テイルズオブチェイン   作:シュウ名刀醜血桜

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集中して書きたいことを書いていたら寝れなくなってしまった


海門要塞・ヴォーティガン内部…ローグレスへ…

「ううむ、要塞中に業魔がいるようだな。」

 

私達が扉を開き中に入るとかなりの数の業魔が徘徊していた。

 

「まさかアイゼン、お前が業魔病の原因じゃないだろうな?」

 

「……いや。偶然蔓延した所に俺達が来たんだ…死神がの道連れとはこういう事だ。悪く思うな。」

 

「むしろ好都合ね。敵は組織的な対応が出来なくなっている。」

 

「こっちは少数だ。確かに乱戦の方が有利に立ち回れるな。」

 

「………」

 

「?アイゼン?どうかしたの?」

 

「……いや何でもない。」

 

「それよりもアイゼン、海門を開くにはどうすればいいの?」

 

「開閉装置は、海門の上部にあるはずだ。それを起動して、合図の狼煙を上げる。」

 

「了解。海門の上ね。」

 

 

「おい、船が残ってるぞ!」

 

「戦艦だ。マズいな。」

 

それから私達は要塞の入り口奥を業魔を倒して進み扉を開ける。するとロクロウが戦艦が残ってることに気づき私達は戦艦に人がいる可能性を考えて見付からないように慎重に動くことにした。

 

 

「それにしても海門要塞か……海峡ごと鉄の門でふさいじまうなんて、聖寮もとんでもないモノを作りやがるな。」

 

「少し前までは、こんなの考えられなかったのに。」

 

「聖隷を道具として使えば、造作もないことだ。」

 

「聖隷は、業魔を斬る刃にもなれば、鉄を鍛える金槌にもなるっていうわけだな。」

 

「そうやって聖寮や王国は、自分達の力の大きさを民衆に知らしめてるのよ。逆らうな、従えってね。」

 

「胸糞悪い話だ。」

 

「むなくそわるい……」

 

「全くだわ。」

 

 

それから私達は道を進み梯子を登るすると、登り切った私達の方に衛兵(?)が慌てた様子で走ってきた。

 

「!?」

 

(え?何?何?何?ど、どうすれば!?)

 

そう悩んでいると―

 

「フン!」

 

「ブホォァァ!!」

 

アイゼンが不意打ちで殴った。

 

(ひ、酷い!)

 

 

「この扉から海門に出られるはずだが、鍵がかかってるようだな。」

 

「ベルベット!?」

 

「!?」

 

突然ベルベットが喰魔の腕で扉を殴るだが扉には傷一つも付いていなかった。

 

「壊すのは無理か。」

 

「侵入者ども!ワシの要塞をよくも―」

 

(よくアイゼンに不意打ちで殴られたのにこんなに早く起ち上がれるな……)

 

「扉の鍵は何処?」

 

「ワシは誇りあるミッドガンド騎士だ!業魔なぞに屈するものか!」

 

 

「……俺がこの世で一番むかつくのは、生き方を他人に曲げられることだ。」

 

(アイゼン?)

 

「自分の舵は自分の意志で取る。そうでなければ本当の意味で;生きている;とは言えないからだ。」

 

「自分の舵……」

 

「いかにも!この要塞を死守するのがワシの生き様だ!」

 

「だが、それには、どんな結果も受け入れる覚悟が要る。」

 

 

「2号!見ない方が良い!」

 

これから起こることを何となく分かった私は2号よ目を咄嗟に両手で抑えてアイゼンの行動を見せないようにした。

 

「ふん!」

 

「グゥゥゥ!」

 

(やっぱり!)

 

私が思った通り、アイゼンはミッドガンド騎士腕で殴り後ろを向かせてそのまま拘束して壁に押しつけた。

 

「お前の覚悟が本物かどうか、試させてもらうぞ!」

 

「ッッ!!いぎゃぁぁぁっ!」

 

(今の音は完全に腕が折れた!)

