けものフレンズ 軈テ星ガ降ル。   作:ヒトアマゾン

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Ep.27「住処と紅茶とサド気質」

-ロープウェイ乗り場-

 

 

光太郎「おぉ…思ってたよりも高い…」

 

あれぇ? こんなに高かったっけ? 上に行く方法はロープウェイだけ…

 

ニホ「光太郎、これなぁに?」

 

光太郎「これは、ゴンドラって言うんだよ。 これに乗れば、自動で運んでくれ…え?」

 

うそ…何で緊急時用のペダル式のになってるの? 俺疲れちゃうよ?

 

ルペラ「光太郎様、どうしたのですか?」

 

光太郎「ルペラ、これ自動で運んでくれない…コレ、ペダルを足で動かさないと登らないヤツだよ…」

 

ルペラ「高山の上に行きたいのでしたら、私が運びますよ?」

 

そうだ…ルペラ、グアダルーペカラカラはハヤブサ科の中でも大型。 それにサンドスターの力が加わればいける…

 

光太郎「ルペラ…頼める?」

 

ルペラ「勿論ですよ。 あ、一つだけ言っておかなければならない事が…」

 

光太郎「良いけど…どうしたの?」

 

ルペラ「PPP様達のライブステージで戦った時の事、覚えてますか?」

 

光太郎「あぁ、あのタコみたいなセルリアンと戦った時ね。」

 

ルペラ「あの時の低空飛行、あれ程の速度は出ませんが、それなりの速度は出ますけど…大丈夫ですか?」

 

懐かしい…懐かしいけど、大して時間は経って無いんだな。 色々有ったから感覚が狂ってきたよ…

 

光太郎「俺は大丈夫。 ニホニホは?」

 

ニホ「私も大丈夫!」

 

ルペラ「了解です。それでは…」

 

そう言うと、ルペラは俺とニホニホを小脇に抱えた。

 

え? 一度で運ぶの?

 

ルペラ「準備は出来ましたか?」

 

上からキラキラしたものが降ってくる…サンドスター由来の輝きか?

 

ルペラ…重く無いのかな?

 

ルペラ「行きますよ…!」

 

頭部の翼を大きく羽ばたかせると、ルペラの身体が地面を離れ、空へ向かって加速し続けていた。

 

あ、凄い。目開けてたらドライアイ街道を驀進するわ。

 

 

 

-ジャパリカフェ-

 

 

?「アルパカ、今日の紅茶も中々ね。 ねぇ、トキ?」

 

トキ「えぇ、何時も通りの美味しさだわ。 喉の調子も良い感じ…ムフゥ…」

 

アルパカ「ありがとにぇ。 お代わりならいっぱいあるゆぉ!」

 

?「…ん? あれは…」

 

そこには、紅茶片手に窓の向こうに見えるルペラ達の姿を怪しく見つめる、一匹の鳥のフレンズの姿があった。

 

?「なかなか面白そうじゃない…私の“おもちゃ”に相応しい…ふふっ…」

 

 

 

 

-ジャパリカフェ上空-

 

 

光太郎「ル、ルペラ? ここも高山?」

 

高山の山頂にしては、ちと高過ぎる気がする…

 

ルペラ「あ、すみません! 私の住処に似ていたので、つい夢中に…」

 

ニホ「へぇ〜…ルペラの住処ってこんな感じだったんだね…」

 

…あれ? てことは、旅の目的がまた一つ減った?

 

ルペラ「それでは、カフェ付近に着陸します。」

 

降下は、ちょっとゆっくり降りてもらった。 だって怖いんだもん….地面が迫ってくるの怖いよ?

 

 

-ジャパリカフェ入り口-

 

 

光太郎「お邪魔します…」

 

久し振りのジャパリカフェだなぁ…何年振りだろ。

 

トキ「あ、いらっしゃい。」

 

アルパカ「ふわぁぁいらっしゃぁい! ようこそぉジャパリカフェへぇ! お客さんは…初めてかなぁ?」

 

ニホ「うん、初めて来るの!」

 

?「こっちへいらっしゃい…お話ししましょ?」

 

ルペラ「ウッ……あの、ありがとうございます。」

 

あれ、ルペラの様子が…

 

 

-テーブル席、?との相席にて-

 

 

ニホ「ねぇねぇ、名前は何て言うの?」

 

Oh…かーなーり、ラフな感じで聞いたね。

 

?「私の名前はゴマバラワシ…宜しくね、私の可愛いお人形さん…

 

何か聞こえた気がするけど…気にしないでおこ。

 

ゴマバラ「そういえば、さっきの貴女、中々威勢良く飛んでたじゃない。 嫌いじゃないわ。」

 

ルペラ「ありがとうございます…空を飛ぶのは、とても楽しいので。ついノってしまったので…」

 

ニホ「鳥のフレンズの特権だね。」

 

トキ「確かに…この翼はとても便利ね。けど、地面を駆け回るのも、楽しいでしょ?」

 

ニホ「うん、とっても楽しいよ!」

 

アルパカ「はぁい、紅茶だゆぉ。 熱かったら冷ましてにぇ。」

 

光太郎「あ、ありがとうございます。頂きます…」

 

うっはぁ…良い香り。 紅茶の事よく知らないけどね。 砂糖入ってるのかな…?

 

あ、美味しい。

 

トキ「その様子だと、アルパカの紅茶を気に入ったみたいね。」

 

光太郎「はい…とても美味しいです。」

 

アルパカ「えへへぇ…ありがとにぇ! けどぉ、そぉんな褒めたってぇ、紅茶しか出ないゆぉ…?」

 

ニホ「うん、もう一杯!」

 

アルパカ「はいよぉ!」

 

カフェ…カフェというよりかは…居酒屋(紅茶.var)と、その女将…

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