伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

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出来ました!
おかしいところあるかもしれませんが、見てください。


第4話 槍と剣と弓の勇者 衝撃の真実

「勇者諸君!! この度は誠に大儀であった! 前期の被害とは雲泥の差にわしも驚きを隠せん!」

今私達三人はメルロマルクというこの世界の国の城にいる。王らしき人が喜びをあらわにしている。

 

しかしあれが王ね。私にとって王といえばジオウかゲンムの社長かな。

 

「今宵は宴だ!!存分に楽しむがいい!!」

まぁとりあえず今は食事!食事!

 

 

 

「美味しい!」

美味しすぎる!まさか異世界に来て最初の食事がこんな豪勢なものなんて!生きてて良かった!

 

『そう言えば私のステータス驚いたな、レベル?ってエグゼイドでもないよ』

ちょっと前に自分のステータスとかを確認したら、レベル?となっていた。職業もプリキュアとなっていた。確かにプリキュアだけど、RPGでも見たことないよ、職業がプリキュアって。まぁいいけど。

 

尚文はずっとあそこにいるけど何で何も食べないんだろう?ラフタリアはあんなに食べてるのに。

 

「ワン!」

すると私の肩に乗っていた赤いわんこが吠えた。そうクリスタルアニマルだ。実は服のポケットの中にずっといたらしい。

 

「うん!楽しいね!」

 

それにしてもなんか色々視線を感じるな、やっぱ目立ってるのかな?

 

 

 

「何者でしょう?あの殿方?」

 

「なんて笑顔の素敵な方なのでしょう!」

 

「王子、いえまるで貴公子ですわ」

女性達は皆、あきらを見て男だと思っている。

 

 

「練さん」

 

「どうした樹?」

 

「あの人」

 

「お前もか」

 

「はい、もしかしたら」

練と樹という男はあきらを見て何かを思った。そして二人は動き出した。

 

 

 

「これも美味しいな」

私は今も食事を続けている。本当に美味しすぎる!

 

 

「ちょっといいか?」

すると声をかけられ、後ろを向いた。そこには剣を持った男と弓を持った男がいた。あれ?もしかしてこの二人って?

 

「何?」

 

「話がしたい」

 

 

という訳で話をするために人気のいないところに行くことにした。

 

「それで話って?」

 

「単刀直入に聞きます。貴方は日本人ですか?」

あぁ、やっぱり。

 

「うん、そうだよ。初めまして、私は剣城あきら」

 

「天木練」

 

「川澄樹」

剣を持った男が天木練で弓を持った男が川澄樹。って事は二人は尚文と同じ勇者って事か。

 

「練と樹ね。よろしくね。話は尚文とラフタリアから聞いてるよ」

 

「尚文から?」

 

「うん!他にも日本人がいる事を彼から聞いたんだ。あと勇者の事も」

すると二人は互いを見た。どうしたんだろう?

 

「なぁ、あきらお前尚文の事をどう思ってる?」

練が質問してきた。どう思ってるってそんなの

 

「尚文は良い人だよ。波で出た魔物から人々を守っていたし、ラフタリアにも良くしているし」

 

「お前戦っていたのか?でもお前見たところ武器とか持っていなさそうだし」

 

「私のはちょっと特殊なんだ」

 

「そうなのか」

 

「じゃあ今度は僕から質問します」

 

「どうぞ」

次は樹が質問してきた。

 

「貴方は尚文さんが女性に強姦した事を知っていますか?」

はっ?何それ?

