伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

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出来ました!ではどうぞ!


第11話 また日本人が!?それは衝撃的な人!?

「この度の波に対する活躍と依頼の達成として…」

今私達は玉座らしき所で報奨金の受け取りを行うところである。はぁ〜ー、早く受け取ってここをおさらばしたいよ。

 

「ねぇ、あれが貴女が言っていた屑王なの?」

ゆりが小さく話しかけてきた。屑王についても話してある。

 

「そうだよ」

 

「嫌いだわ、あの人」

ゆかりが屑王を見てそう言った。まぁ私もだけど。

 

 

「モトヤス殿には銀貨4000枚」

へぇ、銀貨ねぇ。そういえばこの世界のお金って見た事なかったね。

 

「ねぇ、この世界のお金って?」

私は尚文に聞いた。

 

「あぁ、そういえば知らなかったな。さっきの銀貨と銅貨と金貨だ」

「そう」

ますますRPGっぽいな。ていうかこいつに銀貨4000枚なんてやる価値ないよ!むしろこっちに迷惑かけたから罰金払ってほしいもんだよ!

ちなみに屑槍はどこか覇気がなく落ち込んでる。まぁそうだよね。

 

 

数分前

 

「おい!尚文!誰だこの美人二人は!」

屑槍がゆかりとゆりを見て叫ぶ。

 

「あきらの友達だ。あきらと同じようにこの世界に来たらしい。あと新しい仲間だ」

 

「なっ!?お前!まさか彼女達に…」

屑槍が突っかかろうとしたら、ゆかりが前に出た。

「な、何か?」

するとゆかりが屑槍の顎を撫で始めた。

 

「あっ、あっ、ふにゃ〜」

撫でられて顔がふやけた。ぷっ!何あの顔!

 

「いい子ね」

 

 

「おい見たか、あいつの顔」

 

「うん!変な顔!」

 

「だらしない顔」

尚文と私は屑槍の顔を見て笑った。ゆりも彼の顔を見てそう言う。

 

「はっ!俺は一体!?」

 

「うふ、面白い顔だったわ」

 

「あぁ、なんて美しいんだ。お名前は?俺は北村元康、どうです是非一緒に」

おい!何ナンパしてるんだ!

 

「残念だけど行かないわ」

 

「えっ?」

 

「私はもう尚文と一緒に行く事にしてるの。彼と一緒だと面白そう」

 

「あいにく私もよ」

ゆりも発言してきた。

 

「それに貴方見た感じ弱そうだし」

 

「頼りになさそう」

グサっ!グサっと屑槍に刺さる。

 

「それに貴方となんてノーサンキューよ」

『ガーン!』

ゆりの言ったことに崩れた。

 

「でも自己紹介ぐらいはしてあげる。琴爪ゆかりよ」

 

「月影ゆり」

 

 

 

とまぁそんな事があったというわけ

「イツキ殿と練殿には銀貨3800枚を援助金として渡そう」

「いつき?」

ゆりが反応した。あぁそういえばキュアサンシャインの変身者の名前は確か。

 

「そして盾には規定通り銀貨500枚」

おい!三人は四桁なのにこっちは三桁かよ!本当最低最悪の屑だな!

 

「だが先の決闘で奴隷を解放した代金と仲間が起こした騒動と相殺して今回の援助金はなしとする」

ねぇ?これ怒っていい?怒っていいよね?そもそもあんた達が勝手にやったんでしょう!あと騒動って私の事だよね?あれだって私を怒らせる原因を作ったのはあんた達でしょう!

 

「言っていた通りね」

ゆかりがそう言い不機嫌になる。見るとゆりも

 

 

「流石にそれは問題では」

樹が発言してくれた。

 

「勇者同士の戦いにおいて不正を行い、奴隷紋でしたっけ?それを解除し、さらに援助金まで払わないんですか?」

 

「確かにルール上では明らかに尚文は勝っていた」

練も発言してくれた。いいぞ!言ってやれ!

