俺が凰鈴音を部屋に送ってから朝が過ぎ昼になった…
『あの?凰鈴音さん?迷惑とは思わないですが何故私の横で昼食をとっているんですか?』
「何よ?迷惑じゃないならいいじゃない。」
『そうですか。』
俺たちは横並びになっているテーブルに座り昼食をとっていた。
俺と凰鈴音は同じラーメンを俺だけそれにチャーハンを付けていた。
「あんたも中華好きなの?」
『ええ、日本食も良いですが、やっぱりラーメンが好きでね。」
「ふーんあっそ、じゃあ酢豚とか食べるの?」
『そうですね。自分で作ってまで食べはしませんが食べますよ?』
「そうなの?じゃあ昨日のお礼として明日作ってきてあげるわよ。」
『そりゃ楽しみだ。お願いしますよ凰鈴音さん。』
「わざわざフルネームで呼ばなくてもいいわよ。鈴でいいわ。」
『そうですか、じゃあ鈴さん。よろしくお願いしますね。』
「まっ、任せときなさい。度肝を抜く位美味しいわよ?」
俺たちが昼食をとりながら話していると。
「よお!鈴!隣いいか?」
ほら来たよ、織斑一夏。
「ん?別にいいわよ?でもあんた私に言うことない?」
(うわぁお。攻めるな~鈴さんよ。)
「ん?何かあったか?」
(ヤバいヤバい!凰鈴音の怒りが目に見て取れる。)
ゴゴゴゴゴ「あっそう。じゃあ私は食べ終わったからいくわ。またね?一夏。」
「おっ、おうまたな。」
「じゃ、いきましょ月。」
「えっ!?」
『そうですね。ではまた、織斑一夏さん。』
「ちょっ!待ってくれよ…」
『いいんですか?鈴さん?』
「いいのよ、少し私たちの間に時間をおいた方がいいと思ってね。」
『鈴さん…。』
「ねぇ?あんたはどう思う?私がいけなかったのかな?ちゃんと好きって言わなかったのがいけなかったのかな?」
凰鈴音は泣きそうな目でこちらを見つめながら問う
(マズイ、今凰鈴音という存在は揺れている、織斑一夏に対する好感度が下がってきていると共に精神にもダメージを負っているな、このままじゃ凰鈴音という存在は潰されかねん。助けたりしたら100%吊り橋効果で俺に好意がくることは分かっている、はたしてそれはこの先得を産み出すものなのかどうか…。)
「ねぇ?どうなのよ。」
『そうですね、男ならこんな美少女から好意を寄せられてることに気づけない織斑一夏が悪いと思います。それに私から見ても織斑一夏の鈍感さには頭を抱える問題です。』
(実際は、織斑一夏の鈍感なんてどうでも良いことだがな)
「そう。やっぱりそうよね!なんで気付かないのよあいつ!」
凰鈴音は織斑一夏に会いたいという信念でIS学園に来た。
だが彼女が織斑一夏に諦めたとき彼女がこのIS学園に残るのかどうか、自分ならフッた相手と同じ空間になんて居辛いだけだが…。
『そうだ!クラス代表戦に向けて少し運動しませんか?』
「…。いいわね!考えるばかりも性にあわないし!ストレス発散しましょ!」
『それでこそ鈴さんです!さぁアリーナ…はいきなりは無理ですからトレーニングルームにいきましょう。』
「いいけど…何するの?」
『少し手合わせしてみませんか?』
「いいわよ。でもあたし結構自信あるわよ?カンフー。」
『ええ、カンフー。少し見てみたいです。』
「ふふっ!最近ISばかりで体なまっちゃってるかも知れないけどごめんね?」
『いえいえ、ならまた研ぎ直せばいいだけですよ。』
実際鈴さんのカンフーは動きが洗練されていて無駄のない動きに見えた。
「あぁもう!なんで当たらないのよ!」
まぁ洗練されてようがハイパーセンサーの前にはほぼ無力だが。
『頑張ってください鈴さん、まだ当たってませんよ?』
「あんた一体どんな反射神経してるのよ!」
(ごめんなさい!センサー使ってます!)
心のなかで謝りつつ動き回る
『一つ忠告しておきますが鈴さん。次に出す技の位置を目で見てるんですよ。それでなんとなく予想つきますからそこを直せばいいかと…。』
「へぇ、そんな癖あったのね。ありがと!じゃあ続けるわよ!」
いきなり回し蹴りをはなってくるが当たらない
「うーん今のをかわされたのはちょっとショック。完璧に不意をついたと思ったのに。」
『じゃあ次は喰らいますから…どうぞ?』
「その言葉撤回はなしだからね!」
鈴さんは腰を低く構え正拳突きを放つが…。
『ふむ、いいのが入りましたよ。でもまだまだ軽いです。手数で攻めるには問題ありませんが一撃一撃が軽いので正拳突きはオススメできませんね。チャイナドレスを着て回し蹴りの方が有効かと。』
「へぇ~。って変態!」
『いや、チャイナドレスって結構見たこと無いんですよね。いつか見せてくださいよ。』
「みっ…見せるだけよ!手を出したりしたら容赦しないんだから!」
『おお怖い怖いw手加減してくださいよ?』
「うっさい!くたばれぇ!」
その後数時間に渡り蹴りや突きがとんできたが全てかわし、
へとへとになったところを足払いし横抱きにしたら、赤面した顔に思わず惚れそうになった事は内緒である。
鈴にフラグを建てていくぅ!