 

「知らないんですか?」

 

「知らないも何も私今日この世界に来たんだよ」

 

「今日?」

 

「うん、そうだよ」

 

「なら僕が説明します」

私は二人から聞いた。

 

 

「何それ?尚文はそんな事をするような人じゃない!!」

 

「でも現に被害者が…」

 

「どうせそのマインって女のでっち上げだ!!第一それが本当なら私も被害に遭ってるはず!」

 

「お前に?まさか尚文、男にも?」

あぁやっぱり勘違いしていたか。

 

「君達も勘違いしていたか」

 

「勘違い?」

 

「私、女」

 

「「!?」」

 

「とにかく私は信じないから、どうしても信じられないなら身体検査でもする?」

そう言い、私は会場に戻った。

 

 

 

 

「練さん、どう思います?」

 

「どーも彼女が嘘をついてるとは思えない。あの怒りを見れば」

 

 

 

 

 

あぁもうイライラする!浅倉になった気分だ!絶対そのマインって女許さない!もし会ったら私が鉄槌を下してやる!どうしてやるか?もし他の力も使えるなら何にしよう?ゲンムレベルX?王蛇?パラドクス?サンダーブレスター?

 

「わぅん」

 

「あっ!ごめんね、怖がらせちゃったかな?」

今は怒りを鎮めよう、とにかく戻らないと

 

 

「って何が起きたの?」

戻ると尚文の近くに槍を持った男がいた。って事はあれが槍の勇者か。あとラフタリアが布で口を塞がれていた。って!?

 

 

「私の友達に何をする!?」

 

「うわ!」

ラフタリアの近くにいた騎士を蹴飛ばした。

 

「ラフタリア、大丈夫?」

私は布を取ってあげた。

 

「あきらさん!」

私はラフタリアを自分の所に寄せた。

 

「おいそこの者、何者だ?見たところこの辺の者ではないな」

すると王が来た。

 

「私は剣城あきらです!本日この世界に来て、盾の勇者尚文と行動する事になった者です!」

 

「なっ!?」

 

「俺たち以外にもこの世界に来た奴がいたのか!?でもお前何も力持ってなさそうだし」

王は驚き、槍の勇者は驚き、馬鹿にした。

 

「力ならあるよ、それと私はプリキュアだ!」

 

「プリキュア?」

槍の勇者が首を傾げた。って事は別の日本から。

 

「ならお見せしよう、プリキュア!」

スィーツパクトを取り出した。

 

「キュアラモード!デコレーション!チョコレート!」

 

「強さと!愛を!」

 

「レッツ・ラ・まぜまぜ!」

 

「一体何が!?」

 

「何が起こるんだ!?」

王と槍の勇者は何が起こるか見ていた。そして光が晴れた。

 

「キュアショコラ!出来上がり!」

 

「人間が亜人に!?」

私の姿を見て王は驚いた。やっぱり亜人に見えるのか。

 

「亜人に見えますが、それとは全くの別物です。どうかご理解ください」

 

「う、うむ」

 

「プッ!ハッハッハッ!何だそれ!あれか魔法少女ってやつか!しかも男がなるなんて!」

槍の勇者が笑い出した。この人も勘違いしていたか。あと男でもプリキュアになったのいるよ。

 

「とても戦えるとは思え…」

ビューン!

「はっ?」

槍の勇者は横を見ると私の拳が掠っていた。キラプリはクリームエネルギーを使った戦いが主流だけど、プリキュアの戦い方は初代であるブラック、ホワイトの時から肉弾戦が基本だ。

 

「プリキュアを舐めない方がいいよ。あと私は女よ」

 

「なっ!?冗談だよね?」

 

「いえ、嘘ではありません。あきらさんは女です」

ラフタリアが言ってくれた。

 

「なら君も俺のところに!」

槍の勇者が私の手を掴んだ。

 

「誰が君のところに行くか!そんなの御免だ!あと君タイプじゃない」

 

『ガーン!』

すると槍の勇者はがっかりしたかのように落ち込んだ。どっちかと言うと私のタイプは特撮のイケメン俳優か、人間態のココ様やナッツ様だし

「モトヤス様!」

すると赤い髪の女が駆け寄って来た。仲間かな?モトヤスって名前なんだ。

 

「容赦ねぇな」

尚文がそう呟く。

 




どうでしたか?
決闘は次回です!

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