伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

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「キュアムーンライトよ。悪い菌には負けないで明るくいきましょう。さぁ始めるよ!」


第35話 クラスアップできない!?恐怖のスペースビースト!

 尚文達が出会った少女メル。その正体はなんとメルロマルク第二王女メルティ=メルロマルクだった。あの王の娘で王女の妹である彼女を尚文は拒否した。

 

「出ていけ」

 

「待ってください、私の話を!」

 

「お前たち王族の話しなんか聞く必要ない」

 

「尚文、いくらなんでもそう言う事ないでしょう!」

 これには流石のあきらも怒り、尚文の胸倉を掴んだ。

 

「お、おい」

 

「あきら様」

 

「お前聞いてなかったのか、こいつはあの女の妹であの父親の娘なんだぞ」

 

「確かにそうかもだけど…私には彼女があの二人とは違う気がするんだ」

 

「どこにその根拠がある?どうせ彼女もあいつらと」

 

「だから違う!」

 

「あぁもう鬱陶しい!あと近い!」

 

「キャ!」

 尚文はあきらを押し、その反動で倒れそうになる。

 

「あきら様!」

 

「メルちゃん…うわぁ!」

 

「あきら様、キャー!」

 

 

ドーン!

 

 メルティはあきらが倒れるのを防ごうとするが、支え切れず、一緒に倒れてしまう。

 

「おい、大丈夫か!?」

 

「あきらさん、メルさん!」

 

「メルちゃん!」

 

 

 

「うぅ〜、メルちゃん大丈夫?」

 

「は、はい(あきら様がこんなに近くに)」

 

「どうしたのメルちゃん?やっぱりどこか?」

 

「い、いえどこも」

 

「メルティ様、王がお呼び…」

 すると一人の騎士が入ってきた。騎士が彼女を見るとあきらがメルティを押し倒してるように見えてしまっていた。騎士は剣を抜いた。

 

 

「この不届き者!」

 

「うわぁ!」

 あきらは剣を何とか躱した。

 

「ちょっと待ってください!誤解です!」

 

「黙れ!メルティ様に不当な働きをする輩め!今この場で!」

 

「お待ちください!この者は倒れそうになったのを私が止めたんです。しかし支え切れず、あのような状態になってしまったのです!なので彼には何も非はございません!」

 

「メルちゃん」

 メルティはあきらの前に立ち、誤解を解こうと騎士を説得した。

 

「メルティ様」

 

「そう言う事だ。あと言っておくけどあきらは女だ」

 

「えっ?」

 尚文の発言にメルティは目を開く。

 

「お前まさかあきらをずっと」

 

「失礼致します」

 そう言うとメルティは騎士と共に武器屋を出て行った。

 

「メルちゃん」

 

「あいつどうやらずっとお前の事を男だと思ってたみたいだな」

 

「あきらお姉ちゃん、大丈夫?」

 

「大丈夫だよ、フィーロちゃん。…私今度彼女に会ったら謝らないと」

 

「うん!フィーロもメルちゃんとまた遊びたい!」

 

「フィーロ!もうあの子と遊ぶな!それとあきら謝る必要ない!」

 フィーロはあきらを心配し、またメルティと会う事を誓うも尚文に拒否される。

 

「ちょっとそんな風に言う事ないでしょう!」

 これにはアコも怒り出した。

 

「ご主人様、メルちゃん悪い事してないのになんで?ねぇ、ねぇ何で?」

 尚文はフィーロを無視した。そしてとうとうフィーロは泣き、外に出てしまった。

 

「フィーロ!」

 アコもハミィと一緒に外に出た。

 

「フィーロちゃん」

 

「フィーロちゃんはアコに任せましょう。それより」

 

 

バチーン!

 

 

 

 せつなは尚文に思いっきりビンタをした。叩かれた尚文は呆然とせつなを見た。

 

「せつな」

 

「貴方が王族を信じられなくないのは仕方ないと思っているよ。でもね仲間にあんな風に当たるのはやめて」

 

「せつな」

 

「パッションはん」

 せつなは尚文に説教をした。

 

 

「せつな……姉妹ね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「加奈」

 ゆかりは何かを思い出し、何かを小さく呟いた。

 

 

 

 

「ご主人様」

 そこに外に出ていたフィーロが来た。

 

「そんな所に立ってないで入って来い、アコとハミィも一緒だろう」

 

「尚文、貴方にお客さんだよ」

 

「失礼します」

 アコと一緒に尚文を探していた騎士も入って来た。その他にも数名に騎士と魔法使いらしき者も入って来た。

 

「またお前か一体何の用だ?」

 

「その…僕たちをどうか波の間だけでもご一緒させてください!」

 騎士たちが一斉に頭を下げた。

 

