なんとか年内に間に合いました。今年最後の投稿です。
あきらSIDE
「いやー、前から先輩が話していたので一度会ってみたいと思っていたんですよ」
「へぇー」
私は今なおちゃんと食事しながらお話しをしている。あいつのバイト先の後輩って聞いていたけど。
「グッズとか集めているんですよね。私もなんですよ」
「ふーん」
この娘スキンシップ激しいみたいだけど、あんなの見せられたらね。
『ジャグラー』
『あきら』
ジャグラーとあきらが抱き合う。
って!?何想像してるの私!?あいつはただの幼馴染み!別にそういうのは!
「どうしたんですか?」
「っ!?いや何も」
「ところで好きなプリキュアは?ライダーは?戦隊は?ウルトラ戦士は?」
「えっ、えっと……ブロッサム、龍騎、シンケンジャー、オーブ」
「へぇー」
「ちょっとしつこいんだけど!!」
「「っ!?」」
声が聞こえて振り向いてみた。
「いいじゃないですか。どうかご一緒に」
元康がゾンネットをナンパしていた。
「あの馬鹿」
本当懲りない男だね。私は止めようと歩き出す。
「ん?」
足に何か当たる。
「サッカーボール?」
手に取ってみるとサッカーボールだった。
何でこんなとこにサッカーボールが?
「マジマジ」
「「っ!?」」
えっ?何今の?
「ねぇ、今このボールから……」
「き、気のせいじゃないの?」
「マジマジ」
「「っ!?」」
やっぱり気のせいじゃない!このサッカーボールからだ!するとサッカーボールが私の手から離れ、跳んだ。
「マジマジ!」
サッカーボールが紫色のアルマジロになった。この子って
「「ガオマジロ!」」
ガオレンジャーのパワーアニマルの一体ガオマジロだった。
「何でガオマジロが?」
「マジマジ!」
「そう言うことね!」
「えっ?なお?」
「いくよ!ガオマジロ!」
「マジマジ!」
ガオマジロとなおが一緒に走り出す。
「女に嫌な事をするなんて……この最低男!!」
「へっ?」
「強蹴一閃ライノシュート!なおちゃんバージョン!」
「ぶへぇ!」
ガオマジロを蹴って馬鹿に直撃した。それにしても痛そう。馬鹿はそのまま倒れて気絶した。
「よっ、ほっ、ゴール!」
リフティングまでしだした。なおがガオキングストライカーに見えてきた。
「うおぉぉ!今の見たがね!」
「うむ、見事だ!」
バイクルとウォルターが興奮している。
「其方に感謝します」
ゾンネットがなおに礼を言うと、頬にキスまでした。
「まぁ、いいか」
そう言い、私はなおちゃんに向かって親指を立てた。なおもこちらに気づき、同様に親指を立てた。
あきらSIDE OUT
数時間後
「ねぇ、今から何が始まるの?」
「それは見てのお楽しみよ」
「「??」」
ゆかりの言った事になおとひかるは?を浮かべる。するとミレリアとメルティが現れる。
「誰?」
「あの人はミレリアとメルティよ。女王と王女よ」
「キラやば〜⭐︎」
ひかるはミレリアとメルティを見て目を輝く
「皆様よくおいでくださりました。。この宴は此度の事件に際し尽力くださった方々への感謝の宴でございます。さて宴の途中ではありますが、この場を借りて皆様にご報告がございます。彼の者をここへ」
そこにオルトクレイとマルティが騎士と共に現れた。
「誰あの人達?」
「元王と元王女よ。あの王女の旦那さんと娘さんよ」
「元?」
「今回あった事件の張本人達よ。混乱を招いて、さらに尚文に無実の罪を着せたのよ」
「最低だね」
「本当。あの爺さん見た感じ最悪だし、あの女も漫画やゲームに出てきそうな悪役令嬢っぽいし」
オルトクレイとマルティを見たひかるとなおはそれぞれそう言った。
「混乱を招いた罰として今よりこの者達から王族の身分を剥奪し……」
「元国王オルトクレイを『クズ』元王女マルティを『ビッチ』とその名を永久に改める事と致します!!さらに誤った名を口にする者には厳罰を設ける事に致しました」