 

アイゼンは腕を拘束したまま強引に伸ばし負った。そして二本目も折ろうとするとミッドガンド兵士は簡単に情報を吐いた。

 

「ま、待て!鍵は、扉の奥にある管理室だっ!」

 

「はぁ……もう一つ。戦艦のある船着き場は何処だ?」

 

「正面の階段を進んだ先です!」

 

(潔いな…なんかここまで来ると……)

 

「分かった。」

 

そう言ってアイゼンは拘束を解いて正面を向かせると殴りミッドガンド騎士の意識を奪った。

 

「……ねぇそろそろ手を離して。」

 

「あっ!ごめんごめん!」

 

「……手間をかけたわね。」

 

「単なる適材適所だ。鍵も必要だが、戦艦も潰すぞ。バルエルティア号が迎撃される前にな。」

 

「だな。管理室か船着き場か、どっちに舵を取る?」

 

「………管理室を探すわよ。」

 

「………うん。」

 

 

「アイゼン、中々良い喧嘩っぷりだったな。」

 

「お前のキレっぷりほどじゃない。」

 

「お仲間には剣で戦う奴も多そうだったが、アンタは剣は使わないのか?」

 

「生憎だがな、死神の呪いっていう奴は、俺に関わるモノなら何でもちょっかいを出しやがる。鞘から抜いただけで折れたり、敵にトドメを刺そうとした瞬間に刀身が抜けて飛んでいったりもした。命を賭けて戦うときには、あまりにも信用ならん。身体一つで戦うのが、一番ましだ。」

 

「アンタほど肝の据わった奴なら、面白い勝負が出来たのにな。剣士じゃなくて残念だぜ。」

 

「剣抜きでも面白い勝負が出来るぞ。お前の剣と俺の呪い……試してみるか?」

 

「その時が来たらな。斬られても恨みっこ無しだぜ。」

 

「……それは俺の台詞だ。」

 

 

(良かった喧嘩にならないで…)

 

そんな会話を聴いたり話したりして上の方に昇ると開かない分厚い扉があった。

 

「……開かない。中から鍵がかかってる。」

 

「かなり分厚い扉だ。ここが管理室なんじゃないのか?」

 

「恐らくそうね。他に入り口は……」

 

「窓はあるが、鉄格子がかかってるな。」

 

「独立した建物のようだ。周囲をくまなく回ってみよう。」

 

それから私達は手分けをして周囲を調べると、建物に生えてたツタの下の鉄格子が嗄れておりベルベットに知らせると喰魔の腕で強引に壊し私達は中に入った。

 

「ここが管理室のようね。手分けして鍵を探すわよ。」

 

「俺達は奥の部屋を探す。」

 

「じゃあ私はもう一つの扉の奥に入って調べてみます。」

 

そう言って私は皆と離れて鍵を探すために行動を取ることにした。

 

(それにしても何というかここまで色々あったな……そうだ!そういえばあの子の名前を考えながら鍵を探すことにしよう!)

 

外を眺めながら彼の名前を考えながら探していると奥の扉から恐らく見回りをしていた対魔士が二人来た。

 

 

「ッッ!!誰だ!貴様は!」

 

「い、いや違うんです私は決して鍵を探してるとかじゃないですから見逃して貰えないでしょうか?」

 

「鍵だと……もしやお前あの業魔達の仲間だな!コイツを捕らえろ!」

 

「ま、やっぱりそうなりますよね!」

 

見逃してくれない事が分かった私は、ガンブレードをパンドラから出して構える。

 

「コイツを喰らえ!」

 

「おおっと危ない!危ない!」

 

相手の火の弾を除けながら空中でガンブレードの引き金を一回引き銃弾を撃ち対魔士の一人を倒した。

 

「どうします?貴方もやりますか?」

 

「こ、これは手に負えない!仕方ない…この事をアルトリウス様に報告しなければ!」

 

「あ、ちょっと……消えちゃった……そうだ!もうこっちには鍵がないだろうからベルベット達と合流しよう!」

 

もう一人にガンブレードを突き付けると対魔士から光が溢れだし逃げてしまったのでベルベット達と合流する事にした。

 

私が合流するとロクロウが2号の頭を覗き込んでいた―

 

「どれどれ……おお、結構腫れてるな。コイツは痛いだろう。」

 

「……二人とも何やってるの?」

 

「おお、ラナかいやな少年が羅針盤を落として頭に当たってたんこぶが出来たらしいから見ているんだ。」

 

 

 

「そうなの?大丈夫?」

 

「うん大丈夫だよ……生きてるし……」

 

「痛みも生きてる証だと言いたいのか?」

 