「以前の波で僕たちは勇者様の戦いに感銘を受けました!ここにいる者たちは是非勇者様の力になりたいと」

 

「あっ!思い出した貴方以前の波の時にいた騎士だよね」

 

「確かにベリアルが見せてくれた映像に貴方もいたわね。それで私達を探していたのね」

 あきらとせつなは騎士の事を思い出す。

 

「はい、王都で勇者様を見つけたらこの話を聞いて頂こうとみんなで決めていたんです!」

 

 

「別に波で戦いたいだけなら俺について来なくてもいいだろう」

 

「いえ、僕たちは盾の勇者様と戦いたいんです!」

 

「目的は何だ?」

 

「僕たちはみんなリュート村出身なんです。あの時勇者様に家族を助けてもらって……だから責めてお役に立ちたくて」

 

「村の人達を救った恩返しがしたくて」

 

 

 

 

 

「くぅぅ〜、泣けるやないか!なんてええ騎士たちや、わい猛烈に感動したで!」

 タルト騎士たちの事を聞いて泣いてしまった。

 

「賛成だ」

 

 

「いいかもしれないわね、聞き入れてあげたら」

 

「そうよ、心強いわ。そうよね?」

 ジャグラー、ゆかり、ゆりは騎士達の同行に賛成した。アコ、せつな、ももかも同意した。

 

「よーし!騎士達の同行にけって「待った」えっ?」

 あきらが決定を言おうとしたが尚文が待ったと言い、アクセサリーを出した。

 

「銀貨150枚」

 

「えっ?」

 

「それだけの金を出せたら考えてやる」

 

「えぇ!?」

 

「どうした?これを買えば俺から信用を得られるんだぞ」

 

「尚文」

 

「ナオフミ様」

 

「銀貨150枚か」

 

「どうする?」

 

「なんとかするしかない」

 

「分かりました。今からみんなでお金を集めてきます」

 話し合いの結果、尚文が提示した金額の銀貨を集める事となり、武器屋を出た。

 

 

 

「売れ残りのアクセサリーをあんな大金で売りつけるなんて」

 

「あんちゃんはやっぱあんちゃんだな」

 

「ひどい!」

 

「なーに、あいつなりに考えがあるかもしれん。しばらく見届けようぜ」

 

「ジャグラー」

 ジャグラーは尚文には何か考えがあるかもしれんと思った。

 その後ラフタリアの装備を整えた。

 

「こっちも頼む」

 尚文は自分の装備をエルトハルトに渡す。

 

「オーダーメイドか?足りない素材はおまけするとして……これぐらいはかかるな」

 

「なぁ、親父。レベルのところに星がついてるんだが何か知らないか?」

 尚文のパーティーのレベルを見るとラフタリアとフィーロのレベルが最大値になっており、隣には星のマークがある。

 尚、ジャグラー、あきら達プリキュア勢はレベルは?のままで星のマークはない。

 

「おっ!あんちゃん達もついにクラスアップか!」

 

「クラスアップ?」

 

「成長限界突破の事だ。本来国に認められた奴しか出来ないが、まぁあんちゃんは勇者だからいけるだろう。クラスアップする時に自分の方向性を決めるんだが俺も悩んだもんさ」

 

 

「あれかな?スマホゲームとかにあるキャラクターを強化するようなやつ」

 

「多分そうだろう。アイテムで強化したり、同じキャラクターを組み合わせるとか」

 あきらとジャグラーはクラスアップの事を聞いてスマホゲームにある強化の事を思い出す。

 これを聞いた尚文達はクラスアップの為、龍刻の砂時計に向かった。

 

 

 

 

「金貨15枚!?」

 クラスアップの為に龍刻の砂時計に着いたが、する為には金貨15枚という大金が必要だとシスターから言われた。

 因みに龍刻の砂時計を初めて見たあきら達は驚いていた。

 

「一人クラスアップする為には金貨15枚が必要になります」

 

「そんな大金」

 

「分かった。ラフタリアお前が先にクラスアップしろ」

 

「えっ?」

 

「えぇ〜フィーロは?」

 

「次来た時な」

 

「そうね、この中で一番にクラスアップすべきはラフタリアよね」

 

「確かに……私達はあんなレベルだし、それに出来るかどうかも分からないわ」

 

「もしかしたらする必要なかったりすして」

 ゆかりとゆりはラフタリアのクラスアップに賛成する。アコぱ自分達はクラスアップする必要ないかもしれないと思った。

 

「金貨15枚でいいんだな?」

 

「ねぇ尚文、もしよかったらだけど私も少し出そうか?」

 せつなは袋を出す。その中には金貨、銀貨、銅貨が数枚入っていた。

 

