伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

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出来ました。


第40話 謎の女グラス

 波のボスであるソウルイーターを倒す事に成功した尚文達。ところが船体から二体目のソウルイーターが出現するが、突如現れた謎の女グラスによって倒された。果たして彼女は何者であろう?

 

 

 

 

ショコラSIDE

 

 何この感じ?震えが止まらない。

 

 

 突然現れたグラスに私は震えが止まらなかった。

 

 ン・ダグバ・ゼバ?デューン?エンペラー星人?センキ?

 

 

 いや、あの過去のラスボスや幹部とは比べ物にならないかも。

 

 

 

「かかってこないのですか勇者ナオフミ?そこにいる従者でも差し向ければいいでしょう」

 従者って私達の事だよね。やっぱりやるしか

 

「従者……だと?」

 

「僕達が?」

 

「尚文の?」

 

 

「「「ふざけるな!!」」」

 三勇者が反応してしまった。仲間を構えている。

 

 

「流星剣!」

 

「流星槍!」

 

「流星弓!」

 三人の技がグラスに当たった。

 

 しかし彼女には効果なくなんともなかった。技を受けたのに。

 

「この程度とは」

 すると彼女は扇子のようなのを広げた

 

「輪舞零ノ型 逆式雪月花!!」

 彼女の技で三勇者とその仲間達は吹っ飛ばされた。

 

「やはり所詮は従者ですか」

 

 

 強い、やっぱり強い。さらに震えが生じてくる。

 

「少しは楽しませてください」

 

「悪いが楽しませるつもりはない」

 そう言い尚文はポーションを飲んで盾を構える。

 

「シールドプリズン!」

 シールドプリズンで彼女を閉じ込める。しかしそれも彼女には通用せず、破壊される。

 

「くらえ!」

 サンダーキラーが電撃を纏った左手で攻撃をし出すが、扇子で防がれてしまった。

 

「この程度ですか?」

 

「何!?」

 

「ふん!」

 

「グアァ!」

 彼女に攻撃を受けてしまいサンダーキラーが倒れてしまい、ジャグラーに戻ってしまった。

 

「ジャグラー!」

 

「おい、大丈夫か?」

 私と尚文はジャグラーに駆け寄った。

 

「大丈夫だ。だけどあの女とんでもないぞ」

 

「ジャグラー」

 私はゴーカイケンを構える。マカロン達も構えていた。

 

「プリキュア・ゴーカイプロミネンス!」

 

「RVソード!プリキュア・激走斬り!」

 

「究極奥義・プリキュア分身幻斬り!」

 

「プリキュア・ダイシンケン侍斬り!」

 

「プリキュア・グロリアスブレイク!」

 

「プリキュア・銀河大獣王斬り!」

 私達の技をグラスにぶつけた。

 

「どうだ?」

 

 

 

 

 

 

「貴女達もこの程度ですか?期待外れです」

 

 

 

 

 

 嘘、私達の技を受けたのに何ともないなんて

 

 

 

「逆式雪月花!」

 

 

 

「「「「「「うわぁ〜!!」」」」」」

 

 

 彼女の技を受けてしまった。そのせいで剣も折れてしまい消えてしまった。

 

 

「あきら!ゆかり!」

 

「ゆりさん!ももかさん!」

 

「アコちゃん!せつなお姉ちゃん!」

 

 

 周りのみんなは気を失ってしまってる。

 

 私は彼女を見た。やはりとんでもなかった。

 

 そして彼女も私の方を見た。

 

「ふふふ」

 

「っ!?」

 さらに震えがしてくる。止まらない。

 

 

 やばい、死ぬかもしれない。

 

 

「い、いや!来ないで!!やめて!!」

 

ショコラSIDE OUT

 

 

 

「やめてと申してもやめられません。これは戦いですら」

 

「この!」

 尚文は盾から蛇を出す。その蛇はグラスに噛み付いた。

 

「この程度の毒で倒せると?」

 しかし彼女には効果は無かった。

 

「フィーロ!」

 

「ハイクイック!」

 フィーロが彼女に連続蹴りをするも防がれてしまう。

 

「一瞬で八回の蹴りとは見事……ですが届きません」

 

「はぁ!」

 背後からラフタリアがグラスに攻撃をする。

 

「話になりませんね」

 しかしこれも彼女にも防がれ、剣も折られてしまった。彼女は攻撃態勢をとる。

 

「二人とも俺の後ろに!」

 

「逆式雪月花!」

 

「シールドプリズン!」

 シールドプリズンでなんとか攻撃を防いだ。

 

「私の攻撃を受けて立っているとは……さて先程の炎のような盾はいつ使ってくれるのですか?」

 彼女の言う炎のような盾は恐らく憤怒の盾の事であろう。尚文も多分そう思ってるであろう。

 

「ナオフミ様」

 尚文はラフタリアを見て、察した。

 

「来い憤怒の盾!」

 尚文が憤怒の盾を呼び出すとまた鎧も変わる。フィーロもまた凶暴化する。

 

 

 

 

 

 その時

 

 

 

「待ちなさい」

 

 

 全員が声の方を見る。そこにいたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ダークプリキュア化したキュアムーンライトであった。

 

 

「ゆり?」

 

「ゆりさん、その姿は」

 

「ほう、まさかそのような事もできるとは」

 

 

 

「えぇ、貴女と戦う為にね」

 以前とは違いコントロール出来ているようだ。

 

 

 

ムーンライトSIDE

 

 少し前

 

 強い、強すぎる。あのグラスって女……どうすれば

 

 

『力を貸そうか?ムーンライト』

 

「っ!?」

 

 その声は、まさか

 

 

 ダークプリキュア?

