲喜くんから座布団を回収した。
本当に行こう。
私「さあ、3問目!曜ちゃんみんなに例のものを配ってー!!」
曜「(口上風に)了解であります!」
私「うるさいよ!」
配られたのは封筒。
私「最近、手紙を見かけませんが、手紙にも良さがあります。人のことを言ってはいられませんが、皆さんも手紙を書いてみたらどうでしょう?そこで問題。皆さんはね、お配りした封筒を使って、喜怒哀楽たっぷりに何か一言言ってください。そして私が『どうしました?』と聞きますので何か返してください」
最初は、
私「はいルビィちゃん!」
ルビィ「あれ?切手の消印がずれてる!」
私「どうしました?」
ルビィ「よし!お姉ちゃんにバレないようにもう1回使っちゃおう!!」
私「ケチケチしない!1枚取んなさい!!」
ルビィ「なんでーーーーーー!?」
座布団 −1枚
ルビィちゃんの座布団はなくなった。
私「はいルシファーちゃん!」
幸恵「おっ!裁判所からだわ!!」
私「どうしました?」
幸恵「クックック…私…悪魔のルシファーは…
私「…曜ちゃん、幸恵ちゃんの2枚持っていきなさい」
幸恵「ルシファー!!」
座布団 −2枚
私「はい仲喜くん!」
仲喜「ああ…この写真…三鷹事件から…もう70年か…」
私「どうしました?」
仲喜「63系電車も…事故が多かったなぁ…」
ダイヤ「なんてことを言うんですの!?」
果南「63系電車に失礼だよ!!」
私「曜ちゃん、ダイヤさんと果南ちゃんの1枚ずつ取って仲喜くんに渡して」
2人「そんなぁーーーーーー!!」
ダイヤ 座布団 −1枚
果南 座布団 −1枚
仲喜 座布団 +2枚
私「はい花丸ちゃん!」
花丸「これは使えそうな道具ずら!」
私「どうしました?」
花丸「いないいない…土屋太鳳!」
また!?
私「曜ちゃん1枚持っていきなさい!!」
花丸「えぇ〜っ!?」
座布団 −1枚
私「はい果南ちゃん!」
果南「あっ!約束通り100万円送ってきてくれた!!」
私「どうしました?」
果南「読者の皆さん、ダマされないと思ったら大間違いですよ!最近また横行していますから。特にダイヤ、気をつけようね」
ダイヤ「ちょっと果南さん!」
私「曜ちゃん、ダイヤさんの1枚取って果南ちゃんに渡して」
果南「やった!」
ダイヤ「なんでですのーーーーーー!?」
私「詐欺に引っかかった人が何言ってるんですか!!」
ダイヤ 座布団 −1枚
果南 座布団 +1枚
ダイヤ「もう私は怒りました!!座布団を取り返しますわ!!」
私「はいじゃあやる気満々のダイヤちゃん!」
ダイヤ「これをウイング団の皆さんに…と」
私「どうしました?」
ダイヤ「ウイング団の皆さん宛に不幸の手紙を送るのです」
私「3枚あげて!!」
ダイヤ「これで安泰ですわ♪」
座布団 +3枚
私「はい月ちゃん!」
月「ん?やったー!」
私「どうしました?」
月「曜ちゃんクビだって!」
曜「ちょっと!」
曜ちゃんは月ちゃんを突き飛ばした。取れる座布団はない。
私「曜ちゃん、月ちゃんに3枚渡しといて」
曜「なんでーーーーーー!?」
座布団 +3枚
私「はい由美ちゃん!」
由美「この3万円を入れて…と」
私「どうしました?」
由美「定期券の更新に行くんです」
私「あっ、なるほど!3枚あげて!」
座布団 +3枚
私「はい仲喜くん!」
仲喜「おや?小原財閥から招待状だ」
私「どうしました?」
仲喜「『小原鞠莉を連れ戻す会』か。『不参加』と」
私「2枚あげて!」
座布団 +2枚
それに反応するように手を挙げたのはダイヤさん。
私「はいダイヤちゃん!」
ダイヤ「あら?中部高速鉄道から招待状ですわ」
私「どうしました?」
ダイヤ「『G9900系試乗会』ですか。ルビィ、行きませんわよね?」
ルビィ「うゅ!」
ダイヤ「それでは、『不参加』と致しましょう」
仲喜「よせよ!」
私「曜ちゃん、由美ちゃんと仲喜くんの1枚ずつ取ってルビィちゃんとダイヤちゃんに渡して」
由美・仲喜「なんでーーーーーー!?」
由美 座布団 −1枚
仲喜 座布団 −1枚
ダイヤ 座布団 +1枚
ルビィ 座布団 +1枚
時間的にあと3つ。
私「はい花丸ちゃん!」
花丸「あっ、NaOHって書いてあるずらね。中に手入れてみるずら」
読者の皆さん、絶対にやめようね。
しかしここで終わらせてはいけない。大喜利だから。
私「どうしました?」
花丸「あ〜、ヌルヌルしてて気持ちいいずら〜♥…あれ〜?なんか痛いずらね〜…。うわっ!指紋がないずら!!」
私「NaOHはすごく危ないから絶対に触らないようにしようね。曜ちゃん、3枚持っていきなさい」
座布団 −3枚
あと2つ。
私「はい仲喜くん!」
仲喜「何?『チカキトク、スグカエレ』?」
これは嫌な予感がする。
私「…どうしました?」
仲喜「いきなり言われても…内浦に帰れないよ…」
それに反応するように手を挙げたのは由美ちゃん。
これが最後の回答だ。
私「はい由美ちゃん!」
由美「さっきの仲喜くんのやつに呼応するやつです」
もっと嫌な予感がする。
由美「ん?死亡通知?」
私「…どうしました?」
由美「沼津内浦、高海?」
仲喜「えっ?高海?高海だろ?昨日千歌が危篤って電報届いてたから……まさか……?」
私「曜ちゃん!!由美ちゃんと仲喜くんの全部持っていきなさい!!!!」
由美 座布団 全部没収
仲喜 座布団 全部没収
最近私の死亡ネタが絶えない。不愉快だから締めちゃおう!
私「不愉快なので大喜利これまで!さようなら!!」
こうして収録が終了となったが、またこのあと悲劇が起きるとは…。
次回は後日談でも書こうかな…?