伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

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コロナで大変ですが頑張りましょう!
ではどうぞ!


第42話 新たな脅威!悪魔の誕生!

「それにしてもとんだクズだったなあの王」

 

「本当あんな男が王なんて世の中どうかしてるわ」

 

「見ていて嫌だったわ」

 

「ベリアルが見せてくれた時も思ったけど、最低最悪ね」

 

「私もあんなの王だなんて信じられません」

 出た後ジャグラー、アコ、ももか、せつな、まりあはオルトクレイについて話していた。

 

「二度と顔見たくね」

 

「同感」

 ゆりは尚文の意見に賛成する。

 

「それよりあきらは大丈夫なのか?」

 尚文がゆかりに支えられているあきらを見ると少し元気がなかった。

 

「さすがにイマジン四人はきつかったかしら?」

 

「暇人?」

 

「イマジンよ。モモタロス達の事よ」

 

「そうか。どうなんだあきら?」

 

「うんちょっときつかったかな。良太郎の気持ちが分かった気がしたよ」

 あきらはモモタロス達が憑依した事で良太郎の事が少し分かった気がした。

 

「あれ?そういえばイマジンって他にもいたよね?」

 せつなは他にもイマジンがいる事を思い出した。

 

「あーいたいた。確かデネブだよね」

 

「ジークとかもいたよね」

 アコとゆりはイマジンの名を挙げた。

 

「そうなのか」

 

「うん」

 するとまりあとゆり変化が起きた。

 

「まりあさん?ゆり?」

 

 

「降臨、満を辞して」

 

「呼んだか?」

 ゆりは髪に白いメッシュが入り、肩に白いフェザーのファーが掛かった。

 まりあは髪に緑のメッシュが入り、目が緑色になった。

 

「おいもしかして」

 

「うん憑依しちゃったみたいね」

 

「何で?」

 

「呼ばれたのでな、馳せ参じたのだ」

 

「うむ、みんなよろしく!」

 そう言うと元のゆりとまりあに戻った。

 

「二人とも大丈夫?」

 

「えぇ」

 

「不思議な感じがしました」

 

 

 

「此度の活躍お見事であった……でごじゃる」

 

『はぁ?』

 

『ごじゃる?』

 話していると女性に話しかけられた。しかも変わった語尾を使っていた。

 

「勇者様達の活躍で皆がその功績を認めざるを得なくなりました。その中には盾の勇者様達を快く思っていない勢力も混じっております」

 

「何が言いたいの?」

 すると女性はロサリオらしきものを出した。

 

「善なるは表の顔、その裏は暗躍と陰謀……今後はより一層慎重に行動された方が良いかと……でごじゃる」

 そう言うと女性は行ってしまった。

 

「ごじゃる?」

 

「変わった語尾使うな」

 

 

 

「まさか王様相手に喧嘩売るとはな」

 

「売ったのではない、売られたんだ」

 城を出た尚文達はラフタリアとフィーロと合流し武器屋に行った。

 

 

 

 

「えぇぇぇ〜〜!!」

 

「「「「っ!?」」」」

 武器屋に叫びが響き渡った。

 

「何だ!?」

 

 

「こ、ここが異世界!?」

 声の方に行くとまりあが驚き、声を上げていた。

 

「そ、それに私氷川まりあに!!だからみんながまりあって!!」

 そしてまりあはあきら達の方を向いた。

 

「それに貴女達が亜里沙さん達!?」

 

「だからそう言ってるじゃない」

 

「私は違うけどね」

 今度はジャグラーの方を見た。

 

「でジャグラー様が優希君!?」

 

 

 

「で何があった?」

 

 

 

「であのまりあって女はお前が話していた先生だと」

 

「そう」

 尚文はアコから何があったのかを説明した。

 まりあの正体はアコが話していたあきら、アコ、ジャグラーの高校時代の教師井上美里だった。部屋にいたらいつの間にか城にいたと。

 

 

「取り乱してすいません。改めまして井上美里、今は氷川まりあです」

 まりあはみんなに謝罪した。

 

「まぁ取り乱すのも無理はない。尚文だ。んでラフタリアとフィーロだ」

 