「ベルベットが、教えてくれた……」

 

「………」

 

「よし、じゃあ、俺がそのタンコブを押してやる。」

 

「!…えっ…えっ…」

 

「止めなよ!ロクロウ!」

 

「ははは、冗談だって。」

 

「馬鹿やってないで、急ぐわよ!」

 

(なんか彼さっきよりも生き生きとしてる気がする…気のせいかな。まあともかく無事で良かった。)

 

「…行くぞ!次は戦艦を落とすぞ。」

 

 

「………」

 

それから進んでいると彼が羅針盤を持って嬉しそうに眺めてた。

 

「その羅針盤どうしたの?」

 

「鍵のある部屋で見つけたんだ。」

 

「随分気に入ったようだな。だが、今は羅針盤はカバンに入れておけ。」

 

「……カバンに入れる。」

 

 

「そうだ。見た所作りがしっかりしてるし、良いカバンじゃないか。」

 

「…マウリッツ織り。」

 

「マウリッツ織りってなんだ?ラナお前知ってるか?」

 

「…ごめんちょっと分からない。」

 

「ダンダラチュラという蜘蛛から採った動物繊維を織った上質な生地だ。品位あるほのかな艶、赤子の肌の如き滑らかな手触り、軽くて伸びもあり、通気性にも耐久性にも優れてる。だが、それだけではない。特質すべきなのは、この生地のもつ衝撃吸収力でー」

 

「アンタ、色々と詳しいんだな。」

 

(…詳しすぎると思う。)

 

「知識と経験の裏付けが、宝の目利きに役立つ。奪った宝を何でもかんでも積み込めば、船が傾くからな。」

 

「成る程なぁ。」

 

「というわけで、羅針盤を入れておくには、そのカバンは最適だ。」

 

「ちゃんと仕舞っておきなさい。大切なモノなんでしょ?」

 

「……うん。」

 

そんな会話をしながら先に進むと落石が道を塞いでいた―

 

「ちっ……落石か。管理がなってないわね。」

 

「流石にこの岩を自力で壊すのは無理だな。」

 

 

 

「しっかし、本当に不運が続くんだな。」

 

ロクロウはアイゼンを見て若干の嫌味を込めて言う。

 

「まあな。」

 

「……なんだろうと、この先に進まなきゃならない。岩をどかす方法を探すわよ。」

 

 

それから私達は少し戻り別の道に行き上に行くと押したら落ちそうな岩があり下を見て調べてみると、さっきの通れなかった岩の上にあった。

 

(これで多分行ける!)

 

それから岩を押して通れなかった道を通りひたすら前に進むと一人の対魔士が扉の前に居て、道を塞いでいた。

 

「一等対魔士!?」

 

「船着き場はその先だな。通してもらうぞ。」

 

「貴様達は侵入者か?……いや、どうでもいいか…業魔に関わるモノは、全て斬り伏せる。我が;ランゲツ;流の剣でな!」

 

「……どけ、アイゼン!」

 

「お前こそ下がれ。コイツは俺がやる…」

 

「いいや、;これ;は俺の獲物だ。」

 

そう言いロクロウは前に出て構える。

 

すると、一等対魔士は剣を掲げるすると―猪と巨大な鼠のようなモノが出て来た。

 

 

 

「邪魔をするなら斬る!」

 

「てめぇ、死神を舐めるなよ!」

 

それから大したこともなくアイゼンとロクロウ二人によって猪と巨大な鼠のようなモノは消滅し一等対魔士も膝をついて肩で息をしていた。

 

「時間がない。お前達は戦艦を潰せ!」

 

「ロクロウ、そいつはまだ―」

 

「ああ、まだ力を残してる!」

 

「……行くぞ!」

 

「先に皆は行って!私は後から行くから!」

 

「……ラナ!」

 

「大丈夫だから。」

 

そう私が言うとロクロウと私を除く皆が先に進んだ―

 

「誰からランゲツ流を習った?」

 

「……聖寮特等対魔士シグレ様だ。」

 

「嘘をつけ。アイツが弟子なんかとるか。暇つぶしに2、3個技をおしえだけだろ?で、同じ技で叩き潰された。」

 

「う…うぉぉぉっ!!」

 

それからロクロウは軽々と技を使わずに単純な力で対魔士を倒した。

 

「……この程度じゃ修行にならんな。だが奴の居場所は分かった。」

 

 

(奴って…シグレって人?でも今はそれよりもロクロウの技を見て思った私はもっと強くなりたい!だからロクロウのランゲツ流を覚えたい!)

