伝説の戦士の成り上がり   作:ギラサメ

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お待たせしました。今回カクレンジャーのあいつを出します!

団時朗さん、ご冥福をお祈りします。



OP:シークレットカクレンジャー


第98話 慌てん坊忍者

あきらSIDE

 

「えっ?女王からの依頼?」

 

「あぁ。影からの通達でな」

 

 朝食の席で尚文が言う。なんでも女王からの依頼だそうだ。

 

「それってどういう依頼なの?」

 

 朝食を運びながら尚文に質問するはな。あれから数日、体の状態も良くなり、今ではこの通り元気である。

 

「ある森に行ってほしいってさ」

 

「森に?」

 

「その森に何を?」

 

「分からん。ただその森に行ってほしいとしか」

 

「その森に何かあるとか?」

 

 みんなが考えるが、何も思いつかなかった。

 

「まぁ、行けば分かるんじゃない。その森に行けば、だからそのために……」

 

 そう言うと、はなが大皿を置いた。その皿には美味しそうなサラダが盛られていた。

 

「このはな特製サラダを食べて気合いを入れよう!」

 

 はなの作ったサラダはとても美味しかった。

 朝食後、森に行く準備をする。今回、メルティも同行する事となった。準備後、各自乗り物へと乗り込む。

 

 尚文、ラフタリア、フィーロ、リーシアは馬車。

 

 私、ゆかり、ローラ、ジャグラー、ゆり、ももか、アコ、かれん、メルティはネコマル。

 

 イグニス、はな、えみる、ルールー、はぐたんはポインター号。

 

 まりあ、ひかる、せつな、亜久里、なおはギンジロー号。

 

 

 

「ねぇ、メルティ」

 

「あきら様?」

 

「今回行く森なんだけど、何か知ってる事とかある?」

 

 私はネコマルを運転しながらメルティに森について聞いてみた。

 

「いえ、あの森については特に変わった事は、危険な魔物が出るとかそういうのは聞いたことありません」

 

 メルティにも聞いたけど、特に変わった事はないらしい。その森に一体何が?

 

「どうだ。フルハウスだ!」

 

「残念。フォーカードよ」

 

「またかよ!」

 

 後ろではポーカーをやっている。今ジャグラーとゆりが勝負していた。ゆりが連戦連勝中。

 

「すごいゆり!連勝じゃない!」

 

「ぷぷ、ジャグラー弱いですっ」

 

「んだと、この妖精!」

 

 ジャグラーとコフレのじゃれ合いが始まった。でも……

 

「やめなさい!妖精相手にみっともない事してるんじゃないの!あと運転してるんだから静かに!」

 

「「はい(ですっ)」」

 

 静かになり、改めてネコマルを走らせる。やがて、目的地の森に到着した。全員、乗り物から降りる。

 

「ここがその森ね」

 

「ここからは別れて探索って事でいいよね」

 

「あぁ、いいかここからは別れて行動だ。何か分かったら連絡して、ここに合流だ」

 

 尚文の指示を聞いて私達は森の探索をする事に。

 組み合わせは、尚文とラフタリアとフィーロとリーシアとジャグラーとゆり、ももかとまりあ、私とメルティ、ゆかりとローラ、かれんとなお、アコと亜久里、せつなとひかる、イグニスとはなとえみるとルールーとなった。

 

「えぇ〜、メルちゃん一緒じゃないの」

 

「うん。ごめんねフィーロちゃん」

 

 フィーロがメルティと一緒じゃないのがいやみたいだ。

 

「フィーロわがまま言わない」

 

「そうよ」

 

「そうだぞ」

 

 ラフタリア、ゆり、尚文に言われて渋々諦めるフィーロだった。

 

「あきら、メルティを頼んだぞ」

 

「了解。じゃあ行こうか」

 

「はい」

 

 私はメルティと一緒に森の探索を開始する。他のみんなも森へ。

 

あきらSIDE OUT

 

NO SIDE

 

 

 

「うーん。特に変わった感じはしないね」

 

「そうですね」

 

 あきらとメルティは森の中を見回ったが、特に何も変わった様子はなかった。

 

「母上は何故この森を?」

 

「さぁ?とにかくもう少し見て回ろう」

 

「はい」

 

 二人は再び森の探索をする。

 

『っ!?』

 

