テイルズオブチェイン   作:シュウ名刀醜血桜

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基本的に志保(ラナ)の視点で物語が進みます。



プロローグ

私は、桐生志保は、至って普通の時話町女子高校に通う高校2年生だ。そんな私のごくありふれた日常は、音を立てて崩れ去った。

 

「ふああ今日も学校疲れたな。」

と何時ものように独りで電車に乗って家に帰ろうとすると駅のホームで、

「誰か助けて下さい!!」

という声が聞こえてきてその声の方を、

見ると小さな女の子が電車の線路に落ちていて、

脚を怪我しているようで母親は、パニックになっており、ひたすら助けを求めているようだった。

だが駅にいる皆は、助けようにも、皆轢かれるのを怖がって誰も助けたがらない。

 

そんな人達を尻目に私は、迷わず線路に降りて女の子を抱えると、後ろから電車の音が聞こえた。

「急いで!!早く!」

女の子を先にホームに上げて

(よし!自分もホームに)

 

そう思った瞬間、私の目の前には電車が、接近していた。

それが私が見た最後の光景だった。

 

 

「ここは?」

次に意識を戻したらそこは、周りがただひたすら白い場所だった。

下は透き通るような水が広がっており、

とてもこの世の光景ではなかった。

(そっか私は……あの時に死んじゃったのか…でも私独りの命で多分、あの女の子が助かったんなら良かったな。)

と冷静に状況を理解すると、女性の声が聞こえてきた。

『そうだよ貴方はあの女の子を庇って亡くなってしまったんだよ。』

「誰!?」

驚いて声の方を振り返ると白いドレスのような服を着た、美しい女性が居た。

『私は女神です。貴方は…その…私の手違いで死んでしまいました本当に申し訳ございません。』

と突然女神と言う女性に謝られた。

「え!?何!?何!?なんか色々な状況が掴めないんだけど一から説明してくれる?」

そう私が言うと女神様?は、頷いて状況を説明し始めた。

まず本来は、同じ町の同名の志保という

女性が亡くなるのを間違えて私を手違いで殺してしまい、その責任を上司に取ってこいと言われて、取るためにこの場所に連れてきたこと。

それからあの母娘は、無事に助かったことを教えて貰った。

(良かった!あの親子が助かってて!)

そう思ってると、女神?は驚いたような顔をして

『あ、貴方は自分の命よりも他の命を心配しているのですか?後悔はしてないのですか?』

そう聞かれたので私は迷わずに、

「当然だよ!私なんかの命で助かったんならそれで私は嬉しいんだよ!だから後悔はしてないよ!」

そう笑顔で返すと、女神様?は

『だからこそあの子は、この世界の貴方に全てを託したのですね』

「何の話?」

『ああいえこっちの独り言です。』

「なら良いんだけど…(本当は気なるんだけど聞くと多分誤魔化されるから聞かなかったことにしよう)」

そういう会話をしていると女神様?は

『コホンそろそろ本題に入ります!貴方には色々なテイルズオブの世界に行って貰います!!』

「あの……テイルズオブて何ですか?」

そう女神様?に聞くと驚いたように

『貴方、まさか知らないんですかゲームですよ!ゲーム!』

「ゲーム?(そんなゲームなかったような…?)」

そう思ってると女神様?は私の体を触った。

触った瞬間、私の体が光った。

「うわ!眩しい!!」

少しずつ光が収まっていき光が消えた時には、私の体が自分の体とは、違う感触がしていた。

(私の体じゃないみたい)

そう思ってると女神様?は、

『貴方の体を違う世界で生きていけるように造り変えています。まだ途中ですが、鏡で姿を見ますか?』

「見て良いですか?」

『良いですよ。』

そう言われると女神様?の手に手鏡が

出てきてそれを受け取り顔を確認する。

「うわ!凄い髪の色が変わってる!」

そう私の髪の色が黒色から甘栗色に変わっていた。

服装は上は制服から動きやすい黒いコートに白地のシャツに下はスカートから茶色いズボンに、

右手には、虹色の腕輪が、靴は学校に履いて行っていた黒地のシューズから、紅いブーツになっていた。

「ありがとう!凄く可愛いし気に入った!

本当に神様だったんだね!」

そう言うと女神様は苦笑を浮かべながら

『信じてなかったんですね。まあ、仕方ないですけど』

そう言うと右手に付いた腕輪を見ながら

『さあその腕輪の説明に入りたいのですが良いですか?』

「うん!分かったよ。」

『この腕輪はパンドラといって私が貴方の為に造った物でその腕輪で色々な世界を巡れるようにしてあります。それと武器なども腕輪に念じれば念じた武器が出てきます。そして、その世界の人と絆を結ぶとその人物の力や武器を再現して自動的に造ります。出来た時は、腕輪が光り、貴方の頭にその武器や力のイメージが湧くでしょう。』

そう言うと私の前にケースを出して

『さあ開けてみなさい私からの旅立ちのプレゼントです。』

ケースを開けてみると刀身が銀色の紅いバラのレリーフが彫ってある歪な形のした剣が入っていた。

『これは銃剣《ガンブレード》です。

トリガーを一回引くと単発で弾が、二回間を開かないで引くと散弾になるので、

使い分けて使って下さいね。』

「うん!分かった何から何までありがとう。所で武器のしまい方はどうするの?」

『何も持たないイメージをすれば消えますよ。』

そう聞いた私は早速、目をつぶり、

(消えろ!)

そう思うとガンブレードは、光と共に消えた。

「本当だ!消えた!」

そう言ってると、女神様は何時の間にかにあった扉を指さして、

『さあ行きなさい最初だけは特別に世界の扉を開いてあげます。次からは腕輪が導いてくれるでしょう。さあ、そこをくぐれば、テイルズオブの何処かの世界に行けます。』

「ありがとう!もう会うこともないと思うけど元気でね!」

 

 

私はもう一回礼を言うと扉を潜って新しい世界に向かっていった。

これが私の不思議な冒険の始まりだった




次からは本格的に物語が始まりますので楽しみに待っててくれれば嬉しいです。
それでは次の更新でまた
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