思考こそ全て…。   作:普通のアンへル推し

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第6話

ここ一ヶ月位?か?ずっと深海の束さんのラボにいるから時間の感覚がずれてきているが特訓…もといゴーレムと戦っていた。

この一ヶ月でようやくゴーレムと一対一でなら完璧に攻撃を避けることが出来るようになった。

 

『束さーん!このゴーレムどうしますか?』

 

「あっツッキー!分かったじゃあいつも通り分解しちゃって?」

 

『あぁ分かった』

 

そしてもう一つ変わったことがあった。

 

「束様、月様、そろそろお風呂が湧けます。」

 

「教えてくれてありがとう!くーちゃん!」

 

『あんまり引っ付き過ぎると嫌わせるぞ?』

 

「むーっ!自分はくーちゃんに引っ付けないからってぇ!」

 

『そういうことじゃないんだけどな?』

 

「月様は私に抱きつきたいんですか?まさかロリコンですか?」

 

『違うぞ?クロエ?断じてロリコンではないぞ?』

 

そう新しく加わった家族 「クロエ・クロニクル」愛称くーちゃん:束命名

 

彼女は2週間位前にある闇施設を潰したときに唯一生きていた実験体だった。

彼女を見つけたときはとても生きているような状況では無かったが、なんと束さんは心臓にコアを移植することでその命を救って見せた。

 

それ以来俺のことを月様、束さんのことを束様と読んでいる。(束さんは一回私の事をお母さんって読んでもいいんだよ?って言っていたがそうなると消去法で俺がお父さんになるので止めさせた。)

 

彼女は束さんの秘書としていま活動している。

家事は料理以外をそこそこ、こなしていた為、俺の手の回らない所を手伝ってもらっている。

 

料理も教えたお陰で前までは暗黒物体(ダーク・マター)を創っていたが今じゃ、普通に作れるようになっている。

 

(同様に束さんにも教えたがあの人はクロエの2倍位時間をかけて教えた結果、やっと人並みの物が作れるようになった。)

 

今は三人でこのラボで暮らしている。

 

『そうだ!クロエ、俺がIS学園にいってる間は束さんのことよろしく頼むな?』

 

「はい!お任せください。」

 

「ちょっと!ツッキー?それどういうこと?」

 

『その通りの意味だ…お前は研究に熱中すると4徹や5徹位なんて余裕でするだろ?』

 

「うっ…確かにそうだけどさぁ~」

 

『そういうことも含めて、クロエ頼むぞ?』

 

「分かってます、月様」

 

「うぅくーちゃんまでぇ…」

 

『そういえば束さん…そろそろ俺、IS学園に入学する季節なんだけど?』

 

「あーそんなこともあったね。いっそのこと断って此処に住めば?」

 

確かにそれも考えたが書き置きで入学式までには戻るって書いちゃったんだよなぁ~

 

こればっかりはどうともならんし

 

『すみません束さん。入学式バックレると織斑先生らにぶっ飛ばされそうですから。』

 

「あはは~それはきついね♪入学式の日は送っていくよ。」

 

『それはありがとうございます。ではお言葉に甘えて』

 

「ただし!ちゃんとこのラボから出ていくときはちゃんと作り置きの料理やレシピは置いていってね?」

 

『腕によりをかけて作ります。』

 

「よろしい!」

 

 

 

 

そんなやり取りがありつつ遂に俺がラボからでてIS学園に行く日になった。

 

「じゃ、ツッキー!IS学園でも頑張るんだよ?」

 

「月様、御武運をお祈りしています。」

 

『ええ、じゃあ行ってきます。』

 

「あっ!ツッキー?くれぐれも私のことは…」

 

『出来るだけ秘密にしますけど、それも時間の問題でしょうがね。遅かれ早かれこの銃を使えば束さんとの関係を疑われるでしょう。

でもそれは僕の後ろに束さんがいる証明になりますから良くも悪くも強力でしょう。』

 

「うーん。やっぱりあの老害たちは…」

 

『黙って見過ごさないでしょうね。』

 

「分かった!そこら辺は後々解決するとして…ほら!そろそろ行かないと間に合わないよ!?」

 

『そうでした、では…また束さん、クロエ』

 

「じゃーねーツッキー。また連絡するから。」

 

「そちらでも頑張ってください。月様」

 

 

やはりニンジンロケットは乗りたくないな…早いし安全だけど絵面がひどい。

 

 

 

 

 

 

 

「山田君」

 

「はい、矢口君遅いですね?」

 

「そろそろホームルームだ、先に山田君行っててくれないか?」

 

「分かりました!先輩!じゃあ先にいってますね!」

 

「あぁ。頼む。」

 

山田君を教室に一足早く送り出した後に矢口は来た

 

「遅い!何やってたんだ!」

 

