伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

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トロプリ一年間ありがとうございました!

いよいよデリシャスパーティ♡プリキュアです!




第84話 ゆかりの過去

「ゆかりさん?……もしかして……お姉ちゃんなの?」

 

 じっとゆかりを見つめるローラ、そのゆかりはどこか彼女を怖がるかのように見ていた。

 

「お姉ちゃん!あた!」

 

 勢いよくベッドから出るローラだったが、下半身が魚のため転んでしまう。

 

「痛た」

 

「大丈夫ですか?」

 

「ローラお姉ちゃん」

 

 ラフタリアとフィーロが心配する。

 

「そういえばこの状態だったっけ」

 

 その時、不思議な事が起こった。

 

 魚だったローラの下半身が人間の足に変わったである。

 

「はぁ!?」

 

「えぇ!?」

 

「ローラお姉ちゃんの足が変わった!」

 

 これには尚文、ラフタリア、フィーロも驚かざるを得ない。

 そのローラは立ち上がり、ゆかりのとこへ。

 

「お姉ちゃん」

 

 ゆかりに手を伸ばす。

 

 

 

 

 

 パァン!

 

 

「っ!?」

 

 手は打ち払われしまった。

 

「ごめん。私もう寝るね」

 

 ゆかりは立ち上がるとそのままベッドに向かい、眠ってしまった。

 

「お姉ちゃん」

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

「……」

 

 翌朝、外でゆかりは海の方をじっと見ていた。

 

「ゆかり」

 

 そこにあきら、ゆり、ももか、せつな、ジャグラーが来る。

 

「貴方達」

 

「ねぇ、ゆかり。妹さんと何があったの?貴女の家で見かけた時、貴女気まずそうにしていたけど」

 

「そうだよ。それに今まで妹がいたなんて何で隠していたの?」

 

 ゆかりと同じ高校で過ごしてきたせつなは妹の存在を知っていたが、他の皆は知らなかった。

 

「別に。妹がいるなんてそんな大した事ではなかったから」

 

「大した事ないって」

 

「そうよ。一体何があったの?喧嘩?私もえりかと喧嘩することあったから、それなりに聞くけど」

 

「……仕方ないね。こうなってしまった以上話すしかないね」

 

 ももかにそう言われ話すことにした。

 

 

ゆかりSIDE

 

 あれは中学の頃だった。

 

 その頃の私は

 

 

 

「オタク女!」

 

「またああいうのを見たのか」

 

 

 そう所謂いじめに遭っていた。

 

「よう犯罪者、もう出所してきたのか?」

 

「というか何で学校に来てるの?」

 

「お前なんか頑張っても無駄なんだよ。どうせオタクだから」

 

 この男女三人組によって私は今のような状況になっている。私が特撮とかが大好きだったのが原因でターゲットになった。オタク=犯罪者なのか犯罪者とまで呼ばれてしまった。

 無視して自分の机に向かう。

 

「無視してんじゃね!」

 

 向かう途中に転ばされてしまい、笑い者にされる。こういう事が毎日のように行われた。

 

「「……」」

 

 私を見ている女子二人、前まで一緒に特撮やプリキュアの話をしたりしていた親友だった。被害を受けたくなかったのか私から離れてしまった。

 

 

 そうした毎日を送っていた。

 

 私は誰にも心配かけたくないと両親には相談しなかった。先生に一度だけ相談した。

 けど……

 

 

「君がそういうのを見なければいいだけだろ。第一もうそういうのを見る年頃じゃないだろ。いい加減大人になれ」

 

 なんて言われてしまった。

 

 結局何も出来ないでいた。

 

「お姉ちゃん」

 

「何、加奈?」

 

「歌って!」

 

「いいよ」

 

 私はよく加奈に歌を聴かせてあげた。なんでも妹は私の歌が大好きだと。

 

「♪〜♫」

 

 

 そんなある休日

 

 その日は妹と一緒に外出していた。

 

「おっ!オタク女じゃねぇか!」

 

 前からあの三人組がやってきた。

 

「何だ?小さな女の子を連れて、とうとう誘拐でもした?」

 

 私は加奈を見て、彼女の手を握り、そのまま去ろうとした。

 

「無視してんじゃね!」

 

 しかし、肩を掴まれてそのまま殴られてしまった。

 

「お姉ちゃん!」

 

「おいおい倒れてんじゃね!」

 

「ぐふっ!?」

 

 腹を蹴られてしまう。

 

「やめて!お姉ちゃんをいじめないで!」

 

「邪魔なんだよ!ちび!」

 

 加奈が押されてしまい、道路に出てしまった。

 

 

 キキキィィィィィィーー!!

 

 その時、私は見てしまった。

 

 

 

 

 

 倒れている原付バイク

 

 

 

 

 血を流しながら倒れている妹の姿

 

 

「おいおい」

 

「ちょっとまずいんじゃ」

 

「あ、あぁ」

 

 三人組はその場から逃走してしまった。私はそれよりも加奈の事が気になって仕方なかった。

 

「あ、あぁ……加奈……加奈!」

 

 

 

 

 

 

「う、うぅ〜加奈」

 

 私は病院で何度も泣いた。あの後、通行人が救急車を呼んでくれた。加奈は足や手の骨を折るなどの怪我を負った。幸い、命に別状はないらしい。ただ、顔に傷跡が残ってしまうらしい。

 両親に何があったのかを話し、この時、私がいじめられている事を話した。この事はすぐに学校にも伝わって、三人組はいつの間にか学校からいなくなっていた。担任も変わった。

 

 それで私はというと

 

「離れたくせに、今更なによ!」

 

 あの女子二人がまた私と話そうと言ってきたけど、私は拒否した。それ以降、誰も信じられなくなり、私は誰とも関らず、中学三年間はずっと一人で過ごしてきた。

 

 また

 

「お姉ちゃん、私も行く」

 

 妹が私と出かけたいと言ってきた。でも、どうしてもあの時の事を思い出してしまい、

 

「来なくていいよ」

 

「えっ?」

 

「来なくていい!」

 

 妹とはあれ以降、話したりする事もなくなった。私といればまた傷つけてしまう。そう感じてしまった。

 

ゆかりSIDE OUT

 

 

 そして現在

 

 

「その後、高校でせつな……唯に会って、少しずつ人と関われるようになった。加奈ともう一度あの頃みたいになろうとしたけど、どうしてもあの時の思い出してだめだった。そして逃げるかのように地元じゃない大学を受けて家を出た」

 

「「「「「」」」」

 

 聞いた五人はどこか暗い雰囲気を出していた。

 

「だから、怖かった!加奈がこの世界に来てしまったのも、私のせいじゃないかって!それで傷ついてしまうんじゃないかって!」

 

「ゆかり」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……お姉ちゃん」

 

「……」

 

 どこか苦しそうな表情をするローラと暗い表情のまりあ。どうやら隠れて聞いていたようだ。

 

 

 

【♪〜♫】

 

「ん?」

 

 あきらはGフォンが鳴っているのに気づき、出る。

 

「もしもし」

 

『あきら、私』

 

「アコか。どうしたの?」

 

『尚文から報告よ!あれが見つかったって』

 

「見つかって何が?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『龍刻の砂時計』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたか?

ゆかり(雪奈)の過去でした。


そして海上での戦いが近づいています。
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