TS光堕ち真祖アルモちゃん   作:ちゅーに菌

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どうも姉を名乗る不審者と名乗っていたものです(真名判明)

色々あったり、新しい小説を投稿したりしたため、連続して投稿するのがキツく、半ば放置気味になるぐらいなら、いっそのこと匿名投稿を止めて、全てを吐き出した方がいいと思ったので、匿名投稿の設定を解除しました……(自首)

私の小説を楽しみにしてくださる方々がいることは、重々承知しておりますので、こんなどうしようもない奴が書いておりますが、それでもよろしければ今後とも楽しんでいただければ幸いです……。






オルモちゃんと鳩

 

 

 

 

 ある日、私は朝の散歩として川辺を歩いていると、赤子の泣き声が聞こえてきた。

 

「んー?」

 

 そのため、この辺り一帯に氣を張り巡らせると、赤子が捨てられており、その周りに無数の鳩が群がっていることを認識する。

 

 生きたまま、赤子が鳥葬される場面なぞ、見たくはないため、赤子の元に向かうと――。

 

 

「くるっぽー」

 

 

 その途中で、1羽の白い鳩が一声鳴いて、私の肩に飛び乗ってきた。どうも普通の鳩ではなく、どこかの神の化身に近い性質が見て取れる。どうやら、鳥葬されることはないようでひと安心だ。

 

『――――!! ――――――!!』

 

「おぉ……? "半神"の女の子か。全く……どこの罰当たりが捨てたんだか――」

 

 私は打ち捨てられ、鳩達に介抱されていた赤子を抱き抱えてあやす。しかし、一向に泣き止む気配はなく、長年の経験からお腹が空いていると理解する。

 

「仕方ないなぁ……ちょっと待ってて」

 

 一旦、鳩達の翼の上に赤子を置き、肩の白鳩も地面に置くと少しだけ離れて、小さく体を爆散させてから再構成する。その際にいつもよりも少しだけ肉体の設定を変えた。

 

「ぅ……ん……ふう、よしよし、出るようになったな」

 

「くるっぽー」

 

 そして、再構成を終え、再び赤子を抱くと、何故か白鳩も再び肩に乗ってきた。どうやら、コイツはコイツなりに心配しているのかも知れない。

 

「ほら、ご飯だぞー?」

 

 私は服をはだけさせると、いつもの体よりも一回り大きくなった胸を赤子に向け、乳頭を口に含ませた。すると赤子は必死な様子で口をつけ、小さな喉を何度も鳴らす姿に微笑ましさを覚える。

 

 母乳というものは、白い血液とも呼ばれ、実質的に赤血球がなく、栄養価の高い血液のようなものなので、そのために真祖の吸血鬼の血を飲ませていると思われるかも知れないが、吸血鬼の血と母乳は決定的に別物である。というか、仮にそうならば吸血衝動を母乳で紛らわせるというシュールなことになってしまう。成分が違うのだろう、よって人間に与えても吸血鬼化もしないし、そもそも再構成の時にその辺りに一番気を使っている。

 

 また、ちゃんと初乳なので免疫もつく。一石二鳥だな。

 

「はぁ……暫く、お酒は禁止だよねぇ」

 

 それを若干、憂鬱に思いつつも暫くはいい暇潰しが出来たので良しとするか。子育ては割と好きなアルモちゃんであった。

 

「"鳩"……"半神"……"女の子"ねぇ……」

 

 今回は全く意図したものではなかったが、大方優等生なアルモちゃんに押し付けた抑止力の仕業であろう。それよりも、どうやらその単語だけでも、この小さな女の子がこれから如何なる人生を歩み、どうやって死んで逝くのか大方予想がついた。

 

 そして、彼女の名前さえも――。

 

「よし、じゃあ……君の名前は"□□□□□()"ちゃんだ」

 

「くるっぽー」

 

 あんまりな名前な気もするが、今の時代の人間の名付けなんて全体的に見たままを名付けたり、地名や、親の職業が使われたりすることがほとんどなため、これでも上等なものであろう。

