けものフレンズ 軈テ星ガ降ル。   作:ヒトアマゾン

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遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

こんな作者ですが、これからもどうか宜しくお願いします。


Ep.6「来た時よりも、美しく」

光太郎「………ん」

 

…朝だ。

 

朝焼けが見える。

 

 

昨日の夜は、ニホニホに助けられた。

 

そして、俺にとっての英雄は……

 

ニホ「………」

 

寝てる。 ルペラも…寝てる。

 

…暇だ。早く起き過ぎたか?

 

けど、今二度寝したら昼になってしまう気がする。

 

どうしよっかな…………

 

 

 

 

 

ニホ「…きて、起きて…起きて!」

 

光太郎「おぉう、おはよ。ニホニホ。 あれ、ルペラは?」

 

何だかんだで寝落ちしてしまったらしい…

 

ニホ「あぁ、ルペラなら帰る手続き?してるよ?。」

 

光太郎「そっか。 あ、ニホニホ、昨日の夜はありがとね。 お陰で、ぐっすり眠れたよ。」

 

ニホ「えへへ… また悩みが出来たら相談してね?」

 

光太郎「ありがと、助かるよ。」

 

本っ当に助かる… 今度、改めてお礼を言おう…

 

ニホ「あ、ベッドの位置直さないと。」

 

光太郎「そっか… 手伝ってくれる?」

 

ニホ「うん!」

 

 

 

光太郎「あ゛ぁ゛… 昨日の痛みがぁ…」

 

ニホ「大丈夫?」

 

光太郎「あぁ、大丈夫大丈夫。 ついでに、軽く部屋の掃除をしとこっか…」

 

ニホ「うん、私、手伝うからさ、無理…しないでね?」

 

光太郎「善処するよ。」

 

善処するとは言ったが、掃除に夢中になるにつれ、身体を気遣う事を忘れてしまう事は、正直なところ明白だった。

 

 

 

 

ルペラ「お待たせしました。 あっ、お部屋、整えてくださったのですね。 それに、前よりも綺麗になってる…」

 

ニホ「そうなの! 前から綺麗だったけど、もっと綺麗にしようって思って頑張ったよ!」

 

光太郎「掃除してて思ったんだけど、アリツさん、しっかり部屋の手入れしてるな…って。」

 

ルペラ「流石アリツカゲラ様ですね… あ、そういえば、朝食を頂けるそうですよ。」

 

ニホ「やったー!」

 

光太郎「至れり尽くせりだな…。」

 

サービス精神満載だな…

 

 

 

 

アリツ「あ、おはようございます! 良く眠れましたか?」

 

光太郎「はい、お陰様で。」

 

アリツ「朝食が出来てますよ。 こちらです。」

 

 

 

 

 

?1「…ん?」

 

?2「どうかしましたか? 先生。」

 

?1「いや、ちょっと懐かしい匂いがしてね。 昨日来たニホンオオカミって子からも、同じ匂いがしたけれど…」

 

?2「懐かしい匂い?」

 

?1「あぁ… かばんの…ヒトの匂いがしてね。 ん? 匂いがどんどん強く…?」

 

 

光太郎「ここかぁ…… あ、おはようございます。」

 

?1「あ、あぁ。おはよう。私は作家のタイリクオオカミだ。 宜しく、」

 

?2「オオカミ先生の助手、アミメキリンよ。 あなた達は……ライオンとトラとチーターね?」

 

光太郎「…ん?」ニホ「へ…?」ルペラ「え…?」

 

何か………ヤバい。

 

しかも、何故ライオンとトラとチーター?

 

タイリクオオカミ「キリン…そこの茶髪の子がニホンオオカミだよ。」

 

キリン「じゃあ、残りの二人は?」

 

ルペラ「グアダルーペカラカラ、ルペラです。」

 

光太郎「恐らくヒトの、秋月 光太郎です。」

 

キリン「…そうだったのね。だから懐かしい匂い…」

 

光太郎「懐かしい匂い?」

 

二人は前に、彼女に会っているのか?

 

オオカミ「あぁ、少し前… かばんというヒトが居てね。 かばんはサーバルと旅をしていて…… 今は島の外に、旅に出ているんだよ。」

 

アリツ「かばんさんとサーバルさんは、本当に仲が良くて…」

 

キリン「二人のお陰で、先生の助手になれたの。」

 

光太郎「かばんさん……」

 

そんな凄いヒトが…

 

俺は…ヒトなのか?

 

 

アリツ「あ、朝食持ってきますね。」

 

 

 

 

 

 

光太郎「至れり尽くせりで…本当にありがとうございました。」

 

アリツ「いえいえ、私達も、楽しい会話が出来て良かったです!」

 

キリン「あなたはグアダルーペカラカラ…覚えておくわ。」

 

ルペラ「はい、覚えていて下さいね、アミメキリン様。」

 

オオカミ「ニホンオオカミ、良い仲間に囲まれているな。 本当に楽しそうだよ。」

 

ニホ「うん! 凄く楽しいよっ! タイリクオオカミも、良い仲間に囲まれてるね。」

 

アリツ「またいつか、立ち寄って下さいね!」

 

光太郎「はい。 皆さん、お元気で。」

 

キリン「またね〜」オオカミ「またな!」

 

 

 

 

 

 

ロッジ…当分行けないから、ちょっと散策しても良かったかな……

 

 

 

ニホ「楽しかったね!」

 

光太郎「あぁ、特にアミメキリンさんが賑やかだったね。」

 

ルペラ「光太郎様、次はどちらへ向かうのですか?」

 

光太郎「そうだね… かばんさん…は、何処からロッジに来たんだっけ…」

 

ニホ「えっとね…… タイリクオオカミが、ゆきやまちほーからって言ってた気がするよ。」

 

光太郎「そうか… ありがと、ニホニホ。 それじゃ、次は雪山地方だな。」

 

雪山…寒そうだな……

 

 

 

 

 

 




一応、書いておきます。

この作品は、決して、けもフレ2を叩く目的で書いた訳では無いので、そこの所は、宜しくお願いします。

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