東方嫉妬王 ~Jealousy of the OOO~ 作:秋塚翔
しかもプレイ画面で霊夢達が踊ると言う!でも何故地霊殿迄なの?
ネクロファンタジア、ケロ⑨、月に叢雲華に風(幻想万華鏡のOP)が追加されてもう最高だZE♪ネクロが普通のモードで俺にはハードでしたよ(苦笑)
早苗「───ふぅ、ココ迄逃げればおいそれと追ってこないでしょう。皆さん大丈夫ですか?」
パルスィ「大丈夫……な訳が無いでしょう?全員満身創痍よ」
幻想郷に広がる森の何処かで逃げ足を止めた早苗とパルスィ達。一応自分の力で動けた5人は早苗やパワーダイザーの手を借りず走っていたも流石にダメージは誤魔化し切れないか天子やフランは膝を着く。
こころ「大丈夫ですかお二人共?」
フラン「う、うん平気……アームズのお陰で自己回復できる位で済んだよ」
天子「私も体の頑丈さには自信があるのでそこ迄深刻じゃありません……」
とは気丈に言うが、やはりダメージは彼女達を満足には動かさせない。そこでこころは右手に新しいリングを填めるとハンドオーサーに翳して読み込ませた。
《ヒーリング プリーズ》!
パアアアアアッ……!
そうして右手をフランと天子へ向けると魔法陣から光が発せられ2人に降り注ぐ。吸血鬼故に一瞬顔をしかめて身動ぐフランだが瞬間痛みが和らぎ体が楽になるのを感じた。
フラン「っ?ダメージが消えた?」
こころ「ヒーリングウィザードリングで動ける程度には治癒しました。ですが私の魔力残量が心許無いので傷は治せませんでしたが……」
天子「いえ、有り難う御座います。これで何とか動けますよ♪」
感謝を述べ多少よろけるも再び立てたフランと天子。すると落ち着いたパルスィ達5人に早苗が顔を向けるとニッコリ微笑んだ。
早苗「皆さんご無事で何よりです♪自己紹介がまだでしたね。私は東風谷早苗、妖怪の山にある守矢神社で巫女をしている者です」
天子「私は知ってますよ。天界と妖怪の山は高さからして近いので何度か地上に下りた時に会ってます」
パルスィ「私も名前だけ知ってる。確か空に核融合とか言う力を与えた神様に仕えてる巫女よね?」
早苗「天子さんは兎も角として地底の橋姫さんもご存知でしたか。いかにも私がそうですよ……それとこちらのパワーダイザーに乗るのが、」
スタッ
にとり「河城にとりだ。宜しく!」シュピーンッ
そう早苗が手で傍らに居るパワーダイザーを手で差すと降りてきたのは青いツナギの上半身を脱ぎ黒いアンダーシャツを露にして頭にはゴーグルを着けた少女、河城にとりが姿を現す。にとりは名を名乗り2本指を立てた右手を額で軽く振り挨拶する。そうして姿と名を明かした早苗達は手頃な樹木へ寄り掛かりパルスィ達も同じく腰掛けた。
早苗「しかし意外ですね?貴女方が徒党を組んで行動してるだなんて。天界や地底と棲む場所は違うのに」
パルスィ「まぁ紆余曲折あってね。それにしても意外と言うなら霊夢達よ」
天子「そうですね。まさかあの方々が黒幕の手に落ちるとは……」
フラン「咲夜……」
こころ「それも全員ライダーの力を有していて恐ろしく強かったです。私達が一太刀も浴びせられませんでしたもの」
先程一戦交えるも圧倒された霊夢達の強さに改めて身震いするパルスィ達5人。それに訳知り顔の早苗とにとりは少し真剣な顔付きで口を開く。
早苗「確かに霊夢達はダークアウトと呼ばれた操られる幻想郷の住人達の中でも強敵です……私の所にも霊夢達が来られて諏訪子様や静葉さんがやられました」
にとり「天狗達や河童達も操られて私達は居場所を追われちゃってさ。研究所に作り掛けの発明品があるのに参ったもんだよ」ハァ
翡翠「何にしても厄介過ぎる敵だと言う訳ね……まぁ見れば解るけど」
