東方嫉妬王 ~Jealousy of the OOO~   作:秋塚翔

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今回は少し駄文かも(いつもだろ)。後R-15要素がありますので見るのが嫌な方はクロックアップして飛ばしてくださいませ。

話は変わるけどこの間スペルカードの一覧があるサイトを覗いてた時、

豊聡耳神子
「我こそが天道なり」東方心綺楼

天の道を往き全てを司ってる!?


第029話「助けと仙人と共闘」

こころ「くっ!離して!」ジタバタ!

 

芳香「駄目だぞー!せーがの命令だから絶対離さないからなー!」ガシッ

 

倒れるこころに芳香は馬乗りとなりガッシリ羽交い締めにする。自由を奪われたこころは振り解こうと暴れるもキョンシー故の腕力がある芳香の拘束からは逃れられない。一方で同様に倒れているパルスィは───

 

青娥「ちゅう、はむっ、んふっ……れる、ちゅ、んうっ、ちゅうっ♪」

 

パルスィ「んうっ!?むっ……ちゅ、ちゅぱ、れろ、んんんっ!」グッ…!

 

同じく馬乗りになってる青娥に激しく唇を奪われていた。両手で頭を固定し逸らせない様にされてされるがままに口内を貪られるパルスィ……ちゅぷちゅぷと淫らな水音が鳴り侵入した舌の愛撫は噛み付いて制しようとも考えたパルスィの思考と動作をキャンセルするかの様に巧みに蠢く。やがて満足したのか青娥は漸く口を離し2人の唇を唾液の橋が架かり途切れた。

 

青娥「ふぅ、中々甘露ね貴女の唇?今迄色んな女の子に悪戯してきたけど貴女は癖になりそうだわ♪」ペロリ

 

パルスィ「そりゃ良かったわね……コッチは動けなくて口を拭えないのに楽しそうで妬ましいわ」ハァハァ

 

唾液の垂れる口元を手首で拭き微笑を浮かべる青娥をパルスィは解放された口で息をし仙術で拘束され動けないながらも気丈かつ強気に見上げて睨み付ける。それを嘲笑うかの様に青娥は妖しく笑むと再び屈んでパルスィとの顔の距離を詰めた。

 

青娥「うふふふっ♪別に口を拭わなくても良いじゃない。だってこれからも私が貴女を味わうんだからね?それこそ私無しじゃ居られない位にしてあ・げ・る♪」

 

パルスィ「な、何言っtむぐっ!?」

 

青娥「んっ……♪」チュルッ

 

そう言い青娥は再度唇を奪う。唇が重ねられ舌が絡み合いパルスィは意図せずして体を震わせ青娥はその反応を楽しむ……だがその一方的な接吻は味わう他に別の目的があり青娥は自らの唾液に呪力を混ぜ合わせパルスィに飲ませていた。喉を通った呪力にパルスィは体を造り変えられる感覚を覚え戦慄するも抗えない。『オーズ』の力を所有者ごと得ようと考えた邪仙の何らかの施術に捕らわれた橋姫は危機に陥っていた。

 

こころ「ッ!姉様……!」ギリッ

 

そんな情事を同じく捕らわれ動けないこころは普段は無表情の顔に皺を寄せ歯噛みする。目の前で愛する義姉が好き勝手弄ばれているのを見て居ても立っても居られない……とうとう怒りが我慢ならなくなったこころは一か八かの手段を取った。

 

ブウンッ!

 

芳香「おおっ?コレ何だー?」

 

そして決断したこころが力を込めると周囲に彼女は持つ幾つもの『感情の面』が現れる。それに馬乗りで拘束する芳香は疑問符を浮かばす……すると周囲に浮く面は一纏まりになり芳香へ襲い掛かった!

 

グワッ!

 

芳香「うおー!ちーかーよーるーなー!」ガバッ!

 

襲い来たこころが操るお面の集団。それに芳香は迎え撃とうと立ち上がり面を喰らうつもりで口を開く……

 

捕らえていたこころは放っといて。

 

 

こころ「引っ掛かりましたね」チャリッ

 

《ビッグ プリーズ》!

 

ドバシィッ!

 

芳香「うにゃーーーーーっ!?」

 

拘束が解かれたこころは起き上がりビッグを発動。魔法陣を通して巨大化した腕で芳香をビンタし吹き飛ばす。面で襲い掛かると見せ掛けて実は囮で死体故に知能は弱い芳香の注意を引き付けた所を拘束から脱出したこころの作戦はこうして成功したのであった。

 

青娥「! 芳香っ!」バッ!

