雪ノ下雪乃の災難   作:ゼロ少佐

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第11話

目が覚めるとそこには八幡の顔が目の前にあった

 

そうだ私はさっきまで寝てたのか

さっきの夢、そして八幡と話してた女性

あれがきっと私なのだろう

 

「(私、ねぇ私ったら)」

 

あれ、声が聞こえる

それも頭に直接

 

「(聞こえてるんでしょ、返事くらいしなさいよ

それとも今の私は返事すら出来ないのかしら?)」

 

何この女ムカつくんですけど

 

雪乃「(何ですか?)」

 

「(あら、ちゃんと聞こえてるじゃない そこに比企谷君居るんでしょ?ちょっとそこ変わって貰えないかしら?)」

 

雪乃「(変わる?)」

 

「(私達多分二重人格として、別々の存在になったみたいなの、それで、ちゃんと比企谷君にも説明するから、体の所有権を私に変わって貰えないかしら?)」

 

雪乃「(本当なの?1度変わったら二度と出てこれないなんて事はないの?)」

 

「(それは大丈夫よ、強く変わりたいの願えば変われるから、そんな無理矢理なことしたくないのだけれど)」

 

雪乃「(そう、分かった)」

 

体の所有権を渡す

案外簡単だった 私が気を許したらすぐに変わる事ができた

だが、これからどうなるのだろう?私ともう1人の私は共存出来るのだろうか?

 

そんな不安が私を襲う

 

「ん、比企谷君お久しぶりね」

 

八幡「雪ノ下か?」

 

「えぇ、そうよ。正真正銘奉仕部部長の雪ノ下雪乃よ」

 

八幡「も、戻れたのか!」

 

彼はそう言うと私の背中に腕を回し強く抱き締めてきた

 

「ちょっと 比企谷君!?いまの私は貴方と交際してる方じゃないのよ!///」

 

八幡「そんなの関係ないお前もあいつも、俺にとってらどっちも大切な彼女だ。それにええともう1人の雪乃から、お前の気持ちは聞いてる」

 

雪乃「比企谷君…」

 

八幡「おかえり、雪乃」

 

雪乃「ただいま、八幡」ポロポロ

 

八幡「雪乃…」

 

雪乃「八幡…」

 

それから何度も唇を重ねる

互いに求め合う

時分がここにいるんだと主張するように

何度も自分の心を確認するように唇を啄む

 

雪乃「(あ楽しみのところ悪いんだけど、流石にそろそろ嫉妬しちゃいます)」

 

「(ご、ごめんなさい 私もう半分諦めてたから…彼とこうやって再開する事も…恋人になる事も)」

 

八幡「雪乃どうしたんだ?」

 

急に黙りこくって真剣な表情をしだした私を心配してくれる 本当に彼は優しいそんな所が大好きだ

 

「ごめんなさい、もう1人のわたしと話してたの」

 

八幡「会話できるのか?」

 

「えぇなんなら体も主導権も変えられるわ」

 

八幡「そっか…あいつちゃんと残れたんだな良かった」

 

八幡「でもどうする?両方とも雪ノ下だと分かりにくいだろ?」

 

「そうねどうしようかしら」

 

雪乃「(体変わって いい案があるから)」

 

雪乃「やっほー八幡」ダキッ

 

八幡「うおっ!急に抱きつくな驚くだろうが…ってお前か」

 

雪乃「お前って呼ばれるのは流石にどうかと思うんだけど、そのね八幡私に名前付けて」

 

八幡「俺がか?」

 

雪乃「八幡がいいの」

 

急に名前つけろって言われても困るな…

雪乃のもう1人の存在

影と光?違うな 雪乃が太陽ならこっちは月?

何か中二ぽいな

雪に陽…

 

八幡「秋乃ってどうだ?」

 

雪乃「秋乃…うん!いいと思う!」

 

八幡「じゃあ今日からお前の名前は秋乃な」

 

秋乃「うん!これからもよろしくね!八幡!」

 

雪乃「(単純すぎると思うのだけれど…まぁ本人が喜んでるから それでも良いのかもしれないわね)」

 

こうして雪乃と秋乃の二重人格として

生きていくことになったのだ

 

 

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