ウルトラマンZでまさかのジャグラーが!?
ゆかりSIDE
「う、うーん」
朝となり、起きる私……よく見ればまだ殆どのみんな寝てるわ。早く起きすぎたかしら。
「ニャー」
「あらあなたも起きたのね。おはよう」
『それにしても四聖を殺すね』
昨夜のフィトリアとの会話を思い出す。いくら何でもそこまでするなんてね。
『それにしても残り二人のプリキュア、今までだと知り合いも多いし、もしかしたらえみるとルールーみたいに知り合いじゃない人かもしれないし、ももかのようなのも可能性あるし……一体誰何だろう?」
「はぁ〜」
「「ウルトラ五つの誓い!一つ!」
「?」
この声、それとウルトラ五つの誓いって
「「腹ペコのまま学校へ行かぬこと」」
行ってみるとえみるとルールーがいた
「「一つ!天気のいい日に布団を干すこと」」
「「一つ!道を歩く時には車に気をつけること」」
「「一つ!」」
「他人の力を頼りにしないこと」
「ゆかりさん」
私が言った事で二人が私に気づく。なんかメビウスを思い出すわね。
「私もいい?」
そう言って私は二人と一緒に並ぶ。
「いいですよ」
「ありがとう、では」
「「「一つ!土の上を裸足で走り回って遊ぶこと」」」
「これウルトラ五つの誓いだよね?」
「はい、元の世界にいた時、お父さんがよく言っていたのです」
「へぇ〜、お父さんが」
「はい、お父さんがウルトラシリーズをよく見せてもらったので」
「そうなんだ」
「はい、そのせいでウルトラマンが好きになりました」
「そう、いいわね。姉妹と……一緒で……」
本当いいわね姉妹
「加奈」
「ゆかりさん?」
「どうかなさいました?」
「えっ?ううん何でもないよ。ところで二人は波に参加したんだよね」
「はい」
「その時に使った?ウルトラ戦士の力とか」
「使いました」
二人は何かを出した。
「それルーブクリスタル」
二人が出したのはルーブクリスタルだった。えみるはタロウの、ルールーはギンガのルーブクリスタルだった。
「あとこれも」
ルールーがもう一つ出した。これは
「プログライズキー」
しかも滅が使うスティングスコーピオンプログライズキーだわ。
「ゆかりさんも波には」
「えぇ参加したわ」
私もウォズミライドウォッチを出した。
「それジオウの」
「そうよ。ここに来るまで色々あったわ」
私は今までの事を思い出す。色々と大変だったな。
「あの聞かせてください」
「えっ?」
「ゆかりさん達の事をです」
「そういいわよ」
私は二人に色々話した。この世界に来てからの事など色々と。
「そうですか。それは」
「凄いです。ゆかりさん達」
「まぁね」
「それにしてもやっぱり許せませんね、槍の勇者」
「マインもです!会ったら懲らしめてやるのです!」
マインと元康の事も話した。
「うふふ」
「ゆかりさんお願いがあります!」
「ん?」
「私達を仲間に入れてください!」
「お願いします」
仲間ね。
「私はいいけど、尚文にも言わないと」
「はいなのです!」
「ここにいたのね」
「ももか」
「「ももかさん」」」
ももかが来た。
「あれ?」
私はふとある事に気づく。ももかの隣に紅い鳥が飛んでいた。
「ももかそれは?」
「あっこの子?この子はルピア。私のパートナー妖精だよ。朝起きたらいたの」
「よろしく!」
へぇ、この子がももかの。
「それより今から朝食の支度するよ」
「そうなの?じゃあ行こうか」
私達は朝食の準備に行く事になった。
ゆかりSIDE OUT
「これ美味しいです!」
「はい!」
「美味い!」
この日の朝食にはパンケーキとカレーパンだった。ゆりがフェリーチェのタッチペンで出したのだ。最もこれはももかのパートナー妖精であるルピアのリクエストだった。ラフタリア、メルティ、フィーロはにとってパンケーキとカレーパンは初めてで好評だった。
「いただきます!」
ももかの隣には12歳くらいの女の子がいた。
「しかし驚いたな人間になれるなんて」
そうこの女の子はももかのパートナー妖精ルピアが人間になった姿だ。
ルピアは蜂蜜を手に取り、パンケーキにかけた。
『っ!?』
なんとルピアはパンケーキに蜂蜜をたっぷりかけたのだ。これにはみんな驚く。今度はタバスコを手に取った。
『っ!?』
なんとこれも蜂蜜同様、カレーパンにたっぷりかけた。
「おいおい大丈夫かよ?」
「大丈夫よ」
ももかがそう言うと、ルピアはそれを美味しそうに食べた。見ていた者は青ざめていたり、口を押さえたりしていた。そうしている内にルピアはそれを平らげた。
「嘘だろう」
「この子いつも食べる時はこうしているの」
「どんな味覚してるんだよ」