「よろしくお願いします、まりあさん」

 

「よろしく、まりあお姉ちゃん」

 

「よろしくねみんな」

 

「んで俺がエルトハルトだ」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

「ハハハ、あんちゃんお前どんどん仲間が増えていくな」

 

「俺だって不思議だ」

 

「ハハ……ん?あきらちゃん砂まみれだぞ」

 

「えっ?」

 エルトハルトがあきらを見ると彼女から砂が落ちていた。やがてその砂は集まり形を変えた。

 

 

 

 

「へへ」

 その砂は紫色の龍のようなのになった。

 

 

 

「な、何だ!?」

 

「な、何ですか!?」

 これにはエルトハルトとラフタリアは驚いた。

 

 

「リュウタロス!」

 そうあのリュウタロスである。

 

「リュウタロス?あのイマジンの?」

 

「そうよ」

 

「あっ、お姉ちゃん!」

 ゆかりを見つけると彼女の元へと行く。

 

「ねぇお姉ちゃん、ご褒美は?」

 

「はいはい、待ってて」

 ゆかりはあるものを出した。

 

「はいこれ」

 

「わぁ〜!何これ?可愛い!」

 

「ねこマカロンよ。召し上がれ」

 ゆかりが出したのはねこマカロンだった。

 

「わーい!いただきます」

 そう言うとねこマカロンを食べる。

 

「これ美味しい!ん?」

 リュウタロスが見るとそこにはフィーロがいた。とても食べたそうにしている。

 

「フィーロも食べたい」

 

「やだ!これ僕の!」

 

「むぅ〜、フィーロも!」

 フィーロがリュウタロスに飛び付こうとするが、避けてしまった。

 

「へへん!」

 

「むぅ〜」

 

「コラ!リュウタロス!」

 

「痛!」

 ゆりがリュウタロスを叩いた。

 

「ゆりお姉ちゃん」

 

「意地悪しない!一つぐらいいいでしょう」

 

「えぇ〜」

 

「そんな事をするならもうあげないよ」

 

「……分かった。はい」

 リュウタロスはゆかりの言う通りにし、ねこマカロンを一つあげた。

 

「わーい!」

 フィーロは貰うとすぐ食べた。

 

「おいしい!」

 

「ハハ、また一段と賑やかになったな」

 

「……そうだな」

 エルトハルトと尚文はこの様子を見てそう言った。

 

 

 

「あの、亜里沙さんですよね」

 

「うん今は剣城あきらだけど」

 

「辛い事に合ったのを聞きました。でも貴女は強い子だって分かってます。だからまた元の貴女に戻って来る事を願っています」

 

「ありがとう、まりあさん」

 まりあとあきらはそんな話をしていた。

 

 その後、準備を整えて出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんなに早く出発出来るなんて、エルトハルトさん手際がいいですね」

 

「あぁ」

 

「いい仕事をしてくれるぜ、親父さん」

 エルトハルトの手際はよく早く出発する事が出来た。また色々な物を用意してくれた。

 尚文には盾に付けるアクセサリー。ラフタリアには新しい剣を二本くれた。一つはいつも使っていた奴と同じ物を、もう一つは刀身がない物だった。魔力剣らしい。フィーロには手袋だった。

 

 その後馬車を止めて、食事となった。

 

「おい!出来たよ!」

 鳥天狗のようなのがみんなを呼んだ。そうあのデネブである。世話になるからという事で彼が作った。

 

「ん?この匂い!?」

 尚文が匂いを嗅ぐとそこにあったのは

 

 

「カレーだと!?」

 カレーだった。尚文にとって久しぶりに見る物だった。

 

「しかも恐竜カレーだわ」

 それだけでなくアバレンジャーでおなじみの恐竜カレーだった。

 

「うむ、みんなが食べれる物がいいかなと思って。さぁさぁみんな食べて!」

 そう言うとデネブはカレーを配った。

 

 

 

「うめぇ!これだよまさに故郷の味だ!」

 久しぶりのカレーを食べた尚文は大絶賛していた。

 

「美味しいです!こんな美味しい物初めてです!」

 

