伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

84 / 114
遅くなりましたがこちらも今年初投稿です。


デリシャスパーティ♡プリキュア楽しみです!




第83話 ラルクとテリス!目覚めのローラ!

よぉ坊主!」

 

「来たな」

 

 翌日、尚文達はラルク達と会っていた。

 

「なんだなんだ?今日はどうした?俺らより早いとは……」

 

「待ってたんだよお前らを。テリス頼まれていたものできたぞ。ほら」

 

 尚文は赤い石がついたブレスレットを出し、テリスに渡した。

 

「へぇ……!これ坊主が作ったのか?」

 

「スターファイアって珍しい原石があったろ。ちょっと好奇心が疼いてな。気まぐれに作ったわりにはいい出来だ……」

 

『ぎょっ』

 

 突然テリスが涙を流し、泣き始めた。

 

「!?お、おい、なにかマズかったか……!?」

 

「これ……宝石が喜びに満ちている……ここまでの仕事をしてくれるなんて……」

 

「な……なんだよテリス。そんな泣くほどのこと……」

 

「まぁラルク分からないの!?まるで新たな世界が開かれるくらいの一品なのに……!?」

 

 テリスはラルクに詰め寄った。

 

「んな大げさな……」

 

「ナオフミさん!」

 

 テリスが今度は尚文の手を掴む。

 

「素晴らしい名工だわ!その才能を埋もれさせるのはいけないことよっ。全面的に応援させていただくわ!これからもお仕事続けてくださいね!!」

 

 テリスはキラキラした目で尚文を見た。それほど彼の腕に惚れたんだろう。

 

「……は、はぁ??」

 

「テリスがここまで目の色変えるなんて……坊主お前……っ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「実は名のある細工師だったのか!?」

 

「違う!!!」

 

 ラルクは尚文の事を細工師だと思った。それで盾の勇者に偽装しているとも思ってしまった。

 

「ったく….カンベンしてくれよ。それよりもさっさとアクセサリーの代金をだな……」

 

 尚文に言われ、テリスは袋を投げ渡す。

 

「おわっ」

 

 中には沢山の金が

 

「いっぱいあるのです!」

 

「でも、これはちょっと……」

 

「分かっているわ!こんなんじゃ全然足りないよね……ラルク!」

 

「ん?」

 

「あるでしょ?よこしなさい!!」

 

「は?あるってお前……ちょっ」

 

 テリスはラルクのあちこちを触り始めた。

 

「なぁテリス。俺はそこまで……」

 

「だめよ!ナオフミさん!ちゃんと正当な対価を受け取ってもらわないと……!」

 

 尚文がそう言うが、テリスは尚もラルクを触り、金を探す。

 

「さぁラルク!ほら!!」

 

「全財産出せってのかよ!?って待てよやめてってそこは……あっ」

 

「やめなさい」

 

「あう」

 

 ゆりがテリスの頭にチョップをし、テリスを止めた。

 

「テリス別にこれくらいで十分よ。もし、どうしてもって言うなら分割でいいから。尚文もそれでいい?」

 

「あぁ」

 

「分かったわ!」

 

 無事承諾された。

 

 

 

 

 

 

「……」

 

 あきらがどこか思いつめたような顔している。

 現在、彼らはラルクの案で一緒にレベル上げをする事になり、渡し舟でその場所に向かっている。因みに別々に乗っている。

 

「どうしたのあきら、そんな顔して?」

 

 隣に座っていたゆかりが尋ねる。

 

「ちょっとローラの事でね」

 

 

 昨日

 

 

「ローラ……何で彼女が?」

 

 あきらは眠っているローラに驚きを隠せなかった。

 

「今日、海でフィーロちゃんが見つけたらしいのよ。私も最初見た時は驚いたわ」

 

 ゆりが説明する。

 

「一応、応急処置とかはしたけど、まだ意識は戻っていないわ」

 

「それと私も泳いでいる時、これ見つけた」

 

 アコがある物を出す。

 

「マーメイドアクアポット」

 

 ローラが使うマーメイドアクアポットだった。

 

「ねぇ、それがあるって事は」

 

「はい、ここに」

 

