けものフレンズ 軈テ星ガ降ル。   作:ヒトアマゾン

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Ep.19「Dancin' with the deep Love」

光太郎「さてと、着替えの服でも探すかぁ…」

 

確か、棚の中に何着か有ったはず…

 

……え、何これ。

 

何で作業着とTシャツしか無いの?

 

光太郎「ま、まぁ、別に誰か来る訳でも無いし。 Tシャツで良いな、うん。」

 

で、ズボンは…

 

…作業着、ジーパン、ジャージ。

 

どうして昔の俺は、最低限+@の物しか買ってなかったんだ…

 

それでも、各2着ずつあるのが救いか。

 

 

 

ニホ「光太郎ー! あの泡の出るやつって誰?」

 

光太郎「あー分かった。今行く!」

 

ついでに着替えも置いて行くか。

 

 

-風呂場-

 

 

光太郎「はいはーい、今来たよ!」

 

そう言うと俺は、勢いのままに扉を開けてしまった。中に二人の可憐な娘が居るというのに。

 

……無意識なんです。本当なんです、信じて下さい!

 

ニホ「あ、光太郎!」

 

ルペラ「光太郎様!? まだ心の準備が、それにニホンオオカミ様も居りますし…」

 

光太郎「わぁぁぁ! あ、ぁ、えっとコレだよ!コレ!」

 

ニホ「これね? ありがと!」

 

光太郎「うん、どういたしまして。」

 

あー、焦った… 心臓バックバクだよ。

 

ルペラ「あの、光太郎様も入りますか?」

 

光太郎「ウェ!? あ、え?」

 

まぁ確かに、ここで入れば後が楽だ。多分…

 

ニホ「そうだよ、光太郎も入ろうよ! みんなで入った方が楽しいよ!」

 

あぁニホニホ。君はなんて純粋なんだ。心が洗われる…

 

光太郎「じゃあ、お言葉に甘えて…」

 

 

 

 

 

…狭い。 大して大きく無い風呂場に3人は…

 

けど、幸せだから。

 

それで十分だ。

 

ルペラ「光太郎様、良い顔してますね。幸せそうです。見ているこちらも、幸せになってきますよ…」

 

ニホ「家族って、きっと、こういうのなのかも…良いね!」

 

…家族か。 あの頃の俺にも、こんな家庭があったんだな…

 

 

 

-個室-

 

 

光太郎「さて…と、寝るか。」

 

若干Tシャツが大きいのか、萌え袖状態になっている。 それでいて、胸回りの方はちょっと張っているのが…

 

…目に悪い。

 

ニホ「体があったまってて、眠くなって来たよ…」

 

ルペラ「私も、今日は少し疲れてしまったので…」

 

…あっ、ベッド一人分しか無い。

 

……考えろ…何か良い方法がある筈だ。

 

そうだ!

 

光太郎「ルペラ、そこの引き戸開けて?」

 

ルペラ「これ…ですか?」

 

…よし、布団だ!

 

 

 

 

 

まぁ、布団2枚でも足りる。布団を繋げれば、3人で寝れる。

 

部屋のスペースギリギリだが。

 

 

光太郎「それじゃ、おやすみ。」

 

ルペラ「おやすみなさい。光太郎様、ニホンオオカミ様。」

 

ニホ「おやすみ!」

 

窓から、薄っすらと月光が流れ込んでくる。

 

二人の寝顔が、その光に照らされていた。

 

……かわいい。護りたい。

 

 

ニヤつきながら、二人の寝顔を眺めているうちに、俺もいつのまにか寝ていた。

 

 

〜翌朝〜

 

 

…暑い…痛い…

 

光太郎「…いてて……ん?」

 

…えっと、ニホニホの顔が凄く近くにある。うん、で、何で俺の耳たぶをしゃぶってるんだ? てか甘噛みじゃないか?

 

ルペラは…

 

ルペラ「こ…たろ…ま……やっ…激しっ…」

 

えーっと、楽しそうで何よりだ。うん。

 

…夢の中の俺は何をやってるんだよ。

 

……昨日のアレを思い出してしまったじゃないか…

 

 

〜1時間後〜

 

 

ニホ「っはぁ… あ、おはよ。」

 

ルペラ「あっ、光太郎様…ふふっ…おはようございます。」

 

光太郎「おはよ、二人共。 そろそろ此処を出るから、支度しておいてね。」

 

さぁてと、次の平原地方。何があるか…楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-火山洞窟-

 

 

??「間も無くだ。間も無く、私の“愛”を皆に。 私達の手で、保存し、再生する事で、永遠の命を。 貴方達は、幸せを運ぶ天使として、もうすぐ羽ばたける。」

 

洞窟の中には、絶えず形を変化させ蠢いている無数のセルリアンと、一つの人影が立っていた。

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