「フィーロおかわり!」

 ラフタリアとフィーロにも大絶賛のようだ。

 

「ははは!いっぱい食べてね!ん?」

 デネブはふとあきらの方を見た。食べてはいるけど元気がなかった。

 

「あきらちゃんどうした?もしかして口に合わなかった?」

 

「えっ?うんうん美味しいよ」

 

「そうか」

 

『彼女次第と思ったけど、これは荒療治が必要かも』

 ゆかりはあきらを見て、そう考えた。

 

 

 

「見つけました!」

 

 

 どこからか声が聞こえた。その声を聞いた尚文は嫌そうな顔になった。みんな声の方を見た。

 

 

「あっ、メルちゃん」

 騎士団を連れたメルティだった。

 

「メルちゃん?」

 

「お知り合い?」

 

「メルティ=メルロマルク、この国の王女よ」

 ゆりはメルティを知らないまりあとデネブに彼女の事を教えてあげた。

 

「えぇぇ〜!!王女様!?」

 

「あの娘が!?王女!?」

 

「ついでに言うとあのクズ王の娘だ」

 

「嘘!?」

 ジャグラーの発言に更に驚くまりあであった。

 

「でも何でここに?」

 

「何か話でもあるんじゃない聞いてあげよう。ほらそんな嫌な顔しない」

 

「ゆかりさんの言う通りです。わずかとはいえ一緒に旅をした仲じゃないですか」

 

「ご主人様、メルちゃんいい子だよ」

 そう話している内にメルティはこっちに来た。

 

 

 

「盾の勇者様、そして皆さん王都に戻り、オルトクレイ王と再度面会していただきたいのです」

 

「断る」

 

「死んでも御免だ」

 メルティがオルトクレイと再び会ってほしいと懇願するが、尚文とジャグラーが拒否した。

 

「王に対する非礼を詫びて和解してほしいのです」

 

「嫌よ」

 

「絶対嫌」

 今度はゆりとゆかりが拒否した。

 

「勇者様と皆さんの力は波を止める為に必要です。同時に王による援助がなければ皆さんだって」

 

「援助?協力してやってんのはこっちだ、波を収めるまではな」

 するとメルティは下を向いてしまった。

 

「ナオフミ様」

 

「こいつも王族だ」

 

 

「何で……何でそうなのよ!貴方も父上も!」

 下を向いていたメルティが声を上げた。これにはみんな驚いた。

 

「勇者と王がいがみ合ってるなんて絶対にダメなの!」

 

「メルちゃん?」

 

「フィーロちゃんとアコちゃんもそう思うよね!」

 

「えぇと?」

 

「別に」

 

「あきら様とせつなさんとももかさんもそう思うよね!」

 

「私は」

 

「いいじゃない別に」

 

「私も」

 

「ラフタリアさんもそう思うでしょう!」

 

「私はナオフミ様の剣なので」

 

「ほらみんなもそう言ってるわ」

 

「言ってないだろう」

 

 

ゆかりSIDE

 

「いいからちゃんと父上に謝って!じゃなきゃ父上が母上に叱られちゃうでしょう!」

 

 切れ方はお父さんそっくりね。

 でもどうしてお父さんと姉はあんななのにこの娘こんなにいい子何だろう?不思議でしょうがないわ。

 

 ん?父上が母上に叱られちゃう?どういう事なのかしら?

 

 

 ん?何か感じる?私はふと騎士団を見ると何かを感じた。

 

 

 

 

「オタク女!」

 

「女子のくせに」

 

「今でもあんなものが好きなんて」

 

 

 これは私が中学の時に感じたのと似ている?私をどん底に落とした時と。そう思っていると騎士の一人が剣を抜いてメルちゃんに向かって走り出した。

 

 

「お姉ちゃん!」

 

 

 っ!?加奈!?