 ルールーが何か抱いていた。

 

「くるるん〜!」

 

「くるるん!」

 

 妖精のくるるんだった。

 

「あら、可愛いわね」

 

「くるるん〜!」

 

 ゆかりに頭を撫でられ、気持ち良さそうになる。

 

 

 

 そして現在

 

「今日になってもまだ目覚めないし、ちょっと不安で」

 

「そうね」

 

「一応、ナッツやココ達が側にいるけど、念のため助っ人呼んどいたわ」

 

 前に座っていたかれんがGフォンとタドルクエストガシャットを出す。

 

 

 

 

 

 

「この子がローラ」

 

 ローラが眠っているベッドの側に一人の女性がいた。

 

「テトム、まだ彼女は目覚めない?」

 

 そこにまたもう一人女性が来た。

 ベッドの側にいたのは百獣戦隊ガオレンジャーのテトムだ。

 

「ポッピー。えぇ、未だに目覚めるような兆候はないです」

 

 もう一人は仮面ライダーエグゼイドのポッピーピポパポだ。

 

 

 

 

 

 

「さて、レベル上げの前に」

 

「始めますか」

 

 レベル上げをする場所に到着した尚文達。上陸と同時にあきら達は変身アイテムを出す。

 

 

「「キュアラモード! デコレーション!」」

 

「「プリキュア!オープンマイハート!」」

 

「レッツプレイ!プリキュア、モジュレーション!!」

 

「チェインジ・プリキュア、ビートアップ!」

 

「プリキュア!くるりんミラーチェーンジ!」

 

「プリキュア!ドレスアップ!」

 

「プリキュア・メタモルフォーゼ!」

 

「「ミライクリスタル!ハート、キラっと!」」

 

「プリキュア!スマイルチャージ!」

 

「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」

 

 

 

「チョコレート!」

 

「マカロン!」

 

「強さと!愛を!」

 

「美しさと!ときめきを!」

 

「「レッツ・ラ・まぜまぜ!」」

 

「きゅぴらっぱ〜!」

 

「「は〜ぎゅ〜〜!」」

 

「♪〜♫」

 

 

「キュアショコラ!できあがり!」

 

「キュアマカロン!できあがり!」

 

「月光に冴える一輪の花、キュアムーンライト!」

 

「大海原に舞う一輪の花、キュアオーシャン!」

 

「爪弾くは女神の調べ!キュアミューズ!!」

 

「真っ赤なハートは幸せのあかし!うれたてフレッシュ、キュアパッション!」

 

「夜空にきらめく希望の星!キュアテンダー!」

 

「愛の切り札!キュアエース!」

 

「知性の青き泉!キュアアクア!」

 

「「輝くミライを抱きしめて!!みんな大好き!愛のプリキュア!」」

 

「キュアマシェリー!」

 

「キュアアムール!」

 

「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」

 

「宇宙(そら)に輝くキラキラ星!キュアスター!」

 

 あきら達の変身が完了する。

 

「ヘェ〜こんな風なんだ」

 

「これがあきらさん達の正義の姿プリキュアです」

 

 ラルクとテリスにとってあきら達が変身するのを見るのは初めてである。ラフタリアも二人に説明する。

 

「でも、前見た時とは違うような」

 

「それは後で見せるよ」

 

 

 

 

「はぁ!」

 

「やぁ!」

 

 ラルクとラフタリアが見事な連携でカルマラビットファミリアを倒す。

 

「なかなかやるじゃねぇかっ。ラフタリア嬢ちゃん!」

 

「そちらこそ!」

 

「油断しないで!まだまだ来るよ!」

 

 ムーンライトがそう言うとスターカラーペンダントを出す。

 

 

 

「スターカラーペンダント!」

 

 スターカラーペンをスターカラーペンダントにセットする。

 

「カラーチャージ!」

 

「♩〜♫」

 

 

「夜空に輝く!神秘の月あかり!キュアムーンライトセレーネ!」

 

 セレーネにスタイルチェンジをする。

 

「ゆりさんが」

 

「あれは私達と同じプリキュアの力を使った姿よ」

 