尚文はルピアの味覚に驚く。
『まぁ、変わった味覚を持ったの特撮とかでもいっぱいいたからね。仁藤とか」
あきらは特撮などで変わった味覚を持つ者を思い出す。因みにあきらは元の世界で真似してマヨネーズをつけて食べて思いっきりリバースした事があった。
「それにしてもすっかり懐かれたな」
「そうですね」
ジャグラーは周りにいるフィロリアルを見てそう言う。
するとそこにフィトリアがやって来た。
「フィトリア?」
「どうしたのです?」
「リベレイション ウィンドプリズン」
フィトリアはメルティを風のようなもので閉じ込めてしまった。
「メルティ!」
「メルちゃん!」
「何これ?」
「触れてはいけません!」
メルティは自分を閉じ込めているものに触れようとするが、ルールーが止めた。ルールーは落ちていた木の枝をメルティに向かって投げた。
「ルールー!?」
「何をするんだ!?」
全員がルールーの行為に困惑する。
「あれを見てください」
全員がルールーが指差す方を見ると木の枝が風によって切り裂かれた。
「枝が」
「あの風は刃のようなものです。もし触れていたら」
ルールーはあの風が刃のようなものだと分析していた。もしあの時メルティが触れていれば怪我をしていたであろう。
「メルちゃんに何するの!?」
「メルたん、貴女には人質になってもらう」
「人質?どういう事だ?」
「盾の勇者、約束して。他の勇者達と仲良くするって」
「メルちゃんをそこから出して!」
「じゃないとメルティをどうにかするって事か?それは出来ないと言った筈だ!」
「それでも、フィトリアはお願いする」
「何故そこまで勇者の和解にこだわる?」
「そうよ」
尚文とゆりはフィトリアが他の勇者との和解にここまでこだわるのか疑問に思った。
「フィトリアを育ててくれた勇者との大切な約束だから。そして波から世界を救う為に勇者同士の協力は絶対に必要だからお願い」
「何度頼まれようと俺はあいつらと和解する気はない」
「それならば新たな勇者を召喚する為に、フィトリアが今の勇者を全員殺す」
フィトリアの発言に全員が目を見開く。
「殺すって昨夜のあれはそう言う事なのね」
アコは昨夜のフィトリアとの会話を思い出し、合点がつく。
「その方が世界の為になる。どうか他の勇者と和解して」
「それでも、それでも無理だ。わざわざメルティを人質にする必要ない。俺を殺したければ殺せばいい。だが」
尚文は盾を構える。
「ただでやられるつもりは元々ないけどな」
「ダメ」
尚文が憤怒の盾を出そうとするが、フィトリアが妨害した。
「なっ!?」
「尚文!こうなったら私達が」
「えぇ言っても分からないなら」
「ダメ」
あきら達は変身しようとアイテムを出すが、またしてもフィトリアに妨害され、アイテムを落としてしまう。
「盾の勇者とかれん達の気持ちは分かった」
「何?」
「えっ?」
「それならば盾の勇者とその従者達だけでも波と戦えるくらい強いって、フィトリアに証明して」
「証明って?」
「どうすればいいんだ?ここでお前と戦うのか?」
「盾の勇者の強さは大体理解している」
そう言うとフィトリアはフィーロを見て指差す。
「フィーロと一騎打ちしたい」
「フィーロ!?」
フィトリアの突然の指名に驚くフィーロ。
「フィトリアが実力を認めたらメルたんを解放する。それから勇者達を殺すのもしばらくやめる。執行猶予」
「よく分かんないけど、フィーロが勝てばご主人様は殺されないし、メルちゃんも自由になるんだね?」
「いや、ちょっと待てフィーロ」
「だったらフィーロやるよ」
尚文が止めようとするもフィーロはフィトリアの挑戦を受ける。
「フィトリアはこの姿で戦う。だからフィーロも人の姿で戦って」
「分かった」
フィーロはエルトハルトから貰った手袋をして構えた。
「だから待てって!」
「尚文!」
「ゆり」
尚文は尚もフィーロを止めようとするが、ゆりが尚文を止めた。
「ここはフィーロちゃんに任せよう」
「いいのかよ!?」
「彼女は貴方やメルちゃんの為にやろうとしているのよ!あの子にやらせてあげて」
「ゆり」
尚文はあきらや周りのみんなを見ると皆頷いた。
「分かった」
尚文は言う通りにする事にした。
「こっちへ」
フィトリアはフィーロを案内し、結界を張った。
「じゃあ行くよ」
「いつでも」
フィーロが飛び立つと勢いよくフィトリアに向かって蹴る。
「遅い」
しかしフィトリアはそれを避け、フィーロを掴むと上へ投げた。投げられたフィーロはすぐに態勢を直し、下を見るがフィトリアはいなかった。
「あれ?」
「フィーロ上!」
