新キャラも登場します。
イドルが復活させた魔物を倒す事が出来た尚文達。そんな彼らの前にフィトリアという少女とプリキュア5の一人、キュアアクアが現れた。果たして彼女達は何者であろうか?
「フィトリア?それって?」
「知ってるのか?」
「えぇ。遥か昔に召喚された勇者が育てたという伝説のフィロリアルよ」
メルティがフィトリアについて説明した。このフィトリアというフィロリアルはかつての勇者に育てられたフィロリアルらしい。
「遥か昔?つまりこいつはその名前を受け継いでるって事か?」
「ずっと前からこの名前はフィトリアだけ」
「いつかフィーロもあのくらい大きくなれる?」
「あそこまで大きくなったら養えないから捨てるぞ」
「むうぅ〜」
尚文の発言にフィーロは頬を膨らます。因みにショコラ達はフィトリアサイズになったフィーロを想像して苦笑いした。
「ここまで成長するには普通のフィロリアルの数十世代分は時間が必要だから安心して」
「えぇ!?」
フィトリアのぐらいになるにはかなりの長い年月が必要らしい。
「貴女も挨拶してかれん」
「分かったわ。私はキュアアクア、水無月かれんよ」
アクアは自己紹介をすると変身を解除した。
「それと立花マリィ。私のもう一つの名前よ」
「「「「「「「「えっ?」」」」」」」」
その名前を聞いたショコラ、マカロン、ムーンライト、ミューズ、パッション、エース、テンダーは驚く。
「どうした?まさか知ってる奴なのか?」
「あぁ」
「ん?私の事知ってるの?」
「かれんの事を知っている?だったら次は盾の勇者様一行自己紹介して」
「岩谷尚文だ」
「うん」
「ラフタリアと申します。よろしくお願いします」
「よろしく」
「フィーロはフィーロっていうの」
フィーロが自己紹介をするが、フィトリアは頷くだけだった。この態度にフィーロは頬を膨らます。
そんな事を気にせず、フィトリアはメルティを見た。
「前に会ったよね?あの時は助けてくれてありがとう」
どうやらフィトリアはメルティと会った事があるようだ。
「はい、メルティ=メルロマルクです。よろしくお願いします」
「じゃあメルたんだね」
「メル……たん?」
「会った事あるのか?」
「えぇ、外交先から王都へ戻る道中で知り合ったの」
「前にも似たような事をやってたのか」
尚文は最初にメルティと会った時の事を思い出す。
フィトリアはショコラ達の方を見た。
「キュアショコラ、剣城あきら。そして新田亜里沙だよ」
「キュアマカロン、琴爪ゆかり。園部雪奈よ」
「キュアムーンライト、月影ゆり。十六夜早紀よ」
「シプレですぅ」
「コフレですぅ」
「キュアミューズ、調辺アコ。川澄飛鳥」
「ハミィだにゃ」
「ドドリードド」
「シリーシシ」
「キュアパッション、東せつな。春野唯」
「わいはタルトや!この子はシフォン」
「キュアキュア」
「キュアエース、円亜久里です。星宮紗夜です。そしてこの子はアイちゃんです」
「アイアイ」
「キュアテンダー、氷川まりあです。もう一つの名前は井上美里です」
「キュアオーシャン、来海ももかよ」
プリキュア達は変身を解除しながら自己紹介をした。姿が変わってしまった者達は元の名前も言った。
「う、嘘。貴女達も来ていたの?」
かれんはあきら達の自己紹介を聞いて驚く。
「それに来海ももかまでプリキュアに」
さらにかれんはももかがプリキュアだった事に驚く。
「おい、まだ俺が残ってるぞ」
「あっ、そうだった」
「ジャグラスジャグラー。松永優希だ」
「えっ、優希?」
「あぁ、久しぶりだなマリィ、水無月かれん」
「どう言う関係なんだ?」
「こいつの女友達」
「ついでに元の姿はイギリス人のクォーターなんだよ」
尚文はジャグラーとかれんの関係についてアコが教えた。あきらは元の姿がイギリス人のクォーターである事も言った。
「そうか。それで俺達に何の用だ?」
「先ずは経緯を説明するけど、ここではゆっくり話せない。案内するからこっちへ」
フィトリアの近くには馬車があった。
「いや、その前に」
尚文は倒れている魔物の方へ行った。
「ドラゴンに関係する物を四聖勇者が武具に入れるのはいや」
「盾を強化する大事な素材だ」
「それに盾に禍々しい痕跡を感じる。呪われた力は確かに強力だけど代償も大きい、使ってはだめ」
フィトリアは尚文の憤怒の盾を見抜く。フィトリアはあきら達も見た。