 

『そうだ。私の力を使えば、少しは戦え』

 

 でもまたそれを使えば

 

 また同じ事を

 

『ならこのままやられるのか?かつて私の宿敵だったお前がここまで弱くなったとは』

 

 そう言われても私は貴女が知ってる私では

 

『そんなのはいい。このままやられるのか?』

 

 確かに彼女の言う通りこのままだとやられてしまう。覚悟して使うしか

 

『ほう決めたようだな』

 

 えぇ力を貸して、私の希望になって

 

『私が希望か……面白い』

 

 そして私はあの姿へと

 

ムーンライトSIDE OUT

 

 

 

「たぁ!」

 フィーロがグラスに向かって蹴りをしようとする。

 

「言ったでしょう。届かないと」

 しかし防がれ、フィーロは吹っ飛ばされてしまった。

 

「フィーロちゃん!この!」

 ムーンライトはグラスへと走り、パンチと蹴りのラッシュをし出す。

 

「少しはやるようですね」

 

「ゆり、離れろ!」

 尚文がそう言うとムーンライトは避け、グラスに突進する。盾を当てると炎を出し彼女を炎に包んだ。

 

 しかし彼女には効果がなく、扇子で炎を払った。

 

「私を焼くには涼し過ぎます」

 そう言うとグラスは扇子を構える。

 

「輪舞破ノ型 亀甲割!」

 扇子から矢のようなのが発射され、尚文の盾を貫通し、鎧の一部を破壊した。

 

「この攻撃でも倒れないのですか?守りだけは勇者の名に相応しいですね」

 

「お褒めに預かり光栄だ」

 

「ですが黒い炎は近接攻撃をすると発動する。遠距離からの攻撃では発動しない」

 どうやら彼女は尚文の炎を見破ったようだ。

 

「はぁ!」

 そこにムーンライトがダークタクトを使い彼女に攻撃し出すが、グラスはそれを扇子で防ぐ。ムーンライトは彼女から距離を取る。

 

「ダークフォルテウェーブ」

 ダークタクトから赤と黒の花弁型のエネルギーを出し、発射した。しかしこれも彼女に防がれてしまう。

 

 

「はぁ、はぁ」

 しかしここでムーンライトに疲れが出てきた。

 

「どうやらそれは負担が大きいようですね」

 

「シールドプリズン!」

 

「尚文!?」

 突然尚文がグラスをシールドプリズンで閉じ込めた。

 

「チェンジシールド!」

 

「尚文、何をする気?」

 

『感じる』

 

「えっ?」

 

『この男からとてつもない闇を感じる』

 ダークプリキュアが尚文からとてつもない闇を感じた。

 

「鉄の乙女の中で叫びすらも抱擁され全身を貫かれ苦痛に苦悶するがいい!!アイアンメイデン!!」

 すると上空から巨大な何かが現れた。それと同時に他のプリキュア達も気づく。

 

「あれは?」

 

「本で見た事あるわ。確か大昔に使われていた拷問具」

 

 

 

「鉄の処女」

 

 

 そしてグラスをシールドプリズンごとアイアンメイデンの中へと入った。

 

 

 

「やったの?」

 

「さすがのあの女もあれには」

 

 

 

 

 

 

 

「思ったより威力はありませんね」

 

 

『!?』

 みんなが安心したのも束の間だった。アイアンメイデンの中からグラスの声がしたのだった。

 

 

 アイアンメイデンは破壊され、そこから無傷のグラスが出てきた。

 

 

 

「嘘でしょう」

 

「あの中にいたのに」

 

 

「時間切れですか、残念です。貴方達にはなんの恨みもありませんが、波での戦いは私達の勝利で終わらせるとしましょう」

 

「今だ!」

 

「ファストライト!」

 ラフタリアが光の魔法を使った。

 

「全員ここを脱出しろ!」

 尚文の言葉に全員船から降りる。

 

「走れ!とにかく遠くへ走るんだ!」

 みんな走り出す。するとグラスがこちらに攻撃をしてきた。

 

「しつこいね!」

 

「文句言ってないで急ぎなさい」

 

「みんな空が」

 パッションが空を見ると元の青い空へとなった。

 

「終わったの?」

 

「そうみたい」

 するとムーンライトが倒れそうになった。

 

「ムーンライト!」

 オーシャンがなんとか彼女を支えた。するとムーンライトの変身が解けた。

 

「はぁ、はぁ」

 

「無茶したのね」

 

「えぇ、さすがに負担が……それよりショコラは?」

 

「ここだ」

 全員がショコラを見た。なんとショコラはジャグラーにお姫様抱っこされていた。ジャグラーはショコラを下ろす。

 

「ジャグ……ラ」

 ショコラの目はどこか虚になっていた。

 

「大丈夫なのか?」

 

「体は問題ねぇ。だが心が、相当重症だ」

 

「そんな」

 

 

 

 

 ショコラの心はグラスによって折られてしまった。

 

 

 

 

 

 




如何でしたか?
果たしてあきらは立ち直れるのか?次回もお楽しみに!
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