「お前金持っていたのか?」

 

「うん。この世界に来てみんなと出会うまで人助けとかをしていたの、そのお礼に食べ物とかお金をもらっていたの」

 

「そうか、別にいい。いざという時にとっておけ」

 

「そう」

 

「それよりクラスアップを」

 

「こちらの手違いがございました」

 するとシスターの一人が発言する。

 

「盾の勇者様一行のクラスアップは禁止されております」

 なんと尚文達のクラスアップの禁止だった。これには全員目を開く。

 

 

「禁止ってどういう事?」

 

「そうだ説明しろ!」

 あきらとジャグラーが言うと、シスターが書状を出す。

 

「王直々の御命令です」

 

 

「ふざけんじゃねぇー!!」

 ジャグラーは怒り、ダークリングを出す。

 

「ちょっとこんな所でゼッパンドンかスカルゴモラになる気!?」

 

「違げぇ、こうするんだ」

 ジャグラーは2枚のカードを出した。

 

「さぁ来い!」

 

【ぺドレオン】【ガルベロス】

 その2枚をダークリングで読み込むと二体の怪獣ぺドレオンとガルベロスが出現した。周りはみんな驚く。

 

「あれって?」

 

「ぺドレオンとガルベロス」

 

「スペースビースト」

 

「うぅ〜写真とかで見るのは大丈夫だけど流石に本物は」

 

「フィーロあれきらい」

 あきら、ゆり、ゆかりはぺドレオンとガルベロスを見てそう言う。アコはぺドレオンを見て気分が悪くなり、フィーロはぺドレオンを否定した。

 

「ヒィィー!なっ、何ですか!?」

 

「選べ、クラスアップさせるか?餌になるか?」

 

「ですから王直々の」

 

「そうか」

 するとぺドレオンが触手を伸ばし、シスターの一人を捕らえる。ガルベロスもシスターに近づく。

 

「は、放してください!こんな事すれば」

 

「知るか、ぺドレオン、ガルベロス思いっきりやれ」

 ジャグラーがそう言うとぺドレオンは口を開き、ガルベロスは襲うとする。

 

「「イヤぁぁぁぁぁー!!」」

 

 

「止めろ!」

 

「尚文、でも!」

 

「もういい、こんな奴ら殺す価値はない」

 シスターが襲われる直前尚文が止め、ジャグラーは二体を止めさせ、二体は消えてしまった。

 

「行くぞ」

 尚文達はこの場を後にする。

 

「尚文に感謝するんだな。でも次はねぇ!あと王に会ったら伝えろ。お前はとんでもないものを敵に回したと」

 

「ジャグラー行くよ」

 ジャグラーは振り向き、シスターに告げ、この場を後にした。その後みんなからやり過ぎだとか、ぺドレオン禁止とか色々言われた。

 

 

 

 

「クラスアップですか?」

 尚文達は奴隷商のとこを訪れた。

 

「この国の奴らが俺に許可を出さないんで困ってるんだ。お前のところでレベル40超えの奴隷がいただろう?」

 

「非常に残念ですが私共では」

 

「そうか」

 

「ですが悩む必要ありません。他国にある龍刻の砂時計ですればいいだけの事」

 

「他にもあるのか?」

 

「詳しく教えて」

 なんと龍刻の砂時計は他の国にもあると奴隷商が言った。ゆりは情報提供を求めた。

 

 

 

 

 

 

「情報手に入ったとはいえ」

 

「流石に無理ね」

 奴隷商から情報を得たが他の国に行くにはかなりの日数がかかってしまう事が分かり、間に合わないのである。因みに奴隷商からフィーロ用に武器をもらった。現在今後の事について話し合っている。

 

 

「今の状態で凌ぐしかないか」

 

「まだ波まで時間あるし出来る事をやろう」

 

「そうだな」

 

「責めて紗夜さえいてくれれば」

 

「紗夜さんですか?確かゆりさんの」

 

「うん。誰になってるのかしら?」

 

「大丈夫よゆり、きっと見つかるよ」

 

「ゆりお姉ちゃん」

 そんなゆりをももかとフィーロは励ます。

 

「ありがとう、ももか、フィーロちゃん」

 

「とにかく今は俺たちが出来る事するぞ」

 尚文がそう言うと全員同意した。

 

 

 

 

 

 

 

その頃

 

『あきら様が……女……では……私は今まで女性に想いを!』

 あきらを女だと知ってしまったメルティは顔を赤くし、恥ずかしくなっていた。

 

「メルティ様一体どうなさったのでしょうか?」

 

「さぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「キュアオーシャンよ。手洗いうがい、消毒を忘れずに。ではまた次回」
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