けものフレンズ 軈テ星ガ降ル。   作:ヒトアマゾン

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光太郎「前回までの、けものフレンズ 軈テ星ガ降ル。!」

1つ、何故か生き返った俺。記憶を取り戻す為に流離う中で、ニホニホやルペラと出逢う!

2つ、図書館で記憶を記憶を取り戻した。かばんさんの歩んだ道を逆走している内に、かつての自分を殺した相手と出会う。何とか勝利はしたものの、俺は力尽きてしまう。

そして3つ、サンドスターのお陰でまた生き返った俺。旅を共にした二人と…フフッ…婚約を結び、新婚旅行へ行った俺達。そこでは、金色の城とも言えるであろうセルリアンが待ち構えていた! セルリアンの拳が、光太郎に振り下ろされた! どうなる、俺ッ!

ニホ「改めて見てみると、色々と凄い事の連続な気がするよ…」

光太郎「本当だよ…何回逝くんだってHAHAHA…はぁ…」

ルペラ「婚約の所、ちょっと笑ってましたよね?」

ニホ「確かに!」

光太郎「だって…あれ…改めて言うとなると小っ恥ずかしいんだもん! さぁさぁ! 本編行くから、本編行くからぁ!」


Ep.4「金色の城」

振り下ろされたセルリアンの腕。光太郎には、避ける時間は残されていなかった。

 

光太郎(うっそ…まぁた死ぬの……?)

 

光太郎は目を瞑り、最期の恐怖から逃れようとした。

 

…が、一向にその時は訪れない。光太郎が目を開けてみると、イッカクがスピアーでセルリアンの攻撃を受け止めていた。 スピアーはセルリアンの攻撃によって軋み、イッカクの脚は砂地にめり込み始めていた。

 

イッカク「諦めるなっ!!」

 

イッカクは光太郎の方に向かって軽く振り向き、力の限り叫んだ。

 

光太郎(…だよね、折角与えられた命…こんな所で断たれてたまるかよ…!)

 

光太郎はセルリアンから距離をとった。イッカクも、光太郎が離れたのを確認し、セルリアンの攻撃をいなしてシロナガスクジラの元へ向かった。

 

光太郎「ルペラ! セルリアンの石の位置、分かる?」

 

ルペラ「…私達でいう、鳩尾の位置にあります!」

 

光太郎「…シロナガスクジラさん、セルリアンに向かってキツい一撃、頼みますッ!」

 

シロナガスクジラ「…任せてねぇ!」

 

光太郎「ルペラ、セルリアンの石見てて…」

 

ルペラ「…はい。」

 

シロナガスクジラは、大きな尾でセルリアンを攻撃しようとした。が、セルリアンは分裂し、攻撃を躱した。

 

光太郎「ルペラ! 石はどうなった!?」

 

ルペラ「四つに…それぞれの身体に石があります!」

 

光太郎「そうか…やっぱり…」

 

ニホ「光太郎! セルリアンが向かって来るよ!」

 

光太郎「皆さん、一旦避難しましょう!」

 

 

 

-森-

 

 

森の木々に紛れ、何とかセルリアンを巻く事が出来た光太郎達。光太郎は、葉の隙間からセルリアンを見ていた。

 

マルカ「これからどうするの?」

 

光太郎「…あのセルリアンが合体する瞬間、この鉄パイプをセルリアンの身体の真ん中に投げる。」

 

ニホ「それで倒せるの?」

 

光太郎「いや、流石に無理。けど、鉄パイプの周りだけは合体が不完全になる筈。そこに向かって皆んなの攻撃を集中する。 出来れば、遠距離攻撃で。」

 

ルペラ「ですが、また避けられてしまうのでは…?」

 

光太郎「…そっか……」

 

イッカク「いや、ヤツが合体する瞬間に動きは止まる。短い間だが…」

 

光太郎「…もし、その間でセルリアンの身体を削る事が出来たら、この塩でトドメを刺す。」

 

リオ「そのお塩、その様な事が出来るんですか?」

 

光太郎「あぁ、昔の話だけど、前例が無くはないからね……それで、この塩は投げないと危ないと思うから…ニホニホ、俺が合図したら鉄パイプに向かって、この塩を投げてね。」

 

ニホ「うん…ちょっと緊張するけど、頑張るよ。」

 

光太郎「そろそろかな…」

 

 

 

諦めたのか、分裂したセルリアンが砂浜に集まり始めた。

 

 

光太郎「皆さん、準備できてますね?」

 

光太郎がフレンズ達に目線を向けると、各自小さく頷いた。

 

 

 

 

光太郎は、セルリアンに気付かれない様に近づき、セルリアンが合体する瞬間、鉄パイプを投げ込んだ。

 

見事につなぎ目に鉄パイプが刺さった。

 

セルリアンは光太郎の方を見て、その大きな腕を振り上げ再び光太郎を叩き潰そうとした。

 

光太郎「今だよっ!」

 

その声を合図に、森の中からニホンオオカミ以外のフレンズが飛び出し、鉄パイプ目掛けて攻撃を始めた。

 

効いている素振りを見せなかったが、次第にセルリアンの動きが鈍くなっていった。

 

光太郎「(…ここまで削れば…!)ニホニホ!」

 

ニホ「分かった!」

 

片手に塩の入った袋を握り、セルリアンの方へ走り出した。

 

 

セルリアンは、鉄パイプの所持者であるからか光太郎を執拗に攻撃していた…周りのフレンズには一切脇目も振らずに。

 

ニホ「光太郎を傷つけるのは…私が許さないよッ!」

 

今までは如何なる攻撃も弾いてきた身体を、ニホンオオカミの腕が貫いた。

 

セルリアンは全身から火花を噴き出しながら、その場へ倒れ込んだ。

 

 

 

 

光太郎「……皆さん、お疲れ様でした!」

 

光太郎の一言で、皆が緊張から解放された。安堵して座り込む者、親しむ相手と喜びを分かち合う者、母親の様に褒めちぎる者……

 

そして、光太郎の元へ駆け寄るルペラとニホンオオカミ。

 

ニホ「光太郎、大丈夫!?」

 

光太郎「俺は大丈夫…ニホニホは、ルペラは大丈夫?」

 

ニホ「私なら大丈夫だよ、皆んなのお陰で光太郎とリオの作戦が上手くいった…」

 

ルペラ「この勝利、皆様の手で勝ち取った物…そうですよね、光太郎様。」

 

光太郎「そう…皆んなの勝ち。」

 

光太郎は、海獣のフレンズ達やイリオモテヤマネコに向かって手を振った。

 

光太郎「皆さん、お怪我は有りませんかぁ!?」

 

 

 

〜その日の晩、船上にて〜

 

 

 

シロナガスクジラ「あら…もう帰っちゃうの?」

 

光太郎「えぇ、出来る事なら、もう少しゆっくりしたいのですが…やらなければならない事を見つけた様な気がするんです。」

 

シロナガスクジラ「そう……その事、二人には伝えたの?」

 

光太郎「勿論、これは私一人の旅では有りませんしね。」

 

シロナガスクジラ「…分かったわ。 明日の朝、出発するから準備しておいてね。」

 

 

 

 

 

やらなければならない事………博士達に伝えなければ…




…かーなーり、投稿が遅れた気がします。

こんなマイペースな投稿頻度ですが…ふと、思い出した時に読んでいただければ…
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