※今回、ルビィちゃんは1年生、由美ちゃん、千歌ちゃんは2年生とします。
※※今回は特別に由美ちゃん、千歌ちゃんの前世が判明していることにします。
日乃「ねえルビィ、近鉄に乗りに行こうよ」
この子は松浦日乃ちゃん。果南ちゃんの妹で、前世は近鉄特急だったんだって。
ルビィ「いいけど、なんで?」
日乃「英虞湾の景色を見てみたいんだ」
ルビィ「じゃあ日乃ちゃん、何人か誘おうよ」
日乃「うん!」
そして集まったのは…、
??「どうも」
??「Hello〜♪」
??「こんちかー!」
1人目は青山由美ちゃん。名古屋出身・在住で、一人称が「俺」の女の子。
2人目は高海千歌ちゃん。みかんが大好きで、私をスクールアイドルに誘ってくれたんだ。
3人目は小原ビスタちゃん。鞠莉ちゃんの妹で、彼女も前世は近鉄特急だったんだって。
由美「でもなんで俺を誘ったの?」
千歌「仲喜くんも勇輝くんも名古屋にいなかったから」
由美「なるほど。で、近鉄特急に乗って賢島に行くんだよね?」
ビスタ「そうよ」
ルビィ「なんかわくわくしてきたよ!」
由美「よし、それじゃあ早速〜?」
全員「ヨーソロー!!」
こうしてルビィたちの旅は始まった。
〜※〜
乗る列車はしまかぜ。終点の賢島まで乗る。
一番前の6号車に乗った。
全面も側面もハイデッカーで景色が良い。
一番のビュースポットは鳥羽駅を発車してまもなくのところ。
ところが、ビスタちゃんと日乃ちゃんは涙を流していた。
由美「ビスタちゃん、日乃ちゃん、そんなに泣いてどうしたの?」
ビスタ「実はアタシたち、前世はここまで来れなかったの」
千歌「そうだったの?」
日乃「うん。ずっと京都線・橿原線系統に閉じ込められて、その一方で680系先輩たちがここで最期を迎えたから憧れの場所だったんだ」
由美「ってことは君たちは2人共近鉄18000系だったんだな?」
ビスタ「なんで知ってるの?」
由美「Wikipediaに載っていたのを読んで知ったんだ。それに…」
ビスタ・日乃「それに?」
由美「俺の前世が近鉄2400系だったんだよ」
4人「えぇ〜っ!?」
日乃「ってことは、運が良ければ出会えてたってこと?」
由美「まあ、そういうことだ」
ビスタ「近鉄仲間に出会えて、アタシはvery happyよ!」
まさか由美ちゃんまで近鉄車だったなんて、驚きだよ。
由美「そういえば千歌っち、前世の記憶とか覚えている?」
千歌「私は…あっ!千歌も電車だったの!!」
ルビィ「えっ!?」
千歌「近鉄1480系だったんだ。鮮魚列車に改造されないで廃車になっちゃったんだけどね…」
由美「ってことは…ルビィちゃん以外全員近鉄仲間ということだな…」
ルビィは泣きそうになる。
ルビィ「うゅ…ルビィだけ仲間外れだなんて…」
由美「サクマのいちごみるくあげるから機嫌直して!!」
ルビィ「ありがとう由美ちゃん!」
こうしてルビィは機嫌を直すことができた。
由美「まあ、俺も1人だけ仲間外れの面があるんだけどね」
ルビィ「由美ちゃんだけ名古屋出身なんでしょ?」
由美「その通り!」
千歌「そういう私には姉が2人いる」
ビスタ「アタシだけハーフだし」
日乃「私は果南姉に昔からハグされて育ってきた」
全員「みんな違うじゃん!」
こうして笑って過ごした。
〜※〜
賢島駅到着後、周辺施設を巡ることにしたが、これはまた別の話。
次回は未定です。
※この新作は2020年1月26日に削除しました。