 

 久し振りにアルモママの出番である。まあ、そこそこ育ママなアルモママは、私の知る彼女とは少しだけ違った性格になるかも知れないが、その辺りは成長してからのお楽しみとしよう。アルモちゃん楽しみ。

 

 これもまた、神話には書けない非常に地味な(抑止力に廃絶されない程度の)裏話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現在、カルデアの一行はマスターの藤丸立香、真祖の虞美人、真祖の体のオルガマリー、デミサーヴァントのマシュ、ジャンヌ・ダルクが、5騎のサーヴァントと対峙する。その一方で、真祖アルモーディアは、何故か最悪のタイミングで奇襲を仕掛けてきたこの時代の自分自身と少し離れた場所で既に激闘を繰り広げていた。

 

 そして、ジャンヌ・ダルクと瓜二つの黒いジャンヌ・ダルクの一触即発で平行線の対話の後、戦闘が開始される。そんな中、アルモーディアと契約しているキングプロテアは彼女に指示を出されないため、状況が飲み込めずにいるようだ。

 

「えっと……えっと……」

 

 片や仲間達の全員がサーヴァント達と戦い、片や自分自身のマスターが自分自身と戦っている。アルターエゴというクラスであり、自身とは別のアルターエゴを知っているキングプロテアでも困惑するのは仕方ない事であろう。

 

 そして、すがるようにアルモーディアに目を向けようと、自分自身との戦闘に集中している彼女の眼中には、既にキングプロテアが映ってさえ居ないようだ。

 

「プロテアちゃん! お願い! 力を貸して!」

 

「――――ぁ……はい! 頑張ります!」

 

 そんな中、アルモーディアではなく、立香がキングプロテアに声を掛けたことで、彼女は花が咲くような大輪の笑みを浮かべると、仲間達に加勢し、5騎のサーヴァントに加え、集まってきた大量のワイバーンに対処し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――シィィ!!」

 

「――――キハハッ!!」

 

 現代のアルモーディア()オルレアンのアルモーディア()の同時に放った拳が、正面から激しくぶつかり、大気を轟音と共に震わせるだけに留まらず、我々を中心として大地に亀裂が走る。

 

 間髪入れずにひたすら打ち込むが、オルレアンのアルモーディア――面倒だから"オルモちゃん"でいいや。オルモが全く同じように反応して、拳を合わせてくるため千日手以外の何物でもない。

 

 たまにフェイントや、強めの攻撃等を織り交ぜようとそれに対しても、超反応でほぼ同様のカウンターを繰り出し、それに私も反応できるため、全く戦況が動かない。それもそのはず、目の前にいるのは思考のパターンまで完全に同様のアルモーディア()自身だ。相手が何をするのかなんてことは、手に取るようにわかるわけで、まるで鏡とひたすらジャンケンをしているような気分にさえなる。

 

(ああ……こんなんなんかあったな……時のオカリナのダークリンクだったか)

 

 久し振りにやりたくなったなと下らないことを考えながら一旦、オルモから飛び退き、空想具現化を軽く発動させると、数百mに渡って地面が槍のように隆起し、オルモに向かっていく。しかし、それをオルモは全く同様かつ適量の空想具現化を当てることで、一切余波すら生まずに相殺して事なきを得て、そのまま私の懐に飛び込み、再び互いの拳が交錯した。

 

(しかもたった数百年ぽっちじゃ、空想具現化の性能もほとんど変わらん。その上、我ながらイカれていると考えるぐらいアルモーディア()は、対魔王の防御面で特に精通した真祖だ。マトモに削り倒すならどんなに短く見積もっても不眠不休で1ヶ月は掛かるぞ……オルレアンが終わるわ!!)

