三勇教教皇との激しい戦いは、尚文の呪いの盾の力により教皇は倒された。しかし、その代償として尚文は倒れてしまう。果たして尚文は無事なのだろうか?
尚文SIDE
なんだ どうした?
何を慌てているんだ?
俺は大丈ぶー……
あぁこれが……
呪いの代償なのかー!?
俺は……どうなってしまうんだ?
「はっ!?」
目を覚ますと知らないとこに。どこだ?ここは?ラフタリア達は?
「おぉ!目、覚めたか!」
「っ!?」
俺の目の前に白い作業着を着た黄色い髪のおっさんが、誰だ?
「女王様!目覚めました!」
っ!?女王様!?
「そうですか。ブンビー彼女達を」
「はっ!」
女王に言われてブンビーと言われたおっさんは出て行った。そして女王は俺の近くに。
この女が女王
「お前には色々と聞きたい事があったんだ」
「その前に彼女達の到着を「お連れしました!」」
大きく扉が開かれた。そこにさっき出て行ったブンビーが戻って来た。
「ご苦労です。通しなさい」
「はっ!どうぞこち「ナオフミ様!」」
ブンビーを遮って誰か部屋に入って来た。あっ
「ラフタリア」
「ナオフミ様!」
ラフタリアが泣きながら俺のところに
「良かったです!一時はどうなるかと!」
「すまなかった」
「ご主人様」
「フィーロ」
「ご主人様!」
今度はフィーロが入って来てこっちに来た。
「よしよし」
「うぅぅ〜ご主人様!」
「尚文」
「あきら、ジャグラー、メルティ」
あきら、ジャグラー、メルティが入って来た。
「尚文!」
「この野郎、どれだけ心配させれば気が済むんだ!」
「本当よ!」
「済まん」
「全くだわ」
「ゆかり、みんな」
ゆかりも入って来た。それに続いてみんな入って来た。
「尚文さん!」
えみるが泣きながらこっちに来た。
「えみる」
「彼女、貴方が倒れた時ずっと泣いていたのです」
「そうだったのか、悪りぃな」
俺はそう言ってえみるの頭を撫でた。
「まぁ、これでやっと全員揃ったね。女王」
「はい。皆さんお下がりください。それとブンビー分かっていますね?」
「ははぁ!」
「では皆さんに」
「はっ!」
ブンビーや他のみんなが出て行った。今この場にいるのは俺や俺の仲間と女王だ。
「では始めましょうか」
「あぁ、あれからどうなった?三勇教は?」
「壊滅いたしました」
「即答だな」
「正確に申せば時期に壊滅するよう手を回しております。以前より教皇とその周辺の動きには目に余るものがございました。国中の影とシズカの力を使いながら根回ししずっとこの機会を狙っていたのです」
盾やあきら達の活躍が三勇教へのダメージになったと影は言っていたが
「三勇教撲滅のプロパガンダに丁度良かったようだな」
「それにしてもシズカちゃんもやっていたのね」
「はい、困っていた彼女を我々が保護し、協力するよう頼みました。彼女の働きぶりには大変感謝しています。ただ……」
「ただ?」
「たまにサボるわ悪さもしているようで、手を焼いているのです」
何やってるんだそのシズカって奴
「これで我が国は三勇教を廃し、四聖教を国教とする事をお約束致します」
「四聖教?」
「四聖勇者を平等に信仰する宗教です。シルトヴェルトという国をご存知ですか?」
「はい、亜人の国と聞いています」
「彼の国は亜人絶対主義、人間を奴隷として扱い盾教を信仰しております」
ちょっと待てそれって
「この国と真逆じゃないか」
「左様です。人間と亜人の争いの歴史の中で四聖教は二つに分かれてしまったのです」
「どこの世界にも争いはあるのね」
俺はそれを聞いて思わず手を強く握り締めた。もし
「シルトヴェルトに召喚されたら違っていただろうな」
「そこです」
尚文SIDE OUT
「世界が終焉に向かっているなら国同士で争っている場合ではございません。各国の王が集まり話し合いの席がもたれ私も出席致しました」
「どんな事を?」
「まず勇者を召喚する優先順位を各国で取り決めました。勇者の召喚は聖遺物の破片を使って行い、一人ずつ召喚を行わねばならないからです」
「ちょっと待て、俺達は四人一緒だったぞ!?」
尚文は声を挙げた。召喚された時四人一緒だったからだ。
「どういう事ですか?一人ずつ召喚する筈だったのに四人一緒なのは?」
