こんな作者ですが、これからもどうか宜しくお願いします。
光太郎「………ん」
…朝だ。
朝焼けが見える。
昨日の夜は、ニホニホに助けられた。
そして、俺にとっての英雄は……
ニホ「………」
寝てる。 ルペラも…寝てる。
…暇だ。早く起き過ぎたか?
けど、今二度寝したら昼になってしまう気がする。
どうしよっかな…………
ニホ「…きて、起きて…起きて!」
光太郎「おぉう、おはよ。ニホニホ。 あれ、ルペラは?」
何だかんだで寝落ちしてしまったらしい…
ニホ「あぁ、ルペラなら帰る手続き?してるよ?。」
光太郎「そっか。 あ、ニホニホ、昨日の夜はありがとね。 お陰で、ぐっすり眠れたよ。」
ニホ「えへへ… また悩みが出来たら相談してね?」
光太郎「ありがと、助かるよ。」
本っ当に助かる… 今度、改めてお礼を言おう…
ニホ「あ、ベッドの位置直さないと。」
光太郎「そっか… 手伝ってくれる?」
ニホ「うん!」
光太郎「あ゛ぁ゛… 昨日の痛みがぁ…」
ニホ「大丈夫?」
光太郎「あぁ、大丈夫大丈夫。 ついでに、軽く部屋の掃除をしとこっか…」
ニホ「うん、私、手伝うからさ、無理…しないでね?」
光太郎「善処するよ。」
善処するとは言ったが、掃除に夢中になるにつれ、身体を気遣う事を忘れてしまう事は、正直なところ明白だった。
ルペラ「お待たせしました。 あっ、お部屋、整えてくださったのですね。 それに、前よりも綺麗になってる…」
ニホ「そうなの! 前から綺麗だったけど、もっと綺麗にしようって思って頑張ったよ!」
光太郎「掃除してて思ったんだけど、アリツさん、しっかり部屋の手入れしてるな…って。」
ルペラ「流石アリツカゲラ様ですね… あ、そういえば、朝食を頂けるそうですよ。」
ニホ「やったー!」
光太郎「至れり尽くせりだな…。」
サービス精神満載だな…
アリツ「あ、おはようございます! 良く眠れましたか?」
光太郎「はい、お陰様で。」
アリツ「朝食が出来てますよ。 こちらです。」
?1「…ん?」
?2「どうかしましたか? 先生。」
?1「いや、ちょっと懐かしい匂いがしてね。 昨日来たニホンオオカミって子からも、同じ匂いがしたけれど…」
?2「懐かしい匂い?」
?1「あぁ… かばんの…ヒトの匂いがしてね。 ん? 匂いがどんどん強く…?」
光太郎「ここかぁ…… あ、おはようございます。」
?1「あ、あぁ。おはよう。私は作家のタイリクオオカミだ。 宜しく、」
?2「オオカミ先生の助手、アミメキリンよ。 あなた達は……ライオンとトラとチーターね?」
光太郎「…ん?」ニホ「へ…?」ルペラ「え…?」
何か………ヤバい。
しかも、何故ライオンとトラとチーター?
タイリクオオカミ「キリン…そこの茶髪の子がニホンオオカミだよ。」
キリン「じゃあ、残りの二人は?」
ルペラ「グアダルーペカラカラ、ルペラです。」
光太郎「恐らくヒトの、秋月 光太郎です。」
キリン「…そうだったのね。だから懐かしい匂い…」
光太郎「懐かしい匂い?」
二人は前に、彼女に会っているのか?
オオカミ「あぁ、少し前… かばんというヒトが居てね。 かばんはサーバルと旅をしていて…… 今は島の外に、旅に出ているんだよ。」
アリツ「かばんさんとサーバルさんは、本当に仲が良くて…」
キリン「二人のお陰で、先生の助手になれたの。」
光太郎「かばんさん……」
そんな凄いヒトが…
俺は…ヒトなのか?
アリツ「あ、朝食持ってきますね。」
光太郎「至れり尽くせりで…本当にありがとうございました。」
アリツ「いえいえ、私達も、楽しい会話が出来て良かったです!」
キリン「あなたはグアダルーペカラカラ…覚えておくわ。」
ルペラ「はい、覚えていて下さいね、アミメキリン様。」
オオカミ「ニホンオオカミ、良い仲間に囲まれているな。 本当に楽しそうだよ。」
ニホ「うん! 凄く楽しいよっ! タイリクオオカミも、良い仲間に囲まれてるね。」
アリツ「またいつか、立ち寄って下さいね!」
光太郎「はい。 皆さん、お元気で。」
キリン「またね〜」オオカミ「またな!」
ロッジ…当分行けないから、ちょっと散策しても良かったかな……
ニホ「楽しかったね!」
光太郎「あぁ、特にアミメキリンさんが賑やかだったね。」
ルペラ「光太郎様、次はどちらへ向かうのですか?」
光太郎「そうだね… かばんさん…は、何処からロッジに来たんだっけ…」
ニホ「えっとね…… タイリクオオカミが、ゆきやまちほーからって言ってた気がするよ。」
光太郎「そうか… ありがと、ニホニホ。 それじゃ、次は雪山地方だな。」
雪山…寒そうだな……
一応、書いておきます。
この作品は、決して、けもフレ2を叩く目的で書いた訳では無いので、そこの所は、宜しくお願いします。