 

そう思った私は駄目元でロクロウに話しかけた。

 

「ねぇロクロウ?」

 

「うん?どうしたラナ?」

 

「もし良かったらだけどさその…私にランゲツ流を少しでも良いから教えてくれる?」

 

その言葉を聞くとロクロウは悩み始めた―

 

「じ、じゃあ良いんだごめんね!なんか悩ませちゃって……」

 

「良いぞ!別に!」

 

「え?良いの?そういうのはその…一子相伝とかじゃないの?」

 

「いやなそういうので悩んでたんじゃなくてどう教えようかと悩んでただけだ…俺、人に教えるの得意じゃないしな!」

 

「じゃあ私がロクロウの戦闘の技を見て盗み取るとかじゃ駄目かな?」

 

その言葉を聞くとロクロウは笑い転げた。

 

「な、何で笑うんですか?」

 

「ははは!いやなランゲツ流の歴史でもそうやって学んだ奴がいなかったからさ面白くてな!ははは!…まあラナ何となくだがお前なら出来そうだ…それにラナが強くなったら斬り合う楽しみも増えるしな!」

 

(それで良いんだ……というか自分で強くして戦うって何というか本当に強い奴と斬り合うのが好きなんだな…)

 

「何やってるのよ?」

 

そうこう話してると何時の間にかベルベット達が居た。

 

「応!俺の目的も聖寮になったぞ。恩返しも出来るし、丁度良いな!」

 

「……あ!」

 

「アンタがやったの?」

 

「ん?マズかったか?」

 

「…別に。」

 

「死神の連れには丁度いい」

 

それから開かなかった扉を開けて進んでいると爆音がしそれがバンエルティア号が近づいている合図だと分かった私達はさっきよりも急いで更に進み途中海門にある左右の仕掛けを手分けして引き、先に進み空が見えるほど昇るとさっきアイゼンが殴った男が黒いオーラを足に纏わせて此方を睨みつけた。

 

「好きにはさせんぞ……ここはワシの……ワシの要塞だぁぁっ!!」

 

そう叫び出すと門を背中に背負った業魔に変貌し、2号に突撃した。

 

(私の場所からは間に合わないっ!)

 

「ッッ!!ク!」

 

「ああっ……!」

 

ベルベットが間一髪の所を引っ張りよせ助け出した。

 

「行くわよ構えなさい!」

 

 

(でもこんなのをどうして倒したら……)

 

「私に良い考えがあるわ…」

 

そう悩んでいるとベルベットが倒す方法を見つけたから自分一人に任せてくれと言った。

 

「皆!ベルベットから離れて!」

 

そう言うと皆がベルベットから距離を起き離れていった―

 

「よし離れたわね…行くわよ!飛燕連脚!双幻脚!そこだ!喰らい尽くす!逃しはしない!ジェット・ブリザード!容赦しない!『消えない傷を!刻んで果てろ!リーサル・ペイン』!!」

 

(す、凄い……!)

 

ベルベットの怒涛とも言える攻撃で為す術もなく業魔は消え去った。

 

倒し終わり下を見るすると―船着き場に大量の業魔が居た―

 

(あんな量の業魔どうすれば…)  

 

「船着き場は業魔の巣だ。あれじゃ、船に乗り込まれちまうな。」

 

とその時―後方爆発音がした。

 

「ちっ、時間がない。」

 

「アイゼン、船に止まらずに海門を抜けられるように指示できる?」

 

「それなら船は助かるが、俺達はどうする?」

 

「この真下を通る船に飛び移る。」

 

 

「お…おう!?」

 

「それしかないでしょ。アイゼン、なんとか合図をー」

 

「必要ない。バンエルティア号は海門を突っ切る!」

 

「伝えなくても?」

 

「俺も同じ策を考えた。アイフリード海賊団の流儀だ。」

 

(…どんな流儀なの…)

 

 

それから船に落ちて乗り込もうとしたその時―2号が業魔の近くに落ちてしまってた羅針盤を拾っていてそれをまだ息のあった業魔が2号の目の前で見境なく暴れ、それに巻き込まれた2号が吹き飛ばされて落ちようとしていた―

 

「ッッ!!ベルベット!!」

 

「言われなくても分かってるわ!」

 

業魔を無視して二人で2号助けるを走り出す―

 

 

「ッッ!!ライフィセット!!!」

 

「ウァァァッッ!」

 

「ッ!全く、アンタは!」

 

「ごめんなさい!」

 

(良かった間に合った…!)