『すみません。師匠の所からIS学園は遠くて、』

 

「師匠…あぁお前が見つけたと言う奴か…。あの後はたいへんだったぞ?日本政府はお前が逃げたと思って指名手配したくらいだしな。」

 

『あっそれでですか、何だか視線を感じると思いましたよ。』

 

「そんなことより、もうホームルームが始まる、直ぐに教室に行くぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

「ここだ、お前は1年1組だ…っと…あのバカめ…ちょっと待て。」

 

『どうかしました?』

 

そのまま織斑先生は教室にはいっていってしまった。

え…俺どうしたら…。

 

「よし、矢口!入ってこい!」

 

おっ!呼ばれた…じゃあ行くとするか…

 

織斑一夏side

 

あーいてて…千冬姉がいきなり入ってきたと思ったら「織斑先生だ!」って言われて拳骨を喰らったりさっきの自己紹介の件でもう一回拳骨をくらったり高校生活のスタートは踏み外したといっても良いくらいだぜ。

 

全く…只でさえ男一人で辛いのに。

 

「ではいまからもう一人紹介する!よし!矢口!入ってこい!」

 

 

え?まだいるの?

 

「始めまして矢口月と申します。家の事情で遅れましたがこれから宜しくお願いします。」

 

「えっ?おと「「「「「「キャーーーーーー!」」」」」

 

 

sideout

 

「「「「キャーーーーーーー!」」」」」

 

あっ…ありのまま今起こっている事を話すぜ…。俺は普通に入り普通に自己紹介をした…そしたら耳の奥まで鳴り響くような超音波を喰らった…何を言ってるかわかんねぇと思うが俺も分からねぇ…頭と耳がどうにかなりそうだった、機械音だとか、モスキート音とかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ…もっと恐ろしい物の片鱗を味わったぜ。

 

「静かにしろ!」

 

織斑先生の一言でさっきまでの超音波は終わった。

 

「矢口!お前の席は後ろの布仏(のほとけ)の隣だ!」

 

「おいでおいで!ツッキー!」

 

『あっああ…宜しく頼む布仏さん。』

 

「えへへ~ヨロシクね~。」

 

あぁ…癒される。コイツ!マイナスイオンをばらまいてやがる!

 

「これにてホームルームは終わりだ!」

 

 

「ねぇねぇツッキー!なんかお菓子持ってない?」

 

『お菓子は無いな…だがカロリーメイトならあるぞ?』

 

「カロリーメイト!ちょうだいちょうだい♪」

 

『あぁ構わないが…』

 

「うわぁい!やったやったー!ありがとうツッキー!」

 

うむ…実に癒された。一家に一人布仏さんがいたら争いは起きないだろう。うん。

 

「ちょっとよろしくて?」

 

『ええ?なんでしょう。』

 

「まぁ!態度はなっているのですね!」

 

なんだ?このドリル娘は?ちょっと待て?まさか…

 

『まさか。イギリスの…セシリア・オルコットさんですか?』

 

「ふふん!いかにも!私がイギリスの代表候補生ですわ!」

 

へぇ…こいつがあのねぇ…

 

『で、どうしてセシリア・オルコットさんが僕なんかに?』

 

 

まぁなんとなく分かってるけどな。どうせ男性操縦者を見物しに来た…なんてところだろう。

 

「ええ、私自らが世界2番目の男性操縦者を拝見しに来たのですわ。」

 

『そうですか、それはご苦労様です、ではそろそろ席にお戻りになられては?』

 

「そうですわね、ではMr.ツキ、また後程。」

 

『(めんどくさいから二度と来んな)ええ、また。』

 

これだから女尊男卑思考を持った奴はめんどくさいんだよ、只でさえ自ら課せられた使命を果たさない奴が多かったのにこの思考のお陰で日本は壊滅必至、あと100年もすればこの日本…いや世界は圧倒的人数不足により壊滅するだろうさ…まぁそんなこと言ったところで動く上層部なんていないだろうしね。

 

 

ガラガラー

 

「皆さん、それでは授業を始めます。」

 

「先生~。織斑君と篠ノ之さんがいません!」

 

「あらあら、それは困りましたね。」

 

ドタドタ ガラガラ

 

 

「すみません!遅れました。」

 

ガラガラ

 

「ほう?織斑?篠ノ之?初日の授業から遅れとはいい度胸だな?」

 

「あ…千冬ね…(ゴツン!)織斑先生だ!」

 

 

なんだあいつら?

