やっと書きたかった構想のところまで書き進めれたうれc
ここを書きたいから書き始めたんや…(つたわれ)
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
ちょいえろちょいグロ描写があります(今更)
青いオーラに包まれて数秒後、目を開けるとアローラではなかった。どうやら成功したようだ。
手で握っている護身用の拳銃を見る。私には似合わない、異質な道具。でも今はそれがとても心強く感じた。
胸に手を当てて大きく深呼吸をする。
私にしか、出来ない。ミヅキさんを助けることは!!
決意を胸に秘める。ミヅキさんに恩を返したい!!
「…私になら出来る」
改めて辺りを見渡す。
「ここにミヅキさんが…?」
ついた場所は洞窟の奥底の開けた場所。灯りがなくても隅々まで見渡せるほど明るい場所。水晶のようなものが沢山飛び出してきていた。
アローラで見たことのない光景。そんな、不思議な空間。心做しか身体が軽く感じる。本当に別の世界みたいだ。
周りには生き物の気配はなく、時々水晶が崩れる音が聞こえるだけ…?
「……?」
耳をすませると奥の方から声のようなナニかが聞こえてくる。遠すぎて何を言っているかはわからない。
「…行ってみる価値はありそうです」
価値がある、と言うよりはそれに賭けるのが正しいのかもしれない。情報は無いに等しい。
周囲を警戒しながら音のする方へ向かう。足元は不安定で下を見ながら歩かないと転んでしまいそうだ。
周囲を注意しながら前へ進む。
近付くにつれて声と何かが落ちるような不快な音が聞こえてくる。
「はぁ、はぁ……」
その先に、音の本体が居る。べちょり、べちょり、と何かが生み落とされるような音。その本体。
―――怖い。
私は覗くことに躊躇していた。ここで立ち止まる暇は無いはずなのに。
そう思っていた時だった。向こうから姿を現したのは。
「……ひっ」
そこに居たのは紛れもなく、ミヅキさんだった。そう、ミヅキさんで『あってしまった』。取り憑かれた時と比べるとアレの色と髪の色が黒色に染まっていた。ミヅキさんの目の色は赤く、虚空を見つめていた。
「ぐ、ぎぃ、あ…ぁあ……」
突然、ミヅキさんは苦しみ出す。人から出ないような声をしていた。胸元が突然膨らみだし、それに比例するようにミヅキさんは苦しむ。
悶え続けること数秒
「お、ぉおぉぉぅぇ…」
びしゃり、と言う音と共にソレが吐き出されていた。
「あ、あぁああ」
恐怖のあまり、腰が抜ける。
ミヅキさん口から出てきたのはソレ。寄生した人間を宿主として、産み出させている。そう理解してしまった。せざるを得なかった。
ミヅキさんが口からソレを産み出す所を見てしまった。
―――嫌だ、アレに寄生されるなんて。
「ッハァ…!!ハァ…!!」
ゆっくりと後ずさる。バレないように、そこには元から誰も居なかったように。
でも、そう甘くはなかった。手に持っていた拳銃が岩で音を鳴らしてしまった。
「……あァ」
「ひぃ…!!」
ミヅキさんと目が合う。ミヅキさんと思えないほど無機質で何も写さない目。…ソレがこちらをじっと見つめていると思ってしまう。
突然、ミヅキさんは歪な笑みを浮かべた。
じぇるるっぷ
「エへ。りぃリエ、みィつけたぁ」
―――逃げなきゃ。私だけでも助からなきゃ。
後ろを振り向いて走り出そうとした。でも身体は動かなかった。
「えへ、うふふひひひぃ、あはははははは!!!!!!」
前を見上げるとそこにはミヅキさんが居た。けたたましく、狂ったように笑うミヅキさんが。
「っぁ…」
何故逃げようとしていたのでしょう、私。私のせいで色々な迷惑をかけて、ソレを懺悔するために私はミヅキさんを助けに来た!!
今、ミヅキさんに近づけている。…ミヅキさん引きはがすチャンス…?
「りぃリエぇ、とってもキモちィい、の」
「…ミヅキさん?」
突然足を捕まれ宙ずりにされる。目の前にはミヅキさん
顔。目元は酷いくまが出来ていてよだれは流れっぱなしだった。
「あ、あ、あ、あ、あ…///」
「ミヅキさん!!ミヅキさん!!しっかりしてくださいッ!!」
突然、痙攣し始めた。ミヅキさんの焦点はめまぐるしく変わり、息が荒くなっている。何か液体が滴るような音もした。
名前を呼ぶ度に反応が強くなっている。もしかしたら…!!
「ミヅキさんミヅキさんミヅキさん!!ごめんなさいッ!!私が、あの吊り橋で私が助けに行ってたらミヅキさんがこんな事にならなくて良かったはずですッ!!」
「私は、ミヅキさんに尽くします!!ミヅキさんの為なら何でもしますッ!!家族の皆さんや、ククイ博士も私も!!ミヅキさんの帰りを待っています!!」
「ミヅキさんッ!!一緒に、帰りましょう!!」
しばらくすると痙攣が治まってミヅキさんはだらりと力を抜いた。私の足を掴んでいる触手の力も弱まった。
ミヅキさんに、伝わった…?私の想い…?
「…ミヅキさん?…!!もしかして、わかって」
「ダからイッしょ二」
更に顔が近付く。瞳孔は開ききっていた。私を飲み込みそうな深い闇のようだった。
「わたシとズッときもチィィこと」
触手がこちらに伸びる。
「ずうっトズうッと」
ソレが近付いてくる。ミヅキさんをさらった時のように。無機質で何も感情がないミヅキさんが。
―――怖い、怖い怖い。
「…ぁああ」
ぎゅっと拳銃を握る。
―――嫌だ。ミヅキさんみたいになりたくない。
「来ないで来ないで来ないで来ないで…」
『これは護身用です。万が一の時にウルトラビーストに向かって撃ってください。一発で倒れるはずです。一体に2発以上打つ必要はありません』
―――いや、いやいやいやいやいやいや!!
「あ、あああ、あああああああああ!!」
何度も引き金を引く。引く度に光線がミヅキさんに撃ち込まれていった。
アンケの通り、救済エンドに突入しました。やったね!!(不穏な空気)
救済どころかさらに追い詰めてるだろ!!この状況からどうするつもりだよ!!いい加減にしろ!!…だって?
(もうちょっとだけ続くからまっててね)