TS光堕ち真祖アルモちゃん   作:ちゅーに菌

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 書きながら、FGOのイベントを考えているライターって色んな意味でスゴいと思う今日この頃でございます。



穿て!ゲイ・ボルク・オルタナティブ! ~千年城にて姫は籠る~ その2

 

 

 

 

 3体の試作オルガマリーちゃんをよく見れば、服の胸元に縫い付けられたネームタグに番号が刻まれており、1号機、2号機、3号機とある。

 

 1号機と、2号機をスカサハさん。3号機をマシュが相手にする形になった。

 

「マシュ・キリエライト、行きます! はぁ!」

 

 マシュは駆け出し、盾で3号機に攻撃を仕掛けた。しかし、マシュの攻撃を3号機は避け、こちらの様子を見るように暫くマシュが繰り出し続ける盾の攻撃を回避していた。

 

「最優先行動への介入を確認。対処します」

 

「ぐぅぅ……!?」

 

「マシュ!?」

 

 そして、ある瞬間、マシュの盾での攻撃が届くより早く、3号機が爪を振るって迎撃してくる。その一撃は異様な速さと、攻撃の重さ、爪の切れ味だけで、攻撃を受け止めたマシュを数m弾き飛ばす。マシュの悲鳴とあまりにも鈍い音から、とてつもない威力だったこともわかる。

 

 見た目は瞳が赤いだけの所長なのに、中身も行動も明らかに違う。まるで無機質で心のない機械(ロボット)のようだと思った。

 

「警告。即刻敵対行動を停止してください。2度はありません。警告。即刻敵対行動を停止してください。2度はありま――」

 

「ああ、そうだな。止めてやろう」

 

 次の瞬間、3号機の胸から赤い槍――ゲイ・ボルクの先端が生える。3号機の背後にはスカサハさんが立ち、背中から槍を突き刺している。

 

 それに驚くと同時にスカサハさんがいた筈の場所を見ると、心臓があった場所に穴が開き、五体をバラバラにされた1号機と2号機の骸が転がっていた。

 

 それらは紛れもなく肉を持つ人体で、機械ではない赤い血に沈み、鮮やかな断面が覗いている。

 

「ふむ……所詮は木偶人形だな。今のところは、撤退を選んだ先程の霜の巨人の方が遥かにマシだが――」

 

 3号機を後方に投げ飛ばしながらスカサハさんがそう言った直後、当たり前のように3号機は地面を跳ねながらも立ち上がり、1号機と2号機は逆再生の映像を見ているように体に血が戻り、手足と首がくっついていく。

 

 そこにはもう、全身を再生し終えた試作オルガマリーちゃんらが、相変わらず無機質な目でこちらを眺めていた。

 

「まあ、月夜の真祖がそう易々と死んではくれぬか」

 

 アルモさんから聞いたことがあった。真祖はオリジナルである朱い月のブリュンスタッドさんが月世界の存在であるため、真祖もその能力に月齢の影響を受ける。なので昼間より夜の方が強くなり、満月の夜は肉体的にほぼ不死身になれるという。

 

 それが試作オルガマリーちゃんにも適用されているのなら……目の前にいるのはベストコンデションの真祖に他ならない。

 

 すると試作オルガマリーちゃんらはスカサハさんから一定の距離から動かず、その場でそれぞれが口を開く。

 

「戦略及び戦闘能力分析完了。現状での勝率は0.001%を下回ります」

 

「データベースを参照。勝率1%以下は不可能と判断。撤退――棄却、許されていません。投降――棄却、許されていません。自壊――棄却、許されていません。戦闘続行――採択されました」

 

「戦闘形態、第2フェイズに移行します」

 

「――ク、馬鹿もここまで来ると呆れてモノも言えんな」

 

 "何せ、あの馬鹿弟子の作だ"とスカサハさんは困り顔で呟きながらも、何処か期待に満ちた瞳をしていると私は感じた。

 

空想具現化(マーブル・ファンタズム)を使用」

 

 そして、その言葉を聞いた直後、私は目が点になった。それはスカサハさんと、マシュに、オペレーターのダヴィンチちゃんも同様のようだ。

 

 それもそのはず、試作オルガマリーちゃんたちの衣装が、ホワイトブリムに赤いリボンが胸元についたスカート丈の長いエプロンドレスに変わっていたのだから。

 

 それは、ビクトリアン様式を取り入れたとでもいわんばかりの無駄に精錬された無駄のない無駄なこだわりが光る凄まじい出来栄えのメイド服だった。

 

 何故か"©️琥珀さん"とメイド服のエプロンドレスの隅に書いてあるんだけど深い意味はあるのかな……?