 

更に幸運な事に青娥は吹き飛ばされた芳香を見て行為を中断し芳香へと駆け寄っていく。それと同時に拘束術式から解かれたパルスィへこころは青娥と擦れ違う形で駆け寄った。

 

こころ「姉様っ!大丈夫ですか!?」

 

パルスィ「ええ……一応大丈夫よ。全く酷い目に遇ったわ」

 

こころ「本当ですか?何でしたら私で口直しして構いませんが」ズイッ

 

パルスィ「やっと解放されたってのに今度はアンタがしたがるな」

 

最初と比べ大分積極的(変態的?)になったこころにパルスィは苦笑いを含ませた呆れ顔を浮かばす。何はともあれ青娥らから脱せたパルスィ達2人。そんな彼女達に対し芳香を介抱していた青娥はやれやれと言った表情で立ち上がると対峙した。

 

青娥「あら残念、失敗しちゃった。中々やるわね付喪神ちゃん?」

 

こころ「秦こころです。パル姉様は私の希望であり生涯の伴侶ですから好きにはさせませんよ?」ジャキッ

 

パルスィ「伴侶は置いといて私を所有物にしようなんてその物好きな欲望が妬ましいわ。私は誰の物にもなるつもりは無いわよ」

 

こころ「えぇー……」

 

『誰の物にもなるつもりは無い』と言うパルスィの言葉に哀しみの面を被るこころ。一方で青娥は芳香が起き上がり並び立ったのを一瞥すると不敵な微笑で身構えるパルスィ達に向かい合いこう言い放つ。

 

青娥「でも、そうは威勢良く言うけど私達に敵うのかしら?見た限りだとパルちゃんは持ってる力を生かせない現状らしいしここちゃんも魔力はもう残り少ないでしょう?それで私達に立ち向かおうなんて無茶だと思わない?」

 

「「っ……!」」ジリッ

 

その言葉にパルスィ達は一歩後退。彼女の言う通りメダルチェンジできず基本のタトバでしか戦えないパルスィと先程もビッグを使い魔力も心許無いこころではダメージが軽い青娥と芳香に勝算は少ない。それでも相対するパルスィ達に青娥達は再度打ち倒そうと同様に構えた。と、その時!

 

 

 

───ズザアァンッ!

 

 

 

「「「!?」」」

 

突如とし起こる何かを切り裂く音。それに両者は音源がした方向へ向くと森へと続く道の空間が断裂しているのを見た。そこが無理矢理開かれ出てきたのは……

 

フラン「パルシーお姉ちゃん!こころちゃん!」バッ!

 

天子「ご無事ですか二人共!?」ザッ!

 

パルスィ「! ア、アンタ達!?」

 

離れ離れになっていたフラン達だ。断裂した空間から飛び出し駆け寄ってきたフランと天子に続く様に翡翠とパルスィ達からすれば初めて見る『3人の少女』も更に現れる。

 

翡翠「探したわよ?無事とは言えないだろうけど生きてて良かった♪」

 

こころ「翡翠さん……どうして私達の居場所が判ったんですか?」

 

翡翠「私達の力だけじゃ何もできなかったわ。そこで偶然会えた助っ人の助けで何とか見付けられたのよ」

 

パルスィ「助っ人って、そこの?」

 

そんな翡翠の説明にパルスィは彼女の背後を見やる。そこには幻月と夢月の夢幻姉妹にもう1人、青娥に類似した雰囲気を持つ中華風の少女が居た。更に翡翠の手にはオーズの武器『メダジャリバー』が何故か握られている───

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

 

時は遡り夢月が『W』の力の一つである『地球の本棚』を使用した頃。森の中で意識を地球の本棚に飛ばした夢月を囲む翡翠達の内、幻月が目を閉じる夢月へと話し掛けた。

 

幻月「それじゃあ最後のキーワードは……『仙人』よ」

 

~~~~~

 

シュバババババッ!

 

夢月「ふむ、成程そうですか……」

 

~~~~~

 

夢月「───判った事柄は幻想郷には仙人が2人居る事ですね。1人は茨華仙でもう1人は霍青娥……妖怪を拐うなんて事をするのは後者の霍青娥で間違い無いでしょう」

 

幻月「成程ね。って事はソイツがアンタ達の仲間を仙人の術で誘拐してどうにかしてるって訳だわ」

 

天子「せ、仙人がですか……?」

 

