けものフレンズ 軈テ星ガ降ル。   作:ヒトアマゾン

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光太郎「…ちょっと、作者さん?」

作者「はい?」

光太郎「…ついこの間、最終回を投稿したばかりですよね。」

作者「…はい。」

光太郎「流石に続きが出るの、早くないですか?」

作者「寂しくなっちって…」

光太郎「まぁ…俺達の旅の続きを書いてくれるのは…」

作者「という事で、season 2、始まります!」

光太郎「え、ちょっ、おーい」


Season2 第1章「どったんばったんな新婚生活」
Ep.1「結ぶぜ、婚姻!」


-ジャパリ図書館-

 

 

光太郎「…それで、お話と云うのは…」

 

つい先日、博士から直々に呼び出しをくらった。

今の俺の拠点…家は元パーク職員の宿舎としているので、図書館との距離は近い。

ちなみに、ニホニホとルペラとは同居している。そりゃもう…

 

毎 日 が 楽 し い 。

 

博士「光太郎、お前はあの2匹と、正式な家族になりたいと思わないのですか?」

 

正式な…family?

 

光太郎「どういう事…ですか?」

 

博士「お前は、結婚という物は知っているのですか?」

 

光太郎「結婚…え、博士まさか」

 

博士「そう、そのまさかなのです。 我々が式を設定してやるのです。」

 

挙式…しちゃう?

 

光太郎「けど、式を挙げるからには本人にサプライズって訳には…」

 

助手「お前の相手であるルペラには、しっかりと伝えてあるのですよ。」

 

だからか…最近、ルペラが積極的になったのって。

 

博士「安心するのです、図書館でちょいちょいとやるですよ。」

 

光太郎「えぇ…ですが…元パーク職員として、フレンズと結婚は…ちょっと不味い気が…」

 

博士「何を今更…お前はもうフレンズなのです。元パーク職員だろうが何だろうが、そんなの関係無いのです。」

 

…けものだから?

 

助手「こーゆーのは、早いに越した事はないのです。 明日、式を挙げるのですよ。ニホンオオカミには、我々と司会をしてもらうのです。」

 

光太郎「俺が結婚…」

 

 

 

 

 

 

 

-夜、光太郎の家-

 

 

就寝スタイルは、前と変わらず布団を敷いていた。

 

 

 

ぅわっほぉい、寝れない。

 

布団に入ったまでは良かった…が、どうも落ち着かない。

 

遠足前夜のテンションに近いのか?

 

 

ニホニホはぐっすり眠っている。

 

ルペラは…どうやら俺と同じ様に眠れないらしい。何時もよりも動きが多い。

 

 

 

光太郎「…ねぇ、ルペラ。」

 

ルペラ「…どうかしましたか?」

 

光太郎「…博士から話聞いたよ…」

 

ルペラ「……明日、ですよね。」

 

光太郎「ルペラ、何というか…俺でも良いの?」

 

ルペラ「でも…というよりも、貴方だからこそ…ですよ。 明日は、一生の思い出を一緒に作りましょう…」

 

光太郎「…そうだね。………おやすみ。」

 

 

 

 

 

-式場-

 

 

ジャパリ図書館、少し飾り付けされていて、なんだかオシャンティー…なんだが…

 

 

 

おいおいおい…

 

ちょいちょいって言ってたよな…

 

 

…何でこんなにフレンズが来てるん?

 

博士「光太郎、とっとと裏に行くのです。主役はギリギリまで隠れているべきなのですよ。」

 

光太郎「そうですかね…分かりました。」

 

 

 

-テント-

 

 

どうやら、図書館内には個室が無いらしいのでテントで待機する事に…

 

まだ時間はありそうだけど、一応着替えておこう。

 

因みに、これから俺の着るタキシード、そしてルペラが着るドレスは、パーク内の施設で見つけた物らしい。

 

確か、パークで結婚式を挙げるプランが昔あった気が…そこで使われていた物だろうか。

 

 

 

タキシード、特にきつい事も無く丁度良かった。 

 

胸周り含め…… 誰だ、今まな板って言ったヤツ。

 

 

 

助手「光太郎、着替え終わったのですか?」

 