二人の罰は王族の身分を剥奪と名前の改名だった。
「それだけ?」
「まぁ、本当は死刑にしようとしたんだけど、こういうことに」
「そういえばビッチには冒険者としての偽名がありましたね。そちらはどう致しましょう?」
尚文とジャグラーが顔見合わせ、同時に口開く。
「「アバズレ」」
「「「「「「「「「「「「「ブフッ!」」」」」」」」」」」」」
プリキュア勢が一斉に吹き出し、笑いを堪える。
「この……ゆっ、許さんぞ盾ぇぇ!!」
クズが尚文に襲いかかろうとする。
「ぐお!」
しかし突然クズが苦しみだした。首を絞められたかのように。
するとクズの後ろにカメレオンのようなモンスターが舌を伸ばしてクズの首を絞めていた。
「あれはバイオグリーザ」
仮面ライダー龍騎のベルデの契約モンスターバイオグリーザだった。
なおは持っているカードを見せた。なおはクズの前に出る。
「バイオグリーザ、もういいよ」
なおがそう言うとバイオグリーザは舌を引っ込めた。
「ゲホ!ゲホ!貴様!」
「いい歳したおっさんと女が何をしてるの?こんなとこでさらに醜態を晒す気、いっぱい迷惑をかけてこのクズ、ビッチ!恥を知りなさい!!」
「う……っぐぐっ」
「こっこんな辱め許せない、殺す……隙あらば殺してやるわ!」
「やれるもんならやってみろ、奴隷紋の制約でそれこそ死ぬぞ」
「せっかく死刑にならずに済んだのにな。ハハハ!」
「そうですよビッチ貴女は復讐は復讐を生むと言いましたよね?まずは自分でなさい」
「自業自得ですよね」
「あぁ俺もそう思う」
見ている樹と練もそう言う。隣には元康もいるが、なおに蹴られたせいか頬が腫れていた。
「酷い罰ではありますがいい落としどころだと思います」
「おっ……俺は……どんな事があっても信じてる!マイ……っ!?」
元康がマインの名前を言おうとしたが、ミレリアに睨まれる。
「あっ、ア……」
「アバズレ!!!」
「……っ〜〜〜つ」
アバズレは顔が赤くなってしまった。
「うふふ」
ゆかりがアバズレに近づく。
「ア・バ・ズ・レ」
ゆかりが耳元で呟くとさらに顔を赤くする。
「うふふ!面白いわ!」
「あばじゅれ」
「っ!?」
「あぁ、はぐたんそんな言葉言っちゃ、めっ!です」
ルールーが抱いていたはぐたんにまで言われ、ますます顔を赤くした
「あらあら赤ちゃんにまでいい気味ね」
「ようやく分かりましたか?あなた方喉立場が?イワタニ様だけではありません。あなた方の愚行によって多くの民が苦しんだのです。王族であったプライドあるというのならせめてその気概をここで示ししなさい。目の前でその頭を下げ、改めて盾の勇者様にご尽力をお願いするのです」
「ん?」
「ビッチには奴隷紋がありますが、クズ自らその場に跪かなければ……これ以上恥を晒しないのであれば分かっていますよね?」
「ぐっ……ぐうううぅ」
「ゔゔゔ……」
クズとビッチが尚文に向かって土下座し出す。
「「おっお願いします……っ。こっこれまでの事水に流してどうかこの国を世界をお救いください。盾の勇者様」
『うおぉぉーー!!』
周りから歓声が挙がった。
「俺を利用したな?」
「何のことでしょう?」
現在尚文達はミレリアとメルティと一緒にいる。
「まぁ自分の身内を裁くんだ。やり過ぎくらいがちょうどいいんだろうが……それでも死刑よりはマシだってな」
「イワタニ様には敵いませんね」
ミレリアは笑みを浮かべる。
「ですが嘘ではございません。あの二人には常時見張りをつけ、次に何かあった時には処刑も辞しません」
「当たり前だ!」
「でもあの土下座は良かったな!ハハハ!」
「確かに!」
「ジャグラーさん、ナオフミ様悪い顔になってますよ」
「まだ宴は続きますが、勇者様方には別の席もご用意しております」
「えぇ、徐々に厳しくなる波を乗り越える為もっと効率よくレベル上げをしていただける提案がございます」
「へぇ!それはいいな!」
