リーリエを精神的に虐めたい   作:わさべ。

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おまたせ(帰還)

リーリエの発狂がワンパターンな気がしてならないゾ…

もっと勉強してホラホラホラホラ!!(奮い立てる)





救済2

「……っ」

 

半日経っても戻ってこないリーリエ。不安と焦りでどうにかなってしまいそう。

 

「ザオボー!!わたくしも送ってちょうだい!!」

 

「いけません代表。貴方が行ってしまわれたらこの装置の繋がりが途絶えてしまいます。どうか落ち着いて下さい」

 

「ですが…!!」

 

落ち着けるはずがないこの状況、そんな時に装置が作動し始めた。

 

「ッ!!代表、リーリエお嬢様がお戻りになられたようです!!」

 

「リーリエなのね!?」

 

反射で思わず聞き返した。…仮にウルトラビーストだった場合、すぐに対応しなければ。

 

「えぇ、大丈夫です。この装置は送り出した者、つまりリーリエお嬢様しか入ることは出来ません。ウルトラビーストが来ることは無いでしょう」

 

「よかった…!!」

 

本当に、よかった。モーンに続いてリーリエまで失ったら……

 

「リーリエ!!」

 

装置が煙を出して作動を停止した。煙が晴れるとリーリエが立っていた。

 

「リーリエ!!よかった、よかった!!無事に戻ってきてくれて…!!」

 

「……」

 

「リーリエ?」

 

様子がおかしい。顔は俯いたまま、わたくしの方を見てはくれない。…心配になって顔を覗き込む。

 

「リーリエ、貴方頭から血が出てるじゃない!?…すぐに治療を…」

 

「…おかあさま、おねがいがあります」

 

リーリエがわたくしの事を見る。怪我以外をよく見てみると目が虚ろで輝きがなかった。

 

「何、リーリエ?わたくしたちに出来ることなら何でもするわ」

 

でも、お願い事を叶えてあげたい。リーリエは頑張った。ミヅキを助ける為に…?

 

ミヅキを助けたなら、ミヅキは何処に……?

 

 

 

「おかあさま、わたしを、ころしてください。おねがいします」

 

 

「わたし、もういやです。たすけるはずだったのに」

 

 

「ぁ、あぁぁあああ…しにたい、です。ころしてくださいぃぃぃ…」

 

 

「もう、いやです…いきているのが、つらいです」

 

 

「ごめんなさい…」

 

 

「たすぇ、て…」

 

 

「ゆるして…」

 

 

 

「…っ」

 

リーリエの悲痛な願い。頭を抱え、ふるえながらゆっくりとわたくしに告げた。掠れた声でどれだけ叫んでいたのかが用意に想像出来てしまった。

 

…そして、ミヅキがいない。助けられなかった。

 

ああ、ミヅキのお母様になんて伝えればいいの…?

 

 

「…リーリエ、疲れたでしょう?…今日はもう休みましょう。リーリエはとても良く頑張ったわ」

 

リーリエを抱き締めて優しく撫でる。リーリエの震えが止まらない。

 

「…はい」

 

力無く返事をしてわたくしの手を握った。冷え切った手だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「代表、大変ですっ!!お嬢様がっ!!」

 

その夜、わたくしが眠っていると職員の方が飛び込んできた。酷く焦っている様子でマトモに話が聞ける状態ではない。

 

「わかったわ、すぐに向かいましょう」

 

リーリエが帰ってきてからすぐにメディカルチェックを受けさせた。今は病室にいるはずだ。

 

 

 

「うあああああああああああああ!!」

 

「ダメですっ!!お嬢様っ!!やめて下さい!!」

 

「いやああああああ!!」

 

「リーリエ…?」

 

病室に入るとリーリエが壁に頭を打ちつけようとしていた。

 

髪の毛を掻きむしり、引きちぎったような跡が残っていてリーリエの足元には髪の毛が散らばっていた。

 

壁には赤色の跡があり、リーリエ頭を打ち付けていた事が分かってしまった。

 

 

「わ、わたしがみづきさんを、ころした?」

 

 

「な、んで?」

 

 

「わたしなんかがたすかるより、みづきさんが、たすかるべきだったのに」

 

 

「その、みづきさんを」

 

 

「っぁ、ああぁ」

 

 

あぁ、こんなリーリエ、見ていられない。はやくいつものリーリエに戻って……

 

「ッ!!リーリエッ!!」

 

リーリエがわたくしの方を向く。

 

「おかあさま」

 

「どうしたの、リーリエ」

 

しっかり目を見つめて言葉を待つ。

 

 

「なんで、ころしてくれなかったのですか」

 

 

「こんなにも、くるしいのに、しにたいのに」

 

 

虚ろな目でわたくしを見つめる。

 

「そ、れは」

 

平常心を保って言葉を出そうとした。

 

リーリエが大切だからよ。

 

その言葉が出なかった。

 

 

 

 

「なんで、わたしをうんだのですか」

 

 

 

 

息が詰まる。鼓動が早くなり、息苦しくなる。

 

 

 

 

「こんなにつらいのに」

 

 

 

 

「わたしなんて、うまれるかちなんてないのに」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うまれたく、なかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…わかったわ、リーリエ。貴方のわがまま、聞いてあげる」

 

「代表!?」

 

 

 

「おかあさま、ありがとう」

 

 

「おやすみ、リーリエ」

 

 

「だいすき、です。おかあさま…」

 

 

 

抱き締めて暫く背中を軽く叩いていると寝息が聞こえてきた。さっきまであんなにも暴れていたのに、やっぱり疲れてたのだろう。

 

眠っているのを確認して、ベットに優しく寝かせた。

 

 

 

「…代表、本気ですか?」

 

「嘘に決まってるわ、リーリエを殺せるわけないじゃない!!」

 

「…では、どうするおつもりですか」

 

 

 

 

 

 

「記憶を消すの。ミヅキに会った記憶から、今日のことまで全てを」

 

 

 

 

 

 

 





うまれたくなかったって子供に言われたらキツい言葉1位だと思う(外道)




いよいよクライマックスです。


ミヅキちゃんはどうなったのか私、気になります!!

リーリエもどうなるんでしょうねぇ(他人事)


次回はキャラ設定も同時にあげる予定なのでおたのしみに!!




追記
ゆーぐれなさん、訂正ありがとうございます。

ら抜き言葉とかそういう細かいところって自分では気づかないものですね…()
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