-ロープウェイ乗り場-
光太郎「おぉ…思ってたよりも高い…」
あれぇ? こんなに高かったっけ? 上に行く方法はロープウェイだけ…
ニホ「光太郎、これなぁに?」
光太郎「これは、ゴンドラって言うんだよ。 これに乗れば、自動で運んでくれ…え?」
うそ…何で緊急時用のペダル式のになってるの? 俺疲れちゃうよ?
ルペラ「光太郎様、どうしたのですか?」
光太郎「ルペラ、これ自動で運んでくれない…コレ、ペダルを足で動かさないと登らないヤツだよ…」
ルペラ「高山の上に行きたいのでしたら、私が運びますよ?」
そうだ…ルペラ、グアダルーペカラカラはハヤブサ科の中でも大型。 それにサンドスターの力が加わればいける…
光太郎「ルペラ…頼める?」
ルペラ「勿論ですよ。 あ、一つだけ言っておかなければならない事が…」
光太郎「良いけど…どうしたの?」
ルペラ「PPP様達のライブステージで戦った時の事、覚えてますか?」
光太郎「あぁ、あのタコみたいなセルリアンと戦った時ね。」
ルペラ「あの時の低空飛行、あれ程の速度は出ませんが、それなりの速度は出ますけど…大丈夫ですか?」
懐かしい…懐かしいけど、大して時間は経って無いんだな。 色々有ったから感覚が狂ってきたよ…
光太郎「俺は大丈夫。 ニホニホは?」
ニホ「私も大丈夫!」
ルペラ「了解です。それでは…」
そう言うと、ルペラは俺とニホニホを小脇に抱えた。
え? 一度で運ぶの?
ルペラ「準備は出来ましたか?」
上からキラキラしたものが降ってくる…サンドスター由来の輝きか?
ルペラ…重く無いのかな?
ルペラ「行きますよ…!」
頭部の翼を大きく羽ばたかせると、ルペラの身体が地面を離れ、空へ向かって加速し続けていた。
あ、凄い。目開けてたらドライアイ街道を驀進するわ。
-ジャパリカフェ-
?「アルパカ、今日の紅茶も中々ね。 ねぇ、トキ?」
トキ「えぇ、何時も通りの美味しさだわ。 喉の調子も良い感じ…ムフゥ…」
アルパカ「ありがとにぇ。 お代わりならいっぱいあるゆぉ!」
?「…ん? あれは…」
そこには、紅茶片手に窓の向こうに見えるルペラ達の姿を怪しく見つめる、一匹の鳥のフレンズの姿があった。
?「なかなか面白そうじゃない…私の“おもちゃ”に相応しい…ふふっ…」
-ジャパリカフェ上空-
光太郎「ル、ルペラ? ここも高山?」
高山の山頂にしては、ちと高過ぎる気がする…
ルペラ「あ、すみません! 私の住処に似ていたので、つい夢中に…」
ニホ「へぇ〜…ルペラの住処ってこんな感じだったんだね…」
…あれ? てことは、旅の目的がまた一つ減った?
ルペラ「それでは、カフェ付近に着陸します。」
降下は、ちょっとゆっくり降りてもらった。 だって怖いんだもん….地面が迫ってくるの怖いよ?
-ジャパリカフェ入り口-
光太郎「お邪魔します…」
久し振りのジャパリカフェだなぁ…何年振りだろ。
トキ「あ、いらっしゃい。」
アルパカ「ふわぁぁいらっしゃぁい! ようこそぉジャパリカフェへぇ! お客さんは…初めてかなぁ?」
ニホ「うん、初めて来るの!」
?「こっちへいらっしゃい…お話ししましょ?」
ルペラ「ウッ……あの、ありがとうございます。」
あれ、ルペラの様子が…
-テーブル席、?との相席にて-
ニホ「ねぇねぇ、名前は何て言うの?」
Oh…かーなーり、ラフな感じで聞いたね。
?「私の名前はゴマバラワシ…宜しくね、私の可愛いお人形さん…」
何か聞こえた気がするけど…気にしないでおこ。
ゴマバラ「そういえば、さっきの貴女、中々威勢良く飛んでたじゃない。 嫌いじゃないわ。」
ルペラ「ありがとうございます…空を飛ぶのは、とても楽しいので。ついノってしまったので…」
ニホ「鳥のフレンズの特権だね。」
トキ「確かに…この翼はとても便利ね。けど、地面を駆け回るのも、楽しいでしょ?」
ニホ「うん、とっても楽しいよ!」
アルパカ「はぁい、紅茶だゆぉ。 熱かったら冷ましてにぇ。」
光太郎「あ、ありがとうございます。頂きます…」
うっはぁ…良い香り。 紅茶の事よく知らないけどね。 砂糖入ってるのかな…?
あ、美味しい。
トキ「その様子だと、アルパカの紅茶を気に入ったみたいね。」
光太郎「はい…とても美味しいです。」
アルパカ「えへへぇ…ありがとにぇ! けどぉ、そぉんな褒めたってぇ、紅茶しか出ないゆぉ…?」
ニホ「うん、もう一杯!」
アルパカ「はいよぉ!」
カフェ…カフェというよりかは…居酒屋(紅茶.var)と、その女将…