デートを終えてから2日が経った
あれから私は彼の顔を真面に見れなくなってしまった
彼と一緒に居たいけど恥ずかしくて…
“ 愛してるぜ雪乃 ”
その言葉は私にとって決定的なものになった
あれから気分が高揚し、顔が真っ赤になって
何を言うにも照れてしまう
雪乃「不意打ちすぎるよ…」
今日から学校なのにどうしよう…
このままじゃ面と向かって話す事すら出来ないよ
とりあえず気を引き締め学校に向かう
そして何も問題なく学校に着いた
向こう側から走ってこっちに来る人が居る
ぽよんぽよんあの忌々しいものが揺れているあの姿は
結衣「やっはろー!ゆきのん!」
雪乃「おはよう、由比ヶ浜さん」
結衣「途中まで一緒に行こ♪」ダキッ
雪乃「急に抱きつかないでよ 由比ヶ浜さん」
いつもみたく腕にだきついてきた彼女はえへへーと笑い
結局抱きつかれたまま上の階へ登っていった
雪乃「じゃあまた昼休みに会いましょ」
結衣「うん!」
彼女にはまだ私と比企谷君が付き合っている事は言ってない。どのタイミングで言えばいいか分からなかったから。きっと彼女も比企谷君の事が好きなんだろう。多分私よりもっと早くから。
そんな彼女を傷付けたくない、友達として、親友として
でもどう話せば傷つかないかが分からない
もしかしたら不可能なのかもしれない。
もしかしたら奉仕部という関係が壊れるかもしれない。
そんな感情が私に押しかかった。
多分彼もそうだ。
関係を壊したくない
だから中々打ち明けられない
放課後
結衣「やっはろー!」
八幡「うす」
雪乃「こんにちは、由比ヶ浜さんひ、ひきぎゃや君」
噛んでしまった恥ずかしい それもあるけど彼の顔を見ると思い出してしまう
結衣「どうしたのゆきのん?顔赤くなって」
顔が赤くなってしまっていたらしい
八幡「噛んだ事なら気にしなくて良いんだぞ」
雪乃「え、えぇ///」
彼に話しかけられてもっと顔が紅潮してしまった
結衣「もしかしてゆきのんに何かしたの!ヒッキー!?」
八幡「何もしてねぇよ」
結衣「本当に?」
雪乃「本当ですよ まだ何もされてません」
結衣「まだってどういう事だし!!
ヒッキーの変態!スケベ!八幡!」
八幡「八幡は悪口じゃねえ!ていうかそれ流行ってんのかよ」
雪乃「は、八幡……///」
こんな事がずっと続いてしまってそのまま下校時間になってしまった。
今日もまた言えなかったそんな事思っていると
結衣「ねぇゆきのん、ヒッキー」
八幡「なんだ?」
雪乃「何ですか?」
結衣「ふ、2人ってさ付き合ってるの?」
急にそんな事を言われて驚いてしまった
雪乃「ふぇっ!?」
八幡「……」
結衣「ゆきのんのその反応、やっぱそうなんだね…」
八幡「すまん」
結衣「何で謝るの?」
八幡「それは…」
八幡「お前の気持ちには気付いていたんだ…」
結衣「そっか、それでもゆきのんを選んだんだね」
八幡「あぁ 俺は雪乃の事が今も昔も好きだった」
正直私は嬉しかったん…彼は私の事を好きだと言ってくれた。それだけで胸がいっぱいだった。
結衣「今も昔も…か やっぱゆきのんには敵わないや」
雪乃「そ!そんな事ないですよ!」
結衣「ううん、私は料理も出来ないし 家事もできないし…それにバカだし」
八幡「そんな事ない…料理できないとかそんなの関係ない、お前は優しいしいつも周りを明るくしてくれる凄いやつだ」
これは俺の本心だ紛れもない本物だ
雪乃「そうですよ由比ヶ浜さん、私に前と変わらずに接してくれて こんな私と友達になってくれて嬉しかったんですよ」
結衣「でも、そんな事言われてもヒッキーの、ヒッキーの隣に居れなかった」
八幡「それは…」
結衣「ごめん、変な事言っちゃったね」
結衣「でも、私負けないから 先越されたけど 絶対ヒッキーを振り向かせてゆきのんじゃなく私にメロメロにしてみせるから!」
雪乃「えぇ、私も絶対負けないから!姉さんにも!由比ヶ浜さんにも!」
つい強がって言わなくていい事、そしてお姉ちゃんの事をポロっと言ってしまった
八幡「え?雪ノ下さん?」
結衣「へ?陽乃さん?」
雪乃「あっ い、今の無し!忘れて!」
八幡「忘れれるわけないだろ」
結衣「ははっ ゆきのんらしいね!」
雪乃「うぅ…」
物凄く恥ずかしい……!?何今の寒気は何!?