内心異変の状況を甘く見ていたパルスィ達。しかし過去に異変を解決してきた霊夢達が敵だと言う事実に事の危険性をたった今認識。最初は人探しするだけだと考えていたが下手しなくても自分の身が危なくなる博麗の巫女が敵な状況のこの異変に恐れを覚えた……すると早苗は更に言葉を紡ぐ。
早苗「……故に私達個人個人がバラバラに力を振るったり逃げたりしては、いずれこの幻想郷は悪党の手に落ちます。だから宜しければ貴女方の力を貸してはいただけませんか?」
フラン「! 僕達の、力を……?」
早苗「はい。幾ら霊夢とは言えども私達が手を組んで挑めばあの黒幕ごと倒せる筈です!私達で異変を解決しましょう!」
にとり「私からも頼むよ。普通の生活が一番だからさ?」
「「「「「…………」」」」」
仲間への勧誘をしてきた早苗とにとりに対しパルスィ達は黙りこくる。しかしほんの数秒の沈黙の後、岩に腰掛けるパルスィがそれに答えた。
パルスィ「───いえ、生憎だけど断らせてもらうわ。私達は人探しを目的にこうして来た訳だから先にそれを解決したいの。依頼してきたさとりはこいしや空の帰りを待ってるからね」
早苗「そうですか……まぁ確かに用事があるならそれを優先すべきですね。スミマセン無茶言って」
パルスィ「別に良いわ。その代わりに終わり次第アンタ達に手を貸す。助けてもらった恩があるしね」
にとり「本当?そりゃ助けた甲斐があったってモンだね。じゃあそれ迄アンタらがダークアウトになってなければ頼むよ♪」
翡翠「冗談がキツいわね。あんな小悪党な小娘の言いなりになるなんて御免蒙るわ。寧ろ躾をして言いなりにしたいわよ♪」
早苗「それではいつでも迎えますので私達の所に来てください。ダチとして歓迎しますよ♪」スッ
そう言い早苗はパルスィへ握手の形で手を差し出す。それに釣られパルスィは手を握ると早苗は友情の証をして同様にこころ達にもそれをやる。そうし終えると早苗は彼女達へ別れを告げた。
早苗「では私達はココでお暇させていただきます。また会いましょう」
にとり「アンタらこれから行く所は決まってるかい?まだなら永遠亭に向かうと良いよ。今後の旅に支障が出るだろうし怪我を治してもらった方が得策だ」
天子「永遠亭と言えば良いお医者が居ると聞きましたね。どうしましょうかパルスィさん?」
パルスィ「そうね。アンタやフランもかなりやられた訳だし診てもらった方が良いと思うわ。そうするとしましょう」
そうして早苗達により道を指し示されたパルスィ達は次なる目的地を永遠亭へ決める。その後、早苗達とは別れパルスィ達はバイクを呼び出すと天子の先導で迷いの竹林へと向かうのであった───
一方その頃、パルスィ達に動きがある様に他の者達にもこの異変をどうにかしようと動きがある。ココはパルスィ達からそう遠くはない森の中……そこでは怪人に向かい合う少女2人の姿が見受けられた。
マグマドーパント「ウウウウウッ……」
Tレックスドーパント「グルルルッ!」
マネードーパント「ハアアアッ……!」
「「「「「…………」」」」」ザッ
少女達と向かい合う怪人達はドーパント。マグマ・Tレックス・マネーを筆頭にマスカレイドドーパントが数体控えており揃って好戦的に少女達へ牙を剥いていた。対する少女達はそれに不敵な態度を取っている。
??「全く、人気者は辛いわねぇ。こんなにこぞって歓迎してくれるなんて来た甲斐があったわ」
??「幻月姉さん、それは皮肉でも笑えませんよ?何が悲しくてあんな人外の人気を集めなくちゃいけないんですか。人気投票の票になりません」
幻月「そう言うけれど私達も悪魔だから充分人外よ夢月」
夢月「悪魔と怪人では人外の意味合いが違いますよ」
互いを幻月、夢月と呼び合う黒い鍔付きの帽子を被り天使の様な翼を背に生やす姉とメイド服を着る妹の少女達。彼女達はドーパント集団を前にしても怖じ気付いておらず寧ろ同じく好戦的に身構え幻月は何処からか赤い変身ドライバーを出して下腹部に押し当てた。
シューンッ ガチャッ!
