伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

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出来ました!


第13話 魔物の卵!マージ マジーロ!キュアップ・ラパパ!

「はい、これで新しい奴隷紋が刻まれました」

私達は今奴隷商という人の所に来ている。ここで以前の決闘で消された奴隷紋というものをラフタリアに刻んでいる。

 

「入れ直す必要なかったのに」

 

「欲しかったんです。ナオフミ様に信じてもらっている証が」

 

「そんなもんか?」

 

「いいんじゃない、本人がそうしたいって言ってるんだし。それとも私にも刻む?」

ゆかりはそう言うと胸をちらっと見せる。っておい!

 

「いや、お前はいい。あとあきらもだ」

 

「あら残念」

 

「ゆかり、尚文をあんまりからかうな」

 

「そうです!」

私とラフタリアがゆかりに注意する。

 

「それよりナオフミ様、そのどうですか?」

ラフタリアが尚文に質問したが、本人は盾に奴隷紋を刻む時に使っていた液体を盾に流していた。

 

「奴隷使いの盾か。ん?何だ?」

 

「何でもないです」

私達四人は苦笑いするしかなかった。

 

「それにしてもその盾、そんな事も出来るんだ」

 

「そういや知らなかったか。この盾に魔物の素材などを吸収すること力を解放する事が出来るんだ」

 

「へぇ、凄いね」

 

「俺から見ればお前の方が凄いけどな。ゆりとゆかりとジャグラーはどんななのか分からないけど」

 

「まぁ、それは後でいいんじゃない」

 

「そうだな」

 

 

「それにしても…あの痩せっぽちのガリガリをこの短期間でここまで」

奴隷商がラフタリアを見て感嘆としている。

 

「彼女最初そんなだったの?」

ゆりがラフタリアの事を聞いた。

 

「あぁ、最初にこいつに会った時は痩せていたし、あと病を患っていたんだ。あと精神障害もあってよく夜はうなされていたんだ」

 

「そうなんだ」

私はそれを聞いて彼女は辛い思いをしたんだなと思った。

 

「これなら非処女でも金貨二十枚は堅いですぞ」

おい!?何言い出すんだこの人!?

 

「私は処女です!」

ラフタリア!?

 

「ならば金貨三十五枚!」

さらに上げた。

 

「金貨三十五枚か」

 

「ナオフミ様!」

ゴツン!

 

「何するんだゆり?」

ゆりが尚文を叩いた。

 

「貴方が馬鹿な事を考えるからよ。全く。はぁ〜」

ゆりはため息を吐いた。

 

「わん!」

 

「にゃー!」

するとクリスタルアニマルが出てきた。そして何か卵のようなものが入ったケースの近くに着いた。

 

「これは?」

 

「おや、珍しいものをお持ちで」

奴隷商さんがクリスタルアニマルを見て言った。

 

「言っておきますけど、あげませんから」

 

「私もよ」

 

「おや残念です」

「そういやゆりにはいないのか?」

 

「いないわよ……羨ましくなんかないんだから」

ゆりが何か小さく呟いた。可愛いもの好きな彼女にとって妖精がいないのは残念みたい。ムーンライトにはコロンというパートナー妖精がいたのだがそのコロンはいない。せめてシプレかコフレ、あるいはポプリがいてくれればな。

 

「ところでそれは何だ?」

 

「魔物の卵くじです」

 

「卵くじ?」

 

「銀貨百枚で最低でもフィロリアル!育てれば倍の価値になる魔物のヒナが当たりますよ!」

 

「フィロリアル?」

 

「皆さんも見た事があるはずですよ。街で荷車を引いている大きな鳥の事です」

あぁそういえばいたね。荷車を引いている大きな鳥を。フィロリアルって言うんだ。

 

「しかも当たりを引けば!金貨二十枚相当の騎竜!ドラゴンがある貴方の手に!」

あれ?それって?

 

「「ガチャかよ」」

尚文とジャグラーの言う通り、これスマホのゲームとかで見るガチャだよね。

でもドラゴンは間に合ってます。私は二枚のカードを出す。そこには赤い龍と黒い龍が描かれていた。

 

「あら?それドラグレッダーとドラグブラッカー?」

 

「うん、そうだよ」

ゆかりがカードを覗きこんだ。

 

「それ以前あきらさんが蛇のようなのを召喚する時に使っていたのと同じです」

 

「蛇?まさかベノスネーカー?」

 

「うん、この二体もベノスネーカーと同じなんだ」

「つくづくチートだな」

 

 

「どうです!?お一つ!今なら奴隷紋の代金込みでお安くしておきますよう!」

 

そして結局買う事にした。何が生まれるんだろう?楽しみだな!