「貴女達も盾の勇者程ではないけど同じ感じがする」
「私達も?」
『ほう私に気づくとは流石だな』
『ダークプリキュア?』
『彼女が感じたのは恐らく私のような闇の力を持った者の事だろう』
『闇の力』
ゆりはダークプリキュアの話を聞いて理解した。フィトリアが感じたのはダークプリキュアのような闇の力を持った戦士の事だと。
「制御出来ているから問題ない」
「いずれ抑えきれなくなる」
「だが竜の素材も憤怒の盾も生き残る為には必要な物だ」
「確かに貴女の言ってる事は正しいわ。でも彼女やその他の闇の力も私達にとっては希望でもあるのよ」
『ムーンライト』
ゆりは自分の胸に手を置いてそう言った。自分の中にいるダークプリキュアや他の闇の戦士の事を思っての事だろう。
「そう、好きにして」
尚文は改めて魔物のとこに行き、素材を盾に吸収した。その後其々馬車やバリドリーンに乗った。
「ポータル」
すると光に包まれた。光に包まれると別の場所へと着く。
「何ですか今の?」
「一瞬で移動するなんて」
「ワープみたいだな」
ポータル能力にラフタリア、メルティ、ジャグラーは驚く。
「凄いな。遺跡か」
「歴史を感じますね」
「ぼろい」
その場所には遺跡のような建物があった。
「最初の勇者が守った国の跡地と言われている場所らしい」
「曖昧だな」
今みんながいる場所は最初の勇者が守った国の跡地らしい。
「フィトリアが生まれる前より前の場所、一応管理してる」
「ここはフィロリアルの聖域なの?」
「そう。本当はあまり人を連れて来ちゃダメ」
「ヘェ〜」
「だったら多少は安全そうだな」
ぐうぅぅ〜
フィーロがお腹を鳴らす。
「取り敢えず、ゆっくり休むといいと思う」
「じゃあ休憩するか」
「やったー!」
「何か大変な一日だったわ」
「色々とね」
それもそのはずである。屋敷での戦いなど色々あり、疲れがたまっている。
するとラフタリアの表情が暗くなった。
「キール君達は大丈夫でしょうか?」
彼女はキール達の心配をしていた。
「ライヒノットさん達がついているから大丈夫よ」
「そうですね」
まりあがそう言うとラフタリアは安心した。
「先ずは飯にしよう。みんな腹減ってるだろう」
「おっ!戻って来ていたのか、かれん」
「あっ」
全員が向くとそこには三人の男性がいた。
一人は茶髪の美青年、一人は金髪の浅黒い肌の青年、もう一人は赤髪の青年で赤ん坊を抱いていた。
「イ、イケメン?」
「えっ!?」
「嘘でしょう!?」
プリキュア勢は驚いていた。
「「「「「「「「ココ、ナッツ、ハリー!?」」」」」」」」
プリキュア5の妖精ココとナッツ、はぐプリの妖精ハリーの人間態だった。
「はぐたんもいるですぅ!」
さらにはぐたんもいた。
「あのイケメンが目の前に……きゅう〜」
「おい!」
あきらは顔を真っ赤にして倒れた。そんなあきらをジャグラーが受け止める。
「はぐたん……きゃわたん」
ゆりははぐたんにメロメロだった。
「ココ、ナッツ、ハリー」
「かえり!」
「ただいま、はぐたん」
「何や人がぎょーさん来とるな……って!?」
ハリーはあきら達を見て驚く。
「プリキュアやと!?」
「ぷいきゅあ!」
「うん、そうなの。ところで二人は?」
「あぁ、それなら」
「かれんさん!」
ナッツが振り向くと小学生くらいの女の子と紫色の髪と目をした女が来た。
「おい、あれって」
「うん」
「知ってるのか?」
「うん」
「愛崎えみる」
「ルールー・アムール」
はぐプリのキュアマシェリ・愛崎えみるとキュアアムール・ルールー・アムールだった。
「二人もプリキュアだよ」
「何だと」
「今日は二人が驚く人が来たよ」
「誰なのです?」
えみるとルールーはあきら達を見た。
「えぇ!?剣城あきら、琴爪ゆかり、月影ゆり、調辺アコなのです!?」
「東せつな、円亜久里、氷川まりあ、来海ももかもいます」
えみるとルールーはあきら達を見て驚いた。
「何故彼女達がいるのですか?」
「あとで色々と話すわ。それより今からご飯にするから手伝うわよ」
それから全員で食事の用意をした。
「美味しいね」
「美味しい」
「まるで姉妹みたいね」
メルティはフィーロとフィトリアを見てそう言う。
「あぁ、雑な食べ方もそっくりだ」
「それにしても美味いな」
「あぁ」
「悪くないな」
