伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

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遅くなってしまいました。なかなか書く時間がなかったので。

キングオージャーがスタートしました。これからの活躍に期待です!

そして次回にはあれを出そうと思います。詳しくは後書きで。


第97話 来てしまった父と母

 物資の供給で王都を訪れたえみる、ルールー、まりあ。そこで二人の人物と会う。なんとその二人はウルトラマントリガーのイグニス、HUGっとプリキュアのキュアエール・野乃はなだった。倒れていた二人を村に連れ、治療を施す。と、ここでルールーが二人はえみると自身の両親であることを言い放った。

 

 

 

「両親だと」

 

「まさか」

 

 ルールーの両親という発言に周りの皆は驚きを隠せなかった。特にえみるは目を泳がす。

 

「お姉ちゃん、本当なのですか?」

 

「はい」

 

「なぁ、さっきから何なんだ?俺が君たちの両親?」

 

 イグニスもこの状況に動揺する。

 

「お父さん、私です。今はルールー・アムールの姿ですけど、貴方の娘の桜木真希です。そしてここにいる愛咲えみるは幸恵です」

 

 ルールーの言った事にイグニスは目を見開き、二人を見る。

 

「二人が真希と幸恵?何の冗談を」

 

「本当です。ご飯の時、よくお父さんのおかずを取ったりしていた真希です」

 

「お前そんな事してたのか?意地汚ねぇな」

 

 ルールーの意地汚さに呆れる尚文だった。

 

「君たち本当に真希と幸恵なのか?」

 

 イグニスの問いにルールーとえみるは頷く。それを見たイグニスは二人を抱きしめて涙を流す。

 

「良かった、良かった。無事で良かった。やっと会えた」

 

 イグニスは泣きながら喜んだ。ルールー、えみるも同様に泣き出す。あきら達も感動のあまり涙を流す。

 

 

 

 

 

「そうか。そんな事が」

 

 泣き止んだ後、尚文達は今まで何があったのかをイグニスに話をした。災厄の波の事など。

 

「尚文君、みんなも娘の事をありがとう」

 

「いや、この二人にはこっちも助けられてるし、感謝している」

 

「えへへ」

 

 尚文に頭を撫でられて嬉しくなるえみる。それを見てイグニスも嬉しくなる。

 

「ところで何でこの世界に?」

 

 ルールーはイグニスに問う。何故この世界に来てしまったのかを。

 

「数ヶ月くらい前、この二人が突然行方不明になってしまって、俺と妻は探したんだけど、見つからなかった。不安だったし、それにニュースで大学生が何人かが突然失踪してしまう事件を思い出してしまってな」

 

 イグニスの話を聞いてあきらやゆかりは大学生に失踪について自分たちのことではないかと推測した。

 

「行方不明になってから妻は元気をなくして、食事すらまともに喉を通らない日々が続いた。そしてある日また探していたら」

 

「この世界に来てしまったと」

 

「あぁ、訳も分からなかった。こんな世界に来て、挙げ句の果てに妻も俺も姿が変わって」

 

 イグニスは眠っているはなを見る。それを見たえみるはイグニスの手を握る。

 

「でも、もう大丈夫なのです。お父さんもお母さんもみんなと一緒なのです!」

 

 イグニスはえみる、ルール、あきら、尚文、ラフタリア、フィーロと周りの人達を見て、笑みを浮かべた。

 

「よしルールー、えみる。二人をお前らのとこに居させる。あと案内などしてやれ」

 

「了解なのです!」

 

「分かりました」

 

「それとヌメリー。奥さんをしばらく頼める?」

 

「えぇ、いいわよ」

 

「よし。それじゃ色々あったが、各自解散して自分たちのやる事をやれ」

 

 尚文の指示を聞いて、全員解散する。はなはこの施設で預けさせてもらう事になった。

 ルールー、えみるはイグニスに村を案内したりした。

 

その夜

 

「まさか、えみるさんとルールーさんのご両親が」

 

「あぁ、こんな事になるなんてな」

 

 ラフタリアと尚文は今日のあった事を話していた。因みにフィーロはもう眠っている。

 

「でも、すごく嬉しそうでしたね。お二人とも」

 

「そうだな」

 

「えぇ。それにいいですね。家族は」

 

『あ、そうか。ラフタリアの家族は確か波で』

 

 尚文はラフタリアの家族は波で死んでしまった事を思い出す。

 

「悪い。辛い事を思い出させて」

 

「いえ。確かにあれは辛かったです。でも、私にはナオフミ様やフィーロ、あきらさん、キール君にリファナちゃんやみんながいますから」

 

「……そうか」

 

 尚文はそれを聞いて安心した。

 

 

 

翌日

 

「……ん?」

 

 薄っすらと目を開けて周りを見るはな。

 

「……ここは?」

 

「あらもう起きたの?さすが盾の勇者君の薬ね」

 

 はなは入ってきたヌメリーを見る。

 

「なんだヌメリーか……えぇ!?ヌメリー!?」

 

 驚くはな。

 

「元気なようね。おっと盾の勇者君達に報告しないと」

 

 ヌメリーはそう言って尚文達に報告しに言った。報告を聞いた尚文達はすぐに向かった。

 はなを見たイグニス、ルールー、えみるは涙を流した。その後事情を彼女に話すとはなもまた泣き出した。

 

 

 

「そうですか。尚文さん、皆さん本当にありがとうございます」

 

 はなは尚文に頭を下げて礼を言う。

 

「よし。娘だって頑張ってるんだ。私だって頑張っちゃうぞ!マジマザーみたいにお母さんだって家族を守るために戦うよ!」

 

「その前に体をなんとかしないとな」

 

「そうでした」

 

 それを見て全員笑ってしまい、周りがいい雰囲気となった。

 

 こうして新たにイグニスと野乃はなが加わった。

 




如何でしたか?

イグニスと野乃はなが仲間に加わりました。二人の活躍に期待してください。

というわけで次回予告

BGM:カクレンジャー次回予告BGM

 女王の依頼でとある森にやって来た尚文達。
 この森には何があるのか?そしてそこで彼らを待ち受けているものとは?

 次回、伝説の戦士の成り上がり!
    
 慌てん坊忍者!
 

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