けものフレンズ 軈テ星ガ降ル。   作:ヒトアマゾン

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第2章「道標」
Ep.20「獣友前線」


ニホ「準備出来たよ!」

 

ルペラ「光太郎様の荷物は、これだけで良いんですか?」

 

光太郎「あぁ、最低限のものだけ詰めといたから。 後はここに置いていける。」

 

鉄パイプ、手当て用の道具一式。これだけで充分。

 

それらを部屋に有った背負いかばんに入れ、部屋を出た。

 

 

-廃墟外-

 

 

ルペラ「確か…あ、この道ですね。」

 

ニホ「楽しそう!」

 

光太郎「これ、本当に…道?」

 

確かに博士達はけもの道と言っていた…

 

言ってたけど、ここまで狭いとは…

 

 

-平原道中けもの道-

 

 

まぁ、縦に並んで歩けば問題無い。

 

時々、枝が脚に刺さるなどのトラブルがあったが、まぁ、楽しいので結果オーライだ。

 

ニホ「結構歩いたけど…そろそろ着くのかな?」

 

ルペラ「そうですね…そろそろ着いても良い頃だと思うのですが…」

 

光太郎「まぁ、取り敢えず進もう。多分平原に行けるでしょ…」

 

行けるよなぁ…

 

 

 

 

-けもの道出口-

 

 

やっとだ…やっと開けた場所に出れた。

 

ルペラ「一気に明るくなりましたね。 恐らく、ここがへいげんかと…」

 

あれは…確か建設途中だった城…

 

ニホ「…あ、あそこにフレンズがいるよ?」

 

あ、こっち見た。

 

……あれ? こっちに向かって来てる…怖い怖い怖い…

 

えっ早くない? ちょっと待って待って待て待て…

 

ヘラジカ「おぉ…珍しく私達以外のフレンズがいると思ったら… 強そうだなぁ!」

 

強そう……まぁ、ルペラとニホニホは強い。いつも助けられてる。

 

ただ、俺は…

 

?「ヘラジカ様、またセルリアンが出たでござる…今、ライオン殿達が応戦してるでござる…」

 

え、何で? 何も無い所から声が聞こえるの?

 

霊的なヤツ…?

 

ヘラジカ「うぅん…よし、みんなでライオン達を助けよう! カメレオン、みんなを向かわせくれ。」

 

パンカメ「了解でござる!」

 

あ、カメレオン…そういう事か。

 

ヘラジカ「最近セルリアンが多くてな…ちょっと待っててくれ。」

 

ルペラ「あの…何か手助け出来る事はありませんか?」

 

ニホ「そうだよ! 私達にも、セルリアンは倒せるよ!」

 

ヘラジカ「しかし…」

 

光太郎「ここで逢ったのも、何かの縁です。 だから、助けさせて下さい。」

 

ヘラジカ「…うむ、分かった。 力を借りるぞ! それで、名前は?」

 

光太郎「秋月 光太郎です。 そして、ニホンオオカミとグアダルーペカラカラ。」

 

ニホ「宜しくね!」

 

ルペラ「ルペラとお呼び下さい。」

 

ヘラジカ「宜しく頼むぞ!」

 

おぉ、頼もしい。頼もしいぞ!

 

しかし、セルリアンが多いというのは、かなり前ニホニホから聞いたが…

 

 

-平原-

 

 

ラビラビ「あぁ、ヘラジカか!」

 

ヘラジカ「大丈夫か!? ライオンは?」

 

ラビラビ「ライオン様は林の中に居る…」

 

ヘラジカ「どうして…こちら側の方が戦い易いではないか。」

 

ラビラビ「…林の中に、私の友達が居るんだ。 彼女がセルリアンに襲われて、ライオン様が助けに行って…私は助けを呼ぶ為に林から出て…」

 

友達…助けなければ…

 

ヘラジカ「…ライオンらしいな。 よし、みんな、ライオン達を助けるぞ!」

 

ヘラジカ軍「「「「おぉーーっ!!!」」」」

 

ニホ「なんだか凄い事になってきたね!」

 

ルペラ「必ず助け出しましょう!」

 

光太郎「よし…行くぞ!」

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