 

 打ち合っていると徐々に己の拳自体が悲鳴を上げるミシミシと軋む感覚が伝わる。血が滲み、骨がひび割れ、筋と腱が裂け、神経が潰れていく。しかし、私がそうなっているということは、オルモも同様の状態だということであり、打ち合う毎に私の血だけでなく、オルモの血もまた私の衣服に降り掛かる。

 

 そして、打ち合ったある瞬間に、私とオルモの片方の拳が同時に爆散するが如く砕け、手首から血のシャワーが吹き出る。それぞれ左右は別の拳だ。また、それは互いが狙っていた隙に他ならなかった。

 

「――――!?」

 

「――――!?」

 

 拳が砕けた瞬間に私は右足でオルモの胴を狙い、オルモは左足で私の胴を狙い、空想具現化で馬鹿げた威力まで引き上げ、武術による補正の掛かった渾身の蹴りは、互いに互いの上半身を手榴弾でも使ったように上半身の半側を消し飛ばす。

 

 そして、爆破とまで言える程の暴力的な空想具現化の威力の余波で互いの体はそれぞれの方向に大きく吹き飛ばされ、比較的マシな下半身で受け身を取って、まだ見える左側の目でオルモを見ると、向こうも同様に受け身を取り、私と視線を交えた。

 

 その直後、オルモの粉々になった半身が倍速で逆再生でも見ているような速度で再生していき、私の崩れた半身もそれと同時に再生を終える。

 

 するとオルモは呆れたような表情で声をつけて溜め息を吐くと、わざとらしく肩を竦めた。

 

「これが名物"自分殺し"って奴だな。で? どうする? オルレアンでカルデアご一行が、人理修復が終わるまで続けるかい? 私は別に構わないよ?」

 

「何が目的だ……?」

 

「目的ィ……? ああ……なんとなく大暴れしたい気分だからかな? 他には……黒いジャンヌちゃんも、未来で私の妹だからじゃダメか?」

 

「………………家族(ジャンヌ・ダルク)の仇討ちか。本来の歴史ではしなかったが、特異点として隔離されたため、抑止力の枷が外されたせいで、ただひとりの復讐の為だけに動いていると」

 

「――――いやだねぇ……自分自身ってのは。言わなくても腹の中まで見通しやがる。まあ、そうだとして、お前はどうする? 散々やってわかっただろう? 私にお前は殺せず、お前にも私は殺せない」

 

 オルモはそう言うと、立香達の方を見る。既にライダーとキャスターのサーヴァントが乱入してきたようで離脱するところのようだ。どうやら虞美人や、キングプロテアがいたことで、バーサーク・ライダーと、バーサーク・セイバーも戦闘に出ていた程度の違いだけで、結果的に大筋と変わりないらしい。

 

「はぁん……あれが藤丸立香かぁ。女の子の方なんだな。可愛いけれど……随分、未来の私はご執心な様子だな」

 

「………………」

 

 その言葉に少し驚いたが、直ぐに納得した。そして、凶行に及んだ理由も納得出来る。

 

 当然だが、立香に会う前の私は、立香のことを"Fate/Grand Order"という物語の主人公だということ以外は、一切知らず、評価もしていないのだ。マークしておいた方がいい人間以上の価値はなく、実際に私もそう思っていた。

 

 それならば、今のオルモには家族を殺されたことへの怨みしかないのであろう。本来の歴史ならば、抑止力のために取らなかった途を選んだ私自身なのだ。

 

「ぐっちゃんを連れて来てるのは、私なら絶対そうするからわかるが……プロテアちゃんをこの時点で引くって運どうなってんだ全く……。いーなー、おっきくて可愛いなぁー」

 

 自分で自分のことを酷評するのは癪だが、あえて言うと、この期に及んでどんな思考回路してやがるんだコイツ。

 

「潮時か……」

 

 立香らが離脱し始めたため、私も圏境を使って姿を隠してからオルモから離れる。こうなれば私でも容易には探知できないため、距離を取られればオルモでも見つけることは不可能だ。

 

「ウフフフ……まあ、人理修復には最終的に協力するよ。だから、最後には負けてやるから――――精々、全力で殺し合おうじゃないか」

 

 そのまま、立香の元へと走っていく最中、私の背中にそんな言葉が聞こえた。

 