……シューンッ チャキッ!
すると幻月の腰にドライバーから射出されたベルトが巻かれ、と同時に傍らに控える夢月の腰にも連動して同じドライバーが出現し巻かれた。そして2人の姉妹はそれぞれ懐から黒と緑に装飾されるUSBメモリに似た物を取り出し構える。
幻月「まぁ何にせよアッチがその気なら受けて立つ迄ね。行くわよ夢月」チャッ
夢月「はい姉さん」チャッ
声を掛け合った姉妹は構えたUSBメモリ型アイテム……『ガイアメモリ』の起動ボタンを人差し指の腹で押す。すると内包される地球の記憶が呼び覚まされた。
《サイクロン》!
ドーパントらへ向かい右側に立つ夢月の持つ緑色で風が吹く様を模したCと記されるメモリからは『疾風の記憶』が、
《ジョーカー》!
左側に立つ幻月の持つ黒く歪な形のJが記されるメモリからは『切札の記憶』が叫びとも聞こえる地球の囁きが発せられる。そして2人はそれぞれ手に握るソレを右側、左側の肩へ振り声を揃えた。
「「変身!」」
そうしてまずは夢月がメモリをドライバーの2つある挿入口の内、向かって左側へ挿し込む。するとメモリは光と化して消え傍らの幻月のドライバーの同じ所へ転送。それを押し込み装填した幻月は自らのメモリも挿し込み勢い良く両手で2本のメモリが挿されるスロットを左右へ開いた。
ギュオーンッ!
《サイクロンジョーカー》!
Wの形でスロットが開かれると装填されたメモリが地球の囁き、ガイアウィスパーを続けて発す。と同時に突如夢月は意識が途切れた様に受け身を取りつつ倒れ幻月は烈風に包まれた。ドーパントらは吹き荒れた烈風にたじろぎ警戒してる隙に幻月はその姿を変じさせる。
髪色は左右で緑と黒に染まり両の瞳は赤。手足に着けられる装甲もやはり左右で緑と黒に分かれ胸部の装甲に関してはWの形で模様が描かれている。そして首には風に靡く銀のマフラーが巻かれて幻月と夢月は2人で1人の『夢幻W』へと変身した。
「『さぁ、お前の罪を数えろ!』」
「「「「「! ウオオオオオォォォォォッ!」」」」」ダッ!
変身しサイクロンメモリが転送された際に夢月の意識が幻月の体に入り込んだ夢幻Wがそう言い放つとドーパントらは襲い掛かってくる。迎え撃つ幻月達は徒手格闘の構えでまずマネードーパントとぶつかった。
「『はあああッ!』」ドガッ!
マネードーパント「グウゥッ!?」ズシャアーッ!
駆け出した勢いのまま姉妹故に息が合い繰り出されたキックにマネーは転げる。続けて幻月達は後続のマスカレイドらを殴り飛ばして勢いで圧倒していく。
夢月『姉さん、長引かせるのも何ですしパワー全開で行きましょう』チャキッ
幻月「ヒートメタルね?解ったわ」チャキッ
右目が発光して夢月の声が発せられると幻月は勝手に、正しくは夢月が動かした右手と同様メモリを取り出す。そして両の人差し指で起動ボタンを押した。
《ヒート》!《メタル》!
新たに呼び覚まされる記憶は『熱き記憶』と『闘士の記憶』。起動したソレらを幻月達はドライバーに挿されるメモリと入れ換え再び左右に開いた。
《ヒートメタル》!