「セレーネ・アロー!」

 

 セレーネ・アローでカルマラビットファミリアを倒す。

 

「キリがないわ」

 

「ごしゅじんさま〜まだまだいるよ〜」

 

 しかし、一向に減る様子がない。

 

「分かった!ザコを集める!みんな少し俺から離れていてくれ!」

 

「はい!」

 

「集める?そんなこと……」

 

 尚文の指示に従い、全員彼から離れる。

 

「ヘイトリアクション」

 

 尚文が魔法を唱えると魔物達が彼に集まってきた。

 

「さぁ、ナオフミ様が引き付けている間に」

 

「ちょっと待って!」

 

 攻撃をしようとした時、テリスが止めた。

 

「ここは私に任せてもらえない?」

 

 するとテリスの腕輪の石が輝き始めた。

 

「遍く宝石の力よ。私の求めに応じ顕現せよ。私の名はテリス=アレキサンドライト。仲間たちよ彼の者を討ち滅ぼす力となれ!」

 

 

「輝石・紅玉炎!!!」

 

 テリスが呪文を唱えると尚文の周りが火の海となった。

 

「ヒィィィー!!これでは尚文さんが丸焦げになってしまうのです!かくなる上は」

 

「いえ、待ってください」

 

 マシェリは尚文の周りの炎を見て、ルーブジャイロを出すが、アムールが止める。

 

「あれを」

 

 全員が見る。

 

「えっ」

 

「マジかよ」

 

「燃えているのは魔物だけです」

 

 なんと尚文にはなんともなく、魔物だけが燃えていた。

 

「さぁっ止めは任せたわよ!」

 

「よし!折角面白いものを見せてくれたんだ。こっちもいくよ!」

 

「では私から!」

 

 エースが構える。

 

「変……身!」

 

 ポーズを取るとベルトが巻かれ、肘や膝などに装備が備え付けられる。

 

「キュアエースZX!」

 

 

 

「「オレ色に染め上げろ!ルーブ!!」」

 

 マシェリとアムールがルーブジャイロを出す。

 

「「セレクト、クリスタル!」」

 

 

【ウルトラマンタロウ!】【ウルトラマンギンガ!】

 

「まとうは火!紅蓮の炎!」

 

「まとうは水!紺碧の海!」

 

 

【ウルトラマンロッソ・フレイム!】【ウルトラマンブル・アクア!】

 

「キュアマシェリロッソ フレイム!」

 

「キュアアムールブル アクア!」

 

 マシェリとアムールがロッソとブルにスタイルチェンジをする。

 

 

「さぁ、いくわよ!」

 

 マカロンの手にはコマンドボイサーがあった。

 

「超重甲!」

 

 マカロンの衣装がメタリックな紫色になり、頭部には角のようなのが装着され、右太腿にはインプットカードガンが装備される。

 

「ビーファイターキュアマカロン・テントウ!」

 

 

「いくよ!」

 

ショコラ、アクア、マーチ、ミューズ、スターの手にはテクノブレスが巻かれていた。

 

「「「「「バイオマン!」」」」」

 

 五人にベルトが巻かれ、頭部には超電子頭脳が装着された。

 

「ワン!」

 

「ツー!」

 

「スリー!」

 

「フォー!」

 

「ファイブ!」

 

「超電子!」

 

「「「「「バイオマン!」」」」」

 

 

BGM:超電子バイオマン

 

「これは!」

 

「おいおいマジかよ」

 

「これこそ人々の自由と平和を守って戦った戦士達の力です」

 

 テリスとラルクはショコラ達の姿に驚き、その二人にテンダーが説明する。

 

「フィニッシュウェポン!テントウスピア!」

 

 マカロンはビーファイターテントウのフィニッシュウェポンであるテントウスピアを出す。

 

「トォー!プリキュア・ゼクロスキック!」

 

「いて座!セレーネ・アロー!」

 

『『プリキュア』』

『フレイム』『アクア』

『『ハイブリッドシュート!!』』

 

「プリキュア・クロスウェイスライサー!」

 

「「「「「プリキュア・スーパーエレクトロン!」」」」」

 

 技を喰らい、カルマラビットを倒した。

 