かれんは一人ずつ召喚を行うのに四人一緒になった理由を女王に質問した。
「勇者召喚は大変難しい儀式の筈でした。失敗する事も珍しくありません」
「だというのに……」
「女王様?」
「母上?」
「こともあろうにあの三勇教は……!!各国との取り決めを無視し!!!四聖召喚を成功させてしまったのです!!!!」
女王は怒り叫んだ。今回の四聖召喚は三勇教による独断によるものだった。女王の叫びにこの場にいたみんなは目を見開き驚いた。
「失礼致しました。例え我が国に非があったとしてもそれを皮切りに戦争になってしまっては元も子もありません。その為に今日まで尽力してまいりました」
「女王様」
「母上」
「あの質問いいでしょうか?」
「まりあ?」
「尚文や他の勇者は勇者召喚でこの世界に来たんですよね?」
「はい」
「なら私達は何故この世界に来てしまったのですか?何か勇者召喚みたいなのが行われたのですか?」
まりあは女王に何故自分達がこの世界に来てしまったのか女王に聞いた。尚文は勇者召喚によって来たのは分かるが、ジャグラーやあきら達は何故この世界に来てしまったのかと。
「分かりません」
「分からない?」
「はい、どの国でも勇者召喚のような事はしていないと影から報告がありました」
「そうですか」
「これは私のお考えですが、勇者召喚を行った際何らかの不具合が起きたのではないかと」
あきらやジャグラーがこの世界に来てしまった原因は女王にも分からなかった。女王は勇者召喚を行った時に不具合が起きたのではと考えている。
「不具合って、じゃあ、あきらやジャグラーが来たのって俺の」
「別にあんたのせいじゃないよ。それにまだそうと決まった訳じゃないし」
「そうよ。悪いのは勝手にやった三勇教よ」
「それにあの王も絶対絡んでる可能性があるわ」
「そうですナオフミ様決して貴方に非はありません」
尚文はあきらやジャグラーがこの世界に来てしまったのは自分のせいだと罪悪感を持ったがアコ、ゆかり、ゆり、ラフタリアが尚文のせいではないと言った。
「イワタニ様、プリキュアの皆様」
すると女王が頭を下げる。
「これまでイワタニ様が受けた被害の責任は全て私にあります。その上で虫のいい話だという事は重々承知しております。ですが今となっては貴方様にこの国に留まっていただきお力添えをしていただくしかこの国の未来はありません」
「尚文が他の国行けば戦争に?」
「残念ながら」
「だったら私達がシルトヴェルトに行けば」
「申し上げにくい事ですが、連綿と積み重ねられてきたいさかいの歴史と感情はそのような事で止められる程簡単なものではございません」
せつなは自分達がシルトヴェルトに行って戦争をやめさせようと言ったが、女王はそれは不可能だと言った。
「そしてもう一つ、差し出がましい事とは存じてますが、我が国のイワタニ様への対応は恥ずかしながら他国に知れ渡っております。方便ではイワタニ様は我が国の膿を取り去る為に働いておられると申しておりましたが、膿とはどこの国にもあるのでございます」
「シルトヴェルトへ行けば金銀や女性に困る事はないでしょう。あなた様の為に命を投げうつ者も大勢いるでしょう。ですが、あなた様に権力が集まれば集まる程それを利用する者または妬む者が出てくるものでございます」
「そう言ってお前も俺や俺の仲間を利用しようとしている権力者じゃないのか?」
「ナオフミ様!」
「母上に向かって」
「メルティ」
「母上」
「否定致しません」
「女王様」
「やけに素直だな」
「偽りない姿をお見せしなければ信じていただけないでしょうから。改めてお願い致します。我が国の為どうかお力をお貸しください。これまでのような不遇な扱いはこの私の名において必ず阻止致します」
「女王様」
女王の誠意のある言葉を聞き、尚文達は互いを見て頷く。
「よし、女王様そろそろ」
「はい、参りましょう」
「はい」
そう言うと全員部屋を出る。出る時あきらとかれんは何か連絡をする。
「待ってなさい、屑王、馬鹿王女あんた達の好き放題もここまでだから」
如何でしたか?
ブンビーさん登場です!
次回、遂に王と王女が!
お楽しみに!