そうする事により夢幻Wの配色は変化し黒と緑は赤と銀に変わる。更に手を背中に伸ばすと棒型武器『メタルシャフト』が出現し夢幻Wは『疾風の切札』から『熱き闘士』にメモリチェンジされた。
マグマドーパント「フンッ!」ドワァッ!
幻月「おっと!」バキィンッ!
夢月『効きませんよ!』バキャアッ!
マグマドーパント「ガホアッ!?」
そこへマグマドーパントが火炎弾を撃ち出し攻撃してくるが気付いた幻月がメタルシャフトを振り回して火炎弾を弾き夢月がマグマへ反撃する。更に2人は新たなメモリを出して入れ換え、ドライバーを再度開いた。
《ルナ》!《トリガー》!
《ルナトリガー》!
『幻想の記憶』と『銃撃手の記憶』が呼び覚まされ今度は金と青に変わり右手を左胸の所へやると銃型武器『トリガーマグナム』が持たれる。メモリチェンジし『幻想の銃撃手』になった幻月達はトリガーマグナムの引き金を引き追尾弾をドーパントらに放った。
ドパパパパパァンッ!
「「「「「グアアアアアッ!?」」」」」ドカアアアーーーンッ!
幻月「よしっ、後は3体ね。一気に決めるわよ?」
夢月『これで決まりですね』
その銃撃に量産型のマスカレイドらは爆散して跡形も無くなり残るマグマ・マネー・Tレックスに対し幻月は夢月へそう呼び掛けるとドライバーからトリガーメモリのみを抜き取る。姉の言葉に応えた夢月は右手のトリガーマグナムを構え幻月はそこへ取り出したメモリを装填した。
《トリガー》!
《マキシマムドライブ》!
するとメモリの力が解放されてトリガーマグナムの銃口からエネルギーが溢れ出す。両手でグリップを握り狙いを定める幻月達。それを阻止しようとマグマらは飛び掛かるも背中に生える翼を羽ばたかせ横に跳んだ幻月達はドーパントらが反応する前に引き金を引いた。
「『幻銃『トリガーフルバースト』!』」
ドバババババァァァンッ!
「「「ギャアアアアアァァァッ!?」」」
ドガアアアアアンッ!
放たれたエネルギー弾が四方八方からドーパントらへ迫り着弾。防御を取れなかった3体は断末魔を上げて見事爆散する。全て片付き地面に着地した幻月達はドライバーを閉じメモリを抜くと変身解除した。
幻月「ふぅ、確かにアンタの言う通りね。悪魔と怪人とじゃ人外の意味合いが違うわ」
夢月「そうでしょう?特に私達には怪人なぞ敵いはしません。そうですよね姉さん?」
幻月「ご名答!私達は2人で一人前のEXボスだもの。私達が1つになれば敵無しよっ♪」
元の姿に戻った幻月と目が覚め起き上がった夢月はそう言葉を交わし勝利の余韻も束の間、先へと進んだ。しかしその方向が偶然にもパルスィ達が向かう永遠亭の方角だとこの姉妹は知る由も無かった───
パルスィ「アンタ達本当に大丈夫?別に休憩しても構わないわよ」
フラン「うん平気。まだまだ行けるよっ!」
天子「少し気だるいですが迷惑を掛ける程ではありません。心配してくださって有り難う御座います♪」
所戻ってパルスィ達一行。バイクを走らせ怪我の回復にと永遠亭に向かって5人はその間際に迄来ている。癒え切れなかった怪我を気遣うパルスィにフランと天子は笑顔で健在を伝えた。
こころ「無茶しないでくださいね?多少治癒したとは言えあれだけの攻撃を受けたんですから、調子が悪くなったら気軽に言ってください」
翡翠「私達はもうすっかり仲間なんだし遠慮なんて要らないからね♪」
天子「お気遣い感謝します。ですがもうじき永遠亭に続く迷いの竹林が見えるのでもう一息ですよ」
フラン「妹紅お姉ちゃんがその竹林に棲んでるらしいから会えたら良いなぁ♪」
こころ「おや、浮気ですか?」
フラン「違うもん!妹紅お姉ちゃんは友達だから会いたいだけ!」
翡翠「だけどあの妹紅って人もフランちゃんに何度も殺されたのに許すなんて中々好感があるわね。会えたらあの人もこのパルスィハーレムに誘おうかしら?」
パルスィ「入れないしハーレムじゃないし誘うな」
そう他愛も無い会話をしながら目的地へと向かうパルスィ達……だがしかし、一難去ったらまた一難と言う言葉があり尚且つレミリアに数奇な運命があると予言されているパルスィに安息も束の間。この後その一難がやって来るのを誰も気付かなかったのは誰にも責められない……ましてやそれが人為的なものなら。
キイイイイインッ!