「凄ェ」

 

「なんて力なの」

 

 これにはラルクとテリスは感嘆とする。

 

「ふぅー」

 

「凄ェじゃねぇか!」

 

 ラルクがショコラ達を称賛する。

 

「ありがとう。でも、君たちも凄いじゃない。尚文に傷一つつけないなんて」

 

「テリスの魔法が仲間を傷つけるワケないだろ。紅玉炎であの威力……本当この腕輪は全財産出しても釣り合わねぇぜ」

 

「待てよ俺が作ったのはただの……」

 

「私の魔法は宝石とと力を合わせて放つの。この子も言ってるわ“ありがとう„って」

 

『なんかウィザードと似ている』

 

 ショコラはテリスの力をウィザードと似ていると思った。

 

「んじゃまぁ、この獲物半分いただくぜ」

 

 ラルクが魔物に向けて斧を出すと、その魔物が斧に吸収された。まるで尚文の盾のように。

 これには全員驚く。

 

 

 

 

数日後

 

「うーん」

 

 あきらが何故か難しい顔をしていた。

 

「どうしたのそんな難しい顔して」

 

「いや、ここ最近ラルク達を見ないなと思って」

 

 あの一緒にレベル上げをした日以降ラルクとテリスにあまり遭遇しなくなったのだ。

 

「そういえばそうね」

 

「……」

 

 そんな中ゆりは何か考えていた。

 

『あのラルクが使っていた斧、まるで尚文の盾みたいだった。でも、彼は勇者でもない。他に勇者でもいたっていうのかしら?前にダークプリキュアがあの二人には警戒した方がいいと忠告はされたけど……』

 

 ゆりはラルクの事について考えていた。

 

「ゆり、そんな顔しないの」

 

 そんなゆりのほっぺをももかツンツンと突く。

 

「ももか、突かないで」

 

「うふふ」

 

 

 

「みんな!」

 

 突然テトムが声を上げた。

 

「テトム?」

 

「どうしたんですか?」

 

 

「ローラちゃんが目を覚ましたの!」

 

 それを聞いた全員はローラが眠る部屋へ。

 

 

 

 

「ローラ!」

 

 全員が見るとそこには起き上がっているローラがいた。

 

「あれ?剣城あきら?それに……」

 

 ローラが辺りを見渡す。

 

「ここは?」

 

「宿だ。お前海で倒れていたのをフィーロが見つけたんだ」

 

「フィーロ?」

 

「あぁ」

 

 そう言うと尚文がフィーロを手招きする。

 

「貴女がフィーロ?」

 

「うん!フィーロだよ!ローラお姉ちゃん!」

 

「そう。助けてくれてありがとう」

 

「あ!」

 

「ん?」

 

「ローラお姉ちゃんの声、フィーロと一緒!」

 

「えっ?」

 

「そういえば」

 

「なんか似てるよね」

 

「なんか違和感ないのです」

 

 周りがローラとフィーロの声が同じ事に驚きを隠せなかった。

 

「ところで何で海に?」

 

 今度はあきらがローラに質問する。

 

「私も分からないの。部屋で寝ていたはずなのに目が覚めると海の中にいて、姿も変わってて。デンライナーが見えてその後を追ってたら意識が」

 

「姿が変わって……まさか」

 

 あきらはローラが自分達と同じように姿が変わった者と推測した。

 

「ねぇ、何か他に名前ある?本当の名前とか」

 

「名前?…… 園部……加奈」

 

「園部加奈?」

 

「園部って確か?ゆかりの」

 

 ローラの口から出てきたのはゆかりの本当の名前の苗字だった。

 

「……ねぇ、園部雪奈に聞き覚えは」

 

「っ!?お姉ちゃん!お姉ちゃんを知ってるの!」

 

 ローラが大声を出し、あきらの肩を掴む。

 

 

 ガタ!

 

 突然、ゆかりが座り込んだ。ただ、彼女の目はどこか泳いでいた。

 

「ゆかり?」

 

 

 

 

「……何で?……何で貴女がここにいるの!!」

 




如何でしたか?

2022年もこの作品をよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。