 

 

~であるからして」

 

うん、この辺は元々知っていたし束さんの所でも最初の方に聞いたから大丈夫だな。

まぁ開発者から教えてもらっているんだ、こんな教科書より信憑性はある。

 

「はい!ここまでで分からない人いますか?」

 

まぁいないだろう、女子の中では、ここは一応トップレベルの高校だ。

この程度出来なくては入れまい。

 

まぁ前の一人目君にはかなり難しかったようだがね。

アイツ…自分の立場を完璧に理解してないな。

一応入学前に教科書貰うからそれを一通り見ればわかる内容の筈…なんだが。

 

「えーっと、矢口君!大丈夫?」

 

『大丈夫です。教え方が丁寧で助かります。』

 

「そう!それはありがとうございます!で、織斑君は何かありますか?」

 

「ええっと」

 

「質問がありましたら聞いてくださいね!なにせ私は先生ですから。」

 

先生って言うわりに全然先生感ないな。むしろ俺たちと一緒に生徒やった方が似合う。

 

「せっ…先生。」

 

「はい!織斑君!」

 

「ほっほとんど全部分かりません!」

 

「えっ?全部ですか?」

 

ホレ見ろ、めっちゃ山田先生困ってるじゃんwてかここ分からないってやばくないか?これ進級できないんじゃ?

 

笑えるw男性初めての操縦者は一年目の前半で退学言い渡されるとかw

 

まぁ国はそうさせないだろうけどね。

 

 

「今の段階で分からない人は度のくらいいますか?」

 

シーン

 

いやこれは恥ずかしいw

 

「織斑…入学前の参考書は読んだが?」

 

「えーっと、あの分厚い奴ですか?」

 

「そうだ。必読と書いてあっただろう?」

 

「いや、間違えて捨てまし「バシン!」うわっ!」

 

「後で再発行してやるから1週間で覚えろ。」

 

「いや!一週間であの分厚さはちょっと!」

 

「やれといっている。」

 

まぁ少し先生がやるには脅迫染みてるが今回は織斑の因果応報だ。助けてはやらん。

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

 

 

「頼む!月!勉強教えてくれ。」

 

『初対面にして馴れ馴れしい。いきなり呼び捨てするな。頼るならお前のすぐそばにいた篠ノ之にでも頼めば良いだろう。まずお前を助けるメリットが無い。甘やかしは今後の為にならん。まだまだ理由はあるが割愛してお断りする。』

 

「いいだろ?同じ男同士だし。」

 

『男だからなんだ?同じ境遇だから助けてもらえると?そう考えているならテメエふざけてるのか?』

 

「なっなんだよ。」

 

『お前がISに触らなかったら俺は今ごろ普通の高校に行って就職するなど人生設計は出来ていた。だがお前がそれをぶち壊した。そんな奴を助けると思うか?』

 

「いいじゃんか。俺だって触りたくて触ったわけじゃ『なら何で触った。』…ちょっと気になって」

 

『気になって?そんなお前のワガママで俺は此処にいるのか?だとしたら俺はお前を殴ってもいいはずだ。だって気になってやった事で人の人生を壊すんだ。イラッとしたからお前を殴ったって何も壊れないだろ?』

 

「なっなんだよ。俺だって被害者だ!」

 

『お前一人の被害者ならいいが、俺までそれに巻き込まれる筋合いはないはずだ。俺はお前の友達でも無いんだぞ?友達を巻き込むのとは訳が違う。勉強なら他を当たってくれ。』

 

「なんだよ。俺だって…」

 

織斑はぶつぶついいながら教室を出てった。

 

 

『皆さん。驚かせてすまなかった。少し感情的になって声を荒らげてしまった。謝罪する、すまなかった。』

 

「ベツニイイヨネ?」

 

「ソウソウ!ハナシダケキクトオリムラクンガワルソウダシ!」

 

『そう言ってくれると助かる。』

 

やれやれ、声を荒らげてまで叫ぶ程でも無かったんだがな。つい奴のあのいかにも被害者ですってオーラが気に入らなかった。

きっとろくに考えもせず流されて生きていたのだろう。ああいうタイプは痛い目みても治らない救いようの無いやつばかりだ。

俺の嫌いな人のタイプは1.無責任 2.能天気 

など他にもあるが大雑把にいうとこうなるのだが奴はこの二つを兼ね備えた生涯分かり会えない人物だと思う。

 

(早めに溝を作れて良かったな。ああいうのは下手に付き合いがあると断るときに苦労するからな。)

 

内心、織斑一夏を敵に回すと周囲の女子が織斑に加勢するのでは無いかと心配ではいたが今日は初日だしなにより織斑自身が回りの女子たちと交流が無かったお陰で心配は杞憂に終わった。

 

(しかし、アイツは容姿だけならある、直ぐにアイツに惚れて俺に反旗の手を出す奴も増えるだろう。そうならぬようアイツは所詮残念イケメンになって貰うしかないな。)

 

俺は心の中でそう誓った。

 

 




初めて5000字いったよ。

これからも5000字?無理無理w

今回は入学編故に増量サービスだったと思ってくれ
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