 

『空想具現化ってそういうものだっけ……?』

 

《自然界で本当に偶然と偶然が重なり合って生み出され、人工物のように見える自然物というのも存在しているからメイド服のように見えても何ら不思議はない。というか、私のジャージも空想具現化の具現化物だゾ》

 

 当たり前のようにダヴィンチちゃんの呟きに館内放送で反応してきたアルモさんは衝撃の事実を述べた。

 

 あ、アルモさんのジャージって空想具現化だったんだ……道理で風呂上がりに一瞬で着替えているのをよく目にしたわけだ……。

 

 驚く中、いち早く戦士の表情に戻ったスカサハさんが動いた。

 

「マズいな。見てくれは兎も角、性能が倍以上に引き上がっている。どうやら空想具現化を全て、自身の身体能力の上昇に当てているらしい。それに見ろ」

 

 少し開いた正面大扉からぞろぞろと出てくる試作オルガマリーちゃんをスカサハさんは指差す。

 

 えぇ……何体いるの……?

 

『10――20――もっと増えるね。ここまで来ると脱帽だよ!』

 

《研究に没頭し過ぎて100体から先はよく覚えていない》

 

「アルモさーん!?」

 

 "500体はいないと思う……たぶん"と本気なんだか冗談なんだかわからない呟きを上げるアルモさん。所長はおもちゃじゃないんだよ!?

 

 ああ見えてアルモさんって、むちゃくちゃ頭いいんだよね……。最初期の真祖だと言うこともあって、自主的に朱い月のブリュンスタッドさんの真祖作りも手伝ったり、学んだりしてたらしいけど。

 

 まあ、本人は"真祖は生まれつき皆頭がいい。アルクェイドなんて起きる度にその時代の知識を入れられてたからな。仮に現代で起きたら高校の科目なんて余裕過ぎて飽きちゃうレベルだもの"とか言ってたから絶対認めないと思うけどさ。

 

「一旦引くぞ。流石に分が悪い」

 

 私とマシュは力強く頷き、正面大扉から一目散に逃げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現在地は正面大扉の隣にある敷地内の大きな外空間にいた。どうやら試作オルガマリーちゃん達はそこまで追って来ることはないみたい。

 

 その場で呼吸を整えると共に、ここに佇むそれを見上げた。

 

『こ、これは……ドライブシアターじゃないか。少し前に時代の流れで日本から消滅した物がなんでこんなところに?』

 

 それは屋外に置かれた巨大なスクリーンであり、その前にコンクリート作りの駐車場があって、黒塗りの高級車がところせましと並んでいる。

 

 隅に看板が立てられていたので見ると"ドライブシアター"、"クルルァ置き場"と書かれてた。

 

 ドライブシアターってなんだろう……? クルルァ……車のことかな?

 

『車種はっと……トヨタ・センチュリーみたいだね。なんでこんなに沢山あるんだか……シュルレアリズムの作者だってもう少しまとまったこと考えてると思うんだけどなぁ』

 

「アルモさんだもの」

 

「アルモだからな」

 

「アルモーディアさんだからなんですか……」

 

 アルモさんのすることにイチイチ理由を考えていたらキリがないんだよマシュ?

 

 車のドアに手を掛けてみるとそのまま開き、普通に中に入れるようなので、少し車内で休憩と現状について確認することにした。

 

 何よりも私の姉のような存在かつ冬木では全面的に協力してくれたアルモさんがこんなことをしている理由だ。

 

 カルデアの皆にはもう、私が小さい頃に田舎に帰省した時にアルモさんと初めて出会って、それからずっと家にいて、使い魔になってくれたことは伝えてある。私にとっては血の繋がったお姉さんのような存在だということも。

 

 最初は半信半疑だったみたいだけど、直接見てたドクターと、その映像記録を皆で見て納得してくれた様子だった。それから何故か、皆の目が生暖かいような気がするけどなんでだろう?

 

 そして、私たちが見た最後が、真祖だったAチームの芥ヒナコさんと協力して、レフ教授を倒して聖杯を破壊してまで所長を助け、ほとんど頭だけになった所長をヒナコさんが抱えながら二人を残して行った光景だ。

 

「まあ、十中八九。アルモがオルガマリーとやらを救おうとした結果か過程で出来たモノが、試作オルガマリー軍団(アレ)なのだろうな。奴は頭のいい馬鹿なのだから始末に負えん」

 

『小規模な特異点の理由は、破壊した聖杯の欠片を利用して特異点を組み上げたからかねぇ。立香くんの前に現れたアルモーディアくんの体には、聖杯の反応がなかったのが気掛かりだけど』

 