 

 

 

「リュート村の親戚に頼まれてな。盾の勇者様に力を貸してくれってな」

次に私達が訪れたのは薬屋。

 

「リュート村?」

 

「あの時の波で襲われた所です」

へぇ、あそこリュート村って言うんだ。

 

「お前さんが作ってくる薬より高品位のレシピが書いてある。やるから使ってくれ」

薬屋の人が本を渡してくれた。ていうか尚文って薬作れたんだ。でも本を見てみたけど何書いてあるかわからない。

 

 

 

「盾の勇者様は回復と援護魔法の適正があるようだね」

次に訪れたのは魔法屋。そこで魔法屋のおばちゃんに魔法適正を見てもらっている。

 

「そちらのお嬢ちゃんは光と闇の魔法。ラクーン種だからね、幻影魔法なんかがおススメだよ」

へぇ、ラフタリアは光と闇の魔法か。

 

「でも…」

するとおばちゃんは私やゆかり、ゆり、ジャグラーを見た。

 

「そちらの四人はよく分からないね」

「分からない?」

 

「水晶玉で見てもよく分からないのよ」

 

「そういえばあきらさん、あの波の時に指輪の魔法使いの力を使っていました」

 

「うん、でも他にも指輪の魔法使いと同じ様に指輪の魔法を使った古の魔法使いがいるのを話したよね」

 

「はい、あとその指輪の魔法使いに力をあげた白い魔法使いや悪い指輪の魔法使いの事も」

 

「おや変わった魔法を使うんだね」

 

「えぇ、まぁ。でも魔法を使う戦士は他にもいるよ」

 

「そうなんですか?」

 

「うん、家族みんなが魔法使いの戦士と魔法使いのプリキュアがね」

 

「実際見たほうがいいんじゃない?私達も使えるかも分かるし」

 

「そうだね」

 

「じゃあ」

するとゆかりの手には携帯電話が現れた。これは

 

「マージフォン」

マジレンジャーの変身アイテム。ていうか変身前でも出せたんだ。

 

「おいそれ携帯電話じゃないか。しかもガラケーだし」

 

「ケイタイデンワ?」

携帯電話を知らないラフタリアは首を傾げた。

 

「俺の世界にあるどんなに離れていても人と会話が出来るものだ」

 

「そうなんですか?これで人と話す事が出来るなんて不思議です」

 

「これはただの携帯電話じゃないわよ。見てなさい。変わります!マージ マジーロ!」

魔法を唱えるゆかり。すると

 

「ニャー」

なんとゆかりが猫になってしまった。しかもねこゆかり

 

「猫になった!?」

 

「ゆかりさん!?」

 

「まぁ!」

驚くみんな

 

「きゃわたん」

ゆりに至ってはほまれ状態だ。

 

「どう?」

するとゆかりは元に戻った。

 

「これが家族みんなが魔法使いの戦士が使っていた力の一つよ」

 

「凄いです!ゆかりさん!」

「じゃあ次は私ね」

するとゆりの手にはタッチペンのようなのが現れた。

 

「それフェリーチェの」

 

「そうよ、キュアップ・ラパパ!出て!イチゴメロンパン!」

するとゆりの手にイチゴメロンパンが出た。

 

「わぁ!何ですかそれは?」

 

「イチゴメロンパンよ。食べる?」

イチゴメロンパンをラフタリアにあげた。それを口にした。

 

「美味しいです!」

「よかった」

「驚いたね。そんな魔法があるなんて」

「本当チートだな」

まぁ驚くよね。

 

「ところで彼は?」

今度はジャグラーの方を見た。

 

「俺はもともと魔法は使えないよ」

 

「まぁそうなの?」

まぁジャグラーは魔法使いとかじゃないからな。その後魔法書をもらい、リュート村に泊まることになった。

 

 

 

 




どうでしたか?
次回あたりで三人の初戦闘になるかもしれません。
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