シェルターの中よりは明るい地下バイパス、先ずはバイパス内を探すべきか。
光太郎「…ラッキー、確か周辺にもラッキービーストはいるんだよね?」
ボス「イルヨ、今動ケルノハ5機ダヨ。」
光太郎「フレンズを探して欲しいんだけど…」
ボス「イイヨ、ドンナ フレンズ カナ?」
しまった、誰を探してるのかを聞いていなかった…
光太郎「えーと…ウサギコウモリさん、誰を探してるの?」
ウサギコウモリ「テングコウモリと、カグヤコウモリでしゅ。」
光太郎「…了解。テングコウモリとカグヤコウモリを探してるんだけど…」
ボス「分カッタ、見ツカリ次第報告スルネ。」
光太郎「ありがとう、ラッキー。 それじゃ、俺らも探そうか。」
-サンカイエリア ??-
サンカイエリアのどこか、この涼しさ、暗さ…恐らく地下なのだろう。
薄暗い地下道の中に、二つの人影があった。
テングコウモリ「うー………疲れたぁ。けど、ウサギコウモリ探さなきゃ…………でもなぁ…」
カグヤコウモリ「テングコウモリさん、がんばってくださ〜い。」
壁に寄り掛かりながら、ウサギコウモリはテングコウモリにエールを送っていた。
テングコウモリ「……………あなたも探すの。」
カグヤコウモリ「あら、そうでしたそうでしたー。」
?「そこに誰か居るんですかー?」
通路の奥から声が聞こえる。
カグヤコウモリ「誰も居ませんよー。」
テングコウモリ「……私達の事じゃない?」
?「やっぱり居ましたか…」
テングコウモリ「まぁ………一応居ますね、はい。」
?「この辺りでは見ない顔ですが…どうかなさいましたか?」
カグヤコウモリ「えーっとですね………何でしたっけ?」
テングコウモリ「私達は……フレンズを探してるの。」
?「そうでしたか。なら、私にもお手伝いできるかもしれません!」
カグヤコウモリ「本当ですか? 是非お願いしたいですー」
?「分かりました! それで、どの様なフレンズですか?」
-再び、シェルター周辺-
ニホ「…そういえば、2人の匂いが付いた物って持ってる?」
ウサギコウモリ「そうでしゅね…あ、2人の匂いとはちょっと違うかもでしゅけど……コレ! このジャパリまんと同じもの、2人も持ってるでしゅ!」
ニホ「うんうん…頑張ってみるよ!」
光太郎「…匂いで辿るの?」
ニホ「大正解! もしこの中に居るなら、あんまり匂いも飛ばないでしょ? なら、探しやすいと思って。」
ルペラ「成る程…確かに外に比べると、風の影響も少ない…考えましたね。」
ニホ「えへへっ…それじゃ、頑張って探すぞーっ!!」
サイガ「探すのなー!!!」
ニホ「ん? 早速匂いがするよ…」
…殆ど動いていないのに匂いがする…となると、相手側から近づいてきているのか?
「こっちの方行ってみましょう!」
「んー…どっちですか?」
「…………向こう、あのちょっと明るい方だよ…多分。」
ウサギコウモリ「この声…もしかして…!」
テングコウモリ「…………あ、居た。」
カグヤコウモリ「あー…そうでした、ウサギコウモリさんを探していたんでした。」
?「あれ? 見つけました?」
サイガ「おーい! オグロスナギツネー!」
オグロスナギツネ「ん? サイガちゃん! 久し振りだね!」
サイガ「元気そうだなー!」
ウサギコウモリ「もう…どこいってたんでしゅか!?」
テングコウモリ「…サンカイエリア?」
ウサギコウモリ「…正解でしゅ、満点な回答で私もびっくりしてるでしゅ。 まぁ、合流できて良かったでしゅ。 オグロスナギツネしゃん…でしゅか? 2人を案内してくれてありがとうでしゅ!」
オグロスナギツネ「いいんです、困った時はお互い様ですから!」
光太郎「お互い様…か。 そういう事を言える…いい時代になったものだ…」
ルペラ「光太郎様…?」
光太郎「…改めてさ、困った時に支え合えるのって良い事だな…って。俺がまだパークの職員だった頃の世界は…もっと殺伐としてた。 だから、みんなの優しさが溢れるこの時代。それが凄く良いものに思えたんだよ。」
ニホ「……そっか。」
-地上-
サイガ「もう行くのな…?」
光太郎「うん、取り敢えずパークを一周したいからね。」
オグロスナギツネ「もしサンカイエリアにまた来たら、私に案内させてください! 色んなお話が聞きたいんです。」
ニホ「いいよ! 今度、いっぱいお話しよ!」
ウサギコウモリ「ルペラしゃん、真っ先に仲間を探そうとしてくれて…ありがとうでしゅ!」
ルペラ「仲間は…大切ですからね。 また何処かで会いましょう。」
光太郎達はバスに乗り、次の目的地であるナカベエリアへ向かった。
何が起こるとも知らずに…