何度かの検索を終えた夢月の調査結果に翡翠達は各々違う反応を示す。しかしパルスィ達を拐った犯人が判明しても居場所は調べられない様でパルスィ達が何処に居るかは判らない。が、帽子の鍔を少々下ろし何やら考え込んだ幻月はふと顔を上げた。

 

幻月「夢月、その霍青娥ってのは茨華仙と交流はあるの?」

 

夢月「多少ありますね。博麗神社で地獄の使いから逃げた際に出逢って以来時たま同業の付き合いをしているそうです」

 

幻月「なら霍青娥の居場所は判らなくても茨華仙の居場所は判る?」

 

夢月「一応は。棲み処は不明ですが主な行動範囲は判りますし茨華仙を呼び出す手段も無くは無いですよ」

 

幻月「それなら良いわ……だったら私達のやるべき行動は1つね」

 

フラン「? 何か判ったの?」

 

思った通りだと言わんばかりに笑んだ幻月にフランは問い掛ける。それに良くぞ聞いてくれたと言った風に笑うと幻月は説明を始めた……それにしても表情で感情が丸解りとは悪魔の割に何とも解り易いものだ。

 

幻月「簡単な事よ。つまり居場所が掴めないなら知る奴に聞けば良い。この場合はもう1人の仙人で霍青娥と知り合いらしい茨華仙にね♪」

 

翡翠「ああ、そう言う事」ポンッ

 

説明に納得して翡翠は柏手を打つ。一方で幻月は説明した通り行動しようと懐から2つのアイテムを取り出す。それはメモリガジェット……デジタルカメラの形をした『バットショット』と音楽プレイヤーの形をした『フロッグポッド』だ。更に幻月はギジメモリ、バットとフロッグを出し起動ボタンを押す。

 

《バット》!《フロッグ》!

 

幻月「そんじゃ早速その仙人を探しましょうか。頼んだわよバット、フロッグ」ジャキィンッ!

 

バットショット「バサッバサッバサッ」

 

フロッグポッド「ピョインピョインピョインッ」

 

そうしてギジメモリを各ガジェットに装填。ガジェットモードからそれぞれコウモリとカエルの姿を模すライブモードになり幻月が指示し他にも操作するとバットはフロッグを掴み飛び立つ。バットは探す対象を記憶しフロッグは対象に伝えたい事を録音して華仙を探しに向かうのであった───

 

~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

??「───と言う経緯で私が呼ばれて今に至る訳です。因みに貴女と瓜二つの彼女が持つその剣は私がたまたま所持してた物を譲ったわ」

 

パルスィ「じゃあアンタが……」

 

華仙「ええ、私は茨華仙。ほんのしがない青娥さんと同じ仙人ですよ」

 

そう語りを終えて名乗ったのは件のもう1人の仙人、茨華仙こと茨木華扇。青娥とは対照的とも言える赤い中華風の格好をした少女である。そしてどうやらそんな華仙は偶然にもメダジャリバーを所有していた様でメモリガジェットにより呼び出された彼女はそれを翡翠に渡し教えられた青娥の棲み処を翡翠はメダジャリバーの空間断裂斬りにより突破した様だ。

 

翡翠「やっぱり紅魔館の主に示された貴女が持つ奇特な運命は本当みたいねパルスィ?まさかライダーの力を持つ3人の助けを得られるなんて恐ろしくも凄い運命だわ♪」

 

パルスィ「……その運命の所為でこんな風になったとも言えるけどね。何にせよ助かったけど」

 

幻月「後で改めて感謝しなさいよ?まぁ今はアイツの相手ね」

 

華仙「そうですね。彼女には前々から説きたい事があったので貴女方の手助けをさせてもらうわ」

 

そう言い夢幻姉妹と華仙は青娥と芳香へ向き直る。すると青娥は華仙へ視線を送り苦笑気味に口を開く。

 

青娥「酷いわ華仙さん。貴女だけに教えた私の屋敷の場所を他人に教えるなんて同業者なのに……」

 

華仙「邪仙でしょう貴女は。私利私欲に走ってばかりで一応同業とするなら前から説教したい所だったわ。丁度貴女で困ってる妖怪が居てくれて漸く機会が作れた」

 

夢月「私達は単なる興味本位ですが彼女達の味方をします。姉さんが決めた事に間違いはありませんしね」

 

天子「パルスィさん達は返させてもらいますよ!」

 

フラン「このまま帰っても良いけどお姉ちゃん達を誘拐した貴女を……僕は絶対に許さない!」

 

青娥「あらあら、物騒ね。なら相手になるとしましょうか……行ける芳香?」

 

芳香「勿論だぞせーが!頑張る!」

 

元々青娥に用があったらしい華仙を始めとし夢幻姉妹やフラン達も、更にパルスィとこころは立ち上がると身構え芳香と並び立つ青娥に対峙する。そしてまだ変身していない助太刀勢は変身の動作を取った。

 

幻月「行くわよ夢月」カチッ

 

《ジョーカー》!