パシュウンッ!
「「「ッッッ!?」」」キキキィーッ!
ドガアァッ!
少し拓けた場所に出たパルスィ達。と、その時突如パルスィとこころの足元に魔法陣じみた呪文が記される紋章が現れて瞬間パルスィとこころは姿を消してしまった。それに驚く翡翠とフランと天子……フランと天子はバイクを止め翡翠は操縦者を失ったライドベンダーから飛び降りてライドベンダーは樹木に激突する。立ち止まった3人は消えたパルスィとこころを探そうと見渡す。
フラン「パ、パルシーお姉ちゃん!?こころちゃん!?」
天子「一体今何が……どうしてパルスィさん達が居なくなって!?」
翡翠「どうやってかは推測しか無いけれど何かしらのトラップに引っ掛かったみたいね……近くに居た私が無事って事はパルスィとこころちゃんが狙いだったのかしら?」
慌てるフランと天子とは対照的に翡翠は冷静に状況を分析、読み取って何がどうなってるのかを理解する。しかしながら冷静に考えて分析してもそれがどうなる訳では無くパルスィとこころが姿を消し3人は呆然とするしか無かった───
パシュウンッ!
「「ッッッ!?」」スタッ
一方でこちらはその姿を消したパルスィとこころ。2人もまた突然の事態に驚いた様子で降り立ちフラン達の姿を見渡す。しかし周囲を見回すと先程迄居た森の中から一変し中華風の家屋の中にパルスィ達は居り場所を移動させられたのだと判断できた。
こころ「ココは、何処でしょうか……?」
パルスィ「それがすぐ解れば苦労しないわ……兎に角何かしらで連れてこられたと見て良いわね」
状況を把握し冷静に警戒する2人。5人居た内の自分達だけが連れてこられた事から故意に狙ってきていると考え敵の襲撃に備え各々ドライバーを出す……すると奥の方から足音が近付いてきてパルスィ達の前に姿を現した。
??「───フフフッ、ようこそ私の屋敷へ。歓迎するわお二人共♪」
パルスィ「? アンタ……誰よ?」
??「初めましてっ♪私は霍青娥。通りすがりのしがない邪仙ですわ」
姿を現したのは1人の艶かしい特徴的な青髪の羽衣を纏った女性。見た限りでは怪人で無いものの麟音の前例があるので警戒心を解かぬパルスィ達に対して霍青娥と名乗った彼女は親しげな雰囲気を纏い2人へ歩み寄った。その歩みはそれだけで何処か惹かれる魅力を漂わせるが同様に怪しさと胡散臭さも兼ね備えている。
青娥「いきなりこんな所に連れてきてゴメンなさい?少し貴女達に興味があってお話してみたかったのよ。断り無くお友達と離れ離れにした事は謝るわ」
パルスィ「……そう思うのなら罠を仕掛けるんじゃないわよ。どう言い訳しても騙して連れ去ってくる気満々じゃない」
こころ「一体私達をどうするつもりです?仲間の所へ帰してください。さもなくば実力行使でそうしてもらいますよ」
余裕かつ不敵、含みある妖しい笑みを浮かばす青娥にパルスィとこころは言葉を交わさずとも彼女が決して味方では無いと判断し、いつでも相手になると言った態度で身構える。それに対し青娥は依然笑みを崩さないが受けて立つと言わんばかりに───赤い変身ドライバーを何処からか出し下腹部へ押し当てた。
シューンッ ガチャッ!
