決闘のシーンはアニメとコミックスで初めて見た時、ムカッとしました。
因みにラフタリアは前回あきらによって布は取られています。
「まさかこんな事になるなんて」
「ナオフミ様」
宴の会場から今私達は城の庭にいる。今ここで尚文と元康の決闘が行われるそうだ。しかも決闘の賞品がラフタリアという事になっている。
因みに私はショコラの姿でいる。
「今は信じよう、尚文を」
「はい」
すると尚文が出て来た。えぇ!?あの盾だけ!?剣とかは?
「尚文、何で盾だけなの?」
「ナオフミ様はあの盾のせいで他の武器は使えないのです」
そうなの!?今ラフタリアや私がいない状態で戦う事になる。武器を使えない彼が勝つには肉弾戦か?防御に徹して相手の体力を消耗させるとかになるのかな?
「最強の槍と盾が戦ったら、どっちが勝つかなんて話があったよな。尚文!潔く負けを認めろ!」
元康、私にあんな事言われたのによく立ち直れたな。普通だったら長く引きずるようなものだぞ。
「始め!」
決闘開始の合図が響く。頑張れ!尚文!
「うおぉぉぉーー!!」
開始と共に元康が尚文に突っ込む。でもそれを尚文は防ぐ。槍と盾のぶつかり合いが始まる。
「止めたか。流石は盾の勇者ってところだな」
「お前の負けだ。これが最強の槍と盾の勝負なら俺の盾を貫けなかった時点でお前の負けだ!」
確かに防御に隙がない限り、攻撃は通らない。尚文が槍を弾いた。
「乱れ突き!」
すると元康が槍を物凄いスピードで無造作に突く。こんな事も出来るのか。尚文に無数の槍が迫る。あれは流石に防ぎようがなく、受けてしまった。
「尚文!」
「ナオフミ様!」
それでも彼は元康に向かい、腹に盾による打撃を与えた。おぉいいね!
「盾の攻撃なんて効くはずは…あっ?」
「いてっ!」
元康の腹にはオレンジ色の丸いものが噛み付いていた。何あれ?
「ねぇ、ラフタリア。あれは?」
「あれはオレンジバルーンって言うとても弱い魔物です」
なるほど、要はスライムみたいなモンスターって事か。すると尚文の体にはオレンジバルーンがいっぱい噛みついていた。武器が使えないからそれを武器に。まぁ、魔物を使ってはいけないって言ってなかったし。
「何のマネだ?」
「どうせ勝てないなら嫌がらせでもしてやろうと思ってな」
嫌がらせか、ゼロもやっていたな。
「正々堂々戦えってんだ!」
元康が槍で再び攻撃した。すると尚文の盾が黒い犬の顔が付いた盾に変わり、それが飛び出し噛み付いてきた。
『双頭黒犬の盾』
「エアストシールド!」
今度は盾を出現させ、攻撃をした。今のは効いたな。
「シールドプリズン!」
オレンジバルーンを投げ、元康を閉じ込めた。
「こら!やめろ!地味にいてぇ!」
中でオレンジバルーンの攻撃を受けているみたいだ。しかし尚文やるな、ここまでとはね。そう言えばロゼッタが『防御こそ最大の攻撃です!!』って言ってたな、まさにそんな感じかな?
それにしてもさっきから尚文の悪口などが聞こえるな。耳障りだな。
「ねぇ、ラフタリア」
「はい?」
「今から周りの人達、黙らせてきてもいい?」
「ダメです!」
チッ、駄目か。すると元康を閉じ込めていたやつが消えた。
「さっさと負けを認めろ、これ以上醜態を晒すなモテ男」
「誰が降参なんか」
「そうかならお前の顔と股関を集中的に攻撃してやろうか?」
うわぁ、悪役みたいな顔になった。
「わん!わん!」
「ん?どうしたの?」
わんこが急に吠えた。
「どうしたんですか?」
「いや、急に吠え出して」
するとわんこががある方を向いた。すると元康の仲間である赤髪の女が尚文に向かって攻撃をした。なっ!?横槍だと!?なんて卑怯な事を!まさかこれを伝えるために。そしてそれで隙を突かれ、元康の攻撃を受けてしまう。
「ライトニングスピア!」
「うわぁぁーー!!」
必殺技を受け、倒れてしまった。
「俺の勝ちだ」
「尚文!!」
「ナオフミ様!!」
次回
ショコラ「私、堪忍袋の緒が切れました!」
ショコラ怒る!