ラフタリアがフィーロに伝えるもフィトリアのチョップを受け、地面に叩きつけられた。
「フィーロちゃん!」
『フィトリアの奴、何でラフタリアやあきら達やジャグラーじゃなくてフィーロを対戦相手に選んだ?それにどうして人型で戦うんだ?』
尚文は何でフィトリアがフィーロを対戦相手に選び、人型で戦うのか疑問に思った。
「クソ!フィーロ!闇雲に突っ込むだけじゃダメだ!もっと頭を使え!」
「相手の動きをよく見てください!」
尚文と亜久里はフィーロにそう伝えた。
「ご主人様、亜久里ちゃん」
「隙を見て服も再生させろ!魔力を込めて少しでも防御力を上げるんだ!」
「分かった!力の根源たるフィーロが命ずる……理を読み解き彼の者を激しき真空の竜巻で吹き飛ばせ、ツヴァイト・トルネード!」
フィーロは魔法を発動し、竜巻を放つ。
「真空の竜巻を無効化せよ、アンチ・ツヴァイト・トルネード!」
しかしフィトリアも魔法で防いだ。
「隙だらけ」
フィトリアの攻撃でフィーロは吹っ飛んだ。
「圧倒的だな」
「これじゃ服を再生させる暇なんて」
ジャグラーとラフタリアがフィトリアの圧倒的な戦いにそう述べた。尚文はメルティの方を見て歩き出そうとした。
「やめとけ」
「ジャグラー」
しかしジャグラーが呼び止めた。
「助けようとするんだろう、やめとけあいつにバレて攻撃される」
「でも」
「私は彼の意見に賛成です」
「ルールーまで」
「そやルールーの言う通りや。バレて攻撃されるのがオチや」
「ハリーお前まで」
ルールーとハリーもジャグラーの意見に賛成した。
「そういう事だ。大人しく見てろ」
ジャグラーにそう言われ、尚文はメルティの方へ行くのを諦め、戦いを見る。
「フィーロは何の為に戦っているの?」
「そんなの決まってる、ご主人様の為!」
フィーロはフィトリアにパンチをかまそうとしたが、フィトリアは躱す。
「昨日のドラゴンにも、フィトリアにも勝てないくせに盾の勇者の力になれる訳がない」
「フィーロ負けないもん!ご主人様の為に強くもん!」
「そんな気持ちだけでは無理!」
フィーロがフィトリアに駆け出すもチョップをし、更に魔法で攻撃した。
「もうご主人様に怪我をさせない。フィーロが……フィーロがもっともっと強くなるから!」
「フィーロ」
「フィーロちゃん」
「そう」
フィトリアが魔法の発動に入った。
「あれは?」
「空気中から魔力を集めてるの?そんな事が出来るなんて」
なんとフィトリアは空気中から魔力を集めていた。
「フィーロ!」
「ご主人様」
「落ち着いて相手の攻撃をよく見るんだ!お前なら出来る!」
フィーロにマスター向かって尚文は叫んだ。
「ふえ!ふえ!ふぃーろ!」
「はぐたん」
「フィーロちゃん!」
「頑張って!」
ハリーに抱かれていたはぐたんがフィーロを応援し始めた。それに続くかのようにみんなも応援し始めた。
そしてフィーロは魔法の発動に入った。
「遅い」
「でも、負けない!」
フィーロは勢いよく跳び、手に魔力を込め、フィトリアに向かった。着けていた手袋が破れ、爪のようなものになった。
「スパイラル・ストライク!」
フィトリアに攻撃するも彼女も障壁を張り、フィーロの攻撃を防ぐ。それでもフィーロは攻撃した。
そして
パリィィィン!
障壁が粉々になり、フィーロの攻撃がフィトリアの頬に掠った。フィーロはその勢いで地面に突っ込んでしまった。
「ナオフミ様!フィーロが魔法であんな攻撃を!」
「あぁ」
「あいつ」
「フィーロちゃん」
これにはみんな驚いていた。
「フィーロは……はぁ、はぁ」
フィーロはなんとか立ち上がり、歩き出すが、もう限界のようだ。
「負けない……ご主人様、フィーロもっと強くなるから。ご主人様も、メルちゃんも、ラフタリアお姉ちゃんも、あきらお姉ちゃんプリキュアのみんなも、ジャグラーお兄ちゃんも。みんな守れるくらい強くなるから」
「うん」
フィーロはとうとう膝をつく。
「だから絶対に負けない」
「もういいよフィーロ。貴女の勝ち」
フィーロが勝った。
「えっ?」
「メルたんも解放する。よく頑張った」
結界は解除され、メルティも解放された。
「フィーロちゃん!」
メルティは泣きながらフィーロに抱きついた。
「メルちゃん」
そこに尚文達も来た。
「あっ、ご主人様……フィーロ勝ったよ」
「あぁ、凄いぞフィーロ」
尚文はフィーロを褒め称えた。他のみんなも彼女褒め称えた。
「フィーロちゃん」
「ゆりお姉ちゃん」
ゆりはフィーロに近くと彼女を撫でた。
「よく頑張ったわ。偉いよ」
「えへへ」
如何でしたか?
コロナの脅威で大変ですが、頑張りましょう!