 

「お、俺は負けてない」

屑槍が反論するもあんな事があったため覇気がなかった。

 

「それは違いますわイツキ様、レン様」

今度は屑王女が発言した。

 

「あの女は?」

ゆかりが言ってきた。

 

「屑王女だよ。あの屑王の娘だよ」

 

「彼女が」

 

「王女って感じがしないわ。もしトワやひめが彼女を見たらどう思うか」

うん、もし二人が彼女を見た大変お怒りになるでしょう。

 

 

「一対一の決闘において、マントの下に魔物を隠していたのは盾の勇者。ですから父上は決着の采配を見送ったのです。それに彼女のした事も決して許されることでは」

 

「それでも貴女が魔法を放ったことは反則です」

 

「それに波において、実際に騎士団の代わりに村を守ったのは尚文だ。それとあきらが起こしたことも元はと言えば元康とマインが原因だ。最低限、いくらかの報酬は出すべきかと」

 

樹、練ナイス!

 

「くっ!」

ふん!ザマァ!

 

「では最低限の援助金は支給をしてやろう」

銀貨の入った袋が出されると尚文はそれを乱暴に取る。

 

「受け取ったら早急に消え失せろ!」

あんたに言われなくてもとっととおさらばしますよ!こんなとこ!

 

「良かったですね、ナオフミ様。こんなところで無駄な時間を過ごす必要がなくなりました」

ラフタリアの言う通りだな。

 

「そうだね早くこんなとこおさらばしよう。こんなゴミがいるとこなんて」

私も言うと屑王と屑王女の顔が不機嫌になる。ふん!知ったことか!

 

「そうね、こんなとこにいたら気分が悪くなるだけよね」

 

「そうね」

ゆかりとゆりも言ってくれた。すると尚文の表情が良くなった。

 

「行くぞ!ラフタリア、あきら、ゆかり、ゆり!」

私達は城を出た。

 

 

 

「さて、これからどうするの?」

 

「そうだな?まずは「おい!あんちゃん!」ん?」

尚文が声をした方向を向くとそこには体格のいいスキンヘッドの男がいた。

 

「誰?知り合い?」

「あの人はエルトハルトさんという武器屋の人です」

へぇ、武器屋の人か。

 

「大丈夫です、とてもいい人です」

そうなのか良かった。

 

「どうしたんだ親父?」

 

「実はよ…」

 

 

 

 

「人を預かっている?」

 

「そうなんだよ」

私達は武器屋に入り、エルトハルトさんから事情を聞いている。

 

「それで何で俺なんだよ?」

 

「どうもそいつ、あんちゃんと雰囲気が似ていてな。服とかもここじゃあんま見ないものだから」

もしかして日本人がまたここに来ちゃったのかな?

 

「尚文、もしかしたら」

 

「あぁ十分可能性はある」

 

「ところでいつの間に仲間が増えたんだ?まさかまた奴隷を買ったのか?」

エルトハルトさんが私達に気づいた。

 

「違う。三人とも奴隷じゃない。俺と同じようにこの世界に来てしまったんだ」

 

「そうなのか?勇者召喚以外でここに来てしまうなんて聞いた事ねぇな。まぁ取り敢えず三人ともよろしくな」

 

「はい!よろしくお願いします!剣城あきらです」

「よろしくな!あきらのあんちゃん!」

えっ?あんちゃん?

 

「しかし良かったな。あんちゃん!男の仲間が出来て!」

するとみんな笑いを堪えていた。

 

「おいどうしたんだ?」

 

「親父、あきらは女だ」

 

「はっ?おい冗談にしては笑えないぞ。こんなのが女」

 

「いえ、私、女です」

するとエルトハルトさんが驚いたような表情になった。

 

「すまねぇ」

 

「いえ、よく間違えられるので気にしてません」

「ふふ、面白いわね。琴爪ゆかりよ」

 

「月影ゆり」

 

「二人もよろしくな!じゃあそいつがいる部屋に案内するぜ!」

この後は衝撃的な人に会うことになるとはこの時は知らなかった。

 

 

「ここにいるのか?」

 

「あぁ、おい開けるぞ!」

扉を開けるとそこには一人の男が……

 

「「「えっ!?」」」

私達三人は驚きを隠せなかった。何でここに彼がいるの!?

 

 

 

 

 




果たして男の正体は?次回明らかになります。
ありふれた職業で世界最強のアニメ見ましたが、主人公を見てたら尚文を思い出してしまいました。
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