光太郎「はい、サイズも丁度で…ありがとうございます。」

 

助手「もう直ぐ入場ですが、

 

 

 

-式場-

 

 

博士「それでは、新郎の入場なのです。」

 

ニホ「こーたろー!」

 

色んなフレンズの歓声が聞こえる…

 

 

一歩一歩が、凄く重く感じる…

 

途中ニホニホの方を見てみると、凄い笑顔で手を振ってきていた。 余り派手な動きは出来ないので、小さくサムズアップをした。

 

祭壇と思われる台の前まで辿り着くと、この会場に来てくれたフレンズ達と目が合った…今までの旅で出会ったフレンズ達が来てくれていた。

 

 

助手「次に、新婦の入場なのです。」

 

ニホ「ルペラー!」

 

奥のテントから、真っ白なドレスに身を包んだ愛しのルペラが、ゆっくりと出てきた。 その顔には、ベールが掛けられていた。

 

横には、ゴマバラワシが着いていた。新婦の親役だろうか…

 

少しずつ、ルペラの顔が見える様になってきた。

 

恐らく神聖な儀式である最中に、思う事では無いと思うが…

 

ルペラ……もうね、言葉が出ないわ。 可愛いを遥かに超えてる。

 

 

2人が祭壇の前まで来ると、ゴマバラワシからルペラの手をとる様、言われた。

 

ゴマバラ「さぁ、この手をとりなさい…可愛い新郎さん。……ルペラを、宜しくね。」

 

俺は静かに頷き、ルペラと共に祭壇の前へ並んだ。

 

 

博士「本来なら、ここで賛美歌を歌うのですが、練習している時間がなかったので端折るのです。」

 

助手「それでは…」

 

サーバル「頑張って、かばんちゃん!」

 

かばん「ありがとう、サーバルちゃん。えっと…新郎の光太郎さん、そして新婦のルペラさん。病める時も健やかなる時も、富める時も貧しき時も、互いを愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」

 

光太郎「…誓います。」

 

ルペラ「誓います。」

 

かばん「それでは、指輪の交換を…」

 

助手「かばん、指輪は用意出来なかったらのです。カットで。」

 

かばん「あ、はい…それでは…」

 

 

 

ニホ「ちょっと待ったぁぁぁ!!!」

 

えっ、どこで覚えたんだ!?

 

ルペラ「えっ!?」光太郎「ニホォォ!?」

 

 

そういえば、途中でニホニホが会場から出て行ったが…この為か。

 

しっかりドレスも着ている……ニホニホよ、その服で走るのは難しいぞ…多分。

 

 

ニホ「ルペラァ、待った!」

 

ルペラ「ニホンオオカミ様…どうして……」

 

光太郎「ニホニホ…」

 

ニホ「ルペラッ! 私と一緒に…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニホ「光太郎と結婚しよっ!!!」

 

 

 

 

光太郎「………え?」

 

ルペラ「今…何と仰りました?」

 

ニホ「私とルペラ、2匹で光太郎と結婚しよって言ったの!」

 

 

うーん…?

 

俗に言う、一夫多妻制…ってヤーツ?

 

 

博士「かばん、続けるのです。」

 

助手「ニホンオオカミ、予定通りなのですよ。」

 

予定通り……だと?  謀ったな…あの鳥達、謀ったな…

 

 

かばん「じゃあ……ニホンオオカミさん、これからも光太郎さんを大事にしますか?」

 

ニホ「うん!」

 

かばん「それでは……その…ち、誓いの…」

 

 

博士「光太郎、グアダルーペカラカラ、ニホンオオカミ。 誓いのセック……接吻をするのです。」

 

 

…とんでもない事、言いかけたよね? 今、とんでもない言い間違いしかけたよね?

