思考こそ全て…。   作:普通のアンへル推し

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今回から主人公の台詞には『』をつけます。


第5話

束さんのニンジンロケットに乗って束さんのラボに来ていた。

 

『ここが束さんのラボですか。』

 

「うん!名付けて!(我輩は猫である~名前はまだ無い~)だよ!」

 

『それを名を付けたというのかは分かりませんが、とにかく広いですね。』

 

「えーっと、ざっと東京ドーム3つ分くらいかな?」

 

『東京ドームってどれくらいでしたっけ?』

 

「さぁ?行ったこと無いから分かんない?」

 

(じゃあなんで例えにだしたんだ。)

 

「じゃあツッキー!早速始めるよ!」

 

『何をですか?』

 

「それは勿論!護身術だよ!」

 

『護身術?それはいいですけど。』

 

「分かってるとは思うけどツッキーは一般男性より少し動ける程度、それじゃいざとなったらISに手も足もでない。」

 

『それは分かってますが。もしかして…』

 

「その通り!ISに生身で立ち向かえるくらいの強さを手にいれるよ!」

 

『へぇ…でもどうやって生身でISに勝つんですか?絶対防御の前に攻撃なんてほぼ無駄じゃないですか?』

 

 

「ちっちっち!ツッキーは分かってないなぁ~絶対防御は確かに攻撃を吸収するけど過去に異例があったじゃん?」

 

『……あーっ、零落白夜(れいらくびゃくや)!』

 

「あったり~!そうそう!それなら生身でも絶対防御を貫通できるでしょ?」

 

『でもあれは暮桜(くれざくら)に搭載されている機能でしょう?』

 

「だぁかぁらぁ!束さんが一から造り初めてあげるよ!」

 

『…。一つ質問いいですか?』

 

「なに?ツッキー?」

 

『それで人を殺すことは…切り裂くことは可能ですか?』

 

「出力をあげれば出来なくないよ?それこそ豆腐みたいに斬れると思うよ?」

 

『そうですか…いえ。自分の使う物のできる範囲を知っておかなくちゃ、なんて思っただけです。』

 

「その心がけはいいと思うよ?使い方を間違えればそれこそ自滅にすらなるからね。」

 

『そうですね。でその零落白夜は同じく刀につけるんですか?』

 

「うーんっとねそれなんだけど。」

 

『はい。どうかしました?』

 

「なんか同じ形ってのも詰まらなくない?」

 

『まぁ分かりますけど…でも銃にしたらエグいことになりますよ?』

 

「大丈夫大丈夫!リボルバーにするから!」

 

『威力半端ないでしょう、あれ。』

 

「撃った弾に零落白夜の効果とガンマ線も搭載して、っと!」

 

『いや、それ人に撃ったら消滅しますよ?』

 

「大丈夫大丈夫!元々零落白夜自体がエネルギーの消滅だから!」

 

『それ個人に渡して良いものなの?』

 

「過剰防衛とはとられるかもね~。」

 

『むしろそれだけなのか。』

 

「そりゃそうでしょ、だって二人目を拐おうとしたんだから。やった時点でもう処刑確実だよ。なら殺しちゃおうが分解しちゃおうが一緒でしょ?」

 

『そりゃそうかも知れないけど。』

 

 

「はいはい!男の子が愚痴愚痴いわないの!それより!護身術を教える時間だよ?」

 

『そういえば護身術ってどうするんですか?』

 

 

「さぁ?私も別に流派とかないし?この束さん特性のカプセルを飲んだら直ぐに開始するよ?」(゚Д゚)ノ⌒・

 

『はいはい…』…きっと鎮静剤だろう。

 

ゴックン

 

『束さん?そういえばさっきのませた薬は鎮痛剤かなんかですか?』

 

「ん~っとそれはちょっと…」

 

『え?毒物?』

 

「ほらほら!はやくゴーレムと戦ってきて!」

 

『えっいや説明を…』

 

ガシャン

 

ガガガ…ピー

 

『いかにも始まりますよって感じだな。』

 

「タイショウヲハイジョシマス!」

 

『え?束さん?排除って聞こえたんだけど?』

 

「あ~大丈夫大丈夫!きっと半殺し位のところで停まってくれるよ!…多分。」

 

『多分って何だよ~!』

 

 

そこから先は大変だった。

 

ジェット噴射で高速移動したり、アサルトライフル撃ってくるし、挙げ句の果てにはビームを撃ってくるわで結局ゴーレムのエネルギー切れで勝ちとなった。

 

「はーいお疲れ様~!よく生き残ったね!」

 

『本当だよ!今回ばかりは駄目だと思ったわ!』

 

(でもおかしいな?何で俺、高速移動しているゴーレムの動きを目で追えたりアサルトライフルの弾を回避できたりビームを避けれたんだ?やっぱりあの薬のお陰か?…いやもしかして…)

 

『束さん…もしかして俺に渡したカプセルってISのコアだったりします?』

 

「おっ!よく分かったね!その通り!あれはISのコアのミニバージョン!そのお陰で多少ながら絶対防御やハイパーセンサーなんて、使えたりするよ?」

 

『やっぱりですか、道理でゴーレムの動きが目で追える訳です。』

 

「いや~ツッキーは頭良くて助かるよ!でも注意!あくまで絶対防御やハイパーセンサーって機能だけで身体能力自体は急成長はしてないからね?そこのところ間違えないように!」

 

(ふむ、ってことはこれから成長の余地あり…っと。)

 

『分かりました。で、例の銃は?』

 

 

「あぁ!完成してるよ?ほれ?」

 

『何故グリップの先にウサギっぽいのが付いてるのかは気になりますが…いい銃ですね。あとこれじゃ関係者から見たら束さんが手を加えたって丸分かりですよ?』

 

「あ~それは不味いね、分かった外しておくよ。で、どう?試し射撃してみない?」

 

『射撃場あるんですか?』

 

「ないよ?だからそこのゴーレムに向かって撃ってみて?」

 

『それは不味いんじゃ?』

 

「いーのいーのほれほれ」

 

『じゃあ、』

 

バーン!

 

『な、なんですかこれ?』

 

「フッフッフ!やっぱり思った通りだね!」

 

そうゴーレムはバリア(絶対防御)を突破して本体に当たった瞬間、光の粒子と共に消え去ったのだ!

 

(なんか二フラム!とか「分解」って叫びたくなるな。)

 

 

『これは…お蔵入りした方がいいんじゃ?』

 

「折角造ったんだから使ってよ~。」

 

『……。じゃあありがたくいただいておきます。』

 

「そうしなよ。じゃあ束さんお腹減ったな~?」

 

『あっ今作りますね?』

 

「美味しい物を頼むよ~。」

 

俺は今更ながらとんでもないものを手にしてしまった用だ。

 

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