 

夢月「はい姉さん」カチッ

 

《サイクロン》!

 

華仙「鏡が無いのを見越して予め装着していて良かったですね」チャキッ

 

ダブルドライバーを巻いた幻月と夢月は各々メモリを起動し事前にベルトを着けていた華仙は右手に龍らしきマークのあるバックルを構える。同じくフランと天子もドライバーを巻いて構えを取ると5人は異口同音に叫んだ。

 

「「「「「変身!」」」」」

 

《オレンジ》!

 

打ち合わせずして声を合わせた5人はそれぞれメモリをドライバーに装填したりベルトに手のバックルに装着したりと動作を続ける。その中で特筆するは華仙でベルトに龍のマークがあるバックル……Vバックルを装着すると彼女に幾つもの幻影が重なりその姿を変えた。

赤っぽい服は真紅に、上半身には騎士を思わせる銀の鎧が纏われ頭には騎士の兜を模すバイザーが備えられて左手には赤い龍の頭部を象った装備が着けられる。瞳も赤く染まりファインティングポーズを取る華仙は『龍騎華仙』に変身した。

 

《サイクロンジョーカー》!

 

《ロックオン》!

《ソイヤッ》!

《オレンジアームズ!花道・オンステージ》!

 

《ターンアップ》

 

幻月「じゃあ皆で行きましょうか。ライダーは助け合いでしょ」パチンッ!

 

パルスィ「何かそれ私が言うべき台詞に聞こえるけど……まぁ良いわ。そんな台詞は柄じゃないし」

 

こころ「先程は手酷くやられたのでお返しさせてもらいますよ!」

 

それと同じく他4人も変身。龍騎・ブレイド・W・オーズ・ウィザード・鎧武と言った奇しくも主役ライダーが揃い踏みとなり、それを知ってか知らずか青娥は若干冷や汗を浮かばせた。

 

青娥「まぁ容赦無い……これは流石にピンチかしら?だったら私も切り札を使うとしましょうか♪」チャキッ

 

しかしながらそれすら楽しんでる様子で青娥はそう言うと懐から3つのスイカが表されたロックシードを取り出す。それらを頭上へ放り投げると更にもう一つ、Sと記された機械じみたロックシードを出してソニックアローに装着した。

 

《ロックオン》!

 

青娥「来なさいスイカ兵達!」バシュウッ!

 

《コネクティング》!

 

そうして放り投げされたロックシード目掛け矢が放たれて着弾すると3つのロックシードは変化。3体のロボットの様な『スイカアームズ』鎧モードに変わりパルスィ達の前に立ちはだかった。

 

《鎧モード》!

 

ジャキキキィンッ!

 

フラン「! あれは……!」ギョッ

 

青娥「ソッチは6人なんだから私達も3体増やしても良いわよね?それでは始めましょうか♪」

 

華仙「全く、肉体労働や争いは好かないのですが……嫌も応も言ってられないか」

 

夢月『行きますよ皆さん。あの邪仙に自分の罪を清算させましょう』

 

無人で操作されるスイカアームズ3体に青娥と芳香を前に出会って間も無い悪魔の姉妹と仙人を引き連れてパルスィ達は立ち向かう。次の瞬間、両者は駆け出し衝突した───




華仙が龍騎。これはハマり役かな?龍の子供を飼ってる訳だし誰しもが考えた及んだかと思います。

そして今更メダジャリバーを入手。オーズの元あった武器じゃないからこう言う入手でも大丈夫ですよね?華仙が持ってたのは成り行きです。

次回は漸くフランのスイカが登場!遅ぇよ今更かよ!と言うツッコミは解ってますので要りません(苦笑)



~余談~

それはそうと石ノ森プロ半端無ぇ。この期に及びまだライダー増える?折角鎧武系全員当て嵌めたってのにまた1人考えなくちゃいけないとは忙しくさせてくれるぜ!(嬉)

あ、でもMOVIE大戦の可能性も……だけど最終回前に告知は無いよね?兎に角新アーマードライダー邪武に期待大ビッグバンですぜ!

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