 それからAチームの芥ヒナコさんについての話と、アルモさんとどういう繋がりがあってカルデアにいるのかという話になり、アルモさんがヒナコさんを送り込んだんじゃないかという疑惑が挙げられた。でも、それについては、カルデアに私が行くことをアルモさんが知ったのは、私より後かつ私も急に決まったことだったので、何年も前からカルデアにいるヒナコさんでは、未来でも知っていなけれは時期がおかしいという結論になった。

 

 そんな風に話し合っていると、外にメイド服を着た一体の試作オルガマリーちゃんが見え、こちらに向かってくるのが見える。

 

 スカサハさんが警戒しながら外に出ると、試作オルガマリーちゃんは一抱えある箱を抱えていた。その蓋を外すと中には、餡掛けの唐揚げ定食のようなものが三人前と干し肉が詰まった袋があった。

 

 固まるスカサハさんを他所に試作オルガマリーちゃんは私に近づくと、ポケットから手紙を取り出して渡してきたのでそれを読む。

 

 

"立香へ

 その辺の草原にいたヒュドラを一頭締めて、油淋鶏(ユーリンチー)と干し肉にしてみました。アルモお姉ちゃんはギルくんからヒュドラ調理師免許(免許第二号)を取得済みなので、毒や血や内臓はしっかり処理し、当たることはないので安心してください。神代のお味をお楽しみあれ。

 しっかり食べて大きくなるんだよ?

               胸とか

               アルモお姉ちゃん"

 

 

 最後の一言が無ければなぁ……形がよくて大きいアルモさんに言われたら嫌みにしかならないよ。

 

 

 PS:ドロップしたからあげる

 

 

 試作オルガマリーちゃんは奇奇神酒というお酒を何故かスカートの中から取り出して渡してきた。とりあえず受け取っておくと、役目は終わったとばかりにそのまま千年城へと戻っていく。

 

「これは……最低でも幻獣クラスのヒュドラと見える……そう易々と喰えていいモノではないぞ」

 

『……ちょっとその干し肉の方サンプルに欲しいな、立香くん』

 

 眉間に指を当てながらスカサハさんは溜め息を吐いた。何千年と生きたヒュドラが私たちのご飯に変えられたみたい。日頃食べてる牛や豚や魚も、同じ食べ物としてはあまり変わらない筈なのに複雑な気分になる。

 

「…………とりあえず折角貰ったから皆で食べようか」

 

 ご飯の味は、料理も凄く得意なアルモさんの手作りだったようで、とてつもなく美味しかった。

 

 本当にアルモさんなにやってるんだろう……? いや、本当にさ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とりあえず正面大扉からは入れそうにないので、裏口から千年城に侵入することにした私たち。全く警備されていなかったため、すんなりと入ることが出来た。

 

 それからはこっそりと行動して千年城内を移動する。

 

「少し試させて欲しい」

 

 そして、その途中で一体だけで佇んでいるメイド服姿の試作オルガマリーちゃんを発見したスカサハさんは、小声でそう言って二本の魔槍を出す。

 

 そして、床を蹴ると次の瞬間にそれは放たれた。

 

「刺し穿ち……突き穿つ! 貫き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)!」

 

 魔槍の刺突により空間に縫い付け、投擲によってその命を奪うスカサハさんの宝具は、いとも容易く対象に死を与える。

 

 そして、それを受けた試作オルガマリーちゃんはそのまま倒れ伏し、塵の山が風になびくように消えていった。

 

 あ、虚無の塵がドロップしてる。

 

「やはりか。どうやら真名解放を行ったこの魔槍で殺せるということは、真祖の最大体力を超えたダメージ(即死)を与えれば死ぬらしい」

 

 さらっと言ってのけるスカサハさんだけど、そんなこと並のサーヴァントには出来ないんだろうなぁ……。ゲイ・ボルクって確か、即死級のダメージを与える宝具だったけ?

 

 そう言えばアルモさんが前に、"真祖なんて相性次第でコロっと殺されるから能力に過信なんて全く出来ない"と言っていた気がするけど、それはこういう意味だったんだ。

 

《~♪》

 

 するとまた館内放送が入る。今度はシャワーのような音と共に、アルモさんの綺麗で澄んだ歌声が響き渡った。

 

 それはとても美しい歌声で、アルモさんの容姿を想像するととても様になるものだ。

 

「アルモは外見や体は150点なのだがな」

 

 小さく呟かれたスカサハさんの言葉に私は何も反論出来なかった。それはそれとして――。

 

 いつか失うからこそ当たり前の日々が美しい。あなたのいる世界にいること。それで一秒、一瞬が愛おしい。私は女神になれず、誰かに祈りも捧げれない。他人に何を言われてもかまわない。

 

 歌詞からはなんというか、アルモさんらしい堂々とした愛を歌った歌に感じた。アルモさんにとってそんなに好きになる人がいるのかなぁ?