「ねぇ、それ私も出席していい?」
ゆりがその席への参加を求めた。
「いいでしょう。正直貴女達プリキュアの事を私も聞きたいと思っていました。これはいい機会です、是非ご出席ください」
「ありがとうございます」
ゆりの出席が認められた。
「準備が整いましたらお声かけますので」
「あーっメルちゃんやっと見つけたーー!!」
フィーロがやって来た。
「メルちゃーん!!」
「フィーロちゃん」
「ねーねー!ここすっごく広いよ!また探検しよーよ!!」
メルティはちらっとミレリアを見た。
「構いませんよメルティ宴が終わればイワタニ様達はご出立されるのですから」
「んー?でもメルちゃんも一緒だもんねー?」
「フィーロちゃん私はもう一緒に旅は出来ないの」
「えっ」
「フィーロちゃん」
ゆりはフィーロのとこに行き、フィーロの視線に合わせる為しゃがむ。
「フィーロちゃん、彼女は次期女王なのよ。もう連れて行く事は出来ないのよ。彼女にはやらなければいけない事があるのよ」
その通りである。メルティはこの国の次期女王、彼女にはすべき事があるのだ
「ゆりさん……私、私は」
メルティが涙を流す。
「メルちゃんどうしたの!?どこか痛いの!?」
突然の事にフィーロはオロオロし出す。
「もう会えないの?」
「ううんまた会えるよ……フィーロちゃんが来てくれれば」
「やっ……やだ〜!!!メルちゃんと離れたくない!!ずうっとずうっと一緒だよぉ〜」
フィーロは泣き出し、メルティに抱きついた。
「フィーロ、メルティちゃんを困らせてはダメですよ」
「ラフタリアさん」
「フィーロよく聞いて、私には私にしか出来ない事があるの。フィーロちゃんにしか分かる?」
「うんたぶん」
「私今回の旅で痛感したの。この国にはまだまだいっぱい問題があるわ。それもナオフミ達には会わなければ実感する事もなかったかもしれない。ラフタリアさんの故郷での事母上に話しました。必ずこの国を人と亜人が仲良く暮らせる国にします。待っていてください!!」
「はいお願いします」
彼女は今回の旅で色々知ることが出来た。そしてそれを実感する事が出来た。今回の旅はメルティにとって良い経験になっただろう。
そしてメルティは尚文とあきらの方を向いた。
「本当に……本当に短い間だったのに……まるでずっと前から一緒に旅してたみたいだった……ナオフミ……あきら様」
「守ってくれてありがとう」
「メルちゃん」
「あきら様」
あきらはメルティに近づき、彼女の目線に合わせてしゃがむ。
「メルちゃん、離れてしまうけど、例えどんなに離れていても君は私達の仲間だよ」
「あきら様」
「メルちゃん手出して」
「えっ?はい」
メルティはそう言われ手を出す。あきらはエンゲージウィザードリングを取り出し、メルティの指にはめた。
「約束する。もしまた君に何かあったら必ず助ける。私やみんなは君の希望だ」
「希望」
「メルちゃん君も次期女王としてこの国の希望になれるように頑張るんだよ」
「あきら様」
メルティはまた涙を流し、あきらに抱きついた。
「メルちゃん」
「頑張ります。必ずこの国の希望になれるように」
それを聞いたあきらはメルティの頭を撫でた。
「それから私の事はメルティって呼んでください。ちゃん付けは」
「分かったよ。メルティ」
メルティはあきらから離れる。
「フィーロちゃん!!探検!!行くんでしょ!?」
「うっうん!!あっ、アコちゃん、亜久里ちゃん、えみるちゃんも行こう」
「仕方ないわね」
「はい」
「面白そうなのです!」
アコ、亜久里、えみるも一緒に探検に行ってしまった。
「何だあいつ?次期女王と言ってもまだ子供だな」
「そうですね。ですが少し安心しました。この国の未来も少し安心しました」
如何でしたか?
実は鬼滅の刃の影響で全集中の呼吸を使う主人公の二次小説を書こうか検討しています。自分の中では『ありふれた職業で異世界最強』で考えが出ている。