 

 

ニホ「せっぷんってなーに?」

 

助手「簡単に言うと、そこにいるプレーリードッグの挨拶みたいなもんです。」

 

プレーリー「はーい、であります!」

 

威勢よく挙手するプレーリードッグ。

 

博士「ルペラ、先にやるのです。 ニホンオオカミは、ルペラのを見て学ぶのです。」

 

ニホ「うん、分かった!」

 

 

かばん「そ、それでは…光太郎さん、ルペラさん…どうぞ。」

 

俺はルペラと向かい合い、彼女の顔に掛かったベールを上げた。

 

 

 

互いの目は、互いの目をしっかり捉えていた。

 

 

そのまま目を瞑り、ゆっくりと抱き合いながら口付けを…

 

 

 

 

……ん? 舌、入ってきてる?

 

うーんと……ルペラの手が頭の方まで上がってきて…

 

ルペラ「………んっ……ん…♡」

 

だんだん息も荒くなって…

 

えっ、ちょっ…音たて始めたよっ!? なんかすっごくクチュクチュいってるよ!?

 

あーヤバい、脳みそ溶けそう。

 

ボス「グアダルーペカラカラ ハ 肉食デ、 グアダルーペ島デ ヤギ ガ放牧サレ始メタ 時ニ、子ヤギ ヲ襲ッテイタ ト サレテイルヨ。」

 

肉食…か。俺……このまま食べられても良いかも…

 

かばん「え、えっと…博士さん、どうすれば…」

 

あー…気持ち良いよ……このまま逝きそ……

 

…待って、マジで逝きそう。

 

助手「ルペラ、光太郎がお陀仏しかけてるのですよ。」

 

 

ルペラ「ッハァ……光太郎様、大丈夫ですか…?」

 

離れた口から、互いの唾液が混ざり合った物が糸を引いていた。

 

……エッッッッッッッッロ

 

光太郎「…………おぉ…ちょっと走馬灯見えたかも…」

 

この身体で良かったと思ったのは初めてだ…

 

前の身体だったら、下半身の友人が感極まって御起立してしまうところだった…アブナイアブナイ……

 

 

ニホ「次…私?」

 

次、ディープなヤツが来たら結婚初日で2人を未亡人にしてしまう…

 

博士「ニホンオオカミ、軽いヤツにしてやるのですよ。」

 

ニホ「やってみるね…」

 

 

 

 

光太郎「ニホニホ…」

 

ニホ「光太郎、好きっ!」

 

ニホニホは爪先立ちをして、軽く接吻をした。

 

 

 

わーお、シンプル。 だが、これでいい。

 

 

博士「まぁ、結婚式はこんなんでいいでしょう…さぁ、とっとと食事にするのです。」

 

それが目的か…

 

 

 

 

 

 

〜食事終了、式場〜

 

 

光太郎「えーっと、本日はわざわざお越し頂き、本当にありがとうございました。」

 

「お似合いだよー!」「ベストカップル…フヘヘヘッ」「どうぞ、ロッジへお越しくださーい!」

 

ルペラ「これからも、私達夫婦を…」

 

ニホ「よろしくねっ!」

 

 

博士「それでは、お前たち新郎新婦に、プレゼントをくれてやるのです…」

 

ニホ「プレゼント? 何々!?」

 

助手「新婚旅行です。」

 

ルペラ「新婚…光太郎様と私は…つがいに……」

 

博士「暑いのと寒いの、どっちが良いか答えるのです。」

 

俺はどっちもいいと思うが…

 

ニホ「うーん…どっちがオススメ?」

 

助手「どっこいどっこいですね。」

 

ルペラ「光太郎様は、どちらに行きたいんですか?」

 

光太郎「そうだねぇ…暑い方かなぁ…寒いのも良いけど…前死にかけたからなぁ…」

 

博士「分かったのです、海獣のフレンズ達に頼んで連れて行かせるのです。」

 

怪獣!? えっ、誰? 凄い楽しみなんだけど…

 

ニホ「光太郎、すっごい楽しそう…」

 

ルペラ「光太郎様、恐らく海の獣と書いた方の海獣かと…」

 

光太郎「…トドさんとか? イルカさん達とか??」

 

助手「まぁそんな所なのです。」

 

博士「出発は明日、とっとと支度するのです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忙しくなってきた…




博士「ちなみに、リアルの結婚式と違う点があると思うのですが、そこは余り気にしない方が良いのです。馬に蹴られるのですよ。」

作者「….要するに、温かい目で見てください……」
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