 

 その時私は自然と体が動いてしまった。メルちゃんに向かって

 

 

「危ない!」

 

 

「ゆかりさん?」

 私はメルちゃんの手を引っ張り、こちらに寄せ抱いた。しかし騎士がこっちに向かって来た。私は思わず目を閉じてしまう。

 

 しかし何も感じなかった。ふと目を開けると尚文が盾で防いでいた。

 

ゆかりSIDE OUT

 

「何のつもりだ!」

 

「己れ!メルティ王女を人質にするとは!」

 

「人質だと?」

 

「何言ってるんだお前?」

 尚文とジャグラーは騎士の言った事に戸惑った。

 

「騎士達よ!正義は我らにある!盾の悪魔を断罪せよ!」

 騎士達が尚文達に向かって走り出した。

 

「とうとう悪魔扱いか」

 尚文は盾を変えた。

 

「ラフタリア、フィーロ、ジャグラー!」

 

「はい!」

 

「ゆかり、お前は他のみんなとその子を守れ!」

 

「分かったわ!さぁメルちゃん」

 ゆかりはそう言うとメルちゃんを連れてあきら達のとこへ。

 尚文、ラフタリア、フィーロ、ジャグラーは騎士達の相手をする。

 

 

 

 

「大丈夫?」

 

「怪我はないかい?えぇとメルちゃんだっけ?」

 まりあとデネブはメルティに寄った。

 

「はい」

 

「どういう事なの?あれあんたの護衛でしょう?」

 

「分かりません。私にも一体何が?」

 アコはメルティに質問するも彼女にもどうしてなのか分からなかった。

 

「メルティ王女!」

 すると二人の騎士がこっちに来てしまった。するとあきらが騎士を見た瞬間

 

「い、嫌」

 怖がってしまい、腰が抜けてしまったのか地面に。その間に剣がみんなに迫って来た。万事休すかと思った。

 

 その時

 

 

 

「ヒィィ〜!」

 

「な、何だこいつは!?」

 みんなの前に何かがいた。しかも三体。

 一体は金色の蟹のモンスター、二体はレイヨウ型のモンスターだった。

 

「ボルキャンサー、ギガゼール、メガゼール!」

 仮面ライダー龍騎に出て来たミラーモンスター、ボルキャンサー、ギガゼール、メガゼールだ。この三体が防いでくれた。

 するとボルキャンサーが騎士の一人を捕まえた。

 

「や、やめろ!放せ!」

 しかしボルキャンサーは放さず、騎士を口に近づけた。するとアコは咄嗟に。

 

「みんな見ちゃダメ!」

 するとみんなアコの言葉に反応し、目を逸らす。ゆかりもメルティの目を手で隠す。

 

「あっ、あぁぁ〜!あぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

「この音」

 

「えぇ恐らく」

 全員が何が起こってるのか分かっているようだ。そして音がなくなりみんなが見ると騎士の一人がいなくなっていた。そして三体のミラーモンスターはもう一人の騎士に目をつけた。

 

「ヒ、ヒィィ!」

 

「待って!ボルキャンサー、メガゼール、ギガゼール!その男は生かして捕えて!」

 アコが三体のミラーモンスターに命令すると騎士を捕えた。

 

 

「ひ、退け!」

 騎士達は全員逃げ出した。しかし演技に見える。

 

 

 

「答えなさい、何故メルちゃんを私達の目の前で殺そうとしたの?」

 ゆかりは三体のミラーモンスターによって捕えた騎士に質問する。

 

「悪魔に話すことなど」

 

「答えなさい!さもないとあんたのお仲間みたいにするわよ」

 アコは騎士の胸倉を掴み、ボルキャンサーを指差した。

 

「ん?何これ?」

 ふとアコは騎士の持っていたものに目をつけ、手に取り、みんなに見せた。

 

「三勇教のロザリオですね」

 

「三勇教?」

 

「剣と槍と弓を崇拝するメルロマルクの国教です」

 

「そういえば教会でも見たわ」

 ラフタリアの説明を聞いたせつなは教会で見た事を思い出す。

 

「盾以外で三勇教か」

 

 

「我が国の体制を脅かした罪、身を持って知るがいい!!」

 

 

 

 

 騎士の言った事は一体何を意味するのか?

 

 

 そして尚文達の運命はいかに?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたか?
ジーク、デネブ、ボルキャンサー、メガゼール、ギガゼールが登場しました。

そして次回、マカロンとショコラが!?

次回もお楽しみに!
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