Ep.20「獣友前線」
ニホ「準備出来たよ!」
ルペラ「光太郎様の荷物は、これだけで良いんですか?」
光太郎「あぁ、最低限のものだけ詰めといたから。 後はここに置いていける。」
鉄パイプ、手当て用の道具一式。これだけで充分。
それらを部屋に有った背負いかばんに入れ、部屋を出た。
-廃墟外-
ルペラ「確か…あ、この道ですね。」
ニホ「楽しそう!」
光太郎「これ、本当に…道?」
確かに博士達はけもの道と言っていた…
言ってたけど、ここまで狭いとは…
-平原道中けもの道-
まぁ、縦に並んで歩けば問題無い。
時々、枝が脚に刺さるなどのトラブルがあったが、まぁ、楽しいので結果オーライだ。
ニホ「結構歩いたけど…そろそろ着くのかな?」
ルペラ「そうですね…そろそろ着いても良い頃だと思うのですが…」
光太郎「まぁ、取り敢えず進もう。多分平原に行けるでしょ…」
行けるよなぁ…
-けもの道出口-
やっとだ…やっと開けた場所に出れた。
ルペラ「一気に明るくなりましたね。 恐らく、ここがへいげんかと…」
あれは…確か建設途中だった城…
ニホ「…あ、あそこにフレンズがいるよ?」
あ、こっち見た。
……あれ? こっちに向かって来てる…怖い怖い怖い…
えっ早くない? ちょっと待って待って待て待て…
ヘラジカ「おぉ…珍しく私達以外のフレンズがいると思ったら… 強そうだなぁ!」
強そう……まぁ、ルペラとニホニホは強い。いつも助けられてる。
ただ、俺は…
?「ヘラジカ様、またセルリアンが出たでござる…今、ライオン殿達が応戦してるでござる…」
え、何で? 何も無い所から声が聞こえるの?
霊的なヤツ…?
ヘラジカ「うぅん…よし、みんなでライオン達を助けよう! カメレオン、みんなを向かわせくれ。」
パンカメ「了解でござる!」
あ、カメレオン…そういう事か。
ヘラジカ「最近セルリアンが多くてな…ちょっと待っててくれ。」
ルペラ「あの…何か手助け出来る事はありませんか?」
ニホ「そうだよ! 私達にも、セルリアンは倒せるよ!」
ヘラジカ「しかし…」
光太郎「ここで逢ったのも、何かの縁です。 だから、助けさせて下さい。」
ヘラジカ「…うむ、分かった。 力を借りるぞ! それで、名前は?」
光太郎「秋月 光太郎です。 そして、ニホンオオカミとグアダルーペカラカラ。」
ニホ「宜しくね!」
ルペラ「ルペラとお呼び下さい。」
ヘラジカ「宜しく頼むぞ!」
おぉ、頼もしい。頼もしいぞ!
しかし、セルリアンが多いというのは、かなり前ニホニホから聞いたが…
-平原-
ラビラビ「あぁ、ヘラジカか!」
ヘラジカ「大丈夫か!? ライオンは?」
ラビラビ「ライオン様は林の中に居る…」
ヘラジカ「どうして…こちら側の方が戦い易いではないか。」
ラビラビ「…林の中に、私の友達が居るんだ。 彼女がセルリアンに襲われて、ライオン様が助けに行って…私は助けを呼ぶ為に林から出て…」
友達…助けなければ…
ヘラジカ「…ライオンらしいな。 よし、みんな、ライオン達を助けるぞ!」
ヘラジカ軍「「「「おぉーーっ!!!」」」」
ニホ「なんだか凄い事になってきたね!」
ルペラ「必ず助け出しましょう!」
光太郎「よし…行くぞ!」