ココ、ナッツ、ハリーには好評だった。
「そう言えば自己紹介まだだったね。僕は小々田コージ。そして」
「ココだココ」
ココは人間態から妖精態へと姿を変えた。
「はぁ!?」
「えっ!?」
「まぁ」
「おお!」
ココが姿を変えたのを見た尚文、ラフタリア、メルティ、フィーロは驚く。
「ま、まさか」
尚文は恐る恐るナッツとハリーを見た。
「君の思っている通りだ」
ナッツとハリーも妖精態へと姿を変えた。
「ナッツだナツ」
「ハリハム・ハリーや!」
「ね、ねずみ?」
「ねずみちゃうわ!ハムスターや!」
尚文のねずみ発言にハリーは怒った。ナッツとハリーは人間態に戻った。
「それでこの子ははぐたんや」
「はぎゅ!」
「あ、あぁ」
「よろしく。あぁそれとこの姿では夏って名前だ」
「あぁ」
「それにしてもこれは美味しいです」
ルールーも尚文の作った料理を美味しいと言った。ただ
「お前そんなに食えるのか?」
ルールーの量がもの凄く多かった。
「余裕です」
ルールーはそれを余裕で全部食べた。
「マジかよ」
ルールーの大食いっぷりに尚文は驚く。
「お姉ちゃんは昔から大食いなのです。なのに食べても太らないのです」
「そうなんだ……ん?お姉ちゃん?」
「自己紹介がまだでした。愛崎えみるなのです」
「ルールー・アムールです」
「彼女達も私と同様姿が変わってこの世界に来たの」
かれんが二人の事について話した。
「じゃあ元の名前も」
「桜木幸恵です。小学六年生」
「姉の桜木真希、同じく小学六年生」
「双子の姉妹か。どうしたあきら?」
「いや、二人の名前に心当たりがなくて」
「心当たりがない?」
「うん。私が住んでいるアパートや実家の近所でも心当たりがなくて」
あきらは二人の事については全く知らなかった。近所などでも彼女達を見た事も名前も聞いた事なかった。
「他のみんなは?」
尚文はゆかり達にも聞いたが、首を振った。彼女達も心当たりがなかった。
「って事は?」
「私達の知り合いじゃない人達も来てしまったって事ね」
「マジか」
「あの貴方達は?」
「そう言えば名乗ってなかったな。岩谷尚文だ」
「ラフタリアと申します。よろしくお願いします」
「メルティ=メルロマルクです」
「フィーロはフィーロって言うの!」
「よろしくお願いします」
「よろしくね。ところでルールー一つ質問していい」
あきらはルールーにある事を聞いた。
「何でしょう?」
「君アンドロイド?」
「はい」
「はぁ!?アンドロイド!?」
ルールーがアンドロイドって事に尚文は驚く。
「この世界に来て、この姿になって体もアンドロイドになりました」
「マジか」
「あのナオフミ様、何ですかそのあんどろいどってのは?」
「見た目は人間と変わらないけど、中身が鉄や金属で出来たものだ」
アンドロイドを知らないラフタリアに尚文は説明した。
「そうなんですか。ではナオフミ様の世界にはルールーさんのようなのが」
「いや、俺の今の世界の技術じゃアンドロイドは出来ていない。精々創作物の中の存在だ」
「そうなんですか。確かに見た目は普通の人と変わりませんね」
「本当ね」
ラフタリアとメルティはルールーを興味深々に見た。見た目は普通の女の子なのに中身が全く違う事に不思議だった。
「どうなの違和感とかは?」
「最初は驚きましたが、今ではすっかりこの体にも慣れました」
「そうなんだ」
「それとこの体のおかげで分析する事が可能になりました」
「便利だな」
「はい、あきらさん達が私と同様なのと、尚文さんが盾の勇者である事も分析済みです」
「何分析しているんだ。まぁいいけど」
「あのナオフミ様」
ラフタリアに言われて尚文が向くとフィロリアル達がこっちを見ていた。
「あぁもう分かった作ってやるよ!デカイ鍋と食材持ってこい!」
結局尚文は他のフィロリアル達の分も作る事になった。
「はぁどうしてこいつらにもご馳走してやらなきゃいけないんだ」
フィロリアル達は食事を終えると眠ってしまった。そこにフィトリアが来る。
「何だ?おかわりならないぞ」
「分かってる。丁度いいから話がしたい」
「私達もいい?」
「俺も」
プリキュア勢とジャグラーも来た。
「いいよ、来て」
如何でしたか?
愛崎えみるとルールー・アムールの登場でした!
この二人もメタルリンクさんが考えてくれました。本当にありがとうございます!