 突然、振り返るあきら。

 

「あきら様?」

 

「いや、なんでもない『気のせいかな?』」

 

 何事もなかったかのように探索を再開する。

 

「……」

 

 しかし、その二人を見ている者がいるとは知らず。

 

 

 

 

 

 

 

「この森に何があるんだ?」

 

「そうですね。特に何もないですね」

 

 森を探索している尚文、ラフタリア、フィーロ、リーシア、ジャグラー、ゆり。

 

「フィーロ飽きた。何もないよ」

 

 その場に座り込むフィーロ。

 

「そんな事言わない。ほら行くよ」

 

「はーい」

 

 いやいや言うフィーロをなんとかゆりが立たせる。

 

「ははは」

 

「あのジャグラーさん」

 

「どうしたリーシア?」

 

「何かが来ます」

 

「何?」

 

 それを聞いたジャグラーは蛇心剣を構える。尚文、ラフタリア、フィーロ、ゆりも同様に構える。

 やがて、音が近くなり、来たのは。

 

 

 

 

 

 

「尚文?」

 

「練?」

 

 練とその仲間達だった。

 

「お前どうしてここに?」

 

「俺は女王からの依頼で」

 

「俺もだ」

 

 練も女王からの依頼でこの森に来たようだ。

 

「お前もか?ん?待てお前がいるって事は」

 

 

 

 

 

 

 

「いや〜まさかアコちゃんと亜久里ちゃんに会えるなんてな」

 

「「……」」

 

 アコと亜久里のとこに元康と仲間達がいた。

 

「なぁ、せっかくだから一緒に」

 

「行こう」

 

「はい」

 

「アイ」

 

「えっ?ちょっと待って!」

 

 無視する二人を追いかける元康であった。

 

 

 

 

 

 

「あんた」

 

 かれんとなおのとこにも樹と仲間達がいた。二人は樹達を睨んでいた。

 

「君たちも来ていたんですね」

 

「貴方がいるって事は他の勇者も」

 

「えぇ、いますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり元康と樹も来ているのか」

 

「あぁ。二人も女王の依頼でな」

 

 戻って尚文と練の場面。

 

「ご主人様!」

 

「フィーロ?」

 

 フィーロが何か持ってやって来た。

 

「どうしたんだ?それ壺か?」

 

「そこで見つけた」

 

 フィーロが持っていたのは壺だった。

 

「その壺もしかして」

 

 ゆりはその壺に見覚えがあった。

 

「何だこの壺?」

 

 壺を手に取る尚文。

 

 

 

 

 

 

『おい!誰かいるのか!』

 

 

 

 

「は?」

 

 その壺から声が。突然のことに目を丸くする尚文。ラフタリアや練も同様に驚く。

 

『ここから出してくれ!』

 

「やっぱり」

 

 何かを確信したゆりはみんなに連絡する。連絡を受けたみんなはすぐに合流地点に向かう。

 そして全員揃う。

 

 

「この壺」

 

「まさか」

 

 壺を見たあきら達プリキュア勢は驚く。

 

『早く出してくれ!早く!』

 

「これを使えばよろしいのですか?」

 

「えぇそうよ」

 

 メルティは壺に付いていた金槌を手に取る。

 

「ちょっと何して」

 

 戸惑う樹。

 

「何って出してあげるのよ」

 

 平然と答えるゆかり。

 

「出すって。そこにいるのは恐ろしいものなのかもしれないんだぞ」

 

「そうだぞ」

 

 練と元康もゆかりの発言に戸惑う。

 

「大丈夫よ。メルティほっといていいから早く壊しちゃいなさい」

 

「は、はい。えい!」

 

 金槌を思いっきり振り下ろし、壺を割るメルティ。

 壺を割ると人型のものが出て来た。

 

「助かった〜!ありがとうお前達!」

 

 紺色を基調とした装甲、ロボットのような見た目。

 

 

 

「「「貴方様は……」」」

 

 それを見て思わず膝をつくゆかり、なお、はな。

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺の名はニンジャマン!カクレンジャーと一緒に悪い妖怪と戦った仲間だ!」

 

 

 

 




如何でしたか?

というわけで登場したのはニンジャマンでした。次回では壺にいた理由が明らかに。


ED:ニンジャ!摩天楼キッズ
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