 

「え……?」

 

「お主……?」

 

『ヒュー!』

 

 小さくそう呟くと、マシュとスカサハさんは口を開けて目を丸くしてこちらを見て来て、ダヴィンチちゃんは何故か口笛を吹いてきた。

 

 …………? なんで?

 

《フフフフーンフフーン♪ フーンフフーン♪ フーフフーンフフーン♪》

 

 そんな中、とても機嫌がいいのか、アルモさんの歌は途中から鼻唄に変わる。

 

《――――》

 

 そして再び歌に戻った直後、何かに気づいたかのようにアルモさんの歌が途中で途切れた。

 

《ちょ……ぐっちゃん!? いつの間にマイクのスイッチオンにしてんのさ!? 道理でいきなり何か歌って欲しいだなんて言うと思った!? 私の生歌が館内放送されちゃってたじゃないかやだー!》

 

《フンっ、日頃の仕返しよ》

 

《クソッ! 思い当たる節があり過ぎて何も言えねぇ!?》

 

「これは……芥ヒナコさんの声です」

 

 マシュが言うとおり、一度だけ声の入ったそれは冬木で耳にしたヒナコさんの声だった。

 

 そして、アルモさんはぐっちゃんとヒナコさんのことを呼んでいたことに気付き、表札にあった"虞美人"という名前を思い出す。

 

 

「きゃぁぁぁぁぁ――!?」

 

 

 するとその直後に、どこかで聞き覚えのある悲鳴が聞こえ、少しの懐かしさと共にそちらに顔を向ける。

 

 

「誰か助けてぇぇぇ!?」

 

 

 それは自身と同じ姿をしてメイド服を着た試作オルガマリーちゃん30体程に追われ、私が初めて冬木で見たときと何も遜色ない服装をして、涙目を浮かべながら走っている"オルガマリー・アニムスフィア(所長)"の姿がそこにあった。

 

 笑っちゃうような光景なのに、その様子に私は少しだけ涙を浮かべてしまった。

 

 後でしっかり言うけど、まずは心の中で――。

 

 

 

 

 おかえり所長。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒュドラを一頭処理したせいで、体が少し血まみれになったので、ぐっちゃんと一緒に大浴場でシャワーを浴びていると、久々に歌のリクエストをされたので"色彩"を歌っていたら、ぐっちゃんにハメられたアルモちゃんなのである。

 

 そんな最中、二人で湯船に入っているところで試作オルガマリーちゃんの一体がやって来る。そして、私に耳打ちをして浴場から出て行った。

 

「何だって?」

 

オルガマリー・アニムスフィア(試作オルガマリーちゃんのオリジナル)がいつの間にか、収容室から逃げ出したらしい」

 

「へー……って一大事じゃないのそれ?」

 

 弱ったなぁ……本人含む試作オルガマリーちゃん達には発信器とかそういうの一切つけてないから、この城で迷子になったら見つけるのは至難の技だぞ。

 

「は……? なんでつけておかなかったのよ?」

 

「何を言っているんだぐっちゃん。そういうのはプライバシーの侵害なんだぞ?」

 

「お前のその妙な倫理観はいったいなんなのよ!?」

 

 後にバレンタインでチョコレートを知らなくて、無茶苦茶凝った黒くて甘いものを作った上で、どや顔することになる奴に倫理観を語られたくないなぁ……。

 

 元々、試作オルガマリーちゃんたちには、マリーちゃんが私がいない状態で部屋から出たら、彼女を連れ戻すようにと命令をしてあるので、既に探索任務が始まっているだろう。

 

 それよりも城内にいるであろう、おっぱいタイツ師匠をどうしようかと頭を抱えるのだった。

 

 

 

 

 






Q:試作オルガマリーちゃんたちってどれぐらい探索能力あるの?

A:特殊部隊員にソルジャー遺伝子を投入した超人軍団であり、作中でも視覚と聴覚が鋭いと言及されているゲノム兵並に優秀。


Q:なんでヒスイちゃんのメイド服着せた?

A:所長クッソ似合いそう(所長本体に着せているとは言っていない)



イベントのストーリークエスト限定のスカサハに掛かっているバフ(ストーリークエストでは常にLv90宝具Lv4のスカサハがフレンドにいる)
・宝具による即死確率超絶アップ
※フリーミッションでは普通のエネミーのように殴り殺せば試作オルガマリーちゃんは倒せます




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