事故が起きてから3日経った
未だに雪ノ下は目覚めない
ついでに雪ノ下を轢いたドライバーら社会的に完全に殺されてしまった。
まぁあの天下の雪ノ下家を敵に回したから当然の報いだろう。それに飲酒運転だしな。
今日は土曜日だからいつもなら家でゴロゴロしているはずなんだが、今日は朝からずっと雪ノ下の隣で本を読んでいる。もしあいつが目覚めた時に誰も居ないっていうのは避けたかったからだ。自分でもどうしてそこまでできるか分からない。いや、逃げるのはやめよう。俺は雪ノ下雪乃の事が好きだからだ。友達や、部活仲間としてではなくもちろん恋愛感情として。ここで友達すら慣れてないだろとか無粋なツッコミはしないでね。ハチマン泣いちゃうから。
八幡「綺麗な寝顔だな…」
つい言葉にでてしまった。彼女…雪ノ下雪乃が眠っている姿はとても儚く、華麗であった。
誰もを魅了するかの如く。
それでも雪ノ下雪乃は目覚めない
八幡「雪ノ下 戻ってきてくれよ…」
八幡「………」
このまま夕方まで過ごした
昼頃には葉山は由比ヶ浜、戸塚など雪ノ下の友達や知り合いなどが見舞いに来た。
八幡「なぁ、雪ノ下みんなお前の事心配してるんだぞ、こんなにも人に囲まれていたらボッチとか言えないな。」
八幡「今日は帰るな、また明日来る」
雪ノ下に別れを告げ家に帰った
八幡「ただいま…」
小町「おかえりお兄ちゃん、ずっと雪乃さんの所居たの?」
俺は朝から雪ノ下の所へ行き…時間ギリギリまで病室にいた。まともなご飯も食べずに水分だけ補給していた。どうせ食べても入る気がしないから
八幡「あぁ」
小町「そっか、なら何もご飯食べてないんだよね?」
八幡「そうだな」
小町「雪乃さんの事心配なのは分かるけど、お兄ちゃんまで身体壊さないでよ?」
八幡「俺は大丈夫だ、ご飯できたら呼んでくれ」
小町「はーい」
最近お兄ちゃんはずっとこんな感じです。
正直小町は心配なのです。
お兄ちゃんが辛いのは分かるけど、流石に妹としては飲食をまともにせず付きっきりで雪乃さんの隣に居るのは流石に止めなきゃと思っています
小町「お兄ちゃんがあそこまで雪乃さんの事が好きだとは以外だったなー」
小町「でも自分の気持ちに気がついたのが事故にあった後だなんて、可哀想すぎるよ…」
小町「雪乃さんが目覚めたら、お兄ちゃんの為にいっぱいサポートしなくちゃ!」
結衣side
結衣「ヒッキーはやっぱゆきのんの事が好きだったんだね…ゆきのんがこんな時に嫉妬してしまうなんて、本当に嫌な女だな私…」
結衣「ヒッキー…」
side out
陽乃side
陽乃「比企谷君自覚するの遅すぎだぞ、でもお姉ちゃん頑張っちゃうからね!比企谷君と雪乃ちゃんが結ばれるように!」
自分の思いを隠しながら彼女は決意するのであった
side out
次の日
八幡「どういうことだ小町?」
小町「今日は行かせないよ、お兄ちゃん
行くとしてもせめて昼からだからね」
朝起きて家を出ようとしたら小町が玄関の前に立ち行く手を阻んできた
八幡「…どうして?」
小町「小町はお兄ちゃんのことが心配なのです!」
小町「食事の量も減って、妹の小町に対しても前見たくに元気に振る舞う事すら無くなってしまったじゃん!」
八幡「そんな事ないぞ、愛してるぜ小町」
小町「そんな表面上だけの愛はいらないから!
朝ごはん食べるよ!」
八幡「…分かった」
小町を心配させるのもなんだから無理やり飯を胃の中に入れた。だけど、途中からとても美味しく感じることができた。何故だかは分からないが涙が溢れてきた
八幡「すまん、小町 お兄ちゃんどうにかしてた」
小町「本当だよもう」
小町「まぁお兄ちゃんは小町のお兄ちゃんだからね ちゃんと面倒くらいみるよ」
八幡「わるい」
小町「そこはありがとでしょ!もう」
八幡「そうだったな」クスッ
四日ぶりに見たお兄ちゃんの笑顔はとても爽やかだった
これで、少しはいいかな?