 

ベルベットが落ちる寸前で手を掴み支えていると久しぶりに聴いた声が聞こえた。

 

 

 

「大当たりぃ~っ!!」

 

「マギルゥ!」

 

「さっすが儂じゃのー♪」

 

「行くわよ!」

 

「うわァァァ」

 

ベルベットは彼の手を掴みながら下に降り私もそれに続くように降りて船に着地した。

 

「「はぁはぁ」」

 

「お見事!」

 

「まずは命の恩人への感謝が欲しいのう?」

 

「いやいや、触るなって言ったのに大砲いじって暴発させたんでしょ!」

 

「そ~じゃが、あれは良い暴発じゃよ~」

 

 

「……ごめんなさい。」

 

その言葉を聞くとベルベット膝をついて何時もより優しい声でー

 

「ちゃんと持っておきなさない。そんなに大事なら。」

 

「貸せ。進路を出す。」

 

「………」

 

2号は一瞬アイゼンの方を向いたがそっぽを向いてしまった。

 

「……ならお前が羅針盤を見ろ。」

 

 

 

「……うん!」

 

(良かったね…)

 

「ただし、読み間違えたらサメの餌にするからな。」

 

「!?」

 

「しっかりね!」

 

「あの……『ライフィセット』って?」

 

「……名前よ。アンタの」

 

「僕の名前……ライフィセット。」

 

(……私も決めようとしてたんだけどな…名前)

 

「海峡を抜けるぞ。進路を取れ、ライフィセット!」

 

「うん!進路は……ローグレス!」

 

私達は2号改めてライフィセットと共にローグレスへ船を進めた。

 

 

ラナ達がローグレスへ船を進めたのとほぼ同時刻ローグレスにてー

髪型は銀の長髪で、ポニーテールのようにして束ねている玉座に座る男にラナにやられ帰還した対魔士が報告していた。

 

「…そうかご苦労だった」

 

「ハッ!では!」

 

対魔士は立ち上がり頭を下げると踵を返して部屋から居なくなった。

 

それから少し男は落ち着いていると少し声が高く聴きようには女性に聞き間違えるような少年の声が話しかけてきた。

 

「ねぇアーサー兄さんさっきの会話に出て来たお姉ちゃんと一緒に居る女の子てどういう子なの?」

 

「……なんだ聞き耳を立てていたのか?」

 

「聞くつもりはなかったんだよただ最近暇でさ面白いことがないかと思って歩いていたらたまたまアーサー兄さんに報告しようとしてる奴が見えたからさ。」

 

「そうか…」

 

そうアーサーと呼ばれた男が聞くと少年は少し考えて彼に聞いた。

 

「……そうだアーサー兄さん!そろそろお姉ちゃん達ローグレスに来るよね。」

 

「…恐らくな。」

 

「その時にさどうにかしてお姉ちゃん達と一緒に居る女の子を別行動にさせるように出来ないかな?」

 

 

「俺が式典に出るということはベルベットは必ず情報を掴んでくる、だが…その女の子を孤立させることは難しいぞ…」

 

そう聞くと何かを思い付いたように少年は扉に向かった。

 

「ねぇアーサー兄さん!牢屋に捕まえてる業魔を何匹か借りるよ!後その子の特徴を可能な限り教えて。」

 

「それは構わないが……何をする気だ?」

 

 

「その子と会いに行ってくる!」

 

その後ラナについて可能な限りを聞くと少年はライフィセットに似た顔で笑顔でそう答えて扉から出て行った。

 

 




次回少し彼の登場が早いですが彼とラナが接触します!

因みに彼とは会話にある通りベルセリアをやったことがある人なら分かるでしょう彼です!

ラナの武器の設定をずっと考えていたのですが各編で武器が全部が出たタイミングで設定を出したいと思います!

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