陽乃「何で言っちゃうかな〜雪乃ちゃん」
雪乃「え!?お姉ちゃん!何でここに?」
陽乃「何でってたまたま近くに居たらあなた達を見つけて追いかけてきたの 珍しく3人で帰ってたから そしたらガハマちゃんが負けないから!とか大声で言い出すんだもん びっくりしちゃったよ」
八幡「雪ノ下さん「陽乃!」は、陽乃さんさっきの本当何ですか?」
陽乃「本当だよ?興味無い子に私があそこまで構うと思う?」
正直思う…だってこの人妹の為なら何でもするんだもん
八幡「いや、貴方ならやりそうじゃ」
陽乃「比企谷君?」
八幡「何でもありません」
やっぱ怖いよこの人…
八幡「それと、陽乃さん」
陽乃「何かな?」
八幡「こんな俺を好きになってくれてありがとうございます。でも俺、雪乃のことが好きなんです」
陽乃「そっか、残念だな〜私と付き合ってくれたら 雪乃ちゃんにはできないあんな事やこんな事も出来ちゃうのにな〜」
八幡「え?……………いや、すみません それでも俺は雪乃がいいんです。」
少し、ほんの少しだけ考えてしまった
だって、あんな魅力的な体だよ?気にならないわけないじゃん
雪乃「八幡!今の間は何!?」
八幡「な、ななななんでもないぞ!」
結衣「ヒッキーの変態!H!私だって出来るんだから!」
アホの子がまたアホな事言い出したぞ
雪乃「由比ヶ浜さん!?」
陽乃「ほらほら〜揺れてるんでしょ?試しに私とやってみない?」
八幡「ゴクッ す、すみません俺は出来ません」
雪乃「今唾飲んだよね!?それに八幡は私のなんだから!とらないで!」
少し悲鳴ぽく聞こえたがまぁ良いだろう
俺っていつからこんなリア充見たいにモテるようになったんだろうか
陽乃「雪乃ちゃんに飽きたらいつでも私の所おいで
もし彼氏がいてもすぐ別れて比企谷君を迎え入れてあげるから!」
少しふざけてみよう。どんな反応するか気になるし
八幡「ははっ、その時は陽乃さんにお願いしますよ」
陽乃「ええっ!?」
よしよし 陽乃さんが珍しく驚いてる
心の中で下卑た笑いを上げていたら
グスッ
そんな音がした
雪乃「ううっ…私捨てられるの?」
八幡「ち、違うんだ!今のは陽乃さんをからかおうとしただけで!冗談だ!ただのジョークだ!」
我ながら苦しい言い訳をする
結衣「ヒッキー最低…」
そんな目で俺を見ないでくれ!俺も泣きたくなるだろうが!
陽乃「それでもさっきの発言嬉しかったぞ!」
陽乃さんが抱きついてきて、ここぞとばかり胸を押し付けて来た
八幡「く、くるし…い 離してくだ…さい」
顔に押し付けられ息が出来なくなる
なのでポンポンと彼女の手を叩こうと思って手を上にあげたら
ぷにゅ
思いっきり陽乃さんの胸を触ってしまった
陽乃「いやん、八幡のH そんなにしたいなら今からホテルでも行く?」
とそんな事を平然と言ってきた
やめて!これ以上したら八幡のヒッキーがヒッキーじゃなくなってしまう!大菩薩になっちゃうよー!
そんな事を考えていたら
雪乃がガチ泣きしてしまった
陽乃さんもやり過ぎたと思い俺を離してくれた
雪乃「やっぱ大きい方がいいんだ!どうせ私は揉むようなのないんだ!」
やめて!そんな事大声で言わないで!恥ずかしいから
八幡「落ち着けって、それに俺は大きさなんて気にしないぞ な?」
雪乃「本当に?」
いや、大きいのも大好きだよ
でもやっぱ好きな人が1番いいよね!
八幡「あぁ だから泣きやめよ」
雪乃「うん…」
八幡「それと陽乃さんあんま俺を誘惑しないで下さい
しまいには襲いますよ?」
やり返しついでにそう脅す
陽乃「え?襲ってくれるの?///」
失言だった この人俺の事好きだったわ
いつものからかい感覚みたいな感じだと思ってたからつい忘れてた
雪乃「や、やっぱり…」
八幡「いやいや!言葉の綾だからな!?」
陽乃「八幡と…あんな事やこんなこと…」ボソッ
八幡「何いってんですか!あんたわ!それとナチュラルに下の名前で呼ばないでくださいよ!」
このままいったら誠ENDなりそうで怖い
それだけは絶対に阻止しなければ!
次回ヒキタニ死す!
やめろぉ!絶対にいやだぁぁあ!
絶対浮気なんてしないからな!
嘘じゃないよ?本当だよ?
陽乃「次回!比企谷君散る!」
八幡「心を読まないで下さい!」
陽乃「だってじょうじゃなくて比企谷死すは嫌ならやっぱ散るしかないじゃない」
八幡「なんで死ぬ前提なんですか!?」
あれから結局長い間話していたから日が暮れてしまった
八幡「みんな気をつけて帰れよ じゃあな」
結衣「うん!じゃあね〜」
雪乃「またあした」
陽乃「じゃあね〜」
陽乃「さ、雪乃ちゃん乗って乗って送っていくから」
雪乃「お願いするわ 」
こうして、1日が終えた
なんやかんや色々あったが無事終われてよかった
俺は絶対浮気しないと誓いながら眠りについた