青娥「どうするねぇ……まぁ端的に言うなら貴女達の力を正面から見てみたいって所かしら?是非とも貴女達が持つ欲望と魔法の力を見てみたいのよ」
パルスィ「! 何ですって?」
こころ「どうして私達の力を知って……?」
青娥「それは勿論見させてもらったからよ。あれこそ私の知りたいものだわ……だから今一度見せて頂戴?貴女達の、絶えない欲望と無限の可能性を秘める魔法の力をね♪」チャッ
「「!」」
そう言った青娥はたわわな胸の間からパルスィ達が見覚えのある物……ロックシードを取り出す。しかしその形状は微妙に異なり筐体は水色でサクランボが描かれる前面は機械チックだ。そのロックシード……エナジーロックシードを右手に持った青娥はソレに口付けし解錠した。
青娥「変身♪」カシュウッ!
《チェリーエナジー》!
ジイィ~~~ッ!
解錠ボタンを押してハンガーを開くとエナジーロックシードからレトロゲーム調の音楽が鳴り青娥の頭上にクラックが開いてサクランボを模したアームズが下りてくる。一方で当の青娥はチェリーエナジーロックシードを腰のドライバー……ゲネシスドライバーへ装填した。
《ロックオン》!
ハンガーを下ろし低い待機音が鳴る中で続いて向かって左側にあるグリップを右手で握ると中央へ押し込む。すると装填されるエナジーロックシードからエネルギーが搾られた。
《ソーダ》!
《チェリーエナジーアームズ》!
エナジーロックシードから搾られたエネルギーは下部にある透明のカップに液体として充填される。と同時に青娥の頭上にあるアームズが彼女の頭に被さり変形、装着され青娥の姿を変じさせた。
青い服は銀色に染まって赤い装甲が纏われ両腕には毛皮の装飾が身に付けられて瞳は赤く輝く。左肩には気泡が疎らに散らばる赤く半透明の肩当てが着けられ手には弓型武器『ソニックアロー』が持たれる。そうして青娥はフランの持つ戦極ドライバーとロックシードの上位、ゲネシスドライバーとエナジーロックシードを使い『シグルド青娥』へ変身した。
青娥「さぁ、じゃあ見せてくれる?貴女達の興味深い力をね♪」
「「っ……!」」ジリッ
はい登場、夢幻Wとシグルド青娥!意外性とは正にこの事よ♪
幻月と夢月は言わずもがな旧作こと『東方幻想郷』のEXボスです……某仮面幻想郷の魔法使いじゃない。
何故彼女達がWか?それは原作での幻月の台詞が『甘く見ないでね私達は二人で一人前なんだから』なのでコレを聞いた瞬間に彼女達はWだと前々から決めておりました。
幻月も夢月もお互いを姉妹として大好きでその愛情が行き過ぎるキャラです。言わば姉妹百合ですね。幻月は妹にメイド服を着せるシスコンで夢月はちょっとお子様な姉を弄るのが好きな感じで行きます。
次に青娥。私の中では青娥は紫の次に胡散臭く本心が見えないキャラなので似た感じだったシドの使うシグルドを当て嵌めました。能力的にシドらないと言うのも理由です(笑)
そして彼女のキャラ……それは痴jゲフンゲフンエロ要員です。そろそろ002話以来にR-15タグを活用したかったが故の改変キャラだね(笑)
にとりに関してはライダーを宛がわずにメカニックキャラで行きます。描写した容姿でメカニックじゃなければ詐欺ですよ詐欺(苦笑)
次回はR-15タグ活用できるかな?乞うご期待って事で♪(黒笑)