 立香に会う前の昔の私って、こんな色々拗らせたサイコ野郎だったんだ……。ありがとう立香……私、君と出会えて、少しは人間に戻れてたんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「霊脈を確保して、召喚サークルを確保し、新たなサーヴァントを召喚しよう」

 

 一先ず安全を確保し、先にライダーのサーヴァント――マリー・アントワネットと、キャスターのサーヴァント――ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとの顔合わせの後、私はそう提案した。

 

 ジャンヌ・オルタが今はまだ自身をジャンヌ・ダルクだと思い込んでいるため、ジャンヌちゃんは色々と煮え切らない様子だが、それは一旦置いておき、私――オルモが本気で不真面目に挑んで来るのならこちらも徹底抗戦せざるを得ない。

 

『と、唐突だね……』

 

「相手は私自身だ。なら可能ならば間違いなく、今の私のプロテアちゃんのように他のサーヴァントを召喚していると考えていい。となると使えるものは全て使った方がいい」

 

 そう、ここにいる面々と、オペレーターをしているロマニに言うと、異議はなかったため、言葉を更に続ける。

 

「ありがとう。さて、ロマニ。私と立香の一騎ずつぐらいは行けるだろう? なんなら、私がこの場で魔力を肩代わりしてもいい」

 

『えっ……うん。それはそうだけど霊脈の位置はここから少し離れて――』

 

 

「問題ない……"空想具現化(マーブル・ファンタズム)"」

 

 

 私が大地に手で触れた次の瞬間、地面が少しだけ揺れ、風の流れが変わると共に、地下を通る力の流れが捻れ、暖かなモノが溢れ出すことを感じた。

 

「はい。地殻の流れを変えて、この場所をたった今から霊脈にした。人理修復されれば元に戻るから問題ないだろう? まあ、それでも問題だと思うなら召喚したらまた元に戻せばいい」

 

『ええ……そんな無茶苦茶――な……もう、なってるぅぅ!!!?』

 

「幻想種の中でも最上級で、星の触覚の真祖に出来ないわけないだろ。人間の工事みたいなものだ」

 

 そんなこんなで、野営を兼ねてこの場に召喚サークルを立てることになり、マシュに頼むことにした。

 

 

「わ、私もいつか出来るのかしら……?」

 

「アイツと私たちは格が違うから一緒にしない。例えば、真祖を鮫だとするじゃない? 私とお前をホオジロザメだとしたら、アイツはメガロドンよ。最早、別種よ別種」

 

『それは……レベルが余りに違うなぁ。朱い月のブリュンスタッドのモデルの真祖は、吸血衝動の代わりに素のスペックの高さがとんでもないってことか……』

 

 

 なんだか、ぐっちゃんとオルガマリーちゃんが会話をしており、ぐっちゃんの私の認識があんまりにあんまりな気がするが、知らないったら知らない。

 

 そんなこんなで現地での英霊召喚の準備が整ったため、立香と共に召喚サークルの前に立った。そして、召喚――の前に立香に背中から抱き着き、少し屈んで頭とうなじの匂いを嗅いだ。うーん、我ながらキモいけど、もうアルモお姉ちゃんは、立香無しでは生きていけない体なのです。

 

「すぅぅぅぅぅ……はぁぁぁぁぁ……すぅぅぅぅぅ――ふぅ……。リツカニウムの補給補給……」

 

「アルモさん、私の匂いそんなに嗅がなくてもいいのに……」

 

 ちなみにリツカニウムは、精神依存及び身体依存を引き起こす上に、耐性が付く依存物質なので、1度手をつければ、ヘロインやモルヒネと同じ――いや、それ以上の依存物質なので手をつける際はそれ相応の覚悟が必要である。

 

 ああ……立香の血……"吸いたい"な。

 

「――さて、まずは立香からどうぞ。レディ・ファーストだよ。ワイバーンいっぱい居るし、アサシンとかオススメだな」

 

「あっ、うん」

 

 最早、ツッコミことすらせず、気持ち目の光が弱くなったような立香は、私に言われるがままに召喚サークルに手を掛けた。

 

 召喚サークルが光を放って回転し、中央に英霊が現れる。おお、時代を感じさせる少し古風で、露出の少ない衣装にも関わらず、一目でわかる"たわわ"な――。

 

 

「召喚に応じ参上しました! アサシン、"シャルロット・コルデー"です! 一生懸命頑張りますけど、失敗したらごめんなさいね!」

 

 

 ――――立香を傷付けに来るの早い……早くない……? 止めてくれよ……。あっ、ここそう言えばフランスだったわ。ちょっと納得。

 

「シャルロット・コルデーさん! よろしくお願いしますね!」

 

「はいっ! 気軽にシャルロットとお呼びください!」

 

『シャルロット・コルデー……フランス革命においてジャコバン派の重鎮、ジャン=ポール・マラーを暗殺した女性かぁ』

 

 まあ、早速馴染み出したたので良しとしよう。後ろではマリー・アントワネットちゃんが話したそうに、目を輝かせてうずうずしているので、とりあえずシャルロットちゃんをそちらに向かわせる事にした。

 

「アルモさんはどんな英霊を喚ぶつもりなの?」

 

「欲を言えばインド神話系とかのサーヴァントが来てくれれば、(オルモ)とも確実に戦えるだろうから良いけれど、触媒もない召喚だから、私に所縁のある英霊が誰かしら喚ばれるんだろうなぁ」

 

「スカサハさんとか?」

 

「止めてくれよ……」

 

 いや……まあ、戦力的には大助かりだし、ワルモちゃんと化しているオルモの根性を叩き直しに行く事は間違いないので、大当たりと言えば、大当たりなのだが……うん、後が怖過ぎるから、来てもいいがなるべく来ないで欲しいなぁ……なんて、あはは……。

 

 まあ、100%私情以外の何物でもないため、それ以上は考えず、無心かつ私自身を触媒にしての召喚を行う事にした。

 

 そして、召喚サークルがプロテアちゃんの時と同じように虹色に輝き、散々フラグを立てたせいで、師匠が降臨なさったと真顔で気持ちを引き締めていると――。

 

 

「サーヴァント、アサシン。セミラミスだ。……さて、まずは玉座を用意せよ。話はそれからだ。無いのであれば仕方ない、汝が椅子になるが――」

 

 

 私は思っても見ないサーヴァントの召喚に目を丸くし、それは彼女――アサシンも同じだったらしく、言葉を途中で止め、彼女の切れ長で冷徹な印象を抱かせる瞳を驚きと共に優しげに歪め、私とほぼ同時に口を開いた。

 

 

 

「"母上"……?」

 

「"鳩"ちゃん……?」

 

 

 

 彼女の名はセミラミス()。2000年と800年ほど前に川辺で赤子の頃に拾い、私が育て上げた娘のひとりである。

 

 あはは……いいことを思い付いたぞ、オルモ。お望みの通り、徹底的に戦ってやろうじゃないか……。

 

 

 

 

 

 







・結論
アルモちゃんは極上の召喚触媒



・セミラミスの経歴の一部
 母デルケットが男の誘惑に負けて姦通の末に自分を産み、その挙句に"お前は恥だ"と罵りながら水辺に捨てられたが、半分が神だったため、鳩たちが彼女を温かく包み、養育したと伝えられている。また、セミラミスとはアッシリア語で鳩を指す。




虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)
 セミラミスが生前に作り上げられたと伝えられている空中庭園。想像を絶する巨大な浮遊要塞。
 現実世界に"虚偽"の代物を持ち込むので、"セミラミスが生きていた土地"の木材、石材、鉱物、植物、水といった"材料を全て揃える"必要があり、さらに中東に存在するある年代以降の遺跡から、土と石を一定量運び、それを組み上げることによってようやく発動準備が完了する。また、三日三晩の長時間の儀式を行う必要がある。

あっ(空想具現化+育ての親)、ふーん……(察し)



作者に一言

  • 毎秒投稿しろ
  • 体に気を付けて毎秒投稿しろ
  • アルモちゃんのバレンタインイベは?
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