けものフレンズ 軈テ星ガ降ル。   作:ヒトアマゾン

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Ep.28「除草作戦」

トキ「貴方、ヒトでしょ? 名前は?」

 

最近、バレやすくなってきたな。バレても特に問題は無いけど…記憶が蘇った事でヒトのオーラが色濃くなったかな?

 

光太郎「はい、ヒトの秋月 光太郎。 こっちの二人は、ニホンオオカミとグアダルーペカラカラ。」

 

ニホ「宜しくね!」

 

ルペラ「グアダルーペカラカラのルペラです、以後、お見知り置きを。」

 

トキ「貴女達…私と似たような眼をしてるわね。 けど、凄く幸せそうでもある…最高のパートナーと出逢えた様な…ね。」

 

アルパカ「トキちゃぁん、私達もぉ最高のパートナーだゆぉ!」

 

ニホ「最高のパートナー…だって、光太郎!」

 

ルペラ「見透かされてしまいましたね、光太郎様。」

 

光太郎「出逢ってまだ全然経って無いけど…不思議だね。…いや、昔から逢っていたか。

 

ゴマバラ「へぇ…あなた達って、そう言う関係だったのね。面白い事を聞いたわ……フフッ…」

 

うわぁ…怖い怖い怖い…寒気してきたよ。

 

ルペラ「…そういえばカフェに来る途中で、地面に何か描かれていたのです

が…」

 

アルパカ「あぁ、あれにぇ? 草を抜いて描いたんだけど、かばんちゃんが考えてくれたんだゆぉ!」

 

光太郎「このカップの形…ですかね?」

 

アルパカ「そうなんだゆぉ! そうなんだけどぉ、最近また草が生えてきちゃってぇ、ちょっと分かり難くなっちゃったんだよねぇ…」

 

ニホ「じゃあさ、もっかい抜けばまた分かり易くなるよね!」

 

光太郎「それなら俺、手伝いますよ。 紅茶のお礼もしたいですし。」

 

アルパカ「助かるよぉ! じゃじゃ、手伝ってもらおうかにぇ!」

 

トキ「懐かしいわね、あの時みたい。」

 

トキだけに………プッ

 

ゴマバラ「そうねぇ…じゃ、私も手伝うわよ。 ねぇ、ルペラァ?」

 

ルペラ「は、はい。 光太郎様、頑張りましょうね。」

 

光太郎「あぁ、頑張るよ。」

 

ルペラ、ゴマバラさんに気に入られてる…

 

 

-カフェ外、地上絵跡-

 

 

アルパカ「多分、前まで線のあったトコの草はぁ他よりも短いと思うからぁ、それ通りで大丈夫だゆぉ。」

 

ニホ「はーい!」

 

ルペラ「あの、抜いた草は何処に置いておけば良いですか?」

 

アルパカ「あー、それなら私が食べるからぁ、カフェの中のお皿に乗せといてぇ?」

 

ルペラ「食べるんですか!?」

 

アルパカ「へへぇ、冗談冗談。 げんこう?を描きに来たタイリクオオカミちゃんが教えてくれたのぉ!」

 

ビックリしたぁ…本当に食うのかと思ったから…

 

光太郎「それじゃ、始めようか。」

 

雑草抜きかぁ…久し振りだなぁ…

 

 

〜1時間半後〜

 

 

光太郎「………ツカレタ」

 

山の上だから多少は涼しいと思ったが、ずっとしゃがんでるし、何より日差しがそこそこ良いから…暑さ関係なく疲れるし汗でるよ、これ。

 

アルパカ「みんな〜、お疲れさまぁ! ありがとうにぇ!」

 

ニホ「結構見易くなったね。」

 

ゴマバラ「少し息が上がっているルペラも良いわねぇ…」

 

ルペラ「え、えぇ…そうなんですか、光太郎様?」

 

光太郎「えと……俺は、どんなルペラも好きだけど…やっぱり笑顔のルペラが一番かな。」

 

トキ「あらあらぁ…」

 

もう…慣れたぞ。 いいよ、もう。 イチャつくから。

 

ニホ「笑顔なら、私だって!」

 

そう言うと、ニホニホは俺に向かって笑顔を見せてくれた。

 

うん、採点不能だ。 可愛過ぎて直視出来ん。

 

ゴマバラ「…そういえば、トキ。あなた、歌が上手なんでしょう? 聴いてみたいわ。」

 

…ん? トキに歌……あ、不味い。

 

トキ「あら、私の歌ってそんなに有名なのかしら?」

 

えぇ、俺が現役のパーク職員だった時も有名でしたよ。 マナーの悪い客を歌で撃退…なんて事もやってましたし。

 

…まさか、ルペラの新たな表情を見たいが為に…?

 

トキ「…それじゃあ、一曲…スゥ…」

 

ニホ「楽しみ…」

 

ルペラ「…」

 

あ、ルペラは察してるな。 ニホニホ、純粋な君に、幸あれ。

 

そして俺、耐えるんだ…

 

 

 

 

〜トキ、確かに凄い歌声だ。但し、ニッポニアn…ジャパリパークじゃあ二番目だ…………(トキの単独ライブ、終了)〜

 

 

 

 

…あれ? 思ってたよりも良かったぞ……涙出てきた。

 

アルパカ「トキちゃぁん、いつも通り上手だにぇ〜」

 

ゴマバラ「噂…よりも良かったじゃない。」

 

ニホ「すごいよ!!」

 

ルペラ「お上手ですね!」

 

トキ「みんな、ありがとう。」

 

光太郎「こちらこそ…ありがとう。」

 

歌なんて…何年ぶりに聴いたんだろ……

 

 

 

 

 

 

 

 

アルパカ「みんなぁ、今日はありがとうにぇ。助かったゆぉ!」

 

トキ「私の歌を聴いてくれてありがとうね。 嬉しかったわ。」

 

ゴマバラ「あなた達、中々面白いわね…また会いたいわ。」

 

光太郎「皆さん、ありがとうござました。 また、会いましょうね。」

 

ニホ「バイバーイ!」

 

ルペラ「お元気で。……ゴマバラワシ様」

 

一通り、いっときの別れの言葉を告げると、ルペラは再び俺とニホニホを脇に抱え、山を降りて行った。

 

 

下りって怖いね。

 

 

 

-再びロープウェイ乗り場-

 

 

光太郎「ルペラ、お疲れ様。」

 

ルペラ「いえ、大丈夫です。 その労いのお言葉も、私にとってはご褒美ですから。」

 

ニホ「歌…私も歌いたいなぁ…」

 

光太郎「何か歌う?」

 

ニホ「うぅん…何歌おうかな…」

 

ルペラ「光太郎様、何か歌ってみてくれませんか?」

 

えっ…歌かぁ…

 

光太郎「俺歌うの…?」

 

ニホ「光太郎の歌、聴いてみたい!」

 

光太郎「そうかぁ…ちょっとだけだよ?」

 

ルペラ「はい!」

 

 

 

 

光太郎「それでは、秋月光太郎で、『オレの青春』…」

 

 

 

 

その頃、ジャパリカフェ

 

 

 

アルパカ「あぁ! さっきの3匹にぃ、お礼の紅茶出すの忘れてたゆぉ!」




いやぁ…いよいよ明日ですね、「けものフレンズ3」(2019.9/23現在)